2014年03月
2014年03月15日
コレが噂のオーガニック・コスメ/NATURA SIBERICA
日本で話題ってホントすか?
しかも青山にお店があるってホントすか???
モスクワではマヤコフスカヤにありますよ。

オーガニック・コスメの「ナチュラシベリカ」
在モスの間でも、少し前から話題にはなってたんだよね
「シベリアのハンドクリームを土産にするのが良い」って。
でもね〜、なんか“ロシア製”、“シベリア”、“ハンドクリーム”の
どのキーワードを取っても、あんまりそそられなかったんだよね。。。^^;
でも、実際使った友達が「(・∀・)イイYO!!」と言ってたのと
モスクワのお店が近所だったので、ちょいと覗いて来たYO♪
いやいやいやいや。。。。
ごめんねっ!なんかナメてたっ!!!
(><;)
まずは、その店内。。。


明るいし、ちょっとラグジュアリー感もあって
なかなか雰囲気がいい。
パッケージは高級に見えるし、容器はカワイイ。
しかもこれが全部オーガニックとは、女子の心をワシヅカミw


ワインのボトルや、理科の実験室にあるようなジャーに入ったのは
いずれも入浴剤みたいなもん。


スキンケアはもちろん、カラーメイクもある。

オイルは、顔用、体用、髪用もある。
シャンプーリンス等のヘアケアも部屋の芳香剤も
ちびっ子用のスキンケアもある。
ナチュラシベリカの特徴は、全ての商品に
適応促進成分の「アダプトゲン」が入っていることなんだそうな。
アダプトゲン」とは、身体に悪影響を及ぼすことなく、
人の強壮能力を向上させると言われている植物の抽出成分のことで、
今現在、世界に21種類存在し、そのうち4種類がシベリアの固有種なのだとか。
(´∀`*).。oO(いやぁ〜、日本語のサイトがあるとラクチンやね〜♪コピペコピペ♪♪)
見た目ヨシ、使い心地ヨシ(友達談)、しかもオーガニック。
これだけの条件が揃うと
「お高いんでしょう?┐(´д`)」
。。。と、思うでしょう?w
特筆すべきはココ!
商品の値段レンジはだいたい100〜500ルーブル台。
日本のサイトで値段確認すると、ちょっとビックリしちゃうけど
例えばハンドクリームが、ここでは130ルーブル。
今日は敢えて円換算しませんwウクライナ関連でレートも暴落してるしね。。。orz
全体的にかなり安いよっ!
そのせいか、店内はお客さんで一杯だったし

みんなバカバカ買ってて、思わず
「スーパーかよっ!Σ(・∀・|||)」ってツッコミたくなったYO♡
で、私が買ったのは、コチラ。

ボディオイル (Rub.315) とピーリングとスクラブ(いずれもRub.235)。
ピーリングとスクラブは、ほとんど用途が同じ。。。^^;
でも、スクラブの方が若干スッキリかな?
どっちもお肌ツルツルになる♪
オイルは、結構コックリした使用感だけど仕上がりは意外とベタつかない。
それに香りが(・∀・)イイ!!
安いから遠慮なく使えるのも(・∀・)イイネ!!
次はヘアケアを使ってみようかなぁ〜。
日本で売ってる値段を考えると、これのお土産化はアリでしょう♪
りすりす認定〜




↑↑↑↑↑↑↑↑
飲食店以外では初認定w
==========
NATURA SIBERICA
日本語サイト(青山のね)
ロシアのサイト(英語あり)
Tverskaya 27
メトロ:マヤコフスカヤ
チャイコフスキー・コンサートホールの方の出口から出て、
ツベルスカヤを右に行くと右手にあるよ。
現在ロシアにも3店舗しかなく、モスクワにも1店舗しかないけど
取り扱い店は沢山あるみたい。
詳細はサイトで確認してねん♪
しかも青山にお店があるってホントすか???
モスクワではマヤコフスカヤにありますよ。

オーガニック・コスメの「ナチュラシベリカ」
在モスの間でも、少し前から話題にはなってたんだよね
「シベリアのハンドクリームを土産にするのが良い」って。
でもね〜、なんか“ロシア製”、“シベリア”、“ハンドクリーム”の
どのキーワードを取っても、あんまりそそられなかったんだよね。。。^^;
でも、実際使った友達が「(・∀・)イイYO!!」と言ってたのと
モスクワのお店が近所だったので、ちょいと覗いて来たYO♪
いやいやいやいや。。。。
ごめんねっ!なんかナメてたっ!!!
(><;)
まずは、その店内。。。


明るいし、ちょっとラグジュアリー感もあって
なかなか雰囲気がいい。
パッケージは高級に見えるし、容器はカワイイ。
しかもこれが全部オーガニックとは、女子の心をワシヅカミw


ワインのボトルや、理科の実験室にあるようなジャーに入ったのは
いずれも入浴剤みたいなもん。


スキンケアはもちろん、カラーメイクもある。

オイルは、顔用、体用、髪用もある。
シャンプーリンス等のヘアケアも部屋の芳香剤も
ちびっ子用のスキンケアもある。
ナチュラシベリカの特徴は、全ての商品に
適応促進成分の「アダプトゲン」が入っていることなんだそうな。
アダプトゲン」とは、身体に悪影響を及ぼすことなく、
人の強壮能力を向上させると言われている植物の抽出成分のことで、
今現在、世界に21種類存在し、そのうち4種類がシベリアの固有種なのだとか。
(´∀`*).。oO(いやぁ〜、日本語のサイトがあるとラクチンやね〜♪コピペコピペ♪♪)
見た目ヨシ、使い心地ヨシ(友達談)、しかもオーガニック。
これだけの条件が揃うと
「お高いんでしょう?┐(´д`)」
。。。と、思うでしょう?w
特筆すべきはココ!
商品の値段レンジはだいたい100〜500ルーブル台。
日本のサイトで値段確認すると、ちょっとビックリしちゃうけど
例えばハンドクリームが、ここでは130ルーブル。
今日は敢えて円換算しませんwウクライナ関連でレートも暴落してるしね。。。orz
全体的にかなり安いよっ!
そのせいか、店内はお客さんで一杯だったし

