観光
2016年05月31日
KGBも知らなかった!レストラン「Арагви」の真実!!
スターリン政権下の1938年。
モスクワに初のグルジアレストラン「Aragvi」がオープンした。
きっかけは、政治家のラヴレンチー・ベリヤ。
スターリンの大粛清において、大きな役割を果たしたとして知られる人物だ。
1920年に、ソ連政府が現在「Арагви (Aragvi)」があるビルに引っ越してきた。
ベリヤのオフィスもそこにあった。
ある時、ベリヤは、あるカフェテリアのシェフの料理にメロメロになり、そのシェフの元、モスクワで最初のグルジア料理のレストランを開くことを思いついたのだそう。
(ベリヤはグルジア出身)
(ベリヤはグルジア出身)
かくして「Арагви」は1938年、オープンを果たした。
店はすぐに、共産党政治局員やKGBのスパイ、映画スター、宇宙飛行士など、重要人物が足繁く通う有名店となった。
2000年初めから、修復のために閉店となっていたが、つい先日、華々しくリニューアル・オープンした。
ここまで知っただけでも、「Арагви」がいかに特別なレストランかがわかる。
が、本題は実はここからだ。
「Арагви」はスターリン様式の建物の中にあるが、実はこれは革命以前に建てられたホテル「ドレスデン」を基礎に建てられたものなのだそう。
19世紀、「ドレスデン」は、チェーホフやプーシキン、トロストイも来るような、とてもハイソなホテルだった。
そのホテルは実は、18世紀に建てられた屋敷の上に建てられたものだった。
ここまでは、以前から知られていた話。
修復工事が進行中の2003年。
すべての作業が一旦中止されるような、大発見があった。
18世紀の屋敷の上に建てられた、
19世紀のホテルの上に建てられた、
20世紀に建てられたスターリン建築は、
実は、
17世紀の貴族の家の上に建てられた、
18世紀の屋敷の上に建てられた、
19世紀のホテルの上に建てられた、
20世紀に建てられたスターリン建築だったのだ。
つまり、
一番下と思われていた18世紀の屋敷は、実は17世紀、時代はピョートル1世の前、アレクセイ・ミハイロビッチの時代の貴族の建物を基礎にしていたのだそう。
1世紀ごとに新たな外套を纏い、現在の形になってるなんて。。。
なんという、壮大なマトリョーシカ建築。。。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
(4ピースのやつな(ーー))
このことがわかってから、一旦中断された修復工事は、モスクワ市と共同の新たなプロジェクトを組んで、改めて再開することになる。
プロジェクトでは、レストランと歴史的建造物を共存させ、できるだけオリジナルの形を生かすプランが練られ、残せる部分のアーチや壁は当時のままに、修復が必要なレンガ壁は1600年代の技術を使って塗装されたらしい。
新しく発見された部分は地下にある。
その地下へ続く階段ホールのアーチや壁は、かつての「Арагви」のまま。
鉄の階段は19世紀の様式をモダンにしたもの。
新しく発見された部分は地下にある。
その地下へ続く階段ホールのアーチや壁は、かつての「Арагви」のまま。
鉄の階段は19世紀の様式をモダンにしたもの。
この部屋の壁は17世紀当時のままに使われている。
ここも新しく発見された古い部屋。天井のむき出しのレンガは当時のもの。
嘘か誠か「650年前のもの」と説明を受けた。
だとしたら14世紀まで遡っちゃうんだけど、マジ?
だとしたら14世紀まで遡っちゃうんだけど、マジ?
でも案外、まだまだわかってない部分もあって、新しい見解が出てきてるのかもね。。。
ちなみに案内してくれたのは、この店のシェフ。
レストランの地下には、1900年代初め、ドイツの薬局(Аптека/Apotheke)だった当時のインテリアを再現したバーもある。

ドイツの薬局って、こんなカッコイイのかよ。。。( ꒪⌓꒪)
って、思っちゃうけど、

こんなにカッコよかったらしい。( ̄ー ̄;)

