交通
2013年02月18日
便利になったよ♪メトロのチケット。
既に2月1日から施行されているので、ご存知の方も多いとは思うが
メトロのチケットシステムが格段に便利になった。
今までも、メトロのチケットは1ヶ月とか1年とかの定期券から
2〜60回までの回数券やら色々あった。
けど、このチケットで乗れるのはメトロだけ。
モスクワの地下鉄(メトロ)は大変便利ではあるが
決して細かい所まで網羅されている訳ではない。
なので、都心部のど真ん中でさえ、どの地下鉄駅にも全く近くない
“魔のトライアングルゾーン”
のような場所が存在する。
そんな不便な場所へも、ある程度近くまで連れて行ってくれる存在が
地上を走る、バスやトラム。
渋滞に巻き込まれたり、事故ったり、壊れたりして
待てど暮らせどやってこない!。。。ってこともあるけど^^;
地下鉄がモスクワの大動脈だとすでば、これらの地上の公共交通機関は
モスクワの毛細血管のごとく、街中に敷き詰められている。
難点は。。。上記に挙げた以外の難点は
バス&トラム専用のチケット(回数券)を持参しているか
細かいお金を持っていないと乗りにくい、って事。
チケット販売所は、必要のない時には町のアチコチによく見かけるが
「今必要!」って時には中々見つからない程度にしかない。
主立った地下鉄駅の出口には良く見かけるが、
地下鉄がないからこそ、今、ここでチケットが必要なのよぉぉぉっっ!!!
。。。って、時には結構見つからない。
で、もちろん、バスの車内でもチケットは購入出来るのだが
細かいお金がないと、おつりがない。。。
小銭を持っていれば問題ないがお札であれば
せいぜい100ルーブル札くらいまでが許容範囲。
(チケットは1枚買いで28ルーブル)
500ルーブル札なんか渡しても、冷たく
「おつりないし。(ーー)」
とか言われて、突き返されるのが関の山。。。orz
もちろん、在モスの方々はここで
「いや、その場合は同乗している他の客が率先して両替してくれる
ハートウォーミングな展開が、モスクワにはあるっ!!!」
と、反論するお方もいらっしゃる事でしょう。
私もそのようなシーンに遭遇したことは多々あり全く異存はござんせん。
しかし、30分に一本しかないような路線でも
雪降る最中の人気も店もないような場所の停留所でさえ
500ルーブル札で乗車拒否される悲しみを味わった人も居るのでぃす。
(T^T)←ココに。
さてさて、そこで、今回どんなに便利になったかと言うと
新しいチケットシステムでは、地下鉄&地上の交通機関が全て共通になったのだ。
つまり、メトロで買ったチケットで、バスもトラムも乗れてしまう。
突然バスに乗りたくなっても、メトロのチケットを持っていれば
小銭の心配をする必要がない。
ちなみに、これが今までのチケット。
このチケットを持ってる人は、今もメトロオンリー。
で、こっちが新しいの。
私は1月下旬の割とギリの所で10回券(265Rub)を買ってしまったので
まだ新しいチケットは買えてません。。。
(出かける場所、徒歩圏内ばっかだよをい。。。(ーvー;))
今回の変更はこれだけだけど、モスクワ・メトロは今年
様々な改革を目論んでいるらしい。
例えば4月1日からは
ー90分間メトロバス(地下鉄だけ90分乗り放題?)
ー200ルーブルで24時間地下&地上交通機関乗り放題パス
ー200ルーブルチケットは2〜60回までの回数券もあり
ー電子お財布(???)導入でアエロエクスプレス(成田エクスプレスみたいなヤツ)も
郊外へ向かう列車のチケット購入から駐車場の支払いまで出来る様になるとか。。。
そして、今まで試験的に行われていた地下鉄内でのWiFiもいよいよ本格化させる。。。
等々。。。
考えてみたら、モスクワメトロ、だいぶ変わったよね。
構内はかなり明るくなったし、エスカレーターの速度も遅くなった。
はい、コチラ。↓↓↓↓↓↓↓↓↓
欧州一深い場所にある地下鉄駅までのノンストップエスカレーターの記事です。( ̄ー ̄;)
自動販売機は、1枚か2枚しか買えないのが難だけど、無いよりはマシだし。
使うか使わないかは別として地下鉄のラインも1本増えたし(黄緑の)、
あとは、慣れてないと駅名が解りづらいってのも出来れば解消して欲しいけど
↓↓↓↓モスクワ・ニューカマーの方はこの辺りも知っておくといいかも?