みんなバカバカ買ってて、思わず
「スーパーかよっ!Σ(・∀・|||)」ってツッコミたくなったYO♡
で、私が買ったのは、コチラ。

ボディオイル (Rub.315) とピーリングとスクラブ(いずれもRub.235)。
ピーリングとスクラブは、ほとんど用途が同じ。。。^^;
でも、スクラブの方が若干スッキリかな?
どっちもお肌ツルツルになる♪
オイルは、結構コックリした使用感だけど仕上がりは意外とベタつかない。
それに香りが(・∀・)イイ!!
安いから遠慮なく使えるのも(・∀・)イイネ!!
次はヘアケアを使ってみようかなぁ〜。
日本で売ってる値段を考えると、これのお土産化はアリでしょう♪
りすりす認定〜





↑↑↑↑↑↑↑↑
飲食店以外では初認定w
==========
NATURA SIBERICA
日本語サイト(青山のね)
ロシアのサイト(英語あり)
Tverskaya 27
メトロ:マヤコフスカヤ
チャイコフスキー・コンサートホールの方の出口から出て、
ツベルスカヤを右に行くと右手にあるよ。
現在ロシアにも3店舗しかなく、モスクワにも1店舗しかないけど
取り扱い店は沢山あるみたい。
詳細はサイトで確認してねん♪


2014年03月11日
3年目の冬。〜陸前高田から〜
3年目の冬。
更地となった土地に、所々でボコボコと土が盛られ、嵩上げがされている。それはまるで、1000ピースで完成するパズルの小さな一握りを、大きな台紙の上に散蒔いたような風景だ。撒かれたピースの数が少な過ぎて、ピースとピースの隙間が大き過ぎて、そのパズルがどんな絵を作り上げるのか、想像するのは難しい。
その風景の真ん中には瓦礫処理の施設が作られ、大きくトタンがそこを囲んでいる。盛り土の周辺には重機が、更地の中に敷かれた道路では大きなトラックが行き交う。そこはかつて、風光明媚な松原が海岸線を覆い、内陸に向けて広がる平地の上にはローカル線の駅や、商店街、役所や公民館など、人々の営みがあった場所だ。その場所は今、商店も住居もなく、行き交うトラックが砂埃を巻き上げて、視界を曇らせているだけの巨大な工事現場となっている。

被災地域から山側の高台へ目を移すと、そこでは仮設店舗を構えたまま、新しい街が出来始めている。スーパーもドラッグストアも、100円ショップもあり、生活するに足る全ての店が揃っている。食堂へ行けば従業員は笑顔で迎えてくれるし、そのテーブルは多くの客で埋まっていた。夜になれば若者がカラオケを楽しんでいる。
ただ、日常が戻って来たのかと言えば、それは違う。非日常に慣れて来た、非日常が日常になってしまっただけだという。
いつまでも仮設の飲食店で食事をするのが嫌だと言う住民の男性がいる。
外食というのは、“特別な行事”だ。特別な雰囲気や環境を求めて外食するのに、いつまでも仮の店舗で食事をするのは嫌だ、と。確かにその通りかもしれない。私のように、年にたった数回程度被災地を訪れる者にとっては、仮設店舗の飲食店も現地の今を知る事の出来る場所として貴重ではあるが、外食がいつも簡易な建物の食堂ではうんざりするかもしれない。食事が出来れば良いという人もいるだろうが、少し特別な時に、少し贅沢に、贅沢じゃなくても家では食べないような美味しい料理を、良い雰囲気で食べたいというのは、ごく普通の欲求だ。被災地だから仕方がない、と思える時期はもう過ぎている。
「非日常である事を受容してはいけない。」男性は言う。
苛立つ気持ちは、本当の意味での日常を早く取り戻したいという強い意思でもある。
それに、仮設の住宅も店舗も、建てられた土地には元々の持ち主がいる。
それは学校の校庭だったり、個人の宅地だったり、いつまでも非常事態時の施設に明け渡しておける場所ではない。土地の所有者だって被災している場合も多い。それでも、期限が迫る度に使用期間が延長され、利用者達はいつかは出なければならないという不安を抱えながらも、その状況を甘受している。
そんな仮設を出られない理由も各人各様。
災害公営住宅はまだ計画している数の7%(2014年3月現在)しか完成していないものの、新しいアパート等は建設され、住む場所がない訳ではない。単純に資金がない人、家賃が不要なため、出来るだけ長く仮設住宅に居る事で蓄えを増やしたい人も居るという。
お年寄りの中には、仮設住宅で新たに築いたコミュニティーから再び離れるのを嫌がっている人達も居るという。被災して元々のご近所と離れてしまい、仮設住宅でやっと新しい繋がりが出来始めた所で、また新たな場所で新たな繋がりを形成しなければならないと思うと、やるせない気持ちになるのも理解出来る。
外から見ているだけではわからない、住民たちの葛藤は多い。
突然降り掛かって来た悲劇が強要する復興というブロセスが、彼らの肩に重くのしかかったまま、その内側では何かが少しずつ歪められているような図が見え隠れする。時間が経てば経つ程、パズルのピースがどこに置かれるのが正しいのか、見えなくなりそうだ。
希望がない訳ではない。
若者は町を出て行き、お年寄りは毎日のように亡くなっている。人口が減っているのは間違いない。一方で、震災前にゼロだった移住者が、わずかながら増えているという。その多くは震災がきっかけでこの地を訪れた若者だ。地方が抱える過疎化問題は、陸前高田に於いても例外ではない。震災とは関係なく若者が流出していた。
「今がそれを解決出来るチャンスと捉えている。」そう話す彼は、震災がきっかけでこの町に帰って来た地元NPOで働く若者だ。
移住して来た人達が語る陸前高田の魅力は“人”だという。ボランティアや視察で、たまたまこの土地に入って、たまたま出会ったおじいちゃんやおばあちゃんがとても親切で好きになり、その人達にまた会いにくる。山が綺麗、海が綺麗、と土地の美しさに気づき始めるのはその後だ、と。彼らの中には、独自の復興活動をしている人もいる。
若い力が、新しい陸前高田を創ろうとしている。

