2011年10月
2011年10月15日
モスクワ散歩道
The Moscow Newsという英字のフリーペーパーの事はご存知だと思う。
このフリーペーパー、週末には「Phoebe's Weekend Walks」と題して
モスクワの散歩道の提唱&ガイドをした記事が載っていた。
決して「地球の歩き方」や「Lonely Planet」の様なメジャーなガイドブックに載る事のない
モスクワに住んでいるからこそ提唱出来る、ニッチな散歩道。
私が良く行く“森”の散歩道も紹介されていたりして
読むだけでも中々面白かった。
最近載ってないなぁ〜、と思ったら
記者であるPhoebe氏がロンドンに帰ってしまったらしい。
そこで。。。か、どうかは分からないけど
彼女の記事をまとめたモスクワ散歩道のガイドブックが発売されている。
「Phoebe Taplin's Moscow walks, Autumn」
Autumn(秋)というタイトル通り、
彼女が秋に紹介した秋に相応しい散歩道を集めた、モスクワお散歩ガイド。
しかしこの本、本屋さんでは見つからない。
売っているのは、日本人にもお馴染み、「ルパン」として知られている
ベルギーのパン屋さん
Le Pain Quotidien
(最初に発表された時は、Наш хлебやRespublica(本屋)でも
売っていると書いてあったんだけど最近の記事には書いてないね。)
もしくは、The Moscow NewsのMarina Vinogradova さんに直接注文:
Tel: +7-495-645-6403
email: m.vinogradova@mn.ru
サイトには一部352Rubと書いてあるけど、350Rubだったよ。
ちなみに、ルパンで買うとクロワッサン等のペーストリーが一つもらえる。
シリーズで出版されるそうなので、冬版、春版、夏版もぜひ購入したいね。
The Moscow News、関連記事
Tweet
このフリーペーパー、週末には「Phoebe's Weekend Walks」と題して
モスクワの散歩道の提唱&ガイドをした記事が載っていた。
決して「地球の歩き方」や「Lonely Planet」の様なメジャーなガイドブックに載る事のない
モスクワに住んでいるからこそ提唱出来る、ニッチな散歩道。
私が良く行く“森”の散歩道も紹介されていたりして
読むだけでも中々面白かった。
最近載ってないなぁ〜、と思ったら
記者であるPhoebe氏がロンドンに帰ってしまったらしい。
そこで。。。か、どうかは分からないけど
彼女の記事をまとめたモスクワ散歩道のガイドブックが発売されている。
「Phoebe Taplin's Moscow walks, Autumn」
Autumn(秋)というタイトル通り、
彼女が秋に紹介した秋に相応しい散歩道を集めた、モスクワお散歩ガイド。
しかしこの本、本屋さんでは見つからない。
売っているのは、日本人にもお馴染み、「ルパン」として知られている
ベルギーのパン屋さん
Le Pain Quotidien
(最初に発表された時は、Наш хлебやRespublica(本屋)でも
売っていると書いてあったんだけど最近の記事には書いてないね。)
もしくは、The Moscow NewsのMarina Vinogradova さんに直接注文:
Tel: +7-495-645-6403
email: m.vinogradova@mn.ru
サイトには一部352Rubと書いてあるけど、350Rubだったよ。
ちなみに、ルパンで買うとクロワッサン等のペーストリーが一つもらえる。
シリーズで出版されるそうなので、冬版、春版、夏版もぜひ購入したいね。
The Moscow News、関連記事
2011年10月14日
アメリカン・ピッツァ MONTALTO
最近何だかビザづいてますが、ここもカナ〜り良い線行ってます。
アメリカン ピッツァのお店
MONTALTO
入口を入ると奥に窯が見える。
先日のピッツェリアBocca di Bacco はヨーロビアンだったけど、
こちらはアメリカンらしいモダンな店内。
個人的には、このグラスに惚れた。
多分、何かのジャーを使ってるんだと思うけど、なるほどね〜。
まずは、サッパリとミックスサラダ。
シンプルだけど、トマトも甘いのを使ってるし
ルッコラもちゃんとルッコラの味がする。
こっちのルッコラって、成長し過ぎたの使ってたりするんだよね。
そうすると、もう“ルッコラ”じゃなくて、“草”の味になっちゃう。
ピザは2種類
定番マルゲリータと
何だっけ?水牛のモッツァレッラを使った奴。(^^;)
どちらもとても美味しいんだけど、特に美味しいと感じたのは
その生地。
Bocca di Baccoが薄焼きピザの美味しい店だとしたら
こちらは厚焼きピザの美味しい店。
ナポリピザ程分厚くはないけど、生地自体がとても香ばしくて美味しい。
実はこの店、前に書いたカップケーキのおいしい店
Upside Down Cake Company と同じ経営者。
そして何と、このピザ生地は、このケーキ屋に行った時に会った
経営者の一人でもある日本語ペラペラのSuki さんが作ってるんだって。
そうとは知らず、「ピザの生地がウマかったよ〜!」
と、ご本人に伝えたら
「アレ、ワタシ、ツクッテルネ♪」と笑顔満面。
ケーキとパンって、通じるものあるからね。
やっぱ、おいしいケーキが焼ける人はパン生地(ピザ生地)も美味しいんだよね、きっと。
値段はどれも200〜400Rubくらい。
厚めの生地のピザが食べたいときは、この店!