地下鉄の駅名の話:ロスト・イン・モスクワ
少しずつでも改善されていくのは利用者としては嬉しいばかり。
なんと言っても
「あ〜、なんか良くわかんなくなっちゃったから
その辺でタクシー捕まえちゃおっか?」
。。。とか、気軽に移動出来ないモスコーですから。。。(ーー;)
メトロの自販機。2年前からお目見え。
ちなみにシステム改革による値上げ等は今の所考えられてないみたい。
あと、地上の公共交通機関には
乗り合いミニバスのマルトルーシュカも含まれてるという噂。
これはほぼ現金しか使えなかったから、共通チケット使えると便利だよね〜。
とりあえずは、モスクワ・メトロの“モクロミ”が実現することを祈って。^^;
Tweet
メトロのチケットシステムが格段に便利になった。
今までも、メトロのチケットは1ヶ月とか1年とかの定期券から
2〜60回までの回数券やら色々あった。
けど、このチケットで乗れるのはメトロだけ。
モスクワの地下鉄(メトロ)は大変便利ではあるが
決して細かい所まで網羅されている訳ではない。
なので、都心部のど真ん中でさえ、どの地下鉄駅にも全く近くない
“魔のトライアングルゾーン”
のような場所が存在する。
そんな不便な場所へも、ある程度近くまで連れて行ってくれる存在が
地上を走る、バスやトラム。
渋滞に巻き込まれたり、事故ったり、壊れたりして
待てど暮らせどやってこない!。。。ってこともあるけど^^;
地下鉄がモスクワの大動脈だとすでば、これらの地上の公共交通機関は
モスクワの毛細血管のごとく、街中に敷き詰められている。
難点は。。。上記に挙げた以外の難点は
バス&トラム専用のチケット(回数券)を持参しているか
細かいお金を持っていないと乗りにくい、って事。
チケット販売所は、必要のない時には町のアチコチによく見かけるが
「今必要!」って時には中々見つからない程度にしかない。
主立った地下鉄駅の出口には良く見かけるが、
地下鉄がないからこそ、今、ここでチケットが必要なのよぉぉぉっっ!!!
。。。って、時には結構見つからない。
で、もちろん、バスの車内でもチケットは購入出来るのだが
細かいお金がないと、おつりがない。。。
小銭を持っていれば問題ないがお札であれば
せいぜい100ルーブル札くらいまでが許容範囲。
(チケットは1枚買いで28ルーブル)
500ルーブル札なんか渡しても、冷たく
「おつりないし。(ーー)」
とか言われて、突き返されるのが関の山。。。orz
もちろん、在モスの方々はここで
「いや、その場合は同乗している他の客が率先して両替してくれる
ハートウォーミングな展開が、モスクワにはあるっ!!!」
と、反論するお方もいらっしゃる事でしょう。
私もそのようなシーンに遭遇したことは多々あり全く異存はござんせん。
しかし、30分に一本しかないような路線でも
雪降る最中の人気も店もないような場所の停留所でさえ
500ルーブル札で乗車拒否される悲しみを味わった人も居るのでぃす。
(T^T)←ココに。
さてさて、そこで、今回どんなに便利になったかと言うと
新しいチケットシステムでは、地下鉄&地上の交通機関が全て共通になったのだ。
つまり、メトロで買ったチケットで、バスもトラムも乗れてしまう。
突然バスに乗りたくなっても、メトロのチケットを持っていれば
小銭の心配をする必要がない。
ちなみに、これが今までのチケット。
このチケットを持ってる人は、今もメトロオンリー。
で、こっちが新しいの。
私は1月下旬の割とギリの所で10回券(265Rub)を買ってしまったので
まだ新しいチケットは買えてません。。。
(出かける場所、徒歩圏内ばっかだよをい。。。(ーvー;))
今回の変更はこれだけだけど、モスクワ・メトロは今年
様々な改革を目論んでいるらしい。
例えば4月1日からは
ー90分間メトロバス(地下鉄だけ90分乗り放題?)