震災から3年の月日が流れ、被災地では誰もが共有出来る問題や悩みが薄れるに従って、他者とは共有し得ない個々の問題に変わって来ている。それは、年齢や性別、家族構成や立場によって本当に様々だ。置かれている立場によって、町の問題や将来の見え方も違う。それでも、そういうものを超えて、今は自分たち自身がなんとかしなければならない段階に来ているのだという思いは、会う人会う人全ての言葉の端々から感じられた。
復興の道のりは、“今まで”よりも“これから”の方が長い。
パズルをうまく完成させるには、全体の絵を想像する人、どこからピースを置くか考える人、ピースを上手く置いて、隣のピースと具合良くはめる人が必要だ。その過程では、きっといくつもの“ピースの置き違え”があるのかもしれない。きっと何度も悩みながら、喜んだり、落胆したりしながら、少しずつパズルの絵が完成していくのかもしれない。それでもなんとか納得出来るパズルを作り上げるには、行政だけではなく、住民自身が深く関わらなければならないであろう事を、改めて感じた。
そんな中で、外から応援したい私たちが携われる作業はとても少ないように思える。
住民達はきっとその事を知っている。
だからこそ、自分たちで頑張らなければとも思うのだろう。

では、私たちに出来る事はなんなんだろう。
それはきっと、パズルが出来る過程を見守る事。
パズルを作る人達に、見てますよ、頑張ってますね、って伝える 事。
そして、多くを犠牲にしながら、前例のない復興という問題に対面し解決してきた知識を、後世に無駄なく残すことではないだろうか。
だってこれは、誰の身にも起こりえることなんだから。
復興への道のりが、少しでも短くなる事を祈って。
2014年3月11日
りり拝
取材時:2013年12月
(このレポートはスイスのケアチームジャパン様のご協力により書かせて頂きました。)
更地となった土地に、所々でボコボコと土が盛られ、嵩上げがされている。それはまるで、1000ピースで完成するパズルの小さな一握りを、大きな台紙の上に散蒔いたような風景だ。撒かれたピースの数が少な過ぎて、ピースとピースの隙間が大き過ぎて、そのパズルがどんな絵を作り上げるのか、想像するのは難しい。
その風景の真ん中には瓦礫処理の施設が作られ、大きくトタンがそこを囲んでいる。盛り土の周辺には重機が、更地の中に敷かれた道路では大きなトラックが行き交う。そこはかつて、風光明媚な松原が海岸線を覆い、内陸に向けて広がる平地の上にはローカル線の駅や、商店街、役所や公民館など、人々の営みがあった場所だ。その場所は今、商店も住居もなく、行き交うトラックが砂埃を巻き上げて、視界を曇らせているだけの巨大な工事現場となっている。

被災地域から山側の高台へ目を移すと、そこでは仮設店舗を構えたまま、新しい街が出来始めている。スーパーもドラッグストアも、100円ショップもあり、生活するに足る全ての店が揃っている。食堂へ行けば従業員は笑顔で迎えてくれるし、そのテーブルは多くの客で埋まっていた。夜になれば若者がカラオケを楽しんでいる。
ただ、日常が戻って来たのかと言えば、それは違う。非日常に慣れて来た、非日常が日常になってしまっただけだという。
いつまでも仮設の飲食店で食事をするのが嫌だと言う住民の男性がいる。
外食というのは、“特別な行事”だ。特別な雰囲気や環境を求めて外食するのに、いつまでも仮の店舗で食事をするのは嫌だ、と。確かにその通りかもしれない。私のように、年にたった数回程度被災地を訪れる者にとっては、仮設店舗の飲食店も現地の今を知る事の出来る場所として貴重ではあるが、外食がいつも簡易な建物の食堂ではうんざりするかもしれない。食事が出来れば良いという人もいるだろうが、少し特別な時に、少し贅沢に、贅沢じゃなくても家では食べないような美味しい料理を、良い雰囲気で食べたいというのは、ごく普通の欲求だ。被災地だから仕方がない、と思える時期はもう過ぎている。
「非日常である事を受容してはいけない。」男性は言う。
苛立つ気持ちは、本当の意味での日常を早く取り戻したいという強い意思でもある。
それに、仮設の住宅も店舗も、建てられた土地には元々の持ち主がいる。
それは学校の校庭だったり、個人の宅地だったり、いつまでも非常事態時の施設に明け渡しておける場所ではない。土地の所有者だって被災している場合も多い。それでも、期限が迫る度に使用期間が延長され、利用者達はいつかは出なければならないという不安を抱えながらも、その状況を甘受している。
そんな仮設を出られない理由も各人各様。
災害公営住宅はまだ計画している数の7%(2014年3月現在)しか完成していないものの、新しいアパート等は建設され、住む場所がない訳ではない。単純に資金がない人、家賃が不要なため、出来るだけ長く仮設住宅に居る事で蓄えを増やしたい人も居るという。
お年寄りの中には、仮設住宅で新たに築いたコミュニティーから再び離れるのを嫌がっている人達も居るという。被災して元々のご近所と離れてしまい、仮設住宅でやっと新しい繋がりが出来始めた所で、また新たな場所で新たな繋がりを形成しなければならないと思うと、やるせない気持ちになるのも理解出来る。
外から見ているだけではわからない、住民たちの葛藤は多い。
突然降り掛かって来た悲劇が強要する復興というブロセスが、彼らの肩に重くのしかかったまま、その内側では何かが少しずつ歪められているような図が見え隠れする。時間が経てば経つ程、パズルのピースがどこに置かれるのが正しいのか、見えなくなりそうだ。
希望がない訳ではない。
若者は町を出て行き、お年寄りは毎日のように亡くなっている。人口が減っているのは間違いない。一方で、震災前にゼロだった移住者が、わずかながら増えているという。その多くは震災がきっかけでこの地を訪れた若者だ。地方が抱える過疎化問題は、陸前高田に於いても例外ではない。震災とは関係なく若者が流出していた。
「今がそれを解決出来るチャンスと捉えている。」そう話す彼は、震災がきっかけでこの町に帰って来た地元NPOで働く若者だ。
移住して来た人達が語る陸前高田の魅力は“人”だという。ボランティアや視察で、たまたまこの土地に入って、たまたま出会ったおじいちゃんやおばあちゃんがとても親切で好きになり、その人達にまた会いにくる。山が綺麗、海が綺麗、と土地の美しさに気づき始めるのはその後だ、と。彼らの中には、独自の復興活動をしている人もいる。
若い力が、新しい陸前高田を創ろうとしている。