ドイツの薬局って、こんなカッコイイのかよ。。。( ꒪⌓꒪)
って、思っちゃうけど、

こんなにカッコよかったらしい。( ̄ー ̄;)
ところで、冒頭に載せた、ホテル・ドレスデンだったころの絵が、このバーの奥に描いてあるのだが、今の風景と照らし合わせると、また面白い。


建物の左奥に、今も昔も変わらぬ教会がある。
が、教会の高さと比べると、ビルがすごく高くなってる。
その教会を軸に見てみると、かつて「Гостиница Дрезден(ホテル ドレスデン)」と掲げられていた場所に現在も、このレストランや銀行などの他のテナントも看板を掲げていることがわかる。
つまり、ビルは上に(実は横にも)拡大され、かつての1階は今の地下。
「薬局、こんな地下にあったんか?!」
と思ったけど、あのバーがあるフロアが当時は1階だったのだ。
そしてもう一つ。
レストランに入らなくても見られる貴重な場所が、このビルの裏にある。

ツベルスカヤ通りをビル沿いにちょっと歩いた鉄の門から、このビルの裏側に入ることができるのだが、そこにあるこのボッロ〜い壁や窓枠。
これも、17世紀のもの。
ものすごいスピードでいろんなモノが新しくなっていく、こんなモスクワの真ん中で、まだ知られていなかったこんな部分があったなんて、なんだかちょっとワクワクする。
もしかしたらこの街には、もっともっと面白くて貴重なモノが眠ってるのかもしれないw
次回は、本場グルジア帰りのワタシが、「Aragvi」のグルジア料理を厳しい目でレポートします。( ̄ー ̄)
参考:
==========
Арагви
TVERSKAYA, 6/2


2016年04月29日
ザ★観光!な、聖ワシリーに行ってきた!!
モスクワ生活8年目。
まだまだ知らないことばかりのワタシです。
先日、こんな素敵なところに初めて行ってきました。

。。。(^ー^)
そう、こんなおとぎの国のお城のようなところ。

“初めて”、です。
。。。(^ー^)。。。
ホラ、よくあるアレですよ、アレ。
いつでも行けるから、今日じゃなくてもいいよね〜。。。的な、アレ。
今日じゃなくても良いと何十回。。。下手すりゃ何百回つぶやき続け、
とうとう8年経ちましたw
そんな“先送り”が、
“二度と行く機会を失いかねない”という危機感に変わりつつある今日この頃、
ついに行ってきました。(^ー^;)
。。。まぁ、「ついに」って程のことじゃないけど。。。^^;;;;;
通称「聖ワシリー大聖堂」、
正式名称は「堀の生神女庇護大聖堂(Собор Покрова что на Рву)」というらしい。
窓口で入場券(350Rub.)を購入、
ロシアではよくある撮影料(中で写真撮ってもいいよ券)はいくらかな〜、
と思って料金表を見てみたら「撮影料」の横に「無料」の文字。。。
確か昔はいくらか撮ってたはずなんだけど。。。
時代の変化はこんなところにも現れてました。。。
※でもHPの情報では160Rub.って書いてあるね〜。入場料も250Rub.。。。
アップデートしてないのね。。。^^;
さてさて、中に入るといきなりの。。。

イコンの壁、「イコノスタシス」というらしい。

外から見ても分かる通り、
ワシリーは一つの土台の上に、9つの異なる教会塔が建った建造物だ。
内装も、外装同様、一つ一つが全部違うデザインになっている。


ドームの部分も一部屋ごとに違う。

このイコノスタシスも荘厳。
ワシリーは、カザン・ハン国に勝利した記念として
ポスニク・ヤーコブレフ設計で、イヴァン4世が建てた(1555〜61年)。
あまりの美しさに、これより美しいものを設計できないように、
ヤーコブレフの目を潰したというのは、あまりにも有名な逸話。
( しかし、ヤーコブレフは、ワシリー後も設計している記録があることから、これは伝説に過ぎないそう。)




