2009年11月26日

ゴミ問題@モスクワ

色々と不満のあるロシアでの生活だが
便利なものもある。

ダストシュート。

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これが付いているおかげで
零下の真冬の空の下、ゴミを捨てる為に防寒して外に出なくて済む。

このダストシュートに入る大きさのものであれば
なんでもここに捨てる事ができる。

なんでも。


可燃ゴミも、不燃ゴミも。

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分別一切ナシ。


入らないゴミは外に行かなければならないので
少し面倒だが、ここには無条件でなんでも捨てられる。

なんでも。

タイヤでもガスボンベでも。

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夏場は臭いよ〜。しかも、この夏だけでも2回程炎上していた。


森でバーベキューなんかした時は
ゴミ捨て場を自由に決める事が出来る。

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美しいモスクワの原生林も台無しな程にダイナミックにゴミだらけ。。。


トイレの場所も同様に勝手に決める。




(お見せ出来る写真はありませんので、ご安心を。。。)



(あ、でも言わせて!森の入り口付近や、道路との境目の薮の辺りは
はっきり言って森のトイレ状態。。。拭いた後のティッシュや紙もしっかり残ってる。(ーー;))





もちろん、町に出ている時でも
ゴミや吸い殻を捨てたければ、
捨てたい、と思った場所がゴミ箱になる。

車の中にゴミ箱がなければ、窓を開ければ
そこが込み箱。


こんなロシアに誰がした?




Radio Libertyの特派員、 Yelena Rykovtsevaは、
Russia Profileというサイトで、こんな事を書いている。

ソビエト時代には、ビルの入り口で立ちショ◯したり
廊下にタバコの吸い殻を捨てたり(これは今でも居るね)していた。

その要因のひとつとして、
今では至る所にあるゴミ箱や公衆トイレが
かつては非常に少なかった、という事情がある。
だから、母から子へ、『ゴミはゴミ箱へ』という教育がされて来なかった。

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ヨーロッパで良く見る簡易トイレは、モスクワでは常設トイレ。駅近にはだいたいある。(有料)
店番のおばちゃん(左)


経済が良くなって、西側の考えが入って来た今でも
過去の悪習が引き継がれている。

そして、ロシア人は、問題が、直接的に自分に影響した時にしか
問題を理解しない。
ゴミ問題をロシア人が理解するのは
悪臭で息ができなくなり、汚水に沈む時だ、と話を閉めている。

。。。

出来れば、もう少し早い時期に理解してもらえるとありがたい。
てか、今すぐ理解して欲しい。。。
そして気付いて欲しい。。。

ーいつまでも あると思うな 埋める場所ー

日本もゴミに対するモラルが低い時代を経て、ここまで来た訳だが
少なくとも私の記憶のある時代では、
今のモスクワ程酷かった時期はない。。。と、思う。。。

ロシア頑張れ〜。。。


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risurisu_journal at 23:49│ブログランキングComments(11)TrackBack(1)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote ローカルの生活 
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1. ちょっとエコ・バッグ  [ 北の都で 〜サンクトペテルブルグに暮らす日本人の日記〜 ]   2009年11月29日 22:59
ロシアの環境意識、残念ながらまだまだ低い。ときどきお邪魔する「りすりす通信」さんでも書かれているように、ゴミの分別って全くしてないの..
この記事へのコメント
1. Posted by 半やまとなでしこ   2009年11月27日 03:21
「ダストシュート」って何ですくわぁッ!?

