2016年07月25日

最近のロシア産牛肉がマジイケてる件w

このブログでも「ハンバーガー」のカテゴリーが頻出していますが、
こんなにもバーガーを出す店が増えた理由の一つが、
実は「ロシアの牛肉事情」にあるんじゃないか、と思っています。

当地に5年くらい住んでいる人は、多分共感していただけると思うのですが、
かつて、ロシア産の牛肉は、本当に質が悪かった。
もちろん、値段は安くない。
安くない値段の肉を買ってきて、
スジだらけで結局ほとんどの部分が食べられずに捨てるか
もしくは、煮込みまくるかしか選択肢がなかったのです。

せっかく思い切って買ってきても、そんな感じだったので
牛肉は自然に食卓にあがらなくなるか、
もう少しお金を出して、米国産などを購入するかの家庭が多かったんじゃないでしょうか。

ところが、ご存知の通り、ウクライナ問題に端を発し、
2014年から現在まで、ほとんどの欧米諸国から食品は輸入禁止になっています。

制裁直後はいろんな物が手に入りにくくなりました。
ロシアは多くの食品を輸入に頼っていたことを思い知らされた時期です。

しかし、その後、急速に状況は変化しました。

ロシア人の気質の一つに「追い込まれないと何もしない」というのがありますw

もちろん、たくさんある内のほんの一つの気質で
ロシア人全員に当てはまるわけでもありません。

でも、「ロシア人ってどんな人たち?」と聞かれた時に
「追い込まれないと何もしない人たちだね」と言っても、たぶん差し支えないと思います。

これは、言い換えれば

「なんだかんだ言っても、追い込まれたら最後には帳尻を合わす人たち」

ということでもあるわけです。

かくして「制裁」で追い込まれたロシア人たちは、奮起しました(たぶんw)。

制裁後のモスクワのスーパーには、急速にローカル生産の品物が多くなりました。
ほとんど国産オーガニックの商品で埋め尽くされた店も出てきました。

「やれば出来んじゃんっ!!」

と、多くの人がロシアにツッコミを入れました(たぶんw)。

その中でも牛肉は、制裁後、大きく成長した一つだと思います。

今ではモスクワのスーパーの精肉売り場の棚の多くの部分を
ロシア産牛肉が占めています。

2016-06-01-1

そして、その肉は、かつての「捨てるか煮込むか」の肉ではなく、
「焼いて食える肉」になっていたのです。
この場合の「食える」の意味は、
「スジがなくて普通に食肉として成り立っている」という意味ではなく、
「ナニコレ、美味しい!」という意味です。

以前のロシアの肉牛は、

乳牛としてしこたま搾乳された後の使い物にならなくなった老年女子牛が
「牛肉」として出荷されていたそうです。
(男子牛がどういう扱いだったかも気になるところです。。。(。-_-。))
そんなお肉がスジだらけで美味しくなかったのは、なるほどね、という感じです。

現在は、ストレスのかからない広い牧草地で、
食事にもこだわって丁寧に育てられたブラック・アンガス牛が
「国産牛」として、当地でも普通に手に入ります。

きっとハンバーガー屋の流行りは、品質の良い国産牛の流通とも
無関係ではないのではないか、と思うのです。

というわけで、本当はあるレストランを紹介する「導入」として
ちょっとロシアの国産牛事情に触れたのですが
すっかり長くなってしまったので、レストラン情報は次回にします。。。^^;

8年前と比べたら、もちろん激変してるけど
ほんのこの2、3年だけを比べても、相当変化の激しいモスクワからお届けしましたw


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