16世紀のフレスコ画、17世紀のテンペラ画、18〜19世紀の歴史的油絵、


貴重なロシアのイコン画など、
ここでは、4世紀にわたる、異なる時代の絵画を見ることができる。


まぁ、全部WikiとワシリーのHPからパクってきた情報で、
どれがどれかわかりませんが。。。(ーー)
でもとにかく、小さい中に、ぎっしりと見所のつまった場所でした。
あと、

ワシリーから望む赤の広場の景色が、普段あまり見ることのない景色で新鮮♪

グチャグチャに回ったので、どこがどこかわからなくなったりしながら
ゆっくり見学している内に、
(なんせ塔が9つあるので、順番通りに回らないと迷うよ!^^;)

外に出てみたらいつの間にか、
赤の広場が入場規制されてて、一般人の姿皆無になってた。
5月9日の戦勝記念日の式典の準備してたのね〜
ワシリーから出たら、否が応でもここを通らなければならないので、
規制中の赤の広場を堂々と横断しました♪
これはある意味、ワシリー見学よりも貴重。( ̄ー ̄)

いやしかし、ワシリーは見ておいてよかった。
なんせ1990年には、世界遺産としても登録されている
モスクワの、いや、ロシアの象徴とも言える、大変貴重な建物なんだからね。
==========
聖ワシリー大聖堂(Собор Покрова что на Рву)
夏時間:10:00-19:00
冬時間:11:00-17:00
入場料:350Rub.
まだまだ知らないことばかりのワタシです。
先日、こんな素敵なところに初めて行ってきました。

。。。(^ー^)
そう、こんなおとぎの国のお城のようなところ。

“初めて”、です。
。。。(^ー^)。。。
ホラ、よくあるアレですよ、アレ。
いつでも行けるから、今日じゃなくてもいいよね〜。。。的な、アレ。
今日じゃなくても良いと何十回。。。下手すりゃ何百回つぶやき続け、
とうとう8年経ちましたw
そんな“先送り”が、
“二度と行く機会を失いかねない”という危機感に変わりつつある今日この頃、
ついに行ってきました。(^ー^;)
。。。まぁ、「ついに」って程のことじゃないけど。。。^^;;;;;
通称「聖ワシリー大聖堂」、
正式名称は「堀の生神女庇護大聖堂(Собор Покрова что на Рву)」というらしい。
窓口で入場券(350Rub.)を購入、
ロシアではよくある撮影料(中で写真撮ってもいいよ券)はいくらかな〜、
と思って料金表を見てみたら「撮影料」の横に「無料」の文字。。。
確か昔はいくらか撮ってたはずなんだけど。。。
時代の変化はこんなところにも現れてました。。。
※でもHPの情報では160Rub.って書いてあるね〜。入場料も250Rub.。。。
アップデートしてないのね。。。^^;
さてさて、中に入るといきなりの。。。

イコンの壁、「イコノスタシス」というらしい。

外から見ても分かる通り、
ワシリーは一つの土台の上に、9つの異なる教会塔が建った建造物だ。
内装も、外装同様、一つ一つが全部違うデザインになっている。


ドームの部分も一部屋ごとに違う。

このイコノスタシスも荘厳。
ワシリーは、カザン・ハン国に勝利した記念として
ポスニク・ヤーコブレフ設計で、イヴァン4世が建てた(1555〜61年)。
あまりの美しさに、これより美しいものを設計できないように、
ヤーコブレフの目を潰したというのは、あまりにも有名な逸話。
( しかし、ヤーコブレフは、ワシリー後も設計している記録があることから、これは伝説に過ぎないそう。)




16世紀のフレスコ画、17世紀のテンペラ画、18〜19世紀の歴史的油絵、


貴重なロシアのイコン画など、
ここでは、4世紀にわたる、異なる時代の絵画を見ることができる。


まぁ、全部WikiとワシリーのHPからパクってきた情報で、
どれがどれかわかりませんが。。。(ーー)
でもとにかく、小さい中に、ぎっしりと見所のつまった場所でした。
あと、