震災から3年の月日が流れ、被災地では誰もが共有出来る問題や悩みが薄れるに従って、他者とは共有し得ない個々の問題に変わって来ている。それは、年齢や性別、家族構成や立場によって本当に様々だ。置かれている立場によって、町の問題や将来の見え方も違う。それでも、そういうものを超えて、今は自分たち自身がなんとかしなければならない段階に来ているのだという思いは、会う人会う人全ての言葉の端々から感じられた。
復興の道のりは、“今まで”よりも“これから”の方が長い。
パズルをうまく完成させるには、全体の絵を想像する人、どこからピースを置くか考える人、ピースを上手く置いて、隣のピースと具合良くはめる人が必要だ。その過程では、きっといくつもの“ピースの置き違え”があるのかもしれない。きっと何度も悩みながら、喜んだり、落胆したりしながら、少しずつパズルの絵が完成していくのかもしれない。それでもなんとか納得出来るパズルを作り上げるには、行政だけではなく、住民自身が深く関わらなければならないであろう事を、改めて感じた。
そんな中で、外から応援したい私たちが携われる作業はとても少ないように思える。
住民達はきっとその事を知っている。
だからこそ、自分たちで頑張らなければとも思うのだろう。

では、私たちに出来る事はなんなんだろう。
それはきっと、パズルが出来る過程を見守る事。
パズルを作る人達に、見てますよ、頑張ってますね、って伝える 事。
そして、多くを犠牲にしながら、前例のない復興という問題に対面し解決してきた知識を、後世に無駄なく残すことではないだろうか。
だってこれは、誰の身にも起こりえることなんだから。
復興への道のりが、少しでも短くなる事を祈って。
2014年3月11日
りり拝
取材時:2013年12月
(このレポートはスイスのケアチームジャパン様のご協力により書かせて頂きました。)


