劇場
2013年03月29日
ロシア語なんてわかんねー私が映画に行ったよ♪
。。。と言ってもロシア映画ではなく、日本でも大ヒットした
「レ・ミゼラブル」
しかししかし。。。オリジナルが英語の映画だからと言って
英語圏以外での映画鑑賞は、その土地の言葉を知らぬモノに取っては
意外とハードルが高かったりする。
もちろん、私も英語の映画だったら100%楽しめるって訳でもないけど。。。
ここで少し、海外での外国映画の扱われ方を
私の知る限りでお伝えしたいと思う。
と言ってもそんな複雑な事ではない。
海外で外国の映画が上映される時は、ほとんどが「現地語への吹き替え」。
日本の様にほとんど字幕がデフォ!って国は少ない気がする。
つまり例え英語が100%理解出来る人でも
例えばドイツでハリウッド映画を見に行くと「ドイツ語吹き替え」になっていて
ドイツ語がわからないとアメリカ人でも理解出来ない。。。(ーー;)
字幕、もしくは字幕も吹き替えもないオリジナル上映ってのもたまーにあるんだけど
数は決して多くない。。。
その上(ドイツの場合だけど)吹き替えがド素人な感じだったり
男一人/女一人で全員分やってたりwww
映画への愛が全く感じられなかったりする。^^;
この国も例に漏れず、外国映画は吹き替えがメイン。
なので、今まで映画館に映画を見に行く事はなかった。
しかし、今回の映画は「レ・ミゼラブル」。
ご存知の通り、これはミュージカル。
つまり、ほとんどが歌でストーリーが語られ、その部分は
“字幕にせざるを得ない”((o(´∀`)o))
という訳で、行って参りましたw
はい、これがロシア語で「レ・ミゼラブル」
(´-`;).。oO(なんて読むの?とか聞かないでね。。。)
今回行った映画館は、地下鉄クラスナプレネンスカヤの駅のすぐ裏にあるここ
Киноцентр на Красной Пресне
見た目、そんなに大きな劇場じゃないんだけど。。。
この、小さい四角一つ一つが全部劇場!
30以上あるよ。。。
この一つ一つ、全部違う映画やってますw
スケジュールは結構頻繁に変わるみたいなので、
行く日のスケジュールを前もって調べた方がいいね。
もう一つ驚くのは、その料金設定の細かさ。。。
200〜550Rubまで小刻みに設定されている。
今回の「レミゼ」は250Rub。
そして、もう一つ驚くのが
全席指定。
とは言え、この日、ロビーに目につく限りの全ての人が
同じホールに集まったとしても、
決して満員になりようがない程しか、人はおりませんでしたが。。。^^;
この日「レミゼ」が上映されていたのは、ココ。
キャパ100もないような小さなホールなんだけど
スクリーンとの距離感と大きさが、意外と悪くない♪
このホールに集まった観客は我々4人を含めても10人程度だったのは予想通り。
迫力と感動の映画の内容は「ジャベールがいい人過ぎるだろ!」
というツッコミがあった以外は概ね良好。
とりあえずみんな「泣けた」模様。
それよりも、“ロシア”へのツッコミが止まらない。。。www
まず、そんな感動に浸る間もなく、エンドロールが始まった途端に劇場の明かりがつく。
「おいおい、泣いてるヒマねーじゃねーか!www」
そして、そんな扱いのエンドロールのくせに
キャストやスタッフ等、
流れて来る名前をご丁寧に読み上げている(←もちろんロシア語)。
「しかし誰も聞いてないし。。。www」
周りを見回すとロシア人客は既に退場している。。。
そして、入口にはホウキと雑巾を持ったおばちゃんが
「アンタたち、早く出て行きなさいよ!」と言わんばかりの姿で仁王立ち。。。
「てか、客入ってないんだから、汚れてなくね?」
この間、みんなまだ感動の涙が乾き切っておらず、
潤んだ瞳で怒濤の突っ込みっす。。。( ̄▽ ̄)
「でもさー。。。」
と、明かりが完全に付いて、改めて劇場内を見て思った。
「思ったより快適だし、悪くないよね〜」
「ホントだね〜」
うんうん、突っ込むだけがロシアの劇場じゃないよ?
