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2009年12月28日

高熱=インフル@モスクワ

一月半程前に、突然高熱を出してモスクワ駐在員御用達病院の
SOSクリニックに行ったのは、以前の記事の通り。

SOSの診断では“多分インフルエンザ”との事で、

何の検査もせず
に、


とにかくタミフルを処方された。

実を言うと、この高熱が出る前の日、血尿が出ていた。

その他の症状はほとんど何も無く
翌日にいきなりハンパ無い悪寒と供に39℃越えの高熱が出たのだ。

当然、SOSでも尿検査はしてもらっていて、
その場で結果のわかる簡易テストでは“疑わしい”という結果が出た。
精密検査にまわし、明日には結果がわかるので、連絡する、
との事だった。

その後、5日経っても連絡が無かったので

いずれにしても異常は発見されなかったのだろう
、とは思っていたが
念のため電話して確認してみた。

しかし、

「あいにく医師は今診察中で電話に出られません。
個人情報なので私が伝える事はできませんので、

医師から後で掛け直させます。」

と、受付の丁寧な対応。

後で”が一体どの程度の長さか計りきれず
2日程待った後、再び電話。

「あいにく医師は診察中。後ほど掛け直させます。」

(ーー;)


後ほど。。。って、今日中ですか?」

「はい、手が空き次第」

「。。。わかりました。」

3時間後、再び電話。

「すみません。もう先生は帰りました。

「。。。」

もちろん、今までの経過をトクトクと解いてやったが
私が話している相手は所詮受付の方。
私が今まで何回電話を入れているかも、カルテに書いてあるようで
全部把握の上、申し訳なさそうに対応してくれた。

“明日電話させる
と言って電話を切ったが
翌日の午前中は、まんまと連絡なし。

午後になって、再三の電話をかけるが、また医師は診察中。

「じゃぁ、会いに行きます。何時が空いてますか?」

「あいにく◯◯先生は、本日一杯で。。。」

「じゃ、違う先生じゃダメなの?結果だけ教えてもらえば良いんだけど、
違う先生じゃ、その情報取り扱えないの?」

「だ。。。大丈夫です。じゃ、違う先生で予約を。。。」

結局その日の夜に予約を取った。

ここまで放っておかれたと言う事は、
異常がないからに決まってはいる

だからと言ってここまで無視かよ!

。。。と、思いながら診察室に入った第一声。


「ちょっと疑わしいので再検査させて下さい。」


。。。って、異常ありかよっ?!

怒りはこみ上げてくるものの、この医者は最初に検査した医者ではないし
この人に怒っても仕方ない。。。と、あきらめ再び再尿。

「明日には検査の結果が出るので、何か異常があれば連絡します。」

という医師の言葉をノウミソの右から左にと受け流し、
もちろん翌日も、
その翌日も、
翌々日も何の連絡も無く、バタバタと日本に帰国してしまっていたのだ。

日本に帰ってからも、ずっと血尿の事が気になっていたが
諸々あり、後回しにしていた。

先週、やっと病院に行き、尿と血液の検査をしてもらった所、
幸い現時点では両方とも異常は無かったが、

症状から考えて、インフルエンザではなく

腎盂炎だった可能性が高い、と診断を受けた。


腎盂炎とは
高熱や悪寒がして、震えがとまらなくなる。38〜40度以上の高熱を伴うこともるが、その割に全身状態は悪くない。また、急性腎盂炎が起こると腎臓が腫れて大きくなる。そのため腎盂炎が起こった側のわき腹〜背中にかけて、鈍い痛みがでる。(腎盂炎ガイドより)


ええ、ええ。マサにこれですよ、これ。
高熱、悪寒に震え。
運悪く、熱が出る約1月前に
ぎっくり腰をしてしまい、
腰や背中はいつも痛かった為、腎盂炎の痛みかどうかの区別は付かなかったが、
とにかく異常なまでの悪寒があったこと
その他は頭痛も喉の痛みも何もを考えると、
自分でも腎盂炎だったんだろうと思う。

モスクワの病院全てがこうだとは言わない。
モスクワの医師が全ていい加減とも思わない。

でもね、高熱=インフルエンザと決めつけてタミフル飲ませたり
絶対にしない連絡を安易に“連絡する”と言ってみたり
検査に異常があっても放置してみたり
それは、まずいんぢゃぁ〜ないですかねぃ〜?
仮にもSOSさんは高い診察料をお取りになる高級病院でしょ?!

世界中のどんな良い病院に行っても100%安心と言う事はないけど
モスクワの生活では特に自らの知識や感や行動力が
最終的に自らの健康を守る重大な鍵となるのだろう、と改めて思うのだ。


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risurisu_journal at 01:30│ブログランキングComments(5)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 医療・健康 
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この記事へのコメント
1. Posted by まきのや   2009年12月29日 03:58
ロシアでは良くあることとはいいつつ、下手すると命にかかわることですからね〜。そりゃ頭にも来ますよね。
昔、私もSOSにかかったことがありますが、その時は担当医の人はメールできちんと連絡・相談や処方をしてくれました。電話はつながらなかったですけど ^^;  人によるのかなぁ。
でも、比較対象の問題であそこが一番信頼度と値段のバランスが取れているのではないでしょうか。
2. Posted by シャーミン   2009年12月29日 15:39
あの高熱は腎盂炎そうだったのですね。女性は膀胱炎とかになりやすいんですよね。
私が乳腺炎でSOSに行った時は、ちゃんとお電話かかってきました。ただ、午前中にお電話しますね。と言って、夕方にかかってきましたが…。
状況としてはEMCも同じようだと聞きます。であれば、まきのやさんがおっしゃるようにお値段とのバランスは良いのかもしれませんね。
3. Posted by りり   2009年12月30日 17:40
まきのやさん、
確かに、同じSOSでも、ぶひの担当はメールでもきちんとやり取りをしているようなんですよね〜。やっぱ、人によるんですかね〜。
比較的医療の整った環境のドイツでは、ほとんど医者いらずだったので、海外で病気になる事のリスクを、よりによってロシアで実感しています。(^^;)

シャーミンさん、
そぉ〜なんです、あの時の熱です!とくにロシアは女子に取って、一旦外出したらトイレに中々行けないという、膀胱炎にかかりやすい環境なので、気をつけてはいたのですが、腎盂炎にはなってしまったようです。幸い自力で治ったようですが。。。(もう、今となっては全てが曖昧です。。。)
やっぱり、担当医によって結構違いそうですね〜。
4. Posted by まなおやじ   2009年12月31日 14:04
お国によって全然違うんですね。

偶然、そういうハプニングは、今まで無かったので、よかったですが...

健康管理もこれからばっちりしないといけないですね。

がんばって!
5. Posted by りり   2010年01月04日 18:30
まなおやじさん、
重ね重ね、ありがとうございます。
頑張ります!
頑張るしか無いですよねぇ〜。。。暮らしてるんですもんね。
ま、ロシア在住日本人、みな同じです。
私だけではないんですよね。。。^^;

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