2014年03月08日
ご報告です。「ツナミの涙 2014」
先日行われたチャリティー・イベント
「ツナミの涙 2014」では、沢山の方に来場頂きました。
。。。とは言え、実は何人くらい集まったのか
みんな良くわかってなかった。^^;
昨年は500人くらい、というのが公式発表。
これは会場に来てくれていた何人かの方がなんとなく数えていくれて
「500くらいは行ってるよ」と教えてくれたのだった。
今年はあいにく、そのように全体を見ていてくれた人はおらず
会場で募金をしてくれた人に配る鶴のストラップの減り具合で
来場者の数を把握しようと思ったんだけど。。。
これが意外と沢山余っちゃって。。。( ̄▽ ̄;)
純粋に鶴が減った数を来場者にするには、ちょっと少ない気がしたんだよね。
そんな訳で
(´-`).。oO(今年は来場者数発表しない方がいいかしらん。。。)
とか思っていたら、かなり信憑性の高い。。。
というか、むしろこれ以上の数え方はないんじゃないか?!
というくらい正確な情報をタレ込んで来た人がいましたっ!!(∩´∀`)∩ワーイ
。。。それはね。。。
会場のクロークのおばちゃん。( ̄ー ̄)
ロシアでは、劇場や公共施設、レストランなんかでも
コートをクロークに預けないと入場出来ない所があるんだよね。
今回の場所は、預けないと入場出来ないって訳じゃないけど
かなりの人がクロークにコートを預けた筈。
だって、会場内をウロウロするのにコートやらマフラーやらを持ってたら
ジャマになるからね。
コートを預ける時には引き換えに番号札をもらって
コートを引き取る時には、その番号札を渡すと
おばちゃんがその番号の所からコートを持って来てくれるシステムな訳ですよ。
つまりクロークのおばちゃんは、コートをいくつ預かったかを
正確に把握している訳ですよっ!
で、で、で、で。。。その数は。。。
400人以上♪♪♪ (((o(*゚▽゚*)o)))
昨年には及ばなかったものの
告知が遅れたり、
プーシキン側の要請で、全てのマスタークラスが予約制になってしまったりと
フラッと来れない要素もあって
条件的に昨年よりずっと厳しかった事を考えると
大健闘な訳です♪
そして、やはり募金の集め方も
昨年はオークションがあったり
「いくら以上募金してくれた人には、コレを差し上げます」といった
“お土産”で“釣る”みたいなやり方もしていたんだけど
これも今年はすべてNG。
純粋な募金活動以外は出来なくなってしまった。
もちろんそれは、あれほど立派な場所を無償で提供してくれた
プーシキン側にも色々と都合が合っての事なので
それには私たちも何の文句もない。
むしろ感謝の気持ちしかない。
だけど、障害が色々と出来たのは事実で
それをなんとか乗り越えようとギリギリまで試行錯誤していた。
でもね。。。
そんな障害があったからこそ、私たち主催者は
より一層「なんとかお客さんを楽しませたい!」という気持ちになって
ギリギリまでその事を考え
みんながそれに向かって一丸となれたのも事実だと思う。
障害があったことによって、気持ちも、もてなし方も
より洗練されたものになったんじゃないかと思う。
これは、私たちが“得たもの”であることは間違いない。
それでもきっと、それほど募金は集まらないんじゃないかなぁ。。。
それはきっと、みんなの心にあった。
その上、見るからに去年よりも集客出来ていないとなれば
やっぱり昨年よりもかなり少なくなるだろうな。。。
多分、みんなそんな風に思ってた。
正直言うと、私も数えるのが恐かったんだ。
みんなに発表出来ないくらい少なかったらどうしよう。。。って。^^;
もちろん、チャリティー活動は募金額だけの問題じゃないよ。
沢山の人に参加してもらって、関心を持ってもらう事が一番の目的。
でもね。
やっぱり沢山集まった方が嬉しいよね。
だって私たちは、この為に、沢山の時間と労力と頭を使って来たんだから。
でも、逃げている訳にもいかないので、数えましたっ!
はっっっっぴょうします。。。。( ̄ー ̄;)
合計額は。。。
84,010ルーブル
と
700円
と
201ドル
でしたっ!!
ちなみに昨年は117,740ルーブルと2千円。
昨年よりは少ないものの
上記に挙げたような、諸々の不利な条件の元に
これだけの額が集まったのは、私としては感動ものです。(T−T)
ルーブル通貨も現在暴落中なので、これも昨年より不利です。。。
なので、敢えて現在のレートで日本円への換算は載せませんが
これでどんな支援ができるのか?
それは、昨年のレポートを見て頂ければ大体の想像はつくと思います。
改めて、参加して下さったみなさんに、心から感謝です。
金額じゃない。。。
金額じゃないけど。。。
でも
それでも
この額を目にして私たちは
きっとみんな楽しんでくれたんだ。
みんなこれだけ思いを寄せてくれたんだ。
と思うのです。
この、みんなの“気持ち”を、どんな形にしたのか?
最後までしっかり伝えますので
見守って頂ければ、と思います。
ありがとう、モスクワ。
私たちはこれを、モスクワの温かさと共に、被災地に届けます。
りり拝
「ツナミの涙 2014」では、沢山の方に来場頂きました。
。。。とは言え、実は何人くらい集まったのか
みんな良くわかってなかった。^^;
昨年は500人くらい、というのが公式発表。
これは会場に来てくれていた何人かの方がなんとなく数えていくれて
「500くらいは行ってるよ」と教えてくれたのだった。
今年はあいにく、そのように全体を見ていてくれた人はおらず
会場で募金をしてくれた人に配る鶴のストラップの減り具合で
来場者の数を把握しようと思ったんだけど。。。
これが意外と沢山余っちゃって。。。( ̄▽ ̄;)
純粋に鶴が減った数を来場者にするには、ちょっと少ない気がしたんだよね。
そんな訳で
(´-`).。oO(今年は来場者数発表しない方がいいかしらん。。。)
とか思っていたら、かなり信憑性の高い。。。
というか、むしろこれ以上の数え方はないんじゃないか?!
というくらい正確な情報をタレ込んで来た人がいましたっ!!(∩´∀`)∩ワーイ
。。。それはね。。。
会場のクロークのおばちゃん。( ̄ー ̄)
ロシアでは、劇場や公共施設、レストランなんかでも
コートをクロークに預けないと入場出来ない所があるんだよね。
今回の場所は、預けないと入場出来ないって訳じゃないけど
かなりの人がクロークにコートを預けた筈。
だって、会場内をウロウロするのにコートやらマフラーやらを持ってたら
ジャマになるからね。
コートを預ける時には引き換えに番号札をもらって
コートを引き取る時には、その番号札を渡すと
おばちゃんがその番号の所からコートを持って来てくれるシステムな訳ですよ。
つまりクロークのおばちゃんは、コートをいくつ預かったかを
正確に把握している訳ですよっ!
で、で、で、で。。。その数は。。。
400人以上♪♪♪ (((o(*゚▽゚*)o)))
昨年には及ばなかったものの
告知が遅れたり、
プーシキン側の要請で、全てのマスタークラスが予約制になってしまったりと
フラッと来れない要素もあって
条件的に昨年よりずっと厳しかった事を考えると
大健闘な訳です♪
そして、やはり募金の集め方も
昨年はオークションがあったり
「いくら以上募金してくれた人には、コレを差し上げます」といった
“お土産”で“釣る”みたいなやり方もしていたんだけど
これも今年はすべてNG。
純粋な募金活動以外は出来なくなってしまった。
もちろんそれは、あれほど立派な場所を無償で提供してくれた
プーシキン側にも色々と都合が合っての事なので
それには私たちも何の文句もない。
むしろ感謝の気持ちしかない。
だけど、障害が色々と出来たのは事実で
それをなんとか乗り越えようとギリギリまで試行錯誤していた。
でもね。。。
そんな障害があったからこそ、私たち主催者は
より一層「なんとかお客さんを楽しませたい!」という気持ちになって
ギリギリまでその事を考え
みんながそれに向かって一丸となれたのも事実だと思う。
障害があったことによって、気持ちも、もてなし方も
より洗練されたものになったんじゃないかと思う。
これは、私たちが“得たもの”であることは間違いない。
それでもきっと、それほど募金は集まらないんじゃないかなぁ。。。
それはきっと、みんなの心にあった。
その上、見るからに去年よりも集客出来ていないとなれば
やっぱり昨年よりもかなり少なくなるだろうな。。。
多分、みんなそんな風に思ってた。
正直言うと、私も数えるのが恐かったんだ。
みんなに発表出来ないくらい少なかったらどうしよう。。。って。^^;
もちろん、チャリティー活動は募金額だけの問題じゃないよ。
沢山の人に参加してもらって、関心を持ってもらう事が一番の目的。
でもね。
やっぱり沢山集まった方が嬉しいよね。
だって私たちは、この為に、沢山の時間と労力と頭を使って来たんだから。
でも、逃げている訳にもいかないので、数えましたっ!
はっっっっぴょうします。。。。( ̄ー ̄;)
合計額は。。。
84,010ルーブル
と
700円
と
201ドル
でしたっ!!
ちなみに昨年は117,740ルーブルと2千円。
昨年よりは少ないものの
上記に挙げたような、諸々の不利な条件の元に
これだけの額が集まったのは、私としては感動ものです。(T−T)
ルーブル通貨も現在暴落中なので、これも昨年より不利です。。。
なので、敢えて現在のレートで日本円への換算は載せませんが
これでどんな支援ができるのか?
それは、昨年のレポートを見て頂ければ大体の想像はつくと思います。
改めて、参加して下さったみなさんに、心から感謝です。
金額じゃない。。。
金額じゃないけど。。。
でも
それでも
この額を目にして私たちは
きっとみんな楽しんでくれたんだ。
みんなこれだけ思いを寄せてくれたんだ。
と思うのです。
この、みんなの“気持ち”を、どんな形にしたのか?
最後までしっかり伝えますので
見守って頂ければ、と思います。
ありがとう、モスクワ。
私たちはこれを、モスクワの温かさと共に、被災地に届けます。
りり拝


