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2012年11月
2012年11月19日

今更だけど、チップの話。

ロシア在住◎年目を迎えた私ですが、未だに良く悩む問題がある。

「えーーっと、ここってチップどれくらい払う?」

今まで“なんとなく”の感覚でやり過ごして来たんだけど
キッチリしたルールや常識に基づくものではないので
やっぱりいつも悩む。

だって「非常識」と思われたくもないし
かといって、ただでさえ物価の高いこの国でチップを払い過ぎるのもイヤだ。
一週間やそこらの旅行者だったら、多少払い過ぎても
「まぁ、旅行だから」って事で片付ける事も出来るかもしれないけど
“住んでいる”となると、払い過ぎる事の負担は旅行者のそれとは比べ物にならない。

で、改めて調べて(ググって)見た。

分かったのは。。。

やっぱみんな悩んでるのね、って事。^^;

在住の人達は、金額の違いはあれど、悩みながらも何かしら置いて行く人が多い。
一方、旅行者は「払わなくて良い」「払わなかった」という書き込みが多めな感じ。
中には「チップは不要」と言い切る人も。

ただコレは、その発言がいつの時点でされていたのかって事に注意を払う必要がある。
何しろこの国は、信じられない様なスピードで、
色んな物事において、海外からの文化や習慣を取り入れている。
比較的保守的な国が多い西欧諸国に比べて、新しい物を何でも抵抗なく受け入れるのは、
同じ気質を持つ日本人としては親しみ易いが、そのスピードは日本以上。
1年前の情報さえ、現在に適用出来るかどうかは精査する必要があったりするのだ。

旅行者の方々も、この1年くらいに絞ってみれば
チップを払うという人の方が多い。。。かもしれない。
少なくとも私自身、当地に越して来た数年前と比べると
チップをおく事を明確に要求している店が多くなっているという実感はある。

さて、一口に“チップ”と言っても、実は国によってその意味合いは違ったりする。

アメリカに於いては、チップは完全に給料の一部。払って当然。(15〜20%)
それは、アメリカでウエイトレス/ウエイターというのは、かなりの低賃金だから
実際私がバイトしていた時は、確か時給$2.5くらい。
これで客からのチップがなければ、働けど働けどお金なんて手元に残らない。
それがチップがあるおかげで、1時間$10になる時もあるし、$0になる時もある。
だから、自分の担当したテーブルにはチップ欲しさに全力でサービスをする。
客の方もそれを知ってるから、よほど憤る程にサービスが酷かった場合を除いては
チップを置いて行かないと言う事はあまりない。

ドイツでのチップは、所謂“心付け”。
必ず払わなければいけない物ではないし、
払うとしても、よほど良い店か、良いサービスを受けるかという事がない限りは
切りの良い金額に切り上げて払う程度か、
持ち合わせの小銭をジャラジャラと置いて行く程度でも大丈夫。
もちろん、気持ちのよいサービスを受けたらさらに置けばいいし
気に入らなければ置かなくても良い。
それでもウエイターもウエイトレスもちゃんと給料を貰える。
※在独だった2008年までの感覚です。

では、ロシアでのチップの意味は??

ソ連時代のウエイトレス/ウエイターというのは、とても恵まれた境遇にあったらしい。
一般の市場では食べ物の種類も量も決して多くなかった時代に
レストランで働く人達は(給料は他業種並みに少なくても)食べ物や飲み物に関しては
平均的な他の市民には決して手が届かない様な物にも手が届いたから。
そしてそれらの飲食物は、家具や家電に姿を変える事が出来た。
つまり、総国民が平等である筈の社会主義の中で、
彼らは比較的裕福(有利)な地位にあったようだ。

ソ連崩壊後の今でも、その時の印象に捕われているロシア人の中には
盗人に追い銭的な不公平感を強く抱いている人も居るとの事
そうでなくても、チップという習慣そのものを
日々の生活に適用していないロシア人も結構多い。