ワシリーから望む赤の広場の景色が、普段あまり見ることのない景色で新鮮♪

グチャグチャに回ったので、どこがどこかわからなくなったりしながら
ゆっくり見学している内に、
(なんせ塔が9つあるので、順番通りに回らないと迷うよ!^^;)

外に出てみたらいつの間にか、
赤の広場が入場規制されてて、一般人の姿皆無になってた。
5月9日の戦勝記念日の式典の準備してたのね〜
ワシリーから出たら、否が応でもここを通らなければならないので、
規制中の赤の広場を堂々と横断しました♪
これはある意味、ワシリー見学よりも貴重。( ̄ー ̄)

いやしかし、ワシリーは見ておいてよかった。
なんせ1990年には、世界遺産としても登録されている
モスクワの、いや、ロシアの象徴とも言える、大変貴重な建物なんだからね。
==========
聖ワシリー大聖堂(Собор Покрова что на Рву)
夏時間:10:00-19:00
冬時間:11:00-17:00
入場料:350Rub.


2016年01月27日
ただいま!で、クロカン♪
一時帰国してる間に、
モスクワが数年ぶりにモスクワらしい寒さになってました。
が、明日からはまた0度以上の暖かさになる模様。。。
雪が溶ける前に、ものすごく久しぶりに行ってきました。

最近いろいろと整備されて、すっかり垢抜けてしまった「ソコルニキ公園」。
この公園の続きのワイルドなエリアが、
私がよくリスやらヘラジカやらを撮りに行く場所なのですが、今日は。。。

コレ。

クロスカントリー・スキー。
思い起こせば2010年のこと。。。
満を持して、板・靴・スティックの三点セットを買いに行き
初めてクロカンをやったのが、この公園でした。
その時の記事がコチラ。
あれから6年。。。
板も靴もスティックも、真新しいままに押入れの奥底にしまわれ、
今では、わざわざ買わなくても
公園内でお手軽にレンタルできるシステムが整っています。
というわけで、私も借りました。。。(。-_-。)
だって、持っていくの面倒くさいんだもの。。。(。-_-。)
しかしやっぱり、森の中をクロカンで滑るのは気持ち良い♪
でも、滑ってる時は汗だくになるし、
止まるとすげぃ寒いし、
いろんな意味で体力奪われます。。。orz
で、一式レンタルできる場所はココ。

公園の入り口を入って、スケートエリアの手前、右側にある。

借りられるのは、若干ショボい道具だけど
手ぶらで行って、150rub.で借りられるなら、文句はないw
借りる際には、人質ならぬ物質として、
パスポートなどの身分証明書を預ける必要があるので、忘れないように。
別途100Rub.で荷物も預かってくれる。
こんなに気軽にクロカンが楽しめるなんて
モスクワならではだよね〜。
そうそう、コース途中にこんなのもありました。

氷の滑り台。


びゅ〜〜〜〜〜ん!!w
お尻が冷たいけど、結構な迫力で楽しかった♪
冬のモスクワは、やっぱり寒くて雪がないとね。
明日からはまた暖かくなるみたいだけど、
天気予報では、ずっと零下にならないみたいだし、
モスクワ史上、最高に派手なイルミネーションもなくなちゃってるし。。。
もう今年の冬は終わるのか。。。
日本から帰ってきてからの数日だけしか、
まだモスクワらしい冬を味わってないのに。。。(T^T)
というわけで、
ただいま、モスクワ!
==========
ソコルニキ公園

ここはまだイルミネーション残ってる。夜にはキレイだろうな。
メトロ:ソコルニキ
レンタル一式:150rub. (身分証明書が必要です)
荷物ボックスレンタル:100rub. (履いていった靴はここへ入れていく)
モスクワが数年ぶりにモスクワらしい寒さになってました。
が、明日からはまた0度以上の暖かさになる模様。。。
雪が溶ける前に、ものすごく久しぶりに行ってきました。