2014年03月05日
ありがとう、モスクワ。「ツナミの涙 2014」
先日の日曜日、3月2日。
東日本大震災復興応援チャリティーイベント「ツナミの涙 2014」が
無事に終了致しました。
ご来場頂いたみなさん、遠く日本から応援して下さったみなさん、
本当にありがとうございました。
今年もプーシキン美術館付属の施設、ムセイオンで開催させてもらったのですが
2年目には2年目の苦しみがありましたw
正直、「2回目だから楽だよね〜♪(´∀`*)」という部分は
皆無
で、ありました。^^;
予想外のハプニングも満載。。。
途中で主要メンバーが抜けざるを得なくなったり
ギリギリになってからプログラムを頭から練り直さなきゃならなくなったり
色んな所で意思の伝達がうまくいかなくなってたり
それぞれが、それぞれの問題を抱えながら
バタバタと3月2日を迎えてしまった、という感じです。
まぁ、それでも、幕が開けてしまえばこっちのモノ♪
手前味噌ではありますが、本当に素晴らしいイベントを開催出来たと思います。
さて、どんなに素晴らしかったかというと。。。
まずは、昨年同様、ウチのコスプレ美女達がロビーでお出迎え。

左から、サッちゃん、エリサちゃん、ジンギョクちゃん♪
どーですかっ、お客さんっ!
今年も良いデキでしょう?( ̄▽ ̄)

集まった方々は、
岩手県陸前高田の被災直後から最近までの写真を見つつ劇場内へ。。。
開演の挨拶は、プーシキン美術館の副館長アレクサンドラ・スチョーピナさん
在ロ日本大使館・広報文化部長の大槻耕太郎公使に。
そして、サプライズ・ゲストとして
元ボリショイバレエ団ソリストの岩田守弘さんに
シベリアのウラン・ウデという所からSkypeを通じてご挨拶頂いた。
岩田さんはモスクワ在住だった2012年には
本イベントの前段となるチャリティー・ショーを開いている。
その時、劇場にTears of the Earthの写真を展示してもらったのが
2013年に、このイベントに繋がるキッカケだったと言ってもいい。
岩田さんは、活躍の場をモスクワからウラン・ウデの
ブリヤート国立アカデミー オペラ・バレエ劇場に移してからも
この時期には被災地に思いを寄せてくれている。
今日、3月5日、岩田さんの劇場で「ツナミの涙」のムービーを上映し
募金を集めて下さると話してくれた。
「ツナミの涙 ver. 2014」
今回私は、この映像の上映と共に被災地の様子と昨年の募金使途報告のプレゼンをしました。
3月2日に、岩田さんがウラン・ウデから応援してくれたように
今日は私も、モスクワから岩田さんを応援したい。
話をモスクワに戻します。^^;
まずは元ボリショイオペラの歌手、曽又ひとみさんの指揮による
(つーか、メンバーが既にスゴ杉。。。((;゚Д゚))
日本の歌、ロシア人コーラス。

みなさん、普段からひとみさんに師事する生徒さん達なので
歌はもちろん、日本語の発音も上手。
でもね、感動するのは音の美しさだけじゃないと思うんだ。
技術的なものを超えた、気持ちのこもった響きに、感動するんだよね。
このコーラスにはそんなものがあったと思うな。
日本の歌 byロシア人コーラス
続いて、音楽家のマキ奈尾美さんと、書家の石嶋かおりっちによる
音楽と書道のコラボレーション。
※↑奈尾美さんのHPは、主催メンバーでデザイナーの星合美和ちゃんが作ったんだよ♪(・∀・)イイネ!!


奈尾美さんはMCも上手で華もあるので
スタッフだという事を忘れて夢中で見てしまう。
もちろん、その歌声も、ピアノも素晴らしい。


壇上で書いた作品はロビーにて、多めに募金して下さった方に差し上げました。
カオちゃんの書も、いつもにも増して迫力だった。
あの小柄で温厚な彼女の、一体どこにこんな熱いものがっ?!
と思うくらい、タマシイこもった書の数々。。。
この二人が音楽と書でコラボしたショーは
会場を巻き込み、まさに参加者と一緒に作った貴重な一期一会の時間となった。
音楽と書のコラボレーション
前半が終わってロビーの様子を見てみると。。。

さっき壇上で美しい日本の歌を披露してくれたロシア人のみなさんは
“高額納募金者w”の方へ、コーラスのプレゼントをして盛り上げてくれていた。
そしてなんと、ウチのプロ・コスプレ、エリサっちは。。。

いつのまにやら、後半の出演者で尺八奏者の吉田公一さんと
シュールなコラボを決めていたっ!Σ(・∀・|||)!!
何だか良くわからないけど、似合いすぎるwww
実を言うと、今年は色んな事に規制が強くなってしまって
昨年のような募金の集め方が出来なくなってしまった。
なので、苦肉の策として
「思わずお金を落としてしまうような、楽しい空間作りをしよう!」
と、ギリギリになってからみんなにお願いしたのだ。
その結果が、コレ♪
いやぁ〜、みなさん、意思の疎通がバッチリで、
頑張ってくれましたっ!(´∀`*)
そして、今年も舞台と同時進行でのマスタークラスを開催した。


折り紙やお花、
主催者メンバーの一人でもある画家の太田美奈子さんは
参加者にイラストを書いてもらって優秀作品3つを表彰する
コンクール形式のマスタークラスを担当してくれた。