実際、ロシア人のユージーンとカフェで食事をした時(少しシャレオツで、外人も利用する様なカフェ)
支払い時にチップを置いた私に「え?そんなの払うの?」と驚かれた事がある。
彼は結局「キミが払うなら払うよ。。。」と、
渋々
0Rub程テーブルに置いていたが。。。
0Rub25位。食事の代金は2000円位だったと記憶。
ちなみに、私は同等程度の代金に対して100Rub以下の端数をおいた。


で、こんなロシアにチップの習慣を持ち込んだの
アメリカ人旅行者だとも言われているらしい。
人類皆平等の社会主義から脱したばかりのロシアで、
アメリカの習慣と同じ様にチップをバラまいていたとしたら
新しい物を何でも受け入れる素直なロシア人達”が
外人から堂々と“エクストラ・マネー”を分捕れるその習慣を
自分たちの物にしない筈がない。

ましてや、政治上はどうであれ
一般ロシア人は “アメリカ=神” 的な憧れを持っているのでw(※持論)

※少なくとも私の周りではアメリカン・ロックをこよなく愛する奴らや、
アメリカに子どもを留学させている事がステイタス的に語る奴や、
アバクロやラルフをこれ見よがしに着ている奴らが多いw
 
そして、自らもアメリカ
気触れの私としては、ロシア人のそう言う所に好意を抱いているwww

自分にとっても大きなメリットをもたらす「チップ」という習慣を取り入れる事には
おそらくの分野に就業している人に取っても、
チップを渡す事が経済的に苦とならない
アメリカにどっぷり気触れる事の出来る層の人に取っても
容易かっただろうし、もしかしたら、アメリカ〜ンな所作をデフォとしつつある事に
多少酔いしれる事もあったのかもしれない。

真相はわからない。
あくまでも私の妄想ですので、事実をご存知の方は
「ちげーよ、ばーかっ!!ヽ(`Д´#)ノ
。。。とかじゃくて、優しく教えて下さいね。。。( ̄ー ̄;)


話を核心に戻そう。

では、一体いくら払えばいいのか?

一番多く適用されている数字は10〜15%のようだ。
しかしこれは、モスクワやサンクトペテルブルクの様な都市部での話。
モスクワでも中心部を離れれば、“多くても10%”という所らしい。
もっと地方に行けば、さらに5%程度という情報も。。。
さらに、チップが“期待”されているのは、安くてローカルな飲食店よりは
スタイリッシュで、スノッビーな馬鹿高い高級で顕著。

そもそも値段設定に暴利感が漂うモスクワの“それなりレストラン”の
おそらく“それなり”の給料を貰っているであろう従業員に対して
10〜15%フィックスでチップを払うというのは
心情的にはいささか受け入れ難い部分もあるけど
“それなり”の教育による“それなり”のサービスを提供しているなら
致し方ないとも思う。

一方、そういう“それなり”であるべきレストランで
相応のサービスを受けられなかった場合は、
“置いて行かない”という選択肢も適用して差し支えないらしい。
それは
「おめーんトコ、たけー料金ぶん取っておいて、笑顔の一つも見せらんねーのかよっ!」
という、明確なクレームの表現方法として広く認識されつつあるようだ。

そして、このようにチップを公然と要求する様なスノッビーな飲食店には
当然ながら、そのレストランで飲食出来るだけの経済力があって
そのサービスに価値があると考える
ロシア人しか行かない。
行けない。
つまり、当然チップも払えんでしょ?。。。と。
つまり、前出のロシア人ユージーンは、そういうレストランに出入りする様な奴ではない。
貧しい、という訳ではないが、
その様なレストランで飲み食いする事に必要性を感じていない。
メニューに計上している以上の金を払ってまで、サービスを受けようと思わない人達。
すまん、ユージーン。決してキミをけなしている訳ではない。。(ーvー;)