最近いろいろと整備されて、すっかり垢抜けてしまった「ソコルニキ公園」。
この公園の続きのワイルドなエリアが、
私がよくリスやらヘラジカやらを撮りに行く場所なのですが、今日は。。。

コレ。

クロスカントリー・スキー。
思い起こせば2010年のこと。。。
満を持して、板・靴・スティックの三点セットを買いに行き
初めてクロカンをやったのが、この公園でした。
その時の記事がコチラ。
あれから6年。。。
板も靴もスティックも、真新しいままに押入れの奥底にしまわれ、
今では、わざわざ買わなくても
公園内でお手軽にレンタルできるシステムが整っています。
というわけで、私も借りました。。。(。-_-。)
だって、持っていくの面倒くさいんだもの。。。(。-_-。)
しかしやっぱり、森の中をクロカンで滑るのは気持ち良い♪
でも、滑ってる時は汗だくになるし、
止まるとすげぃ寒いし、
いろんな意味で体力奪われます。。。orz
で、一式レンタルできる場所はココ。

公園の入り口を入って、スケートエリアの手前、右側にある。

借りられるのは、若干ショボい道具だけど
手ぶらで行って、150rub.で借りられるなら、文句はないw
借りる際には、人質ならぬ物質として、
パスポートなどの身分証明書を預ける必要があるので、忘れないように。
別途100Rub.で荷物も預かってくれる。
こんなに気軽にクロカンが楽しめるなんて
モスクワならではだよね〜。
そうそう、コース途中にこんなのもありました。

氷の滑り台。


びゅ〜〜〜〜〜ん!!w
お尻が冷たいけど、結構な迫力で楽しかった♪
冬のモスクワは、やっぱり寒くて雪がないとね。
明日からはまた暖かくなるみたいだけど、
天気予報では、ずっと零下にならないみたいだし、
モスクワ史上、最高に派手なイルミネーションもなくなちゃってるし。。。
もう今年の冬は終わるのか。。。
日本から帰ってきてからの数日だけしか、
まだモスクワらしい冬を味わってないのに。。。(T^T)
というわけで、
ただいま、モスクワ!
==========
ソコルニキ公園

ここはまだイルミネーション残ってる。夜にはキレイだろうな。
メトロ:ソコルニキ
レンタル一式:150rub. (身分証明書が必要です)
荷物ボックスレンタル:100rub. (履いていった靴はここへ入れていく)


2015年12月30日
暮れなずむモスクワ、暮れなずむ今年。
あっ!!!
。。。と言う間に年末で、びっくりポンです。(。-_-。)
モスクワはつい先日、12月では信じられないような8℃という気温を叩き出し
日本でも、
赤の広場に設置された氷の滑り台がドロドロになってる様子が紹介されてましたね。
去年の冬も相当な暖冬でしたが、8回目のモスクワの冬が尋常じゃない「暑さ」で
これまた、びっくりポンです。(。-_-。)
そんなモスクワも、
最近になってようやくマイナス二桁にかかりそうな寒さになってきましたが
かつてのモスクワだと、冬場のー10℃くらいは
「今日、ちょっと暑くね?」
って感じだったんですよね。(。-_-。)
ー8℃くらいで、「:(;゙゚'ω゚'):サムィー!!」と言ってるアナタ。
アナタは、モスクワ在住歴3年以内の“新参者”です。
在モス歴も、私くらいになってくると
−10℃位までは、短パンTシャツにウチワ持って歩けるってモンです。
まぁ、嘘ですけどね。(ーー)
いやしかし、8年目ですよ、8年目。
「モスクワ在住8年目」という事実は
一年が恐ろしく早く過ぎてしまっていることよりも、
モスクワの冬が恐ろしく暖かいことよりも、
私にとっては、よっぽどびっくりポンです。
でも、そんなに長く住んでても、結構知らないことも多いなぁ〜と
つい先日、しみじみと思うことがありました。
モスクワの森の写真は随分撮っているのですが、
考えてみたら街の様子は、わざわざ撮影に出かけたりしたことはありませんでした。
そこで思い立って行ってきました。
残念ながら、雪も積もってないし、薄氷さえ張っていないモスクワ川の風景。
暮れなずむトワイライトの景色を狙ったのですが、
気温が高かったせいもあって、空はあまり晴れてなかった。