りすりす認定〜♪
==========
MONTALTO
Sadovaya Kudrinskaya 20,
Metro: バリカドナヤ
英語メニュー。
Tweet
アメリカン ピッツァのお店
MONTALTO
入口を入ると奥に窯が見える。
先日のピッツェリアBocca di Bacco はヨーロビアンだったけど、
こちらはアメリカンらしいモダンな店内。
個人的には、このグラスに惚れた。
多分、何かのジャーを使ってるんだと思うけど、なるほどね〜。
まずは、サッパリとミックスサラダ。
シンプルだけど、トマトも甘いのを使ってるし
ルッコラもちゃんとルッコラの味がする。
こっちのルッコラって、成長し過ぎたの使ってたりするんだよね。
そうすると、もう“ルッコラ”じゃなくて、“草”の味になっちゃう。
ピザは2種類
定番マルゲリータと
何だっけ?水牛のモッツァレッラを使った奴。(^^;)
どちらもとても美味しいんだけど、特に美味しいと感じたのは
その生地。
Bocca di Baccoが薄焼きピザの美味しい店だとしたら
こちらは厚焼きピザの美味しい店。
ナポリピザ程分厚くはないけど、生地自体がとても香ばしくて美味しい。
実はこの店、前に書いたカップケーキのおいしい店
Upside Down Cake Company と同じ経営者。
そして何と、このピザ生地は、このケーキ屋に行った時に会った
経営者の一人でもある日本語ペラペラのSuki さんが作ってるんだって。
そうとは知らず、「ピザの生地がウマかったよ〜!」
と、ご本人に伝えたら
「アレ、ワタシ、ツクッテルネ♪」と笑顔満面。
ケーキとパンって、通じるものあるからね。
やっぱ、おいしいケーキが焼ける人はパン生地(ピザ生地)も美味しいんだよね、きっと。
値段はどれも200〜400Rubくらい。
厚めの生地のピザが食べたいときは、この店!
りすりす認定〜♪
==========
MONTALTO
Sadovaya Kudrinskaya 20,
Metro: バリカドナヤ
英語メニュー。
2011年10月12日
2011年10月11日
ドジョウの描く青写真
7ヶ月目。
朝霞の公務員宿舎建設が、いつのまにか再開されていたけど
批判されたから凍結したけど、5年間の凍結だから、その後はどうなるか分からないよ、
ってニュースの後に
避難所閉鎖しちゃったけど、住む場所も決まってないよ、またどっかに仮住まいだよ、
って、ニュースとか見ると
おいおい、この期に及んで、何かおかしくねーか?