つまり、結論を言うと。。。



過渡期である。 (;`_´)ゞ

。。。

つまり、チップの習慣を持ち込んだ外人に対しては
ほぼ間違いなくチップを置く事を期待されていて、その割合は概ね10%強@モスクワ。
店のレベルやランチかディナーかによって、割合を上下させ
ある程度丸まった数字で置いて行くのがスマートなのは、他のチップ文化国と同じ

たまーに、わざわざ代金の10〜15%を計算して
レシートに手書きで書いて来る店もあるけど
ほとんどの場合、その料金を払わなければけない訳ではなく
あくまでも先方の希望が書いてあるだけ。


写真

そんな風にあたかも請求金額の様に記入してあっても
カードで払う場合は印刷してある部分しか正式な支払いに出来ず
チップの部分だけは、いつもニコニコ現金払い。
それは税金の関係だという話も。。。(ーvー;)

そして、意外と忘れがちだけど、コートを預けるクローク担当の人にも
“それなり”の店では50Rub程度渡すのが常識になりつつある。


ある有名レストランオーナーの話によると、
今やチップを一番多く置いて行くのはロシア人なんだとか。
おそらくこれは、海外に年に何度も旅行に出かける様なリッチなロシア人層が
どっぷり西洋文化に浸ったあげく、
チップをしこたま置いて行く事がリッチのステイタスとして
優越感や選民意識を得ているだけなのではないかとも思えるのだが。。。
その逆端には“ユージーン層”やらのチップとは無縁のロシア人も健在なのだから。

しかしまぁ、初めてモスクワを訪れた4年前には
レストランで「ニコリ」ともされなかった事も多かった事を考えれば
今や英語で対応してくれる事も多くなり、笑顔も当たり前の様に見られる。
その事の対価としてチップを払うのであれば、
それも仕方ないかな、と思ったり、思わなかったり。。。^^;

ちなみに、欧米ではデフォルトのウエイトレス/ウエイターの
テーブル担当制。
一つのテーブルに対して、一人のウエイトレス/ウエイターが
注文から会計まで全てを対応するというシステムも
モスクワでは適用されてたり、されてなかったりの過渡期。
欧米の担当制度に慣れていると
「さっき注文取ってくれた人じゃないと、会計頼めないのに、見当たらない!」
とか思って、担当と思われる人をただひたすら待ってたりするケースもあるけど
モスクワでは、適当な人に適当に声を掛けてみよう。
当地に於いては、まだまだ意外と担当制が徹底されておらず
誰に頼んでもOK!という店が結構多い。

めまぐるしく色々な変化を遂げているモスクワ(ロシア)。
まだまだ色々過渡期どす〜♪

参考サイト:
Travel All Russia
PASSPORT Moscow
他、投稿サイト、フォーラム等


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2012年11月12日

すれ違う心。

先月の記事「福島に行って来た。
本当に、本当に沢山の方に読んで頂けました。
まずは、この場を借りてお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。

福島へ行ってから、実際に記事にするまで、随分時間が経っていました。
何を伝えようか、どう書こうか、
大勢が気になっているであろう、放射能の事はどう扱おうか。。。
何回も構想を考えて、練り直しました。

けど、結局出て来た物は、そんな練った物ではなく
見て来た物を、見て来たままに、感じた様に、
出来るだけ修飾のないように書いたものでした。

私はジャーナリストでも何でもないし、この難しい場面において
“伝えよう”なんておこがましい事は考えたらいけない。
そのままを書く事が一番誠実に向き合う事なんじゃないかと思いました
だから、それが伝わらなくても、それならそれで、かまわない、と。