ー200ルーブルで24時間地下&地上交通機関乗り放題パス
ー200ルーブルチケットは2〜60回までの回数券もあり
ー電子お財布(???)導入でアエロエクスプレス(成田エクスプレスみたいなヤツ)も
郊外へ向かう列車のチケット購入から駐車場の支払いまで出来る様になるとか。。。
そして、今まで試験的に行われていた地下鉄内でのWiFiもいよいよ本格化させる。。。
等々。。。
考えてみたら、モスクワメトロ、だいぶ変わったよね。
構内はかなり明るくなったし、エスカレーターの速度も遅くなった。
はい、コチラ。↓↓↓↓↓↓↓↓↓
欧州一深い場所にある地下鉄駅までのノンストップエスカレーターの記事です。( ̄ー ̄;)
自動販売機は、1枚か2枚しか買えないのが難だけど、無いよりはマシだし。
使うか使わないかは別として地下鉄のラインも1本増えたし(黄緑の)、
あとは、慣れてないと駅名が解りづらいってのも出来れば解消して欲しいけど
↓↓↓↓モスクワ・ニューカマーの方はこの辺りも知っておくといいかも?
地下鉄の駅名の話:ロスト・イン・モスクワ
少しずつでも改善されていくのは利用者としては嬉しいばかり。
なんと言っても
「あ〜、なんか良くわかんなくなっちゃったから
その辺でタクシー捕まえちゃおっか?」
。。。とか、気軽に移動出来ないモスコーですから。。。(ーー;)
メトロの自販機。2年前からお目見え。
ちなみにシステム改革による値上げ等は今の所考えられてないみたい。
あと、地上の公共交通機関には
乗り合いミニバスのマルトルーシュカも含まれてるという噂。
これはほぼ現金しか使えなかったから、共通チケット使えると便利だよね〜。
とりあえずは、モスクワ・メトロの“モクロミ”が実現することを祈って。^^;
2011年11月03日
バリア健在です@モスクワ
モスクワで何が嫌いって。。。
冬に限りなく近い秋の10月後半から雪が積もり始める前の
ちょうど今の時期が大っ嫌いです。
雪解けの道路ビショビショ&空気が著しく悪い時期も嫌いだけど。。。(ーー;)
朝はどんどん暗くなり
木々も葉を落とし、街中も色がなくなり
太陽の出る時間は極端に短くなり(もう何日も見てない気がする。。。)
JSTVによる大河ドラマ「江」も冬時間撤廃により※深夜番組となり
※「江」は日曜深夜12時からです。(ーー;)
まぁ、とにかくこの時期のモスクワが世界で一番嫌い!
と言う人も少なくないのでは。。。?
こんな風に、ただでさえ“やる気”の全てを分厚い雲の中に吸い込まれそうな気分なのに
最近、ちょっと悲しい出来事があって、それを解決する為に
ツベットノイ・ブルバード駅に通っています。
それも昨日で終わる予定だったのですが、帰宅後に解決していないと発覚。
まだツベットノイに数回通わなければならない事となりました。。。
ま、それはおいておいて。。。
この“悲しい出来事”は、熱弁して書いたらきっと「なんだよ、そんな事かよ!」と
非難されそうなので、ここではヒミツにしておきます。。。(ーvー;)
ツベットノイ・ブルバードと言えば、
以前お伝えしたグルメ・ショッピングセンターがある所。
最近流行の(?)シシャモに似た魚“キュウリ魚”も
ここでは(ほぼ)いつ行っても新鮮なのが置いてある。
牛肉もラムもここのお肉の評判は実に良い。
モスクワの牛肉は“高かろう悪かろう”も良くある。
今回の事があるまで、しばらく行っていなかったので
もしかして品数や品質が落ちてたりして。。。とも思ったが
モスクワの“品質の良い品を扱う店”の寿命が短い事も良くあるので
正直、ここの品質もいつまで続く事やら。。。とか思ってた。
今の所、まだ野菜も果物も、肉も魚も、最初に行った時の品質を保っているようだ。
ただやはり、保っていない点もいくつか。。。
まず、結構ショックだったのは
アバクロ&ホリスターを扱っていた店が、早速消滅していた事。orz
恐らく、モスクワのどこかでは両ブランドとも取り扱われているのかとは思うが
現状ではどこにあるのか分からない。
誰か知ってたら教えて下さい。。。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
早速情報頂きました。消滅ではなく、地下へ移動したそうです。(^^;)
Kさん情報提供ありがとでした〜♪(11/4追記)
そして、もう一つはビルの入口。
モスクワ(ロシア)にしては、このビルは珍しく
入口の階段がバリアフリーになっている、と感心していた。。。
このスロープは、モスクワにしてはかなり良い出来で
この町もやっと真剣にバリアフリーという概念を体現化したのか?!