しかしながら、観光船も何度か通ってくれて

なかなか綺麗な景色となりました。

考えてみたらこの場所って、車では何十回となく通ってるけど
まともに歩いたのって、この日が初めて。
モスクワの、薄暗くて怪しいところも、
今となっては“味”があって、“悪くない”と思うし、
何よりも「モスクワらしい」と思う。
でも、
こんな正統派にキレイなモスクワも、嘘偽りないモスクワだったりするのだなwと。
ガイドブックでは良く見るような風景を
自分の目では、あんまり良く見たことがなかったな、と
つくづく思う夕暮れでした。

あ、月が出てるよ!
さて、今年もいよいよ暮れてきました。
今年も、たくさんの人にご覧いただき、
たくさんの方からメッセージをいただき、
そして、このブログを通じてたくさんの出会いがありました。
一人で書いて、一人で撮ってるブログですが
たくさんの人に支えられているのだと、
今年も感謝の気持ちでいっぱいでございます♪
みなさまの来年が、素晴らしい1年でありますように。
そして、来年の世界が、今年よりも少しでも幸せでありますように。
どうかみなさま、よい新年をお迎えください。
そして、来年もまた、よろしくお願いします。
2015年12月末
りり拝
。。。と言う間に年末で、びっくりポンです。(。-_-。)
モスクワはつい先日、12月では信じられないような8℃という気温を叩き出し
日本でも、
赤の広場に設置された氷の滑り台がドロドロになってる様子が紹介されてましたね。
去年の冬も相当な暖冬でしたが、8回目のモスクワの冬が尋常じゃない「暑さ」で
これまた、びっくりポンです。(。-_-。)
そんなモスクワも、
最近になってようやくマイナス二桁にかかりそうな寒さになってきましたが
かつてのモスクワだと、冬場のー10℃くらいは
「今日、ちょっと暑くね?」
って感じだったんですよね。(。-_-。)
ー8℃くらいで、「:(;゙゚'ω゚'):サムィー!!」と言ってるアナタ。
アナタは、モスクワ在住歴3年以内の“新参者”です。
在モス歴も、私くらいになってくると
−10℃位までは、短パンTシャツにウチワ持って歩けるってモンです。
まぁ、嘘ですけどね。(ーー)
いやしかし、8年目ですよ、8年目。
「モスクワ在住8年目」という事実は
一年が恐ろしく早く過ぎてしまっていることよりも、
モスクワの冬が恐ろしく暖かいことよりも、
私にとっては、よっぽどびっくりポンです。
でも、そんなに長く住んでても、結構知らないことも多いなぁ〜と
つい先日、しみじみと思うことがありました。
モスクワの森の写真は随分撮っているのですが、
考えてみたら街の様子は、わざわざ撮影に出かけたりしたことはありませんでした。
そこで思い立って行ってきました。
残念ながら、雪も積もってないし、薄氷さえ張っていないモスクワ川の風景。
暮れなずむトワイライトの景色を狙ったのですが、
気温が高かったせいもあって、空はあまり晴れてなかった。

しかしながら、観光船も何度か通ってくれて

なかなか綺麗な景色となりました。

考えてみたらこの場所って、車では何十回となく通ってるけど
まともに歩いたのって、この日が初めて。
モスクワの、薄暗くて怪しいところも、
今となっては“味”があって、“悪くない”と思うし、
何よりも「モスクワらしい」と思う。
でも、
こんな正統派にキレイなモスクワも、嘘偽りないモスクワだったりするのだなwと。
ガイドブックでは良く見るような風景を
自分の目では、あんまり良く見たことがなかったな、と
つくづく思う夕暮れでした。