と、テレビに突っ込みを入れたくなる毎日です。
ドジョウだか、ダチョウ倶楽部だか知りませんが、この方は
国連原子力安全会合で、好き勝手な事仰っちゃってます。
以下、官邸HPより抜粋。
=========
東京電力福島第一原発の事故は、人類が原子力にどのように関わっていくべきかという深淵な問いを我々に改めて投げかけています。
日本は、原子力発電の安全性を世界最高水準に高めます。
原子力安全規制自体についても、根本的に強化します。
日本は、原子力利用を模索する国々の関心に応えます。数年来、世界の多くの国々が原子力の利用を真剣に模索し、我が国は原子力安全の向上を含めた支援をしてきました。今後とも、これらの国々の我が国の取組への高い関心に、しっかりと応えていきます。
日本は、再生可能エネルギーの開発・利用の拡大も主導します。官民が持つ先端技術を結集し、再生可能エネルギーの開発・利用を拡大する努力を倍加します。
エネルギーは、経済の「血液」であり、日常生活の基盤です。広くは、人類の平和と繁栄を左右します。我々の世代だけでなく、子々孫々の幸福の礎石です。次なる行動について長く迷い続ける余裕はありません。科学技術を最大限に動員し、合理性に立脚し、そして、早急に次なる行動を定めなければなりません。
私は、確信いたします。人類が、その英知によって、今般の事故の突きつけた挑戦を必ずや克服することを。福島が、「人々の強い意思と勇気によって、人類の未来を切り拓いた場所」として思い起こされる日が訪れることを。そして、本日の会議が、原子力安全を最高水準に高めるため、我々が共に次なる行動をとる一里塚となることを。日本は、今回の事故の当事国として、全力でその責務を担い、行動することをお誓いして、私の挨拶といたします。
==========
要は、日本は原発も推進するし、輸出も続けて行きますよ、って話だよね。
こんなにも、国民の意見を無視した民主主義ってある?
今や、主要メディアでの世論調査でだって「脱原発」を望む人が7割を超えているのに
その民意をものの見事にスルーした演説だよね。
だいたい
『人間が原子力にどう関わって行くべきかという深淵な問い』の答えが
『より安全な原発』って、短絡的過ぎるだろ。
そもそも、本当の原因なんて、炉内を見てみないと分からないんちゃうの?
“津波が来る前に建屋は停電になった”って証言もあったみたいだけど
だとしたら、津波の前に電源アウトだった可能性もあるよね。
原因の徹底究明なしに『より安全な原発』なんて作れるかどうか判断出来るの?
今回の事故の中に本当に『深淵な問い』があると考えるなら
こんなに簡単に言い切れる事が理解出来ない。
世界の原発市場は少なくとも200兆円と言われてるらしい。
日本では、事故の前から既に原発飽建設和状態で原発産業は
リトアニア、トルコ、ヨルダン、ベトナム等、国外で儲ける事を考えてた。
その事を、「これからも変わらず続けます。」って宣言だよね。
そんな美味しい市場を逃してなるものか、と。
一度事故が起きたら、町の一つや二つ簡単に崩壊させる事が出来るのは
残念ながら、福島で実証された。
そして、その賠償は一企業だけで賄える額ではなく
国民全員が背負わなければならない様な巨額なものである事も。
では、
日本が輸出した原発で事故が起きたらどうなるの?
感情的にその国の人が日本を責める気持ちになるのは容易に想像出来る。
その他にも、例えば東京新聞によると
「日本は国境を越えた原発被害の損害賠償を定めた国際条約にも加盟していない。」
。。。
相当好意的に考えても危うくない?(ーー;)
極端かもしれないけど、状況次第で最悪
外国の原発に対して、日本が賠償するって危険を孕んでない?
発展途上国に原発ではなく、再生可能エネルギーの支援を決めたノルウェーが羨まし過ぎる。。。
こんなリスクのある事業を国民のコンセンサスを一切取らずに進める一方で
増税案?