結果は、思いもよらない程の反応を頂きました。
Twitterでも沢山の方に拡散して頂きました。

多くは、福島在住の方や由来のある方でした。

これも、とても意外でした。

今まで何度となく、被災地の記事は書いて来ました。
けど、これほどまでに現地の方からの反応があったのは初めてです。

福島に住み続けている方
帰りたくても帰れずにいる方
かつて福島に住んでいた方

「これが福島の現状」
「外部からの声が大切」
「マスコミからは伝えられていない事」
「良く見てくれて嬉しい」

等々。。。

一方、福島以外の方からは

「福島が大きい(一括りに出来ない)と分かった」

と言う様な意見が多かった様に思います。
とても単純な理解だけど、今の福島にとってはとても意味のある事だと思ってます。

なんだか、図々しいかもしれないけど、

初めて少し何か出来た気になれました。

と、同時に
「福島は外部からの声をこんなに欲してるのか?」
という驚きもありました。

今日は、震災から1年8ヶ月目の月命日です。

遅々として進まない復興に、時間だけは
もうそんなに経ってしまったのか、と、多くの人が思っている筈。

国としての復興はもちろん
国と自治体との関係
自治体と住民との関係
地元の方と外部から関わる人達の関係
外部から関わる人と別の外部から関わる人達

色んな気持ちと意見と方法がある中
色んな事がもつれて、すれ違って
癒すべき傷も癒えていないのに、
無用な傷が増えているのではないかと思える場面も多々。。。

支援に関わる人達の中には、長く関わって行くうちに
ある意味「達観」したかの様な意見の方も目にする様になりました。

例えば、現地を訪れる事に関し
「被災地はもうそれを望んでいない」
「そんな風に人が訪れない事が“日常”であり、それを望んでいる」
「被災地に行くと親身になり過ぎる」

確かにそう言う側面もあるかもしれない。
けど、現地に行かないと見えない事は多いです。
もちろん、「全員が行くべき!」とかは思わないけど。。。
でも「行ってみようかな。。。」と思う人達のハードルを上げるのも正解とは思えない。
見に行く前から色んな物を背負わなければならないなら
“行こう”と思う人は必然的に減ってしまい
多くの人は、現地を知る一部の人の情報や、想像で物を言う人の情報を
「現状」と理解してしまう。
「情報」だけが一人歩きして、「現実」から遠のいてしまいそう。

「寄り添う」ってなんだろう?って考える。

自分が経験した事のない様な、恐ろしく悲しく苦しい体験をした方の気持ちは
私には分かり得る筈がない。
どんなに考え、想像しても
彼らの傷が癒える様な、彼らが喜び望む様な言葉を探し出せる自信はない。
私に出来る事は「真実を知ろうとする事」「わかりたいと思う事」。
それが「寄り添う」事なんじゃないかって思う。

人が人と関わり合えば、一番傷つけたくない人を、一番傷つけてしまう事もある。
けど、それで萎縮してしまえば、バラバラですれ違ったまま。
もちろん、同じ間違いを何度も繰り返して良い訳はないけど
応援したい方も、助けが必要な方も、間違う事はある。
身勝手な正義感を正当化するつもりは、毛頭ないけれど。。。

まだまだ先の長い復興の道のり。
きっと色んな場面で「わかった気」になる事があると思う。
でも「わかってないかもしれない」と、深化して考える事で
もう少し近くに「寄り添いたい」。

私が被災地を訪れる理由は「わかりたい」からです。

日本に帰ったら、またどこかへ行きたいです。


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risurisu_journal at 00:00│ブログランキングPermalinkComments(5)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 原発/震災を考えよう 
2012年11月11日

恒例。フィギュアGPシリーズ/フリー

さて、本日2日目、フリー・プログラムの日。
流石に今日は、日本人の観客も多かったね〜。

まずは村上佳菜子。

1110_01

彼女はもう“女性らしさ”アピールに完全に転向したのかな?

1110_021110_03

全体的にスゴく良かったと思うけど
後半のジャンプがノーカウントになったとか。。。
盛り返したけど順位は4位。
ファイナル進出は。。。?難しくなったのかな??

