地下鉄
2015年02月20日
モスクワ・メトロは美術館〜後半〜
さて、前半から引き続いて“メトロ美術館”のツアー、後半です。
前回はモスクワ東部のエレクトロザボツカヤという青のラインの駅から始まり
4番目の駅、キエフスカヤまで紹介したので、今回は5番目の駅から。

5)ベラルースカヤ Белору́сская

キエフスカヤ同様、ベラルーシへの長距離列車の駅がある。
古代ローマの邸宅にインスパイアされてデザインされたこの駅は、


天井にベラルーシ人の生活を描いた12のモザイク絵が、

床にはベラルーシの刺繍やオーナメントの模様がデザインされている。
1951年にスターリン賞なるものを受賞したんだとか。
6)ノボスラボーツカヤ Новослобо́дская
建築家アレクセイ・ドゥーシュキンの最期の作品。

32のステンドグラスは

建築家、地理学者、芸術家、エネルギー技術者、音楽家、農学家の姿を描いている。

プラットホーム突き当たりのモザイク画は著名なアーティストPavel Korinのもの。
「世界中の平和」というタイトルなんだそうな。。。
モスクワ・メトロのコンセプトは中々良いですね。。。^^;;;
7)コムソモルスカヤ Комсомо́льская

モスクワの玄関口としてデザインされた、
サンクト・ペテルブルク、ヤロスラブリ、カザン方面等、
3つの列車駅が到着するハブであり、もっとも活気ある駅の一つで、
地方から訪れる労働者の姿もここではとりわけ多くみられる。

天井のモザイク画は8枚。
「自由と独立の為の歴史的闘い」というテーマで描かれている。

1380年、グリコヴォの戦いの後を描いたもの。
スターリン時代からの帝国スタイルの頂点であり、
革命前からのモスクワ、バロック様式がモチーフ。
1858年にベラルーシで行われた国際展示会でグランプリを取っている。
(赤のラインに乗り換え。。。)
8)チスティプルディ Чи́стые пруды́

第二次世界大戦中、ソ連防空軍オフィスとして使われ
電車はこの駅には止まらず、プラットホームは合板によって隔離されていた。
。。。だからかどうか分からないけど、写真撮影をしていたら
お巡りさんに「ここは撮影しちゃダメ!」と止められた。。。
(上の写真は止められる前に、かろうじて撮っていた1枚)
モスクワ・メトロのHPでは、明確にアマチュアの写真撮影は許可されてるのに。。。
まだ撮影されては困る秘密があるのか、
はたまた、お巡りさんの気まぐれで、ちょっと外人に意地悪したのか。。。(´ヘ`;)ウーム…
いずれにしても、見る建築としての楽しさはあまりなさそうな地味な駅だ。
電車が通るたびに電信が妨害され、書類が机から落ちたという話。
そりゃそーだわなw
9)ノボクズネツカヤ Новокузнецкая
(緑のラインに乗り換え)

ここのモザイクは1940年代、
飢餓で瀕死状態にあるレニングラードでVladimir Frolovによって作られた。
これを完成させた数日後に亡くなったという。

ソ連戦士への敬意を表したデザインで、ソビエト連邦国家賞を受賞している。
10)マヤコフスカヤ Маяковская

アレクセイ・ドゥーシュキンの代表作となったこの駅、
1938年にニューヨークで開かれた、世界建築博覧会でグランプリを受賞している。
世界で最も美しく、有名な駅の一つとされている。


34ある天井のフラスコ画は、「24時間、ソビエトの空」というテーマで
朝、昼、晩、そして再び朝が描かれている。

この駅も防空壕としての役割があったため、33mの深さに作られている。
エスカレーターもなかなか乗り応えがあるw

地上に近づくと見えてくるのは、

「モスクワの空」ウラジミール・マヤコフスキーの詩にちなんだモザイクだ。

地上に上がると、今日もマヤコフスキーが、モスクワの空を見ている。
※マヤコフスカヤは以前コチラでも記事にしています。
紹介したい駅は、まだまだ沢山あるけど、今回はここまで。
たった40ルーブル程度で、これだけ楽しめるのは
たぶん、間違いなく「一番安くて素晴らしい美術館」だよね♪
参考:
Wikipedia Moscow Metro
Russia Beyond The Headline
「What to see in the Metro, Moscow’s cheapest and most incredible museum」


2015年02月17日
モスクワ・メトロは美術館〜前半〜
モスクワの地下鉄駅を網羅してやるっ!
。。。と、一瞬湧き上がったアイデアも、ほとんど記事にせずに放置してたのを
「モスクワメトロは一番安くて素晴らしい美術館♪」by Russia Beyond The Headline
という記事を見て思い出した。。。^^;
というわけで、ちょっとこの記事にそって地下鉄駅を紹介してみようと思う。
モスクワの地下鉄は12の路線で構成されており、駅の数は196。
そのうち44の駅が文化的遺産であるとされている。
1日の利用者は7百万人を超える、世界で5番目に大きな交通システムだ。
ちなみに東京メトロは179駅で総延長195.1km、
1日の平均利用者数は644万人(平成24年度)。出典
東京と比べると、その規模がお分かり頂けると思う。
2020年までにはさらに78の駅が建設され、総延長は160kmを超えるということだ。
さて、Russia Beyond The Headlineの元記事による“メトロ美術館”のツアーは
モスクワ東部のエレクトロザボツカヤという青のラインの駅から始まる。

1)エレクトラザボーツカヤ Электрозаводская

建築家ウラジミール・シューコによる作品で、
モスクワ・メトロの象徴的な駅の一つとされている。
名前から想像がつくように「発電所」という意味。

電力を誇示するように設置された天井の照明は全部で318。


大理石で作られた支柱には発電所の労働者たちの姿が描かれている。
2)プロシャード・レヴォリュツィ Пло́щадь Револю́ции 革命広場

76ものブロンズ像で飾られたこの駅は、建築家アレクセイ・ドゥーシュキンによるもの。
ここの犬の鼻に触ると幸運が訪れるというジンクスは、当地ではあまりにも有名。

もともとは学生がテスト前の幸運を呼ぶものとして信じられていたらしい。
また、女学生の足を触ると“好ましくない人間関係を解決してくれる”というのもあるらしい。
念のため女性の像を探してみたけど、誰も足に触ったりしてなかったし
この犬の鼻のように触れれている形跡はなっかった。
よっぽどマイナーなジンクスなのか、
はたまた、みなさん“好ましくない人間関係”をお持ちじゃないのか。
3)アルバーツカヤ Арба́тская

2番目に長い駅(全長250m)なんだそうな。(一番長いのはVorobyovy Gory)
防空壕の役割もあったため、その深さは41m。
土産屋が立ち並ぶアルバート通りの最寄駅なので
観光客が一度は使う駅だと思うけど、ここは実はとっても“トリッキー”な駅。
4つの路線が乗り入れていているのだが、それぞれの駅名が違う。
青のラインのArbatskaya
灰色ラインのBorovitskaya
赤のラインはBiblioteka Imeni Lenina
水色ラインはAleksandrovsky Sad
しかも水色ラインは、この駅とは繋がっていない一つ先の駅にArbatskaya駅がある。
モスクワ・メトロには、他にもトリッキーな駅がいくつかあって
詳細は別記事(ロスト・イン・モスクワ)でも紹介した通り。
4)キエフスカヤ Киевская
(ここで青のラインから茶色のリングのラインの駅へ乗り換え。)

この駅の建設は、共産党の中央委員会第一書記だった
Nikita Khrushchevの故郷であるウクライナにふさわしい駅にしたのだそう。
ここからは長距離列車も発着しており、行き先はウクライナの首都キエフ。

天井に描かれたフレスコ画はウクライナの生活を表現している。

プラットホームの突き当たりに描かれたモザイクは、
ロシアとウクライナの再統一300年を記念したものだとか。
このタイミングで見ると、なかなか感慨深い。。。(ーー;)
後半へ続きます。
参考:
Wikipedia Moscow Metro
Russia Beyond The Headline
「What to see in the Metro, Moscow’s cheapest and most incredible museum」
。。。と、一瞬湧き上がったアイデアも、ほとんど記事にせずに放置してたのを
「モスクワメトロは一番安くて素晴らしい美術館♪」by Russia Beyond The Headline
という記事を見て思い出した。。。^^;
というわけで、ちょっとこの記事にそって地下鉄駅を紹介してみようと思う。
モスクワの地下鉄は12の路線で構成されており、駅の数は196。
そのうち44の駅が文化的遺産であるとされている。
1日の利用者は7百万人を超える、世界で5番目に大きな交通システムだ。
ちなみに東京メトロは179駅で総延長195.1km、
1日の平均利用者数は644万人(平成24年度)。出典
東京と比べると、その規模がお分かり頂けると思う。
2020年までにはさらに78の駅が建設され、総延長は160kmを超えるということだ。
さて、Russia Beyond The Headlineの元記事による“メトロ美術館”のツアーは
モスクワ東部のエレクトロザボツカヤという青のラインの駅から始まる。

1)エレクトラザボーツカヤ Электрозаводская

建築家ウラジミール・シューコによる作品で、
モスクワ・メトロの象徴的な駅の一つとされている。
名前から想像がつくように「発電所」という意味。

電力を誇示するように設置された天井の照明は全部で318。


大理石で作られた支柱には発電所の労働者たちの姿が描かれている。
2)プロシャード・レヴォリュツィ Пло́щадь Револю́ции 革命広場

76ものブロンズ像で飾られたこの駅は、建築家アレクセイ・ドゥーシュキンによるもの。
ここの犬の鼻に触ると幸運が訪れるというジンクスは、当地ではあまりにも有名。

もともとは学生がテスト前の幸運を呼ぶものとして信じられていたらしい。
また、女学生の足を触ると“好ましくない人間関係を解決してくれる”というのもあるらしい。
念のため女性の像を探してみたけど、誰も足に触ったりしてなかったし
この犬の鼻のように触れれている形跡はなっかった。
よっぽどマイナーなジンクスなのか、
はたまた、みなさん“好ましくない人間関係”をお持ちじゃないのか。
3)アルバーツカヤ Арба́тская

2番目に長い駅(全長250m)なんだそうな。(一番長いのはVorobyovy Gory)
防空壕の役割もあったため、その深さは41m。
土産屋が立ち並ぶアルバート通りの最寄駅なので
観光客が一度は使う駅だと思うけど、ここは実はとっても“トリッキー”な駅。
4つの路線が乗り入れていているのだが、それぞれの駅名が違う。
青のラインのArbatskaya
灰色ラインのBorovitskaya
赤のラインはBiblioteka Imeni Lenina
水色ラインはAleksandrovsky Sad
しかも水色ラインは、この駅とは繋がっていない一つ先の駅にArbatskaya駅がある。
モスクワ・メトロには、他にもトリッキーな駅がいくつかあって
詳細は別記事(ロスト・イン・モスクワ)でも紹介した通り。
4)キエフスカヤ Киевская
(ここで青のラインから茶色のリングのラインの駅へ乗り換え。)

この駅の建設は、共産党の中央委員会第一書記だった
Nikita Khrushchevの故郷であるウクライナにふさわしい駅にしたのだそう。
ここからは長距離列車も発着しており、行き先はウクライナの首都キエフ。

天井に描かれたフレスコ画はウクライナの生活を表現している。

プラットホームの突き当たりに描かれたモザイクは、
ロシアとウクライナの再統一300年を記念したものだとか。
このタイミングで見ると、なかなか感慨深い。。。(ーー;)
後半へ続きます。
参考:
Wikipedia Moscow Metro
Russia Beyond The Headline
「What to see in the Metro, Moscow’s cheapest and most incredible museum」


2013年09月15日
メトロ@マヤコフスカヤ駅
以前、いくつか記事を書いていたんだけど、その後、随分書かなくなってしまった。
モスクワ・メトロ駅の紹介。
モスクワを離れる事も遠い将来じゃないと強く念頭に置いて
(´-`;).。oO(「おい、りり!そりゃ、希望的観測の域を出てねーぞ!」というツッコミは無視しますよ。。。)
備忘録を兼ねて、また少しずつ書いていきたいと思う。
今日は私が最もよく利用する駅の一つでもある
「マヤコフスカヤ(Маяковская)」
モスクワ・メトロの中でも最も古い路線の一つである
Zamoskvoretskaya (Замоскворе́цкая) という緑のラインの駅で
中心からやや北側に位置する。
あまりにもキレイなので、内装は新しく作られたのかと思ってた程なんだけど
その歴史は古く、作られたのはこの路線の開通と同じ1938年。

近代的な雰囲気は、この駅の名前でもあるロシア・アヴァンギャルドの詩人
マヤコフスキーにちなんだからで、正に「未来」をイメージして作られた。
これも“スターリン建築”の一つなんだとか。
「最も美しい駅の一つ」としても、知られている。
アーチ型の天井を両サイドの列柱で支えるデザインが採用されたのは
世界で、ここが初めてなのだそう。
ステンレススチール、ロードナイトと大理石等がふんだんに使われている。
34ある天井の丸いデザインの照明の中には

「ソビエトの空の24時間」というテーマで、モザイク画が描かれている。
地上から33mという深さのこの駅は
第二次世界大戦中に、防空壕があったことで有名になった。

モスクワにはもっともっと深いところにある駅もあるので
とりたてて“深い!”とは思わないけど
急いでいる時なんかは、この深さとエスカレーターの長さはイライラさせるに十分