あ、月が出てるよ!
さて、今年もいよいよ暮れてきました。
今年も、たくさんの人にご覧いただき、
たくさんの方からメッセージをいただき、
そして、このブログを通じてたくさんの出会いがありました。
一人で書いて、一人で撮ってるブログですが
たくさんの人に支えられているのだと、
今年も感謝の気持ちでいっぱいでございます♪
みなさまの来年が、素晴らしい1年でありますように。
そして、来年の世界が、今年よりも少しでも幸せでありますように。
どうかみなさま、よい新年をお迎えください。
そして、来年もまた、よろしくお願いします。
2015年12月末
りり拝


2015年12月16日
「欧米かっ?!」赤の広場です。(。-_-。)
早いもので、今年も残すところ、あと2週間あまり。
今年のロシアもいろいろありましたね。。。
経済制裁されたり、経済制裁したり、経済制裁するぞと言ったり。。。(。-_-。)
その影響なのかどうかわからないけど、
今年は街中のクリスマスツリーの設置が遅かった。
例年なら11月中にはだいたい設置終了してるのに、
今年はまだ“設置中”のところもチラホラ。。。
ロシアのクリスマスは1月だし、まだちょっと時間あるよね、って思ってたのもつかの間
もうロシア正教のクリスマス(1月7日)までも1ヶ月を軽く切っている。
ああ。。。やっぱり不況の影響なのかなぁ。。。
だから今年はちょっと昔の、地味な感じに戻るのかなぁ。。。(´・ω・`)
なんて思っていたけど、違いますね。(ーー)

このディズニーランドもびっくりな、キラキラ。。。
いや、ギラギラのイルミネーション。

隅々までデコられ、資本主義の権化のような西側的基督降誕祝福装飾。( ̄ー ̄;)
「どこの欧米だよっ!」

と、見まごうばかりの赤の広場です。(。-_-。)
ただでさえ、“カラフル”で“カワイイ”ワシリー寺院が
デコった赤の広場越しに見ると、いよいよディズニーのアトラクションのようです。。。
ほんの数年前までは、質素なスケートリンクしかなかった
「赤の広場 feat. クリスマス」が、今年はスンゴイことになっているのです。

欧州によくあるクリスマス市も盛大に出揃ってて

派手さからいったら、
ちょっとした欧州の都市(デュッセルドルフとか)のクリスマス市より華やかかも。

うん。少なくとも、デュッセルじゃこんなに電力使ってなかったわ。
エネルギー大国、乙!www
しかも、キルメス(移動遊園地)的なのもちょっと出てて


コーシーカップやら、ぐるぐる回りながら上下するやつから
まぁ、とにかくスゴイw

メリーゴーランドは、ちょっとレトロな感じでなかなか趣がある。
それにしても、後ろにワシリーの欠片と赤い星の建物がなければ
ここが「赤の広場」とは、わかってもらえないよねw
あ〜、なんか欧州にカブレちゃって、ロシアらしさなくなってきたなぁ〜
なんて、残念に思ってたら、発見しました。“ロシアらしさ”。

ロシア名物「残念な着ぐるみ」。
これですよ!この雑な感じw
いくら表面的に欧州に壮大な憧れを持って真似しても
どっかロシアらしさが抜けきらない。
こんなにキラキラで欧米的なクリスマス市を作っても
「まるで“中の人”がいないかのようなミッキーやドナルド的な着ぐるみアイドル」は、
この国には、決して現れないw
この味わいがロシアなんだよなぁ〜♪

