やっと開いたよ、ジェツキー・ミール!ピザ!TRATTORIA SICILIANA
2015年04月06日

弾丸!バイカル湖を走る旅!!〜後編〜

冬のバイカル湖を走る旅、2日目。
※1日目はコチラ

朝食の後、オリホン島のフジール村を出発。
凍ったバイカルの湖面を北へと向かって走る。

北に行くほどに不純物がなくなり、透明度が増し、
美しい氷のオブジェを造形するのだとか。

確かに。。。

0502-260502-27

お天気にも恵まれ、まるで青空が写り込んだような綺麗な氷があちこちに。。。
遠くに見える山脈も、薄っすらと雪を纏って美しい。


0502-290502-30

足元には、まさにクリスタル・クリアな氷のキャンパスに
様々な模様が描かれている。


0502-320502-31

あまりにも美しくて、不思議で、壮大で、
そのことを表現する適切な言葉が見つかりませんw

0502-380502-34

ダイヤモンドが一面に散らばってます。

0502-350502-37

かき氷にしたら絶品に違いない氷も食べ放題です。


0502-360502-33

私の拙い写真と文章では、とてもこの素晴らしさは表現できない。。。


0502-39

なんだかもう、何もかもがこの世のモノとは思えませんw

。。。と、そこへ、氷にキリキリと穴を開ける人を発見。。。

0502-40

何をしているのかと見ていると、おもむろに開けた穴にストローを突っ込み。。。

0502-41

「バイカル・カクテルだよ!」と。

もちろん私もやらせてもらいました♡( ̄ー ̄)


そして、湖面に開けられた、この四角い穴。。。

0502-44

この穴から。。。冬のバイカル・ダイビングが楽しめるそうです。。。
((((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ちなみに氷の厚さは最高1mにも達するとか。
透明度がめちゃめちゃ高いので、氷の下のダイバーもきっと丸見えの筈。
氷の下から、こちらを見つめる人の顔が見える場面を想像すると若干ホラーだが、
ブログネタ的にはオイシイのでw見れなかったのは残念。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、

0502-46


美しい景色を惜しみながら、アイスロードを今度は南下。

0502-470502-48

朽ちたソ連時代の船も、現役の漁船も凍りついた港町から陸路へ上がり
一路、イルクーツクへ。

0502-1

振り返ると、アイスロードが閉鎖された事を知らせる標識と
遠くには氷上の道標を撤去する人の姿が見えた。

私たちが歩いた湖面は、所々でミシミシと音を立てながら割れたりしていた。
時には水が上がってくることもあった。
ガイドのレオニドさんは、注意深く道を選んで運転していた。
崖に着いた氷柱は、じんわりと溶け出し、
その水が氷に落ち、ゴウゴウと氷が割れ、軋む音がした。

春の音だ。

アイスロードが再び現れるのは、また来年。
ほんの一瞬しか見られない光景と、
ほんの一瞬の間しか出来ない体験は、
間違いなく、人生で最も素晴らしかった旅の一つになった。

でも、やっぱり夏のバイカルも見たい。

そして、また、冬のバイカルに帰ってみたい。

0502-45


夕方イルクーツクに到着。
一泊の後、翌朝、何故か帰りは7時間半のフライトでモスクワへ戻りました。



人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
risurisu_journal at 22:00│ブログランキングComments(4)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 旅行 | 自然
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by saya   2015年04月07日 17:25
綺麗な写真をたくさんありがとうございます。

私もバイカル湖に行ってみたい!と思い、よく旅行を計画するのですが、真夏以外はフライトがすごく少なかったり、近いわりには航空券が高かったりで、毎年断念してしまいます。
でも氷が解ける時期が一番綺麗かもしれないですね!

現地のオプションツアーも一人で参加するととんでもない高額になってしまうし、北部へも行ってみたいけど悩みます。
バイカル鉄道も良さそうですし。
いつか行けると良いですが...。
2. Posted by りり   2015年04月07日 22:54
sayaさん、
わかります。バイカル湖ツアー、高いですよね。
でもやはり、高いには理由があると思いました。
イルクーツクからバイカル湖までが、まず遠いんですよね。
車でぴゅーっと行くという感じではなく、イルクーツク発の旅に出る感じです。
バスも通っているようですが、1日1本くらいのようで、スケジュールには随分制約が出そうです。それでも、時間がかかっても良いから安く行くという方法もあるとは思います。
その場合は、余計に宿泊しなければならないので、宿泊施設も安いところにしないと、結局不便で高い旅になっちゃいそうですが。。。^^;

一人で行ける環境なら、一人で行くに越したことはありませんよ!
家族で行くと、かなり高額ですし、数人行く人が増えたところで、それほど安くならなそうでした。
バイカル湖の旅が高い理由は、不便だからという面が大きいと思います。
でも、不便な所だからこそ、残っている自然に触れられるのも確かです。
本当にオススメですよっ!
3. Posted by saya   2015年04月08日 07:27
すみません、sayaでした...ややこしいハンドルネームにしてしまってすみません^^;

私はロシアで短期留学してた事があるので、ロシア方面へ一人旅するのが好きなのですが、バイカル湖を見に行こうと思うとヨーロッパへ行くよりも高くなってしまうんですよね。

イルクーツクからリストビャンカへは水中翼船で行くのが便利なのでしょうか?
リストビャンカまでは一人で行けそうですが、オリホン島は行くのは難しそうです。
私がいつもロシア留学・ロシア旅行を手配してもらっている旅行会社では、イルクーツク発のオリホン島2泊3日ツアーの代金は1人参加だと19万円です!5人以上で参加すると1人8万5千円ぐらいです。
日本語ガイドが付くのでそんな高額になっちゃうんですよ。
私のロシア語力と英語力なんて旅行会話レベルなので、外国人観光客が入り混じってる現地ツアーに1人で参加するのは無理だと思うし...(もっと勉強しろよって感じですが^^;)。

でもあの景色は一度生で見てみたいです!
氷にヒビが入ってるのはちょっと恐いですが...。
4. Posted by りり   2015年04月09日 18:43
sayaさん、ごめんなさい!!
前のメッセージもお名前訂正しました。m(__)m

日本の代理店に頼むと、かなり高くなりますよね。
以前、見積もりを出してもらった事がありますが、英語/ロシア語のガイドでも物凄く高かったです。
その上、日本語ガイドとなると、検討の余地ないくらい高くなるので、そもそも選択肢に入ってませんでした。^^;
確かにその値段設定なら、数人集めて行った方がいいですね。
今回はプライベートドライバーでオリホン島でしたが、リストビャンカへも陸路で行けますし、バスもあったと思いますよ。水中翼船は“移動手段”として考えるなら、一番高いでしょうね。あとはホテルがイルクーツクからの送迎を手配してくれるオプションも幾つか見かけました。
ちなみに、リストビャンカからオリホン島までは道がありませんので、一回イルクーツクへ戻らないといけません。両方行くには、当然、時間もお金もかかりますよね。
やはり、ロシア人の代理店で探した方がリーズナブルになると思いますよ。
旅行会話レベルのロシア語&英語能力があるなら、私よりも大分選択肢が増えると思います。私はロシア語は、ほぼ出来ませんのでw
また、外国人旅行者が混じってた方が、全員が外国語(英語)で話す状況になるので、言葉も優しくなるし、楽ですよ!
頑張ってくださいね。^^

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
やっと開いたよ、ジェツキー・ミール!ピザ!TRATTORIA SICILIANA