※優秀作品を書いてくれた3名はFacebookページで発表していますので
是非ご覧ください。


書道はもちろん、カオちゃんが担当
お茶は、これまたロシア人にお茶を教えている曽又ひとみさんの生徒さん。
写真(右)はいつもお世話になってるユーリさん♪
他にも、囲碁、墨絵のマスタークラスがあったり
小ホールでは、デザイナーの星合美和ちゃんが作った
「マトリョーシカ こけしに出会う」という
日本のこけしとマトリョーシカの対比を
カワイイ映像で紹介するムービー上映もあったんだけど
私はチラ見しか出来なかった。。。orz
後半の舞台でのプログラムも、ほとんど裏からチラ見だけ。。。
尺八演奏&武道
その間、裏で何をやっていたかというと。。。

とっても喜んでくれた♪美味しそうに飲んでたなぁ〜(´∀`*)
例えば音響照明映像の全てを担ってくれて
何回も打ち合わせにつき合ってくれた
ムセイオンのアルベルトさんにお茶を持って行ったり

真面目な内容からおもしろ情報までロシアの情報を幅広くカバーするメディア
「ロシアの声」さんとか
“Russia Beyond the Headline”さんという所の取材を
奈尾美さんと一緒に受けたりしていたのだ。
「ロシアの声」の記事は、現時点ではまだ出ていない様だけど
“Russia Beyond the Headline”さんの記事は昨日出てた。
これ、日本語メディアの「ロシアNOW」さんと一緒なんだって。
で、出た記事がコチラ。。。
「地球の涙:ロシアらしい想いやり」
えっと。。。気になる所がいくつかあります。。。^^;
その1〜
英語で取材されたのに日本語アウトプットでした〜♪( ;∀;)
その2〜
ワシ、いつのまにか“写真家”になっとる〜♪(; ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
いや。。。大意は伝わってると思うので、
いずれも大した問題じゃぁ〜ありませんっ! (`_´)ゞ
それよりも、日本のメディアの方々が全員ウクライナに取られてしまい
どなたにも取材に来て頂けなかった中で、
日本語で発信してくれるロシアメディアの存在は貴重ですっ!
ロシア語では“Российская газета(ロシア新聞)”さんも
載っけてくれました〜(∩´∀`)∩ワーイ
「В Москве почтили память жертв цунами в Японии 」
(´-`).。oO(読めないけどね。。。)
さてさて、今年も大盛況のうちに終わった「ツナミの涙 2014」。
集まった募金の額など、また追ってお知らせしたいと思います。
私たちは、今年も岩手県陸前高田市に支援を続けます。
でも、それは陸前高田だけを応援している意味ではなく
高田の様子を知ってもらい、関心を持ってもらう事で
東日本大震災を風化させる事なく、
被災地全体を応援していきたい、
被災地全体に
「忘れてないよっ!」を届けたいという気持ちです。

この活動が、いつまで続くかはわからないけど
この活動に関わってくれたみんなの心の中にはきっと
いつまでも応援したい気持ちが続く筈です。
「今まで」よりも、ずっと長い「これから」を
みんなで見守って行きたいと思います。
参加者のみなさん、
日本から応援してくれたみなさん、
スタッフのみんな、
裏に徹してくれた、ユッコさん、よしえさん、そしてカヨちゃん、
ロシア人、
モスコーーー!
みんな、本当にどうもありがとう!!( ´ ▽ ` )ノ
東日本大震災復興応援チャリティーイベント「ツナミの涙 2014」が
無事に終了致しました。
ご来場頂いたみなさん、遠く日本から応援して下さったみなさん、
本当にありがとうございました。
今年もプーシキン美術館付属の施設、ムセイオンで開催させてもらったのですが
2年目には2年目の苦しみがありましたw
正直、「2回目だから楽だよね〜♪(´∀`*)」という部分は
皆無
で、ありました。^^;
予想外のハプニングも満載。。。
途中で主要メンバーが抜けざるを得なくなったり
ギリギリになってからプログラムを頭から練り直さなきゃならなくなったり
色んな所で意思の伝達がうまくいかなくなってたり
それぞれが、それぞれの問題を抱えながら
バタバタと3月2日を迎えてしまった、という感じです。
まぁ、それでも、幕が開けてしまえばこっちのモノ♪
手前味噌ではありますが、本当に素晴らしいイベントを開催出来たと思います。
さて、どんなに素晴らしかったかというと。。。
まずは、昨年同様、ウチのコスプレ美女達がロビーでお出迎え。

左から、サッちゃん、エリサちゃん、ジンギョクちゃん♪
どーですかっ、お客さんっ!
今年も良いデキでしょう?( ̄▽ ̄)

集まった方々は、
岩手県陸前高田の被災直後から最近までの写真を見つつ劇場内へ。。。
開演の挨拶は、プーシキン美術館の副館長アレクサンドラ・スチョーピナさん
在ロ日本大使館・広報文化部長の大槻耕太郎公使に。
そして、サプライズ・ゲストとして
元ボリショイバレエ団ソリストの岩田守弘さんに
シベリアのウラン・ウデという所からSkypeを通じてご挨拶頂いた。
岩田さんはモスクワ在住だった2012年には
本イベントの前段となるチャリティー・ショーを開いている。
その時、劇場にTears of the Earthの写真を展示してもらったのが
2013年に、このイベントに繋がるキッカケだったと言ってもいい。
岩田さんは、活躍の場をモスクワからウラン・ウデの
ブリヤート国立アカデミー オペラ・バレエ劇場に移してからも
この時期には被災地に思いを寄せてくれている。
今日、3月5日、岩田さんの劇場で「ツナミの涙」のムービーを上映し
募金を集めて下さると話してくれた。
「ツナミの涙 ver. 2014」
今回私は、この映像の上映と共に被災地の様子と昨年の募金使途報告のプレゼンをしました。
3月2日に、岩田さんがウラン・ウデから応援してくれたように
今日は私も、モスクワから岩田さんを応援したい。
話をモスクワに戻します。^^;
まずは元ボリショイオペラの歌手、曽又ひとみさんの指揮による
(つーか、メンバーが既にスゴ杉。。。((;゚Д゚))
日本の歌、ロシア人コーラス。

みなさん、普段からひとみさんに師事する生徒さん達なので
歌はもちろん、日本語の発音も上手。
でもね、感動するのは音の美しさだけじゃないと思うんだ。
技術的なものを超えた、気持ちのこもった響きに、感動するんだよね。
このコーラスにはそんなものがあったと思うな。
日本の歌 byロシア人コーラス
続いて、音楽家のマキ奈尾美さんと、書家の石嶋かおりっちによる
音楽と書道のコラボレーション。
※↑奈尾美さんのHPは、主催メンバーでデザイナーの星合美和ちゃんが作ったんだよ♪(・∀・)イイネ!!