たった今、ヘソで茶が沸きました。(ーー)凸
その税金で、他国で起こった自国の原発事故の賠償金を払うハメにでもなったら
本気で国籍捨てたくなるかもしれません。
嗚呼、グリーンカードを死守しておくんだった。。。(T_T)
いや、待て。。。と。
再生可能エネルギーについても言及しているではないか。
そうだね。。。
「再エネ開発・利用拡大の努力を倍加する」
。。。と、ドジョウの奴は言ってる訳だが。。。
まず、そもそも再エネなんて、今まで国は気持ち程度にしか力を入れて来なかった。
その微々たる力を倍加、つまり2倍した所で何が出来よう。。。
しかも、倍加するのは“力”ではなく“努力”だ。
揚げ足取りと笑うなかれ。。。
散々巧妙なレトリックによって、官僚の作ったペーパーに
のらりくらりとやられて来たのが日本の常。
この言い方にだって“意味がある”という見方をしてもエキセントリックじゃないと思うよ。
「エネルギーは経済の『血液』」であるのは確かかもしれない。
しかし、ならば必要なのはあくまでもエネルギーであって、原発ではない。
原発の話をすると、どうしても行き着く所はここになってしまうのだが
核廃棄物処理の根本的な解決法が見つけ出されない限り
原発は「我々の世代だけではなく、子々孫々の幸福の礎石」ではなく
「我々の世代だけではなく、子々孫々の最大の負の遺産」だ。
福島が、
。。。とは、また笑わせる。
福島に、今こんなオベッカを言った所で
フクイチ周辺地域の尋常ならぬ放射能との戦いは当分終わらず
ちびっ子達は、未来永劫の甲状腺の検査を受けねばならず
事故の為に失った、コミュニティーや家族の絆が、この演説によって蘇る訳でもない。
福島の人達が望んでいるのは、「人類の未来を切り拓いた場所」としての栄誉ではなく
「事故以前の元の生活」の筈だ。
すっかり、ドジョウ政権に対する愚痴の様になってしまったが
奴ら、どう考えても政財界“しか”見ていない。
民衆の声をビタ一文反映しない態度に、怒りを覚えます。
原発問題は、エネルギー問題であると同時に
日本人の在り方、日本と言う国のアイデンティティを問い、向かう場所を問い、
そして、外交であり安全保障である等、様々な重要かつ根本的な問題が含まれている。
分かってる。
原発をなくすのは大変な事だし、その過程では多くの難問と向き合い
中には日本だけでは解決出来ない事もある。
今脱原発を訴える人の中には、そこまで考えが至って無い人も居る事も想像できるし
私自身も無知である事を大いに自覚してる。
だからこそ、個々の問題をもっともっと公に開示して欲しい。
情報の共有なくして、何を考えよと言うの?
ネットで拾えば多くの事は出て来るかもしれないけど
ネットにアクセスが無い人も沢山いるし、公式データじゃなかったり
専門家の意見じゃなかったりもする。
脱原発の動きは活発化してるかもしれないし
政府の委員会にも原発に賛成しない人達も入って来てる。
しかし、結局、国の長から出る言葉は継続であり、推進であり、拡散(輸出)。
国民の意見を聞く気がないのなら、
『民主主義は止めました』という宣言も演説に加えて欲しかった。
Tweet
朝霞の公務員宿舎建設が、いつのまにか再開されていたけど
批判されたから凍結したけど、5年間の凍結だから、その後はどうなるか分からないよ、
ってニュースの後に
避難所閉鎖しちゃったけど、住む場所も決まってないよ、またどっかに仮住まいだよ、
って、ニュースとか見ると
おいおい、この期に及んで、何かおかしくねーか?
と、テレビに突っ込みを入れたくなる毎日です。
ドジョウだか、ダチョウ
国連原子力安全会合で、好き勝手な事仰っちゃってます。
以下、官邸HPより抜粋。
=========
東京電力福島第一原発の事故は、人類が原子力にどのように関わっていくべきかという深淵な問いを我々に改めて投げかけています。
日本は、原子力発電の安全性を世界最高水準に高めます。
原子力安全規制自体についても、根本的に強化します。
日本は、原子力利用を模索する国々の関心に応えます。数年来、世界の多くの国々が原子力の利用を真剣に模索し、我が国は原子力安全の向上を含めた支援をしてきました。今後とも、これらの国々の我が国の取組への高い関心に、しっかりと応えていきます。
日本は、再生可能エネルギーの開発・利用の拡大も主導します。官民が持つ先端技術を結集し、再生可能エネルギーの開発・利用を拡大する努力を倍加します。
エネルギーは、経済の「血液」であり、日常生活の基盤です。広くは、人類の平和と繁栄を左右します。我々の世代だけでなく、子々孫々の幸福の礎石です。次なる行動について長く迷い続ける余裕はありません。科学技術を最大限に動員し、合理性に立脚し、そして、早急に次なる行動を定めなければなりません。
私は、確信いたします。人類が、その英知によって、今般の事故の突きつけた挑戦を必ずや克服することを。福島が、「人々の強い意思と勇気によって、人類の未来を切り拓いた場所」として思い起こされる日が訪れることを。そして、本日の会議が、原子力安全を最高水準に高めるため、我々が共に次なる行動をとる一里塚となることを。日本は、今回の事故の当事国として、全力でその責務を担い、行動することをお誓いして、私の挨拶といたします。
==========
要は、日本は原発も推進するし、輸出も続けて行きますよ、って話だよね。
こんなにも、国民の意見を無視した民主主義ってある?
