2015年03月28日
弾丸!バイカル湖を走る旅!!〜前編〜
玄関口のイルクーツクまで約5時間。
時差、5時間先。
距離も時間も、モスクワよりも日本の方が近いロシア、
シベリアの真珠とも言われる世界遺産、
バイカル湖に行って来た。
本当は、世界で唯一、淡水に住むバイカルアザラシや
熊やジリスが見られる春から夏の季節に行きたいと思ってたんだけど、
この場所のハイシーズンである冬の、ギリギリのこの時期に、
2泊4日の弾丸ツアーで、
行って来た。
今年はバイカル近辺も暖冬だと聞いていた上に
季節はもう、片足を半分春に突っ込んでる3月の終わり。
名物のアイスロードも走れるかどうか。。。という現地情報に慄きながら、
とにかく行ったのだ。
イルクーツクから約300km。
途中、シャーマンの村を通り抜け、観光しながらのドライブ。
雪ももうそれほど残っておらず、荒涼とした景色の中、
突然ガイドでドライバーのレオニドさんが、窓の外を指して叫んだ。
「△〓♯☆が、起きたよ、ホラ!」
一瞬、何が起きたのか聞き取れなかったんだけど、
車を止めて、窓の外に居たのは。。。
冬眠から覚めたばかりのジリス!! (((o(*゚▽゚*)o)))
いきなりこの旅のハイライトが訪れましたw
一瞬だったけど、かわいいいいいいいい〜〜〜〜♡
よく見ると、そこら中に沢山、ジリスの穴がっ!
この旅でジリスを見られたのは、これが最初で最後だったけど、
冬と春の境目の不安な時期に来たことの意義を
いきなり目の当たりにして、幸先の良いスタートになった♪
イルクーツクからバイカル湖まで4時間。
草原の中にそびえる岩山に描かれた古代岩絵を見たり、
鹿の岩絵(左)4000年前のものって言ってたかなぁ〜^^; 沢山の硬貨が供えられている(右)。
塩湖で止めてもらったり、
塩湖に転がってた骨(右)。レオニドさんに聞いたら「恐竜の骨だ」と言われた。。。(ーー)
ランチで寄ったカフェでは、
バイカル湖名物のオームリという淡水魚のマリネをレオニドさんがご馳走してくれた。
全く臭みがなくて、すごく美味しい!
塩とオイルで味付けされてて、玉ねぎが乗ってたけど、
生姜と醤油に、白いご飯が欲しくなった。。。( ̄¬ ̄*)
そんなこんなしてるうちに、いよいよバイカル湖が見えてきた。
目指すは、このさらに先。バイカル湖に浮かぶオリホン島。
しかし、この時期のバイカル湖は、完全氷結。
つまり、この凍った湖面を
走るのだ!ヾ(*´∀`*)ノキャッキャー♪
氷がとけてないかどうか不安だったけど、
とりあえず他の車も走ってるし、きっと大丈夫っ!
途中で何度も車を止めて、氷が綺麗な場所や
つららで作られた洞窟を見たり
世界一の透明度の湖面を楽しみながら
オリホン島へ到着。
砂の上に建った素朴な家が立ち並び、
島全体の人口1500人の内、1200人が住むというフジール村。
この村の民宿が今晩の宿。
敷地内に鶏が放し飼いにされてたり、ジャガイモが作られてたり、
おトイレは離れのぼっとn。。。(; ゚∀゚)
とにかく、ノスタルジックな雰囲気満載w
何もかもが素朴で最低限だったけど、
ご飯は美味しかったし、
田舎の一般家庭の家に泊まらせてもらったみたいで、なかなか素敵な体験だった。
さて、宿に荷物を置いて、村のはずれの岬からの夕日を拝みに。。。
こうしてみると、水面みたいだけど、これ全部凍ってる。
よく見ると人が湖面を歩いてるのがわかる。
そして、こちら側の湖はまだ全体の3分の1も見えてなんだけど
それでもかなり広大。
南北680km、東西最大80kmのこの湖の大きさを改めて実感する。
ちなみに深さは最深で1642m。
写真左、手前に見えるのはシャーマンの岩と言われる聖地。
右の写真のリボンは、願いを込めて結び、
それが風でほどける時に願いが叶うと言われているもの。
このような祈祷場所が、ここにたどり着くまでにも沢山あった。
この辺り一帯は、どこに行ってもとってもスピリチュアルな場所だらけだった。
一瞬の夕日を堪能して、夕飯を食べて、満天の夜空を眺めてこの日は終了。
明日はさらに島の北側へ。
アイスロード・ドライブが始まった途端、その美しさに大興奮で、
何度も車を止めてもらって写真を夢中で撮っていた私たちに、レオニドさんは言ってた。
「そんなのなんでもないよ。北に行けばもっと凄いから。」
まぢかよぉ〜 ♡♡(((o(*゚▽゚*)o)))
とか思いながらベッドに入ったけど、ほとんど眠れなかった。(ーー)←時差でね。
つづく>>
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時差、5時間先。
距離も時間も、モスクワよりも日本の方が近いロシア、
シベリアの真珠とも言われる世界遺産、
バイカル湖に行って来た。
本当は、世界で唯一、淡水に住むバイカルアザラシや
熊やジリスが見られる春から夏の季節に行きたいと思ってたんだけど、
この場所のハイシーズンである冬の、ギリギリのこの時期に、
2泊4日の弾丸ツアーで、
行って来た。
今年はバイカル近辺も暖冬だと聞いていた上に
季節はもう、片足を半分春に突っ込んでる3月の終わり。
名物のアイスロードも走れるかどうか。。。という現地情報に慄きながら、
とにかく行ったのだ。
イルクーツクから約300km。
途中、シャーマンの村を通り抜け、観光しながらのドライブ。
雪ももうそれほど残っておらず、荒涼とした景色の中、
突然ガイドでドライバーのレオニドさんが、窓の外を指して叫んだ。
「△〓♯☆が、起きたよ、ホラ!」
一瞬、何が起きたのか聞き取れなかったんだけど、
車を止めて、窓の外に居たのは。。。
冬眠から覚めたばかりのジリス!! (((o(*゚▽゚*)o)))
いきなりこの旅のハイライトが訪れましたw
一瞬だったけど、かわいいいいいいいい〜〜〜〜♡
よく見ると、そこら中に沢山、ジリスの穴がっ!