1110_041110_05

一瞬悔しそうにしてたけど、すぐにおどけた表情。
本人は本意じゃなかったのかな。


こちらは昨日5位のSotnikova。

1110_10

転倒しまくりの、気持ちキレまくり。。。


1110_09

コーチの湯婆婆さんも、終止フリーーーーズ。。。(ーー;)
結果は5位。

そして今日も大人気のニッ。。。

1110_11

。。。ク、じゃなくてレオノワ。w
演技前のコーチとのコミュニケーションの、この風景。。。

1110_12
手が手が!!(T_T)

ミキティにもやってたね。。。(;_;)


1110_06

「りり。。。お前、また来てるのか。。。?」

「ええそうよ、ニック。
言ったでしょう?アナタの為ならどこへでも行くって!!(市内に限る)

1110_07

「。。。じゃ、後で。。。」

Σ(゚∀゚ノ)ノ♥」

。。。いや。。。それ程でもありませんが。。。(ーvー;)

ところでレオノワw

1110_13

会場は沸いてたけど、今ひとつ乗ってなかったような。。。

その為かどうかは分からないけど、ニックも。。。

フェーズ1


1110_16

フェーズ2

1110_18

フェーズ3

1110_19

で、これがマックス。

1110_20

ちょっと危なかったけどwほぼ冷静。
ミキティの時とは大違い。。。^^;

1110_21

お出迎えのハグもナシ。。。(ーー)

ある諜報員の話によると、ニックは最近
アイスダンスの人とお付き合いしているそうな。。。
フィギュア系の情報は大抵こばゆーさんから頂いている。。。^^;

1110_22

「っるっさいわね〜、何なのアンタ?!」

。。。レオノワさん、テレビ写ってますよ。。。

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↑超ー作り笑いなんですが。。この子、結構この顔するよね。。。(ーー;)

「やだ、いけないっ!笑っとかなきゃっ!!」

レオノワは、結局6位。

一位は

1110_25

フィンランドのコルピ。
奇麗だよね〜♪ 
もちろん、滑りも奇麗。


で、男子。
やっぱり男子のフリーっていつも荒れまくるのね。。。
ほぼ全員転倒しとった。

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織田君。
やっぱりスピード感が今ひとつな気がしたけど、昨日よりは落ち着いてた?
今日の点数良かったみたいだから、余計に昨日の結果が残念だね。
5位。

ロシアのアイドル、ガチンスキーも気持ち切れてた気がするなぁ〜。

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7位。

そして小塚君。

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佐藤コーチに背中をポンポンしてもらって。。。ガンバレ〜。。。

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(・∀・)イイネ!!
転倒はしたけど、気持ち繋げて乗ってたんじゃぁないでせうか?!
2位!

1位はこの方。

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昨日も完璧だった、カナダのパトリックちゃん。
もう、何も言う事ぁありません。
本日も、ぱーふぇくと。
ほんっっとに素晴らしい。
技術、スピード、表現力、性格
一回話した事あるけど、マジ、超好青年。( ̄ー ̄

ところでミナサマ。。。誰か忘れてやいませんか。。。?

昨日、アレ程までに会場を沸かせた、“アノ方”。。。

そう。。。この方。。。

1110_28

いや。。。このオッサンのバックの方ね。(ーvー;)

昨日、ダントツのビリと、プレゼントの数と、黄色い声で強烈な印象を残した

1110_41

シザーハンズ。。。じゃなくて、ジョニー・ウィアー。

棄権しやがった。
(ーー#)

ファンページ情報によると「膝の古傷が。。。」とか言ってるらしいが

「逃げた」

に、100万点。

8日のツイッターでは好調かのような呟き、
その後、昨日のこの呟きを最後に閉口。

。。。

あれだけファンが沢山応援に来てくれてるんだから
もう点数とか関係なく、出てくりゃいいのに。
だって、ジョニーの応援幕が一番多かったんじゃないかな。
追記:。。。と、アップした瞬間にこんな事呟いとりました。
まぁ、また頑張って下さいな。。。とにかくファンが多いんだしさ。。。(ーー)

