カレーの残りで。。。肉。肉料理。
2009年09月21日

今週は、シシガミ様。

先週、感動的な再開を果たした“神”ことヘラジカ
今週もまた、
夜明け前に家を出て、モスクワの森へ。

そう、神に会うには

人がまだ誰も森に立ち入っていない時間。
平日は寝起きの悪い私も
週末だけは、ここのところずっと5時半起きだ。

まだ暗いモスクワの街を抜け
薄暗くなった辺りで森に着く。

今日は朝から小雨が降っていたので
外はいつも以上に暗かった。
でも、そういう天気の日は、
意外と動物達の動きは活発なモノだ。


森の中へ入ると。。。


早速もののけの臭い。。。

次の瞬間、草原から森の中に走って行くシカの姿が。。。

やっぱり。

シカ臭いと思った。

シカが通った後はシカの臭いがする。
そんな時は、見る事が出来なくても
絶対近くにいる。。。と思う。

森の中で大切なのは、この臭い
そして、

ガサッ。。。パキッ。。。といった、小さな音を聞き逃さない。
自分の歩く音も忍ばせながら、
森の中から聞こえて来る音に耳を傾ける。。。


。。。

ガサ。。。ガサ。。。


えっ??


森の中で沢山の“枝”が動いていた

いや。。。

動いていたのは、枝じゃなくて。。。


角だ!


おおおおお。。。。。

シカ

まるでもののけ姫』のシシガミ様の様な
大きな角を持った牡鹿が4頭。
森の中から、ジッとこちらを見ていた。
(くっ。。。暗すぎてピントが合わん。。。)

もちろん、動物園でシカを見た事もあるし
奈良ではシカせんべいも手渡しで食べさせた事がある。

しかし、本物の野生のシカは、

本当にキレイ
で、カッコいい

しかも、あの角のりっぱなこと!


こりゃ〜、シシガミ様に間違いねぃなぁ〜。(ーvー

ヘラジカには、会えなかったけど、大満足な朝だった。

しかし。。。

帰りの車の中から、
ついさっきまで歩いていた道の横の草原に目をやると

黒くて茶色くデカい影が動いていた。。。


あ”〜〜〜〜、ヘラだっ!

ヘラジカだっ!


もうちょっと。。。
もうちょっとだけ
粘れば良かった!(><)