この角度なら、車椅子だろうが、バギーだろうが登って行ける!
と思ったのだが。。。
注)ーーーーー
モスクワの車椅子&バギー用のスロープは角度が階段と同じに作られており
こう配が急過ぎて、危険でほぼ使い物にならない。
バリアフリーが、如何に形だけの物で
使い物にならない代物か、というレポートはこちらとかこちらをご覧下さい。
ーーーーーーー
このスロープの先に、何やら、以前は存在しなかった物が存在している。。。
それは。。。
このウルトラ意味不明のオブジェ。
スロープの出入口を完全に狭窄しており、
仮に車椅子の人が楽々とここまで登って来れたとしても
このスーパー無駄なオブジェによって、行く手を阻まれ、通り抜けるのが困難。
せっかく実用的なスロープを設置したのに
何故こんな事をするんだ?!
そして、その入口には
堂々と車椅子の方もウエルカム、的なマークが。。。
まぁ、そもそもこのドア自体も自動ではなく、手で押し開けるタイプ。
そしてモスクワの例外となる事なく、このドアの重いこと、重いこと。。。
車椅子はもとより、バギーの子供連れだって、このドア開けるの
一人じゃ大仕事だよ。
モスクワのフル・バリアっぷりは依然として変わる事がない。
むしろ表面的にハンディキャップ・フレンドリーに装っているこのケースの方が
ある意味“たちが悪い”と言えるかもしれない。
最近決まった「バス専用道路」だって、バス以外の通行禁止とは名ばかりで
一体どこにそんな道路があるのか分からないくらい
市内のバスの渋滞っぷりは相変わらずだし。。。
これじゃぁ〜、オリンピックだって、ワールドカップだって、
前途多難じゃないのかね、ぷーちゃん!(←もう政権交代している)
はぁ。。。来週もツベットノイ通いだわさ。。。(ーー;)
Tweet
冬に限りなく近い秋の10月後半から雪が積もり始める前の
ちょうど今の時期が大っ嫌いです。
雪解けの道路ビショビショ&空気が著しく悪い時期も嫌いだけど。。。(ーー;)
朝はどんどん暗くなり
木々も葉を落とし、街中も色がなくなり
太陽の出る時間は極端に短くなり(もう何日も見てない気がする。。。)
JSTVによる大河ドラマ「江」も冬時間撤廃により※深夜番組となり
※「江」は日曜深夜12時からです。(ーー;)
まぁ、とにかくこの時期のモスクワが世界で一番嫌い!
と言う人も少なくないのでは。。。?
こんな風に、ただでさえ“やる気”の全てを分厚い雲の中に吸い込まれそうな気分なのに
最近、ちょっと悲しい出来事があって、それを解決する為に
ツベットノイ・ブルバード駅に通っています。
それも昨日で終わる予定だったのですが、帰宅後に解決していないと発覚。
まだツベットノイに数回通わなければならない事となりました。。。
ま、それはおいておいて。。。
この“悲しい出来事”は、熱弁して書いたらきっと「なんだよ、そんな事かよ!」と
非難されそうなので、ここではヒミツにしておきます。。。(ーvー;)
ツベットノイ・ブルバードと言えば、
以前お伝えしたグルメ・ショッピングセンターがある所。
最近流行の(?)シシャモに似た魚“キュウリ魚”も
ここでは(ほぼ)いつ行っても新鮮なのが置いてある。
牛肉もラムもここのお肉の評判は実に良い。
モスクワの牛肉は“高かろう悪かろう”も良くある。
今回の事があるまで、しばらく行っていなかったので
もしかして品数や品質が落ちてたりして。。。とも思ったが
モスクワの“品質の良い品を扱う店”の寿命が短い事も良くあるので
正直、ここの品質もいつまで続く事やら。。。とか思ってた。
今の所、まだ野菜も果物も、肉も魚も、最初に行った時の品質を保っているようだ。
ただやはり、保っていない点もいくつか。。。
まず、結構ショックだったのは
アバクロ&ホリスターを扱っていた店が、早速消滅していた事。orz
恐らく、モスクワのどこかでは両ブランドとも取り扱われているのかとは思うが
現状ではどこにあるのか分からない。
誰か知ってたら教えて下さい。。。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
早速情報頂きました。消滅ではなく、地下へ移動したそうです。(^^;)
Kさん情報提供ありがとでした〜♪(11/4追記)
そして、もう一つはビルの入口。
モスクワ(ロシア)にしては、このビルは珍しく
入口の階段がバリアフリーになっている、と感心していた。。。
このスロープは、モスクワにしてはかなり良い出来で
この町もやっと真剣にバリアフリーという概念を体現化したのか?!