ちなみに、上の写真。。。
ジョニー応援幕2枚の前に、まるで銅像の様に立ちはだかるオッサン。
この方は、アレクセイ・ミシンさんと言う、ガチンスキーのコーチだそうな。
その昔は、あのプルシェンコさんのコーチだったそうな。
そういや、会場で何回か見た事あるなw
あまりにも顔が“政治家”過ぎて、関係者と思わなかった。( ̄▽ ̄;)

以上、本年もお疲れサマっした〜♪(*・ω・)ノ


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2012年11月10日

恒例。フィギュアGPシリーズ/SP

フィギュアスケート、グランプリシリーズ@モスクワ。
日本人の出場選手、めっちゃ少ない(3名(ーー;))んですが。。。
日本では話題になっているのでせうか。。。?

流石に行こうか行くまいか迷ったのだが
諸々あって、結局行ってしまいましたw

で、着いたのが女子後半が始まった時。

いきなり目についたのが、この方。。。

1109_01

そう、湯婆婆こと、タラソワさん。
今日はリンクサイドにいらっしゃるのね。

1109_02

この、ロシアのSotnikova選手のコーチやってんだ。
なかなかカワイらしい子なのだけど、ちょっと失敗しちゃったりして。。。

その時の湯婆婆タラソワさんは。。。

1109_03


。。。

何か、しっぶーーーいモンでも召し上がりました。。。?( ̄▽ ̄;)

Sotnikovaちゃんは5位。
明日頑張れば、上位に食い込める位置じゃね?

で、我らが村上佳菜子ちゃん。

1109_041109_05

相変わらずの良い笑顔とカワイイ容姿。
若いのに表現力もとってもあると思うんだけど、残念ながら転倒。

日本人は、特に若い時の表現力って乏しい気がする。
恥ずかしいのかしらん??

若くて可愛い上に表現力がある彼女は、貴重な存在だよね。
容姿も結構点数に影響してる希ガス。。。(^^;)

1109_06


しかも転倒しても、キスクラでこの笑顔。
このポジティブさも、重要だよね〜。
明日はキバって上位に行って欲しい♪

で、お次はロシアのザ・表現力、レオノワちゃん。

1109_07

相変わらず魅せるね〜。
ミュージカルを見ている様だよ。

そして、この方のコーチと言えば。。。

1109_08

ニック」こと、ニコライ・モロゾフ。
※このブログ以外では「ニック」なんて呼ばれてません。
知ったかぶって「ニックがぁ〜」とかのたまうと、
フィギュア・クラスタから白い目で見られますので、ご注意下さい。(ーー;)

ニックはショート・プログラムの時は“比較的”冷静。
よほどの事がない限りは、そんなにエキサイトしません。

ただし。。。ミキティの時を除いては、ね。(ーー)
昨年の様子はコチラ

まぁ、とにかく、レオノワの演技の時は会場の温度は「グンッ」と上がる。

1109_09

ニックも、ご満悦の表情。

キスクラでは。。。

1109_10

「!!!!り。。。りりっ!!!お前、また来ていたのか?!」

「そうよ、ニック。。。アナタの居る所だったら、私は
どこへでも行くわ。。。」
※ただし、モスクワ市内に限る。。。(ーvー;)

私とニックは、
Canonの分厚い望遠レンズを通して
一年ぶりの再会を喜びあったのであった。
嗚呼、感慨深い。。。(TーT)

そんな感傷に浸っている私たち2人を知ってか知らずか。。。

1109_11

「今は私がニックとラブラブなのよっ!」

。。。とでも言う様にカメラに向かってを作ってみせるレオノワちゃん。。。

。。。ちっ。。。(ーー)