この旅でジリスを見られたのは、これが最初で最後だったけど、
冬と春の境目の不安な時期に来たことの意義を
いきなり目の当たりにして、幸先の良いスタートになった♪
イルクーツクからバイカル湖まで4時間。
草原の中にそびえる岩山に描かれた古代岩絵を見たり、
鹿の岩絵(左)4000年前のものって言ってたかなぁ〜^^; 沢山の硬貨が供えられている(右)。
塩湖で止めてもらったり、
塩湖に転がってた骨(右)。レオニドさんに聞いたら「恐竜の骨だ」と言われた。。。(ーー)
ランチで寄ったカフェでは、
バイカル湖名物のオームリという淡水魚のマリネをレオニドさんがご馳走してくれた。
全く臭みがなくて、すごく美味しい!
塩とオイルで味付けされてて、玉ねぎが乗ってたけど、
生姜と醤油に、白いご飯が欲しくなった。。。( ̄¬ ̄*)
そんなこんなしてるうちに、いよいよバイカル湖が見えてきた。
目指すは、このさらに先。バイカル湖に浮かぶオリホン島。
しかし、この時期のバイカル湖は、完全氷結。
つまり、この凍った湖面を
走るのだ!ヾ(*´∀`*)ノキャッキャー♪
氷がとけてないかどうか不安だったけど、
とりあえず他の車も走ってるし、きっと大丈夫っ!
途中で何度も車を止めて、氷が綺麗な場所や
つららで作られた洞窟を見たり
世界一の透明度の湖面を楽しみながら
オリホン島へ到着。
砂の上に建った素朴な家が立ち並び、
島全体の人口1500人の内、1200人が住むというフジール村。
この村の民宿が今晩の宿。
敷地内に鶏が放し飼いにされてたり、ジャガイモが作られてたり、
おトイレは離れのぼっとn。。。(; ゚∀゚)
とにかく、ノスタルジックな雰囲気満載w
何もかもが素朴で最低限だったけど、
ご飯は美味しかったし、
田舎の一般家庭の家に泊まらせてもらったみたいで、なかなか素敵な体験だった。
さて、宿に荷物を置いて、村のはずれの岬からの夕日を拝みに。。。
こうしてみると、水面みたいだけど、これ全部凍ってる。
よく見ると人が湖面を歩いてるのがわかる。
そして、こちら側の湖はまだ全体の3分の1も見えてなんだけど
それでもかなり広大。
南北680km、東西最大80kmのこの湖の大きさを改めて実感する。
ちなみに深さは最深で1642m。
写真左、手前に見えるのはシャーマンの岩と言われる聖地。
右の写真のリボンは、願いを込めて結び、
それが風でほどける時に願いが叶うと言われているもの。
このような祈祷場所が、ここにたどり着くまでにも沢山あった。
この辺り一帯は、どこに行ってもとってもスピリチュアルな場所だらけだった。
一瞬の夕日を堪能して、夕飯を食べて、満天の夜空を眺めてこの日は終了。
明日はさらに島の北側へ。
アイスロード・ドライブが始まった途端、その美しさに大興奮で、
何度も車を止めてもらって写真を夢中で撮っていた私たちに、レオニドさんは言ってた。
「そんなのなんでもないよ。北に行けばもっと凄いから。」
まぢかよぉ〜 ♡♡(((o(*゚▽゚*)o)))
とか思いながらベッドに入ったけど、ほとんど眠れなかった。(ーー)←時差でね。
つづく>>
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この記事へのコメント
1. Posted by 平成ぽんぽこ 2015年03月30日 22:05
流石ロシア、景色のスケールが違いますね〜。壮大で美しい!!。
しかし、星空・・、プラネタリウムですか・・。見た事ないですよ、そんな星空。良いなぁ〜。自分もいつか行きます!!。
しかし、星空・・、プラネタリウムですか・・。見た事ないですよ、そんな星空。良いなぁ〜。自分もいつか行きます!!。
2. Posted by りり 2015年03月31日 01:03
平成ぽんぽこさん、
まさに“スケールが違う”という表現がぴったりです!
決して行きやすい場所ではありませんが、だからこそ、美しいままに残っているのですよね。本当にお勧めします。ぜひいつか、行ってください!!^^
まさに“スケールが違う”という表現がぴったりです!
決して行きやすい場所ではありませんが、だからこそ、美しいままに残っているのですよね。本当にお勧めします。ぜひいつか、行ってください!!^^