今や、主要メディアでの世論調査でだって「脱原発」を望む人が7割を超えているのに
その民意をものの見事にスルーした演説だよね。
だいたい
『人間が原子力にどう関わって行くべきかという深淵な問い』の答えが
『より安全な原発』って、短絡的過ぎるだろ。
そもそも、本当の原因なんて、炉内を見てみないと分からないんちゃうの?
“津波が来る前に建屋は停電になった”って証言もあったみたいだけど
だとしたら、津波の前に電源アウトだった可能性もあるよね。
原因の徹底究明なしに『より安全な原発』なんて作れるかどうか判断出来るの?
今回の事故の中に本当に『深淵な問い』があると考えるなら
こんなに簡単に言い切れる事が理解出来ない。
世界の原発市場は少なくとも200兆円と言われてるらしい。
日本では、事故の前から既に原発飽建設和状態で原発産業は
リトアニア、トルコ、ヨルダン、ベトナム等、国外で儲ける事を考えてた。
その事を、「これからも変わらず続けます。」って宣言だよね。
そんな美味しい市場を逃してなるものか、と。
一度事故が起きたら、町の一つや二つ簡単に崩壊させる事が出来るのは
残念ながら、福島で実証された。
そして、その賠償は一企業だけで賄える額ではなく
国民全員が背負わなければならない様な巨額なものである事も。
では、
日本が輸出した原発で事故が起きたらどうなるの?
感情的にその国の人が日本を責める気持ちになるのは容易に想像出来る。
その他にも、例えば東京新聞によると
「日本は国境を越えた原発被害の損害賠償を定めた国際条約にも加盟していない。」
。。。
相当好意的に考えても危うくない?(ーー;)
極端かもしれないけど、状況次第で最悪
外国の原発に対して、日本が賠償するって危険を孕んでない?
発展途上国に原発ではなく、再生可能エネルギーの支援を決めたノルウェーが羨まし過ぎる。。。
こんなリスクのある事業を国民のコンセンサスを一切取らずに進める一方で
増税案?