流石は芸術大国。やはり映画に対する愛情は、一応整った設備からも感じるよ。。。
「でもさー。。。」
ん?(´∀`*)
「やっぱりロシアだよねー。」
と、一人が指差す向こう。。。
座席が向こうの壁まで隙間無く並んでおります。
つまり、一番奥の席に行くには、
一番手前からずずずぃぃぃっっっっと一列を突っ切って行くしかありません。
「なんで途中に通り道とかつくらないん?」
「これ、奥まで『すいません』って感じで行かないと辿り着けないよね。。。」
「てかさ。。。
火事になったら死ぬよね。」
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
「消防法とか守ってんのかな。。。?」
「てか、消防法ってあんの?」
「ないんじゃね?(複数回答)」
(ーー;)
「いや、大丈夫。」
と、また一人が指を指す。
「イザとなれば消火器がある。」
一同「。。。。。。。」
「てか、アレ、使えんの?」
「いやまじ地下鉄の中に装備してあんのとかボロボロだよね?」
「むしろ飾りとして目視する事で精神的安らぎを。。。」
「いや、ボロ過ぎてむしろ不安だ。。。」
( ̄▽ ̄;)
劇場の片隅に、申し訳なさそうに佇んでいた消火器に向かって
我が在モス悪友たちのツッコミは止まらない。。。^^;
途中途中で歌じゃなくて台詞の部分はロシア語だったけど
そこの吹き替えも、歌の声の感じと合ってて上手だったし
(私がロシア語になる度に、いちいち集中力が削がれるの以外は)楽しい映画鑑賞でありました。
機材も悪くないみたいだし(3Dもあるよ〜)
こういうミュージカルとかだったら、手軽なレジャーとしてアリだよね〜♪
大きなショッピングモールとかの映画館だと完全オリジナルの上映もあります。
が、上映回数が非常に限られている場合がほとんどなので
やっぱり事前にいちいち調べないとダメだね〜。
これはチト面倒。^^;
ただ、火事にならない事だけは、切に願うよ。。。(ーvー;)
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「レ・ミゼラブル」
しかししかし。。。オリジナルが英語の映画だからと言って
英語圏以外での映画鑑賞は、その土地の言葉を知らぬモノに取っては
意外とハードルが高かったりする。
もちろん、私も英語の映画だったら100%楽しめるって訳でもないけど。。。
ここで少し、海外での外国映画の扱われ方を
私の知る限りでお伝えしたいと思う。
と言ってもそんな複雑な事ではない。
海外で外国の映画が上映される時は、ほとんどが「現地語への吹き替え」。
日本の様にほとんど字幕がデフォ!って国は少ない気がする。
つまり例え英語が100%理解出来る人でも
例えばドイツでハリウッド映画を見に行くと「ドイツ語吹き替え」になっていて
ドイツ語がわからないとアメリカ人でも理解出来ない。。。(ーー;)
字幕、もしくは字幕も吹き替えもないオリジナル上映ってのもたまーにあるんだけど
数は決して多くない。。。
その上(ドイツの場合だけど)吹き替えがド素人な感じだったり
男一人/女一人で全員分やってたりwww
映画への愛が全く感じられなかったりする。^^;
この国も例に漏れず、外国映画は吹き替えがメイン。
なので、今まで映画館に映画を見に行く事はなかった。
しかし、今回の映画は「レ・ミゼラブル」。
ご存知の通り、これはミュージカル。
つまり、ほとんどが歌でストーリーが語られ、その部分は
“字幕にせざるを得ない”((o(´∀`)o))
という訳で、行って参りましたw
はい、これがロシア語で「レ・ミゼラブル」
(´-`;).。oO(なんて読むの?とか聞かないでね。。。)
今回行った映画館は、地下鉄クラスナプレネンスカヤの駅のすぐ裏にあるここ
Киноцентр на Красной Пресне
見た目、そんなに大きな劇場じゃないんだけど。。。
この、小さい四角一つ一つが全部劇場!