まぁそれにしても、ここまで西側的基督降誕祝福祭が浸透しちゃうと
さすがにもう、ジェッド・マローズ(ロシアのサンタさん)は来なそうだよね。。。
なんて思ってたら、

ジェッド・マローズ健在www
ブレーメンの笛吹きみたいに、ちびっ子引き連れて歩ってました♪

そして、このツリーにも、よく見るとちょっとした“ロシア(ソ連)”が。。。

りす〜〜〜❤️
。。。じゃなくて、ソ連時代から親しまれてる包み紙のチョコが
ツリーのオーナメントになってんのカワエエ♪

グムの中にもあった♪(^ー^)
いやぁ〜、それにしてもスゴイわ、今年の赤の広場。

今の時期は日が短いから、夕方の4時、5時でも十分イルミネーションが楽しめるので、
まだ行ってない人は、必見ですw

日が暮れ始める時間もオススメだよ〜♪
今年のロシアもいろいろありましたね。。。
経済制裁されたり、経済制裁したり、経済制裁するぞと言ったり。。。(。-_-。)
その影響なのかどうかわからないけど、
今年は街中のクリスマスツリーの設置が遅かった。
例年なら11月中にはだいたい設置終了してるのに、
今年はまだ“設置中”のところもチラホラ。。。
ロシアのクリスマスは1月だし、まだちょっと時間あるよね、って思ってたのもつかの間
もうロシア正教のクリスマス(1月7日)までも1ヶ月を軽く切っている。
ああ。。。やっぱり不況の影響なのかなぁ。。。
だから今年はちょっと昔の、地味な感じに戻るのかなぁ。。。(´・ω・`)
なんて思っていたけど、違いますね。(ーー)

このディズニーランドもびっくりな、キラキラ。。。
いや、ギラギラのイルミネーション。

隅々までデコられ、資本主義の権化のような西側的基督降誕祝福装飾。( ̄ー ̄;)
「どこの欧米だよっ!」

と、見まごうばかりの赤の広場です。(。-_-。)
ただでさえ、“カラフル”で“カワイイ”ワシリー寺院が
デコった赤の広場越しに見ると、いよいよディズニーのアトラクションのようです。。。
ほんの数年前までは、質素なスケートリンクしかなかった
「赤の広場 feat. クリスマス」が、今年はスンゴイことになっているのです。

欧州によくあるクリスマス市も盛大に出揃ってて

派手さからいったら、
ちょっとした欧州の都市(デュッセルドルフとか)のクリスマス市より華やかかも。

うん。少なくとも、デュッセルじゃこんなに電力使ってなかったわ。
エネルギー大国、乙!www
しかも、キルメス(移動遊園地)的なのもちょっと出てて


コーシーカップやら、ぐるぐる回りながら上下するやつから
まぁ、とにかくスゴイw

メリーゴーランドは、ちょっとレトロな感じでなかなか趣がある。
それにしても、後ろにワシリーの欠片と赤い星の建物がなければ
ここが「赤の広場」とは、わかってもらえないよねw
あ〜、なんか欧州にカブレちゃって、ロシアらしさなくなってきたなぁ〜
なんて、残念に思ってたら、発見しました。“ロシアらしさ”。

ロシア名物「残念な着ぐるみ」。
これですよ!この雑な感じw
いくら表面的に欧州に壮大な憧れを持って真似しても
どっかロシアらしさが抜けきらない。
こんなにキラキラで欧米的なクリスマス市を作っても
「まるで“中の人”がいないかのようなミッキーやドナルド的な
この国には、決して現れないw
この味わいがロシアなんだよなぁ〜♪

まぁそれにしても、ここまで西側的基督降誕祝福祭が浸透しちゃうと
さすがにもう、ジェッド・マローズ(ロシアのサンタさん)は来なそうだよね。。。
なんて思ってたら、

ジェッド・マローズ健在www
ブレーメンの笛吹きみたいに、ちびっ子引き連れて歩ってました♪

そして、このツリーにも、よく見るとちょっとした“ロシア(ソ連)”が。。。

りす〜〜〜❤️
。。。じゃなくて、ソ連時代から親しまれてる包み紙のチョコが
ツリーのオーナメントになってんのカワエエ♪

グムの中にもあった♪(^ー^)
いやぁ〜、それにしてもスゴイわ、今年の赤の広場。

今の時期は日が短いから、夕方の4時、5時でも十分イルミネーションが楽しめるので、
まだ行ってない人は、必見ですw

日が暮れ始める時間もオススメだよ〜♪