うちには・・ないです。。

? 半やま ?
2. Posted by まきのや   2009年11月27日 05:59
なんでも入る魔法のゴミ箱・・・・。
その昔はリサイクルの場にもなってました。帰国前にベッドのマットを置いて行ったら窓から見ているうちに持って行く人がいたり。そもそも腐るような食べ物が大量に捨てられるってなかったですね。昔の日本と同じで、ロシア人もつい10年前まではとことんまで食べ、使っていたんです。
ダストシュートが付いているドームということはソ連時代(多分70年代から80年代)に建てられた、でも結構いいところとお見受けしました。もっと古いと部屋の中に就いているタイプもあります。それはそれで便利なんですが、ただ、そうすると黒い楕円の小さい生き物がそこを伝ってきて・・・・ゾゾゾ。
3. Posted by mipo   2009年11月27日 07:54
んー、とりあえず、環境問題にうるさいドイツ在住民からすると、ロシアの環境は非常に恐ろしい・・・。でも、東南アジアの一部を想像すると、ロシアの状況も結構理解できる。
日本やドイツは本当にキレイだよね。
これって、教育のなせる技なのではないか、と思うこのごろです。日本では子供の頃から、ゴミは道に捨ててはいけません、って習ってくるし、嘗ては違ったかもしれないけど昨今はポイ捨てする人に対しての目が厳しいもんね。
日本は公共の場所にあるゴミ箱がやたらと少なくなってしまったけど、みんな個人でゴミを持ち帰る習慣が比較的あるよね。公共広告や教育の賜物かな。
ドイツも同じかも。周りに居る人に注意されるし。
こういうのはすぐにはそうならないから、ロシアも時間をかけてそんな風になっていくのかもよ。
4. Posted by lightnhopk   2009年11月27日 14:16
ウチのアパートは、室内にダスターシュートがありました。しばしばダクトの途中で詰まって、上の階のゴミが入ってくる、なんてこともありました。南国から来た人たちが住んでたドームでは、ゴキブリ大発生事件が多発してました。

ロシア人のお手伝いさんは、生ゴミ(あんまりでなかったけど)はトイレにジャァーーーッ、お役御免になったモミの木(2m位の)は7階の窓からポイッ・・・、てな調子でした。いくら注意しても無駄でした。ニチェボーで話が終わっちゃってました。

でも、プラ容器、空きビン、段ボール、家具などの粗大ゴミなどは、回収する人がいて売るか再利用してました。今はモノが溢れてるんでしょうね。。。

公衆トイレは、有料のところ以外は、怖くて入れませんでした。一度覗いたら、足の踏み場もないくらいの量の・・・が><! 床は川になってましたし。

5. Posted by lightnhopk   2009年11月27日 16:12
連続投稿ごめんなさい。

去年、日ロ学生の意見交換会みたいなのがあって、環境問題が取り上げられた時、ロシア側の意見の中で気になった点がありました。
・ロシアの自然環境は広大だから、まだまだ大丈夫。(昔からあったんですよね、こういう考え。。)

・学校で生徒が掃除をするのは、罰を受けた時だけ。街や学校の掃除は年金生活者の大事な収入源だった。だから公共の場をきれにする意識がない。
(確かに、私が通った学校でも、室内外の掃除や花壇の手入れまで、近隣の年寄りが来てやっていました。)

・PETボトルのリサイクルで(ゴミから)作った服を着る、というのはロシア人のメンタリティには合わない。

これ(↑)を読んで、がっくりしました。
6. Posted by りり   2009年11月27日 23:18
半やまさん、
ダストシュートには、ダストシュートなりの恐怖もあるのですよ〜。他の方のコメントを読み進めて行くと、ヒントが出ています。。。
(ーー)


