高熱=インフル@モスクワタクシー事情@モスクワ
2009年12月30日

ガスマグロ!って知ってました?

やっぱりか。。。と言わざるを得ない。
リンク記事がなくなってしまう可能性もあるので、
まずは全文を以下に転載しておく。


==========

日本食ブームのロシアで横行する“トンデモ料理”

 ロシアの日本食ブームが変だ。人気が出るのは結構なことだが、その実態は、日本ならば逮捕確実のトンデモ料理のオンパレードなのだ。日本企業が連携して啓蒙活動に立ち上がったのだが、ロシアのお家事情もあって、一筋縄ではいかないようだ。

 ロシアの日本食レストランは、モスクワだけで600店にもなり、海外の料理店としてはイタリア料理の次に多いとされる。

 ところが、その中で日本資本はほんの数社しかない。店内には日本人とおぼしき容姿の料理人も多いが、大半が朝鮮系ロシア人。彼らに法被を着せて日本風を気取っているだけで、当然、日本料理の修行経験などない。素人が見様見真似で作っているに過ぎないのだ。しかも生鮮食品の扱いに不慣れで品質管理が杜撰なため、食中毒も珍しくないというお粗末さだ。

 日本食レストランが雨後の筍のように増えた理由について、三井物産戦略研究所の服部城太郎主任研究員は「すしネタの出どころがブラックボックス化しており、儲けやすいから」と説明する。原価を極限まで安く抑えるため、犯罪まがいの行為が横行しているという。

 典型例がマグロだ。ロシアでは腐りかけたマグロを新鮮に見せるため、一酸化炭素ガスを注入するという暴挙がまかり通っている。こうしたマグロは
ガスマグロ
と呼ばれ、1週間経っても変色することはないが、当然日本では違法である。

 またロシアはウナギ業者の間で「ウナギの墓場」と揶揄されているという。なんと発がん性が疑われるマラカイトグリーンという抗菌剤を施されたウナギが流通しているのだ。日本や欧米では禁止されているため、規制のないロシアに流れ込んでくるというわけだ。

 それでもロシア人は「すしは健康に良い」と信じているのだから何ともやり切れない。こうした事態に業を煮やした日本の食品会社などが昨年、「日本食文化ロシア普及協会」を設立し、啓蒙活動などに乗り出している。ただ実際の活動は、日本食講習会の開催などにとどまり、具体的な改善要求を行なうには至っていないという。

 というのも、農林水産省が以前、海外の「ニセ日本食」を取り締まろうとした際、「すしポリスの弾圧」と国際的に大顰蹙を買った苦い経験があるからだ。

 またロシアは石油やガスなど主流産業については、国家による介入、管理が厳しい。一方で、普及協会の設立に携わった服部研究員によれば、「それ以外の分野に関しては意外にも統制が緩い。特に中小企業が多い小売・外食産業では、業界側からも自由な営業活動を望む声が根強く、政府も介入せず、基本的には自由放任」という。直接的な指導は、業界の反発を招く危険が高く、慎重にならざるをえないのだ。

 日本人の不在がトンデモ日本食を生んだ。日本資本のロシア進出の拡大こそが、まっとうな日本食が定着するための第一歩である。

記事掲載リンク:
http://www.excite.co.jp/News/economy/20091203/Diamond_20091203002.html
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他にも、
Masakazuさんの2009年8月6日のブログによると
スイカは早く、大きく成熟させる為に薬が使われ、
着色剤を内部に注射して色よく見せているという。



そして、先日、馴染みの寿司屋に行った際、
以前書いた
しょっぱいイカの原因らしき事も分かった。

イカは捕ってからの保存状態が悪いと、痩せてしまい、
水を吸って身がブヨブヨになる。
そのブヨブヨの身に塩を入れるとタンパク質が固まって身が締まって見える。
イカがしょっぱいのはそれが原因ではないか?と、寿司屋のオヤジ。


さらに思い当たるのは、
刺身用ではないイカを料理した時の事。
炒め始めると、スープかと思うくらい水が出て、
小振りだったとは言え、イカ2杯を丸々使ったと言うのに、
小皿1杯分くらいにまで小さくなってしまった。
そして、イカ的な味はほとんどしなかった。