たった今、ヘソで茶が沸きました。(ーー)凸
その税金で、他国で起こった自国の原発事故の賠償金を払うハメにでもなったら
本気で国籍捨てたくなるかもしれません。
嗚呼、グリーンカードを死守しておくんだった。。。(T_T)
いや、待て。。。と。
再生可能エネルギーについても言及しているではないか。
そうだね。。。
「再エネ開発・利用拡大の努力を倍加する」
。。。と、ドジョウの奴は言ってる訳だが。。。
まず、そもそも再エネなんて、今まで国は気持ち程度にしか力を入れて来なかった。
その微々たる力を倍加、つまり2倍した所で何が出来よう。。。
しかも、倍加するのは“力”ではなく“努力”だ。
揚げ足取りと笑うなかれ。。。
散々巧妙なレトリックによって、官僚の作ったペーパーに
のらりくらりとやられて来たのが日本の常。
この言い方にだって“意味がある”という見方をしてもエキセントリックじゃないと思うよ。
「エネルギーは経済の『血液』」であるのは確かかもしれない。
しかし、ならば必要なのはあくまでもエネルギーであって、原発ではない。
原発の話をすると、どうしても行き着く所はここになってしまうのだが
核廃棄物処理の根本的な解決法が見つけ出されない限り
原発は「我々の世代だけではなく、子々孫々の幸福の礎石」ではなく
「我々の世代だけではなく、子々孫々の最大の負の遺産」だ。
福島が、
「人々の強い意思と勇気によって、人類の未来を切り拓いた場所」
として思い起こされる。。。とは、また笑わせる。
福島に、今こんなオベッカを言った所で
フクイチ周辺地域の尋常ならぬ放射能との戦いは当分終わらず
ちびっ子達は、未来永劫の甲状腺の検査を受けねばならず
事故の為に失った、コミュニティーや家族の絆が、この演説によって蘇る訳でもない。
福島の人達が望んでいるのは、「人類の未来を切り拓いた場所」としての栄誉ではなく
「事故以前の元の生活」の筈だ。
すっかり、ドジョウ政権に対する愚痴の様になってしまったが
奴ら、どう考えても政財界“しか”見ていない。
民衆の声をビタ一文反映しない態度に、怒りを覚えます。
原発問題は、エネルギー問題であると同時に
日本人の在り方、日本と言う国のアイデンティティを問い、向かう場所を問い、
そして、外交であり安全保障である等、様々な重要かつ根本的な問題が含まれている。
分かってる。
原発をなくすのは大変な事だし、その過程では多くの難問と向き合い
中には日本だけでは解決出来ない事もある。
今脱原発を訴える人の中には、そこまで考えが至って無い人も居る事も想像できるし
私自身も無知である事を大いに自覚してる。
だからこそ、個々の問題をもっともっと公に開示して欲しい。
情報の共有なくして、何を考えよと言うの?
ネットで拾えば多くの事は出て来るかもしれないけど
ネットにアクセスが無い人も沢山いるし、公式データじゃなかったり
専門家の意見じゃなかったりもする。
脱原発の動きは活発化してるかもしれないし
政府の委員会にも原発に賛成しない人達も入って来てる。
しかし、結局、国の長から出る言葉は継続であり、推進であり、拡散(輸出)。
国民の意見を聞く気がないのなら、
『民主主義は止めました』という宣言も演説に加えて欲しかった。
2011年10月10日
アンナとウラジーミル
先日5日のスティーブ・ジョブズの訃報を知ったその日
近所のApple正規代理店(ロシアにAppleストアはない)を見に行った。
かねがね、ロシア人のApple商品使用率は高いと思っていた。
少なくともドイツよりは多い様に見えるし
iPhoneもかなりの人が持っている。
総じて、新商品の正規販売開始時期は、ロシアでは他国に遅れを取っているが
どこで仕入れて来ているのか(ガルブーシカか?)iPhone4もiPadも
正規販売開始の前から持っている人が非常に多かった。
さぞや、ジョブスの死に、みな心を痛めている筈。。。
と、思いきや、亡くなった5日にはお店の前は静かなもんだった。
しかしその後、アメリカや日本はもちろん、
世界中がその死を悼み、花やリンゴをAppleストア前に捧げていた様子を
ニュースなんかで(多分)見て、その内、花を手向けに来る人も居るだろうと思っていた。
。。。が。。。
まー奇麗なもんですわ。(ーー;)
この店、モスクワの中でも結構賑やかな通りの店な筈なので
他の店でもきっと、花なんて置いて行く人居ないのかもね。。。