。。。では、今週の成果を。。。

あ、ちなみに、見難いです。
なんせ、そもそも薄暗い森の中な上
早朝&悪天候なもんで、
光が全く足りずにピントがなかなか合いません。。。

動物撮るのって、ホント難しい。。。





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risurisu_journal at 11:07│ブログランキングComments(8)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック モスクワの森 
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この記事へのコメント
1. Posted by Kazue   2009年09月21日 16:53
5 モスクワに5年ほど住んでますが、こんな身近にシカがいるなんて知りませんでした。ツァリツィノの近く・MKADからそう遠くないところに住んでますが、ウチの近所の森にもいるんでしょうか?!
2. Posted by りり   2009年09月21日 19:42
Kazueさん、
コメントありがとうございます。
ツァリツィノには行った事がありませんが、ちょっとだけ調べてみました。少し整備された感じの場所が多そうな、キレイな場所ですね。
私が行くのは北の方にある森なのですが、ツァリツィノよりもワイルドな森です。シカの他にもキツネやビーバーも居るらしいですよ。
本当におどろいたのは、やはりヘラジカの存在です。ヨーロッパの森では、シカを見かける事はさほど珍しくありませんが、モスクワ程の都会、モスクワ程の南の土地でヘラジカがいるのは、多分珍しいと思います。
こんなに良い森があるのに、その豊かさを知らないロシア人も結構多いようで、私が撮ったヘラジカのビデオを見て驚いていた人もいたようです。
Kazueさんも是非探検してみて下さい!ツァリツィノにも何か居るかもしれないですよ!
3. Posted by mipo   2009年09月22日 01:29
リリに何かがとりついてるよ。シシガミ様のために朝5時半に起きて、森を徘徊するなんて、私の知っているリリじゃない!
神が降臨してるんじゃなくて、リリに何かが降りてきたよ。
土曜日、Nちゃんが、“最近、リリはモスクワが好きになってきてるよね。”って言ってましたけど・・・合ってるんでしょうか???
一度は笑い飛ばした私だったけど、この話読んだ後では否定しがたいものが・・・。
モスクワでモスクワの何かにとりつかれたよね??違う??
で、前置き(←本題と勘違いさせる長さだった)はここまで。
私も野生の大きい鹿見たことあるんだよ。
日本で。かつて、ハイキングとだまされて本物の登山やらされたとき、しとしとと降りしきる雨の中で鹿3頭に遭遇。全然逃げる気配もなく、佇んでた。
静かな山の中でのこの光景は私も忘れられないものになったよ。
それ以降、ハイキングっぽい山登りするようになった。鹿ならまだいいけど、秋の北海道の山登りは熊の危険性があってこわかったよ〜〜〜。
4. Posted by りり   2009年09月22日 15:31
mipoさま、
mipoさまはワタクシを誤解なさっております。ワタクシは、ドイツ在住時代も、冬でも7時、夏場は4時半に起きて“おリス様”にお食事を出しておりました。私に何かが降りて来たのは、ドイツででしょう。。。それは、mipoりん家でメレンゲを作った時に、皆が目撃した筈。。。(ーvー)

それにしても、自然の中で野生動物に遭遇するってホント感動的だよね。私は未だにリスを発見しただけでも感動するよ。クマも、ちょっと距離をおいてなら遭遇してみたいかも?!
5. Posted by toma   2009年09月22日 23:59
りりさん、鹿の臭いがわかるんですね。
すごい!
でも、確かに、けもの道なんかは、はっきり臭いますよね。
それにしても、立派な鹿たちだこと。
なかなか見られない映像、ありがとうございます。
6. Posted by りり   2009年09月23日 22:58
tomaさん、
ここのポイントは、人が歩く道の両サイドが草原で、その奥に森が広がっています。そして、その草原には、人が歩く道を右から左に横切る獣道が沢山あるんです。私は、その獣道を見るだけでワクワクしてしまいますが、さらに、動物の臭いがするとドキドキです!
そういえば、クマは結構臭うらしいですね〜。。。tomaさん、気をつけて下さいね!!
7. Posted by とり   2009年10月04日 14:00
 シシ神!!ヘラジカの角、立派ですね〜!私が見たことのある野生のシカといったら、たしか東京諸島(あれ沖縄??失念^^;)の浮き島に家畜として持ち込まれた鹿が野生化した個体ぐらいです。海岸から100mぐらい離れた孤島の中で暮らしている彼らを見るのも、それはそれで感動したものですが、多分カモシカ系なのでヘラジカほど角も立派じゃないんですよね。すごいな〜。

 モスクワは郊外に自然が広がっている大都市なんですね。りりさんのブログを読んでいると、野生の動物に出会いやすいんだなって思えます。市内からどれぐらいの距離にあるんでしょうか??
8. Posted by りり   2009年10月05日 00:06
とりさん、
この牡鹿達は、本当に立派でした。ヘラジカ程大きくはないけど、結構感動モノです。たぶん、日本に生息しているシカよりは大きいんじゃないかなぁ。

この森はの半分はモスクワ市内です。でも、ロシア人でさえ、この森がこれほど豊かな事を知らない人も多いみたいです。リスくらいでしたら、市内の他の公園内でも、この森でも良く見る事ができますが、シカやヘラジカは、やはり探そうと思って行かないと、なかなか見る事ができないと思います。でも、逆に言えば、見ようと思えば見れるという環境ですよね。私もこの森との出会いは、思いがけない幸運でした。^^

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