奈尾美さんはMCも上手で華もあるので
スタッフだという事を忘れて夢中で見てしまう。
もちろん、その歌声も、ピアノも素晴らしい。


壇上で書いた作品はロビーにて、多めに募金して下さった方に差し上げました。
カオちゃんの書も、いつもにも増して迫力だった。
あの小柄で温厚な彼女の、一体どこにこんな熱いものがっ?!
と思うくらい、タマシイこもった書の数々。。。
この二人が音楽と書でコラボしたショーは
会場を巻き込み、まさに参加者と一緒に作った貴重な一期一会の時間となった。
音楽と書のコラボレーション
前半が終わってロビーの様子を見てみると。。。

さっき壇上で美しい日本の歌を披露してくれたロシア人のみなさんは
“高額納募金者w”の方へ、コーラスのプレゼントをして盛り上げてくれていた。
そしてなんと、ウチのプロ・コスプレ、エリサっちは。。。

いつのまにやら、後半の出演者で尺八奏者の吉田公一さんと
シュールなコラボを決めていたっ!Σ(・∀・|||)!!
何だか良くわからないけど、似合いすぎるwww
実を言うと、今年は色んな事に規制が強くなってしまって
昨年のような募金の集め方が出来なくなってしまった。
なので、苦肉の策として
「思わずお金を落としてしまうような、楽しい空間作りをしよう!」
と、ギリギリになってからみんなにお願いしたのだ。
その結果が、コレ♪
いやぁ〜、みなさん、意思の疎通がバッチリで、
頑張ってくれましたっ!(´∀`*)
そして、今年も舞台と同時進行でのマスタークラスを開催した。


折り紙やお花、
主催者メンバーの一人でもある画家の太田美奈子さんは
参加者にイラストを書いてもらって優秀作品3つを表彰する
コンクール形式のマスタークラスを担当してくれた。

※優秀作品を書いてくれた3名はFacebookページで発表していますので
是非ご覧ください。


書道はもちろん、カオちゃんが担当
お茶は、これまたロシア人にお茶を教えている曽又ひとみさんの生徒さん。
写真(右)はいつもお世話になってるユーリさん♪
他にも、囲碁、墨絵のマスタークラスがあったり
小ホールでは、デザイナーの星合美和ちゃんが作った
「マトリョーシカ こけしに出会う」という
日本のこけしとマトリョーシカの対比を
カワイイ映像で紹介するムービー上映もあったんだけど
私はチラ見しか出来なかった。。。orz
後半の舞台でのプログラムも、ほとんど裏からチラ見だけ。。。
尺八演奏&武道
その間、裏で何をやっていたかというと。。。

とっても喜んでくれた♪美味しそうに飲んでたなぁ〜(´∀`*)
例えば音響照明映像の全てを担ってくれて
何回も打ち合わせにつき合ってくれた
ムセイオンのアルベルトさんにお茶を持って行ったり

真面目な内容からおもしろ情報までロシアの情報を幅広くカバーするメディア
「ロシアの声」さんとか
“Russia Beyond the Headline”さんという所の取材を
奈尾美さんと一緒に受けたりしていたのだ。
「ロシアの声」の記事は、現時点ではまだ出ていない様だけど
“Russia Beyond the Headline”さんの記事は昨日出てた。
これ、日本語メディアの「ロシアNOW」さんと一緒なんだって。
で、出た記事がコチラ。。。
「地球の涙:ロシアらしい想いやり」
えっと。。。気になる所がいくつかあります。。。^^;
その1〜
英語で取材されたのに日本語アウトプットでした〜♪( ;∀;)
その2〜
ワシ、いつのまにか“写真家”になっとる〜♪(; ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
いや。。。大意は伝わってると思うので、
いずれも大した問題じゃぁ〜ありませんっ! (`_´)ゞ
それよりも、日本のメディアの方々が全員ウクライナに取られてしまい
どなたにも取材に来て頂けなかった中で、
日本語で発信してくれるロシアメディアの存在は貴重ですっ!
ロシア語では“Российская газета(ロシア新聞)”さんも
載っけてくれました〜(∩´∀`)∩ワーイ
「В Москве почтили память жертв цунами в Японии 」
(´-`).。oO(読めないけどね。。。)
さてさて、今年も大盛況のうちに終わった「ツナミの涙 2014」。
集まった募金の額など、また追ってお知らせしたいと思います。
私たちは、今年も岩手県陸前高田市に支援を続けます。
でも、それは陸前高田だけを応援している意味ではなく
高田の様子を知ってもらい、関心を持ってもらう事で
東日本大震災を風化させる事なく、
被災地全体を応援していきたい、
被災地全体に
「忘れてないよっ!」を届けたいという気持ちです。

この活動が、いつまで続くかはわからないけど
この活動に関わってくれたみんなの心の中にはきっと
いつまでも応援したい気持ちが続く筈です。
「今まで」よりも、ずっと長い「これから」を
みんなで見守って行きたいと思います。
参加者のみなさん、
日本から応援してくれたみなさん、
スタッフのみんな、
裏に徹してくれた、ユッコさん、よしえさん、そしてカヨちゃん、
ロシア人、
モスコーーー!
みんな、本当にどうもありがとう!!( ´ ▽ ` )ノ