まきのやさん、
やっぱりですか?!実は、ワタクシ、絶対に新築に近い建物に住まわせろ!!と、リクエストしていて、今の住居は“新築”と言われて入ったんです。ぶひのヤロウは、すっかりそれを信じて「新築だよ♪」とゴキゲンだったのですが、後日私が入って来て。。。表面はリノベされているものの、どちらかというと塗り重ねられて歴史を感じるたたずまい。。。しかも住み重ねて行くうちに、古さがどんどん露に。。。そっか〜、やっぱソ連時代の物件でしたか〜。(ーー;)
ところで、ダストシュートの住人の話。。。聞いた事がありました。ダストシュートがあるおかげで、奴らは極寒のモスクワで越冬出来る、と。それを知って以来、ダストシュートを開ける時は最短時間を目指して使っています。。。
7. Posted by りり   2009年11月27日 23:25
mipoりん、
そうそう、東南アジアの汚さに近い感じ!
ホント、モラルは教育だよね。日本だって、あれだけキャンペーンしてても嫌煙権を獲得するまでに、結構時間がかかったし。ましてや、ロシアでは親もポイ捨て当たり前で育ったんだから、まだまだ相当の時間をかけないと、そういう概念は育たないよね。
経済が成長するよりも、モラルを成長させる方が、時間の掛かる作業なんだよね。
8. Posted by りり   2009年11月27日 23:38
NHライト(lightnhopk)さん、
ウチのダストシュートも良く詰まってます。どうやら隣のロシア人が、よく無理矢理突っ込んでいるようで、ふたさえ開け閉めが出来なくなっている事もあります。
ダストシュートで越冬する住人の事を知ってからは、ふたが開かなくなる事はまだしも、閉まらなくなるのは許せなくて、詰まって閉まらない状態を発見した時は、飛び蹴りしてでも閉める様にしています。。。
モミの木の話はびっくりですが、すんなり信用出来ます。(^^;)
PETボトルリサイクルの話、私もどっかのサイトで読んだ事があります。“そんなものロシア人は着ない”というような趣旨でしたね〜。思わず『おめーら何様だ?!』と、突っ込んでしまいました。
それからPETに関しては、嘘か真かモスクワ市とある日本企業がリサイクルのシステムを作ろうとしている、という記事もありましたが。。。確か’07頃の記事だったのですが、どうなったのか気になる所です。
公衆トイレ!私はGUMのトイレでさえ、臭くて死にそうになり、用を足せずにおずおずと出て来ました。膀胱炎になりませんように。。。(;_;)
それにしても、ライトさんとこのお手伝いさんの話は、おもしろネタが多そうですね〜(ーvー)Y
9. Posted by Maki   2009年11月28日 23:27
いつも、こちらの記事にはカルチャーショックを受けまくりなのですが、今回は特に…衝撃的でした。
他の方のコメントを見ていても…うーん…すごい…。

ところ変わればココまで感覚も変わるものなのですね…。

ところで"ダストシュートの住人"と書かれていて、まさかそこに住んでる「ヒト」がいるのか!?密入国!?みたいな勘違いをしてしまいました。ある意味密入国かもしれませんが。(^^;)
10. Posted by モスソウル   2009年11月29日 21:21
そう、日本に帰るとゴミ分別と出す曜日に神経使うけど、モスクワは楽だった。ゴミ分別は気にせず、ダストシュートにぽいっ!そこに入らない大型ゴミ捨て場もアパート横にあり、段ボールも、雑誌も、要らない大型ゴミは皆そこに!
しかし分別無いのも困りもの。歩いていて何か上から投げ捨てられないか不安だし、大型ゴミ捨て場もホームレスの方を招くし。ダストシュートも1階は悪臭がたまらないかと。
時間を掛けて環境問題のマインドで改善して!
11. Posted by りり   2009年11月30日 00:27
Makiさん、
ごめんね〜。ダストシュートの住人、もう少し可愛い子達だったら良かったよね〜。“リス”とか!(^^;)
絶対に我が家の国境線は欲しくない方々で、本当に残念な事です。
嗚呼、リスに密入国されたい。。。

モスソウルさん、
久々に日本に帰ると、私の家の地域は結構分別が細かくなってて、びっくりしました。何を捨てるにも、一々母に「これって何ゴミ?」「これって燃えない、でいいの?」と聞いている始末。
そして、モスクワに帰ればまた、生ゴミだろうが電池だろうが一カ所に捨てる生活ですもんね。(^^;)
マインドを変えるのは、スゴく大変な事だけど、ホント、頑張って啓蒙して欲しいです!

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