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2013年10月04日

ボクたちのプーちゃんにノーベル平和賞を!。。。?

「またまた、ご冗談を〜〜♪」

。。。大方の人の反応が↑コレってことで合ってる?^^;

「シリア危機の解決への行動」がそれに値すると言う事だ。
このプーちゃんの“行動”は、日本でも話題になった事なのでご存知だとは思うが
もちろん、ニューヨーク・タイムズに掲載されたシリア問題に関する寄稿の事。
アメリカのシリアへの爆撃の可能性に対し、激しく反対を表明したアレだ。

A Plea for Caution From Russia

全体的にとても理路整然としていて、これだけ読んでいると頷く事ばかり。
特に最後の段落では、オバマ大統領が自国民を「特別(優れている)」“exceptional”
と表現した事に対し

「どのような動機があろうと、自らを“exceptional”であると思わせる事は大変危険である。
この世には、大きな国と小さな国があり、富めるものと貧する者があり、
民主主義を長く伝統として来た国と、まだ民主主義への道を模索している国があるだけだ。
私たちは皆、違う。しかし、神様は私たちを平等に創られた事を忘れてはならない。」

と、締め括ったあたりは崇高でさえある。

でもこの感動的な寄稿。実は数年前からロシアに雇われている、
あるPR会社のが大きく関わっている事が明らかにされている。

The Story Behind the Putin Op-Ed Article in The Times

世界屈指の広告代理店、オムニコム・グループ傘下のケッチャム(Ketchum)がその会社。
ちなみにアメリカ系w

政府や政党が代理店を雇ってイメージアップを図るのは
全然珍しい事じゃないし、アメリカはもちろん、日本だってやっている。
だからその事自体は別にどうでもいいんだけど、
この寄稿を元に、「ノーベル平和賞」ってのはどうなのかしらん。

一応、プーちゃんのスポークスマンなる人は

「基本となる内容はプーちゃんが書いたよ♪」
Vladimir Putin wrote 'basic content' of New York Times op-ed, spokesman says

とは言ってるらしいけど、それだって“イメージ戦略”の一つかもしれない。
だって、もし寄稿するアイデアから内容からタイミングまで
ぜーーーんぶケッチャムがやったとして、
「うん、オレらが全部やったぜ!( ̄ー ̄)」
とかゲロしたら、全然イメージアップにならないじゃんね。
それじゃ、お給料払ってもらえない。

まぁ、経緯はどうであれ、プーちゃんの寄稿が
アメリカのシリアへの軍事介入というアクションを押さえた一助になったのは確かだし
その事を評価する意見があるのも理解できる。
ちなみに、ロシアからケッチャムへの“お給料”は今年前半だけで1.9百万ドル(1.85億円位)だそう。
この成果でこの金額なら、ロシアは良い仕事をしてもらったね。


でもさ。。。
化学兵器の使用があった事は事実な訳だけど、その事はお咎めナシっぽくなってるよね。
今日も化学兵器以外の方法で攻撃されて、亡くなってる無辜の民が沢山いるんだよね。
シリア問題って、結局何一つ解決してないよね。

で、プーちゃんのノーベル平和賞を推薦する人達は、例えばこんな言い分。。。

「プーちゃんの受賞は、2009年のオバマさんのソレよりも、ずっと相応しい。
イラクやアフガニスタンで懲りずに、今度はシリアへの介入を準備している。
にも関わらず、その称号はオバマから剥奪される事はない。
我々の大統領は、政治対話により血みどろの内戦を止めようとしているっ (`_´)ゞ」
by Iosif Kobzon(国会議員/統一ロシア)

(ーー)
まー、どっちもどっちっつーか。。。


「プーちゃんのシリア危機を鎮静しようとする試みは、
平和への忠誠を人的模範と行動によって証明した。」
by Beslan Kobakhiya(世界精神結束国際アカデミー)

┐(´д`)┌


「プーちゃんを推薦する動きは、彼のロシア国内の沢山の地域での平和維持の過程において
重要な役割を演じた事実を思い出させる。」
by Georgy Trapeznikov(世界精神結束国際アカデミー)

( ´,_ゝ`)プッ

はい、この辺でオヘソでお茶が沸いちゃった人、挙手っ!( ´ ▽ ` )ノ

出典:'Putin’s Syria role deserving of Nobel Peace Prize'


ちなみに私の頭に浮かんだ言葉はね。。。
不正選挙。。。
反政府デモ弾圧。。。
同性愛問題。。。
プッシーライオット。。。
外国資本NGO規制。。。
等々。。。

まぁ、100歩譲ったとしてもノーベル平和賞は、ケッチャムだな。(ーー)


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この記事へのコメント
1. Posted by Minako   2013年10月12日 17:49
りりさん、記事面白かったです!

今年の平和賞はマラーラさんかな、と思いますが彼女にもエデルマンというごっついPR会社がついてるし、インタビューに答えてるのをみてもわたしには彼女の背後にコーチの影がチラチラしてるように見えます。そしてそのまた背後にはどんなことをしても中東のテロを叩きたいイギリス、アメリカの外交政策も。。。
ダライ・ラマとかもPR会社がついてるのかなあ。。。すべては闇の中だけど。
2. Posted by りり   2013年10月14日 16:30
Minakoさん、あざーーーーっす!!
マラーラさん、受賞なりませんでしたね〜。
それよりも彼女にもPR会社がついてるんですか?!
いったいぜんたい、代理店ってどこまで食い込んでるんでしょうね。。。
私が言えた事じゃないですがwそら恐ろしい。。。^^;
つーか、こうなったらもう、代理店に政治も何もやらせた方がいんじゃね?的な。。。

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