今日は4位。

明日のニックに期待♪

さて、実は今回はどちらかというと男子の方が見所多し、と睨んでいた。
その筆頭は何と言っても、陶酔の貴公子、

1109_15
どう見てもシザー・ハンズに見えてしまうのはワタシだけかしら。。。?(ーー;)

ジョニー・ウィアー。

アメリカ人なんだけど、この方のロシア人ファン。。。めっちゃ多いっす。
前に来た時も、異常な程の黄色い声に何事かと思った程。。。

しかも今回は。。。

。。。先ほどの、ニックの写真の背景を見て欲しい。。。

1109_08

真ん中の黒い応援幕は英語だから、きっとロシア人かアメリカ人が用意したのでしょう。
しかし。。。
左側のヤツは。。。???
「ジョニー」って。。。
日本から応援に来てるの?!(; ゚∀゚)
まさか、数少ないモスクワ在住日本人女子のジョニーのファン率が物凄い!って訳じゃないよね?!

いやしかし、確かにジョニーにプレゼントを渡している女子の中には
アジア人と思しき方も。。。

1109_16

まぁ、とにかくプレゼントの量もハンパない。
全出場選手の中で間違いなく1位でしょう。
しかし、点数はダントツの。。。ビリっけっした。。。^^;

1109_18

ボロボロに転倒しまくった、カザフのデニス君にも負けちゃったよw

ロシアの羽生結弦こと(?)ガチンスキーは
いや、羽生君の方が諸々上だと思うけど。。。

1109_211109_20

ウォームアップの時の方が気持ちよく決まってたなぁ〜。
なんか惜しい感じ。
5位だけど2位以下が割と僅差なので、まだ可能性あるかな?

しかし、一年前より男っぽくなった気が。。。(^^


日本勢はと言うと。。。

1109_19

織田君。。。8位?!
確かに乗り切れてなかったよね。。。
ウォームアップの時から、「どうかなぁ?」って雰囲気だったけど
調子悪いの?

一方小塚君は、気持ちよく見られた。

1109_221109_23

彼の演技は、何と言うか。。。小気味良い。
去年みた時も、こんなに良かったっけ?と思う程だった。
今日は3位。
是非とも優勝を狙って欲しい所だが。。。

1位の表彰台の前に、仁王立ちに立ちはだかるこの男。。。

1109_24

カナダのパトリックちゃん。

ほんっっっっとに安定してるよね。
技術的に余裕があるし、曲の理解力というか捉え方が素晴らしい。
2位と10ポイント近くの大差での1位。
もう後を追える人がいない気がする様な、彼のショートの演技。

1109_25

けど、勝負の世界ってのは分かんないんだよね〜。
昨年も、完璧なショートの後に、フリーでボロボロになったからなぁ。
さて、明日はどうなるかしらん♪


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2012年11月06日

【速報】漏れてます、アゲイン。(ーー)

突然また秋の様な温かさに戻っているモスクワ。
今日も朝から雪ではなく雨が降っている。

数々の水漏れ問題に悩まされていた我が家であるが
全ての水漏れ問題が、この時に解決された筈だった。
※この時→「ところで水漏れ。

なので、大雨が降ろうが、大雪が溶けようが、
もはや家の中にいる限り、頭上から水が落ちてくる事はない。


。。。筈であった。。。(ーー;)


。。。がっ。。。



フと目に付いた、バルコニー(屋根付き窓付き)のフロア。。。

。。。何かが光っているでわないか。。。

1106_1

。。。

まさかね〜( ̄▽ ̄;)

と、思って頭上に目を上げてみると。。。

1106_2

何かが滴っているでわないか。。。

。。。( ̄ー ̄;)


。。。で。。。



。。。イマココ。。。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


1106_3
漏れているのは角っこ過ぎて、円形のバケツでキャッチ出来ない為の苦肉の策。


《業務連絡》ナタリア(大家)早く連絡よこせ。(ーー)

=========
関連記事:
究極の選択
あるモスクワの朝
絶賛漏れてますっ!
ところで水漏れ。


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