この角度なら、車椅子だろうが、バギーだろうが登って行ける!
と思ったのだが。。。
注)ーーーーー
モスクワの車椅子&バギー用のスロープは角度が階段と同じに作られており
こう配が急過ぎて、危険でほぼ使い物にならない。
バリアフリーが、如何に形だけの物で
使い物にならない代物か、というレポートはこちらとかこちらをご覧下さい。
ーーーーーーー
このスロープの先に、何やら、以前は存在しなかった物が存在している。。。
それは。。。
このウルトラ意味不明のオブジェ。
スロープの出入口を完全に狭窄しており、
仮に車椅子の人が楽々とここまで登って来れたとしても
このスーパー無駄なオブジェによって、行く手を阻まれ、通り抜けるのが困難。
せっかく実用的なスロープを設置したのに
何故こんな事をするんだ?!
そして、その入口には
堂々と車椅子の方もウエルカム、的なマークが。。。
まぁ、そもそもこのドア自体も自動ではなく、手で押し開けるタイプ。
そしてモスクワの例外となる事なく、このドアの重いこと、重いこと。。。
車椅子はもとより、バギーの子供連れだって、このドア開けるの
一人じゃ大仕事だよ。
モスクワのフル・バリアっぷりは依然として変わる事がない。
むしろ表面的にハンディキャップ・フレンドリーに装っているこのケースの方が
ある意味“たちが悪い”と言えるかもしれない。
最近決まった「バス専用道路」だって、バス以外の通行禁止とは名ばかりで
一体どこにそんな道路があるのか分からないくらい
市内のバスの渋滞っぷりは相変わらずだし。。。
これじゃぁ〜、オリンピックだって、ワールドカップだって、
前途多難じゃないのかね、ぷーちゃん!(←もう政権交代している)
はぁ。。。来週もツベットノイ通いだわさ。。。(ーー;)
2009年09月16日
バス&トラム@モスクワ3 停留所を探す
初めてトラムに乗って出かけた時に、困った事があった。
それは、停留所の位置。
中心地であれば、だいたい“普通に分かる”停留所があるのだが、
普通に分かり易い停留所。
路線番号と停留所名も書いてある。
少し外れると、すごく分かり難い表示だったりするのだ。
例えばこの場所。
周りにいくつかバスの停留所はあるのだが、
トラムの停留所がない。
でも、この写真の中に、
確かに停留所のサインがあったのだ。
それは。。。
ここ
ここです。
停留所名と路線番号も書いてある。
。。。こんな所、知らなきゃ見つけられないよ。。。
そして、恐ろしい事に、
この停留所に止まるトラムに乗るには、
トラムが停留所に近づいてきたら、
片側4,5車線の道路を
車がビュンビュン飛ばして行く中を、
この真ん中に止まるトラムの位置まで
車をぬって歩いて行かなければならないのだ。
ドイツ等のように、
トラムが止まる場所には、
トラム乗降用の信号があって
周りの車は停車しなければいけない、
というルールはない。
人がトラムに向かって歩き始めても、
車は人を威嚇するかの様に。。。
。。。いや。。。
威嚇している。
と、言おう。
だって、
「ぅおらぁっ!
どけっ、コラぁっ!!」
「邪魔なんじゃ、われっ!!
しばくぞっ!」
どけっ、コラぁっ!!」
「邪魔なんじゃ、われっ!!
しばくぞっ!」
(巻き舌でお願いします。)
。。。と、言わんかのごとく
クラクションをガンガン鳴らしながら
ビュンビュンと飛ばして走り抜けて行くのだ。
私?
もちろん一人ではとても乗降位置までたどり着けません。。。
この時も、スタスタと歩き始めたおばあちゃんの斜め右後ろを
いそいそと付いて歩き、車に轢かれない様に配慮致しました。
ちなみに、
各停留所には現在地を示す地図もなければ
路線図さえも貼ってない。
やはり、事前に出来るだけ詳しくルートを調べておいた方が
慣れないうちは安心だろう。。。と、思う。
地下鉄、バス、トラムの他に、
乗り合いワゴン車(マルシルートカと言うらしい)もあり、
割と適当な場所で乗せてくれ、
適当な場所で降ろしてくれて大変便利だということだが、
こちらはまだ利用した事がない。
会話が必要なんじゃないかと思うと、怖くて乗れない。。。(ーvー;)
やっぱロシア語、習うべきかしら。。。
バス&トラム@モスクワ、取り合えず終了。
以前の記事はこちらから:
バス&トラム@モスクワ(1)ルートを調べる
バス&トラム@モスクワ(2)チケットを買う
2009年09月12日
バス&トラム@モスクワ(2) チケットを買う
バスやトラムのチケットは、
地下鉄のチケットと共用ではない。
チケットは乗車の際に購入する事もできる。
この場合は1回25ルーブル。
ドイツ等の様に、1枚のチケットで
同一方向、指定時間以内なら何回でも乗り降り出来る、
という物ではなく、
乗ったら1枚。
乗り換えるときは、また1枚必要だ。
チケットには色々な種類と値段があるが、
一番高いのが車内で買う1回券。25ルーブル。
おつりがない場合も良くあるので、
500ルーブル札等の高額紙幣(約1500円(ーー;))は避けた方が良い。
10ルーブル札(約30円札)や小銭を用意。
地下鉄駅の周辺等にあるチケットブースで予め買っておくと確実。
ここで買えば、1回券は20ルーブル。
回数券にするともっと安くなり、
5回券で83ルーブル、
10回券が165ルーブル、
60回だと650ルーブルというものもある。
ただし、60回券等は
最初に使用した日から1ヶ月間という使用期間が決まっている。
(地下鉄の回数券も使用期間があるので、
10回券等でも期限があるのかもしれない)
上が車内で買う1回券。下はチケットブースで買った5回券。
詳細はこちらで。(ロシア語)
http://www.mosgortrans.ru/
2009年09月10日
バス&トラム@モスクワ(1)ルートを調べる
モスクワを徒歩で移動する際に
地下鉄と並んで、是非活用したいのが路線バスや路面電車(トラム)だ。
地下鉄では行き難い場所や、
地下鉄が通っていない少し郊外の場所まで、
かなり細かくかなりの本数が通っている。
まさにモスクワの毛細血管。
ただ、この複雑な路線を自由自在に乗りこなすのは、
モスクワの新参者としては少々難しい。。。
。。。と、私が感じた点を
何回かに分けて書き留めておきたい。
まずは、
どのバス、どのトラムに乗れば良いか?
ここに行きたい!
と、思っても地下鉄の駅から結構距離があったり、
地下鉄そのものが通ってなかったりする事もある。
そんな時に私が使うのは、GoogleMap。
GoogleMapのルート・乗換案内機能を使う。
出発地と到着地を入力して、
電車・飛行機を使うを選択して検索を押せば、
ーどこで何に乗り換えるのか、
ー何方面のバスや地下鉄に乗り、
ーどこの駅で降り、
ー何分おきに発着しているか、
目的地に一番近い交通機関の駅/停留所まで
いくつかのルートを示してくれる。
地名がロシア語で出るので、
慣れないうちは丸ごとプリントアウトして出かければ
ロシア語が分からなくても
視覚的に見比べて確認する事ができるので安心だ。
モスクワ交通網の詳細地図があれば、
もう少しフレキシブルに動くことができる。
これには、モスクワの公共交通のルートと停留所が書かれている。
ただし、“このトラムは◯◯(終点駅)行きです”
とかまでは書いていない(多分)ので、
停留所の位置や、進行方向を確認しながら、
そのバスやトラムが自分の行きたい方向に向かって走っているかどうか、
地図と見比べて確認する必要がある。
な〜んて、大袈裟に書いてるけど、
もっとめっちゃくちゃ簡単な方法があったりして。。。
(^^;)