このイカも恐らく痩せていて、ほとんどが水だったのだろう。

100歩譲って、イカは許そう。
高くてマズいイカは、悪列な保存状態によって
ほとんど水と塩になっていたとは言え、所詮、水と塩だ。

しかし。。。

ガスマグロ
とか

墓場のウナギ
とか

ケミカル・スイカ
とか

そういうのは、勘弁して下さいよ、ロシアさんよぉ。。。(T_T)



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risurisu_journal at 00:03│ブログランキングComments(9)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック モスクワ品質 | 治安・安全
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この記事へのコメント
1. Posted by toma   2009年12月30日 20:30
ロシアに言ったら、何を食べればいいのですか?
ジャガイモが、一番安心?
それとも、それさえ危ない?
やっぱり、ダーチャ育ちの野菜くらいしか、食べられないのでしょうか?
ロシア人は、食の安全なんて気にしないのですか?
アメリカのジャンクフードと、どっちが怖いだろう。
ちゃんと、規制されているといっても、本当に安全かどうかは、怪しい気がするんですよね。
私たちは、何を食べればいいの?って思っちゃいます。
今、ご近所で、無農薬無肥料で作ったおいしい野菜に恵まれているのが、どんなに幸福なことか、と改めて思いました。
2. Posted by Pupu   2009年12月31日 02:05
はじめまして。夏にロシアに行って、鰻のお寿司を一度食べました。あの時は美味しいと思って食べましたが。。。そんな危険が。。。あったんですね。何を信用して食べていいのかわからないですね。
3. Posted by taro   2009年12月31日 10:45
ガスプロムの競合かと思いました。
4. Posted by まなおやじ   2009年12月31日 14:01
ロシアで何を食べて生きていけばいいんでしょうね。

噂には聞いていたんですが...日本のTVでもやったんですよ。

がんばって生きてください。りりさん!
5. Posted by て   2009年12月31日 21:06
いや〜サバイバル生活だね〜。ご苦労様。
後一年もすると、胃に免疫ができてガス何とかや、ケミカル何とかを美味しく食べられるんだろうね?
違う?気をつけて。良いお年を・・・・
6. Posted by りり   2010年01月04日 18:24
tomaさん、
ホントですね〜。何だか、考えると食べるモノがなくなっちゃいそうです。
でも食べないとやっていけないし。。。
分かっているモノに関しては、なるべく口にしない様にする、という程度しか出来る事ないですよね。(^^;)
tomaさんの環境が羨ましいです。

Pupuさん、
初めまして。コメントありがとうございます。
確かに、比較的おいしいお寿司もありますよね。
全部が全部、ガスマグロではないはずですが、やはり日本人の手の入っていない店だと、何をやっているのか分かりませんよね。。。
7. Posted by りり   2010年01月04日 18:28
taroさん、
ガスプロムの競合だったら良かったんですけどね〜。
あいにく、違いました。。。(^^;)


まなおやじさん、
お久しぶりです。コメントありがとうございます!
いや〜〜〜、ロシア厳しいですよぉ〜。
今になって思えば、ドイツがなんて暮らし易かった事か。。。
がんばります。ありがとうございます!


てさん
ケミカルだからマズい、と言う事はないから怖いのでしょうね〜。
8. Posted by Souch   2010年01月15日 20:16
ガスマグロ!!私は、日本に住む両親からその話を聞きました…
それ以来、怖くてモスクワではマグロは食べてないです。
サーモンやウナギを食べる機会は何度もあったのですが、
ウナギも怪しかったなんて…
この情報、知ることができて本当によかったです。
ありがとうございます!!

そういえば、ちょっと前に
人肉がシャウルマ屋に提供されたとか云々というニュースを
聞いたことがあります。
シャウルマ、大好きなのに…orz
9. Posted by りり   2010年01月16日 21:06
Souchさん、
怖いですね〜。。。ロシアでは何を食べて良いか分からなくなります。。。(ーー;)
それより!!人肉?!マジっすか?
ぎえ〜〜〜〜。。。。。もう、いや。。。ホント。。。(T_T)
てか、それ、誰の肉っすか。。。?

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