30以上あるよ。。。
この一つ一つ、全部違う映画やってますw
スケジュールは結構頻繁に変わるみたいなので、
行く日のスケジュールを前もって調べた方がいいね。
もう一つ驚くのは、その料金設定の細かさ。。。
200〜550Rubまで小刻みに設定されている。
今回の「レミゼ」は250Rub。
そして、もう一つ驚くのが
全席指定。
とは言え、この日、ロビーに目につく限りの全ての人が
同じホールに集まったとしても、
決して満員になりようがない程しか、人はおりませんでしたが。。。^^;
この日「レミゼ」が上映されていたのは、ココ。
キャパ100もないような小さなホールなんだけど
スクリーンとの距離感と大きさが、意外と悪くない♪
このホールに集まった観客は我々4人を含めても10人程度だったのは予想通り。
迫力と感動の映画の内容は「ジャベールがいい人過ぎるだろ!」
というツッコミがあった以外は概ね良好。
とりあえずみんな「泣けた」模様。
それよりも、“ロシア”へのツッコミが止まらない。。。www
まず、そんな感動に浸る間もなく、エンドロールが始まった途端に劇場の明かりがつく。
「おいおい、泣いてるヒマねーじゃねーか!www」
そして、そんな扱いのエンドロールのくせに
キャストやスタッフ等、
流れて来る名前をご丁寧に読み上げている(←もちろんロシア語)。
「しかし誰も聞いてないし。。。www」
周りを見回すとロシア人客は既に退場している。。。
そして、入口にはホウキと雑巾を持ったおばちゃんが
「アンタたち、早く出て行きなさいよ!」と言わんばかりの姿で仁王立ち。。。
「てか、客入ってないんだから、汚れてなくね?」
この間、みんなまだ感動の涙が乾き切っておらず、
潤んだ瞳で怒濤の突っ込みっす。。。( ̄▽ ̄)
「でもさー。。。」
と、明かりが完全に付いて、改めて劇場内を見て思った。
「思ったより快適だし、悪くないよね〜」
「ホントだね〜」
うんうん、突っ込むだけがロシアの劇場じゃないよ?
流石は芸術大国。やはり映画に対する愛情は、一応整った設備からも感じるよ。。。
「でもさー。。。」
ん?(´∀`*)
「やっぱりロシアだよねー。」
と、一人が指差す向こう。。。
座席が向こうの壁まで隙間無く並んでおります。
つまり、一番奥の席に行くには、
一番手前からずずずぃぃぃっっっっと一列を突っ切って行くしかありません。
「なんで途中に通り道とかつくらないん?」
「これ、奥まで『すいません』って感じで行かないと辿り着けないよね。。。」
「てかさ。。。
火事になったら死ぬよね。」
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
「消防法とか守ってんのかな。。。?」
「てか、消防法ってあんの?」
「ないんじゃね?(複数回答)」
(ーー;)
「いや、大丈夫。」
と、また一人が指を指す。
「イザとなれば消火器がある。」
一同「。。。。。。。」
「てか、アレ、使えんの?」
「いやまじ地下鉄の中に装備してあんのとかボロボロだよね?」
「むしろ飾りとして目視する事で精神的安らぎを。。。」
「いや、ボロ過ぎてむしろ不安だ。。。」
( ̄▽ ̄;)
劇場の片隅に、申し訳なさそうに佇んでいた消火器に向かって
我が在モス悪友たちのツッコミは止まらない。。。^^;
途中途中で歌じゃなくて台詞の部分はロシア語だったけど
そこの吹き替えも、歌の声の感じと合ってて上手だったし
(私がロシア語になる度に、いちいち集中力が削がれるの以外は)楽しい映画鑑賞でありました。
機材も悪くないみたいだし(3Dもあるよ〜)
こういうミュージカルとかだったら、手軽なレジャーとしてアリだよね〜♪
大きなショッピングモールとかの映画館だと完全オリジナルの上映もあります。
が、上映回数が非常に限られている場合がほとんどなので
やっぱり事前にいちいち調べないとダメだね〜。
これはチト面倒。^^;
ただ、火事にならない事だけは、切に願うよ。。。(ーvー;)