ま、それはともかく。。。
ジョブズの死から2日後の7日。
5年前のその日、ロシアに取ってはジョブズよりもずっと意味のある人を亡くした。
元ノーバヤ・ガゼータの記者、アンナ・ポリトコフスカヤだ。
チェチェンに対するロシアの政策を激しく非難し
常に反体制側に立ち
その長であるプーチンも批判していた事で知られている。
5年前の10月7日。
自宅アパートの前で、彼女は凶弾に倒れた。
彼女を惜しんで、アパートの前には、今日もまだ沢山の花が手向けられている。
現場は、モスクワのど真ん中。
目抜き通りからも、地下鉄駅からも数分と離れていない。
知ってはいたけど。。。改めてここだと思うと、愕然とする程
暗殺には不向きな場所だ。
彼女の事件は、まだ終わっていない。
一度はチェチェン人や元警官等、事件に関わったとされる容疑者4人が捕まったが
全員が証拠不十分として無罪を言い渡されたが、直後、審理差し戻しが命じられた。
今年5月、8月にも“実行犯”や“見張り役”とされた容疑者がモルドバやモスクワで
逮捕されている。
さらに、先に無罪とされた4人のうち3人が殺害に与したと認定されたが
誰が本当の黒幕なのかは依然として分かっていない。
そもそも、チェチェン人の為に、文字通り命を掛けて筆を執っていた彼女が
チェチェン人によって殺されるなんて。。。と、大方の人が思うと思う。
彼女自身、
「FSB(元のKGB)に雇われて動いているチェチェン人がいる。」
という発言をしているらしい。
つまり、黒幕は
“チェチェン人によって殺害させる事の意味と世間に与える印象”
までもを考えての犯行であった事が伺われる。
「FSBがチェチェン人を使っている」というのは、つまりそのような疑惑があると言う事。
映画以上のストーリーだよね。
来年の選挙で、プーチン現首相が大統領に返り咲く事が“決まっている”。
。。。てか。。。決定事項に選挙なんていらねーじゃん。。。茶番だよ、茶番。。。(ーー)
一部では、プーチンの人気が揺るぎないかの様に報道されているけど
少なくとも私の周りではさにあらず。
「ナーシ」と言われるプーチンの支持団体も彼自身によって作られ
有給で組織されていると聞いた。
今のロシアの若者は仕事もなく、停滞感や閉塞感に疲弊していると言う。
「ナーシ」はそんな若者の受け皿にもなっているらしい。
オリガルヒ(ソ連崩壊後の混乱に乗じてウルトラリッチになった極少数の人達)の一掃をして
“一般市民”のヒーローとなったプーチンの周りでは今
“オリガルヒ的な者”達がグリーン席を陣取って私腹を肥やしている。
プーチンに、かつてのような「強きをくじき、弱きを助ける」英雄を見ている人は少ない。
情報はより内向きに、汚職はシステムの様に蔓延したまま
メドベエは、プーチンにバトンを返す事になる。
実際、そんなプーチン政権を揶揄して
「スターリン返り」
という言葉が使われていたりもする。
一説によると、ロシアでは2000年から昨年まで、
少なくとも22人の報道関係者が殺害されたと言う。
プーチンが大統領に就任したのは2000年。。。
これも嘘か真か
ロシアの殺人事件検挙率は80%とも。。。
しかしジャーナリストの殺人に関してはわずか6%。。。
。。。(ーー)。。。
混乱を治める事が最大の目的であり、願いであった筈のロシアから10年が過ぎ
今、かつての混乱からは随分太平となった。少なくとも表面上は。
この先の10年をプーチン政権で始めるロシアが求めるのは
少なくとも、言論統制や、政敵の粛正ではない筈。
アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺事件の捜査の行方が
プーチン政権の方向性を見る、一つの指標になるかも。。。
。。。って言うのは言い過ぎかな。。。(ーvー;)
ところで今日(10日)はりり(昔飼ってたネコ)の命日でもありマッス。(^^)
Tweet
近所のApple正規代理店(ロシアにAppleストアはない)を見に行った。
かねがね、ロシア人のApple商品使用率は高いと思っていた。
少なくともドイツよりは多い様に見えるし
iPhoneもかなりの人が持っている。
総じて、新商品の正規販売開始時期は、ロシアでは他国に遅れを取っているが
どこで仕入れて来ているのか(ガルブーシカか?)iPhone4もiPadも
正規販売開始の前から持っている人が非常に多かった。
さぞや、ジョブスの死に、みな心を痛めている筈。。。
と、思いきや、亡くなった5日にはお店の前は静かなもんだった。
しかしその後、アメリカや日本はもちろん、
世界中がその死を悼み、花やリンゴをAppleストア前に捧げていた様子を
ニュースなんかで(多分)見て、その内、花を手向けに来る人も居るだろうと思っていた。
。。。が。。。
まー奇麗なもんですわ。(ーー;)
この店、モスクワの中でも結構賑やかな通りの店な筈なので
他の店でもきっと、花なんて置いて行く人居ないのかもね。。。
ま、それはともかく。。。
ジョブズの死から2日後の7日。
5年前のその日、ロシアに取ってはジョブズよりもずっと意味のある人を亡くした。
元ノーバヤ・ガゼータの記者、アンナ・ポリトコフスカヤだ。
チェチェンに対するロシアの政策を激しく非難し
常に反体制側に立ち
その長であるプーチンも批判していた事で知られている。
5年前の10月7日。
自宅アパートの前で、彼女は凶弾に倒れた。
彼女を惜しんで、アパートの前には、今日もまだ沢山の花が手向けられている。
現場は、モスクワのど真ん中。
目抜き通りからも、地下鉄駅からも数分と離れていない。
知ってはいたけど。。。改めてここだと思うと、愕然とする程
暗殺には不向きな場所だ。
彼女の事件は、まだ終わっていない。
一度はチェチェン人や元警官等、事件に関わったとされる容疑者4人が捕まったが
全員が証拠不十分として無罪を言い渡されたが、直後、審理差し戻しが命じられた。
今年5月、8月にも“実行犯”や“見張り役”とされた容疑者がモルドバやモスクワで
逮捕されている。
さらに、先に無罪とされた4人のうち3人が殺害に与したと認定されたが
誰が本当の黒幕なのかは依然として分かっていない。
そもそも、チェチェン人の為に、文字通り命を掛けて筆を執っていた彼女が
チェチェン人によって殺されるなんて。。。と、大方の人が思うと思う。
彼女自身、
「FSB(元のKGB)に雇われて動いているチェチェン人がいる。」
という発言をしているらしい。
つまり、黒幕は
“チェチェン人によって殺害させる事の意味と世間に与える印象”
までもを考えての犯行であった事が伺われる。
「FSBがチェチェン人を使っている」というのは、つまりそのような疑惑があると言う事。
映画以上のストーリーだよね。
来年の選挙で、プーチン現首相が大統領に返り咲く事が“決まっている”。
。。。てか。。。決定事項に選挙なんていらねーじゃん。。。茶番だよ、茶番。。。(ーー)
一部では、プーチンの人気が揺るぎないかの様に報道されているけど
少なくとも私の周りではさにあらず。
「ナーシ」と言われるプーチンの支持団体も彼自身によって作られ
有給で組織されていると聞いた。
今のロシアの若者は仕事もなく、停滞感や閉塞感に疲弊していると言う。
「ナーシ」はそんな若者の受け皿にもなっているらしい。
オリガルヒ(ソ連崩壊後の混乱に乗じてウルトラリッチになった極少数の人達)の一掃をして
“一般市民”のヒーローとなったプーチンの周りでは今
“オリガルヒ的な者”達がグリーン席を陣取って私腹を肥やしている。
プーチンに、かつてのような「強きをくじき、弱きを助ける」英雄を見ている人は少ない。
情報はより内向きに、汚職はシステムの様に蔓延したまま
メドベエは、プーチンにバトンを返す事になる。
実際、そんなプーチン政権を揶揄して
「スターリン返り」
という言葉が使われていたりもする。
一説によると、ロシアでは2000年から昨年まで、
少なくとも22人の報道関係者が殺害されたと言う。
プーチンが大統領に就任したのは2000年。。。
これも嘘か真か
ロシアの殺人事件検挙率は80%とも。。。
しかしジャーナリストの殺人に関してはわずか6%。。。
。。。(ーー)。。。
混乱を治める事が最大の目的であり、願いであった筈のロシアから10年が過ぎ
今、かつての混乱からは随分太平となった。少なくとも表面上は。
この先の10年をプーチン政権で始めるロシアが求めるのは
少なくとも、言論統制や、政敵の粛正ではない筈。
アンナ・ポリトコフスカヤ暗殺事件の捜査の行方が
プーチン政権の方向性を見る、一つの指標になるかも。。。
。。。って言うのは言い過ぎかな。。。(ーvー;)
ところで今日(10日)はりり(昔飼ってたネコ)の命日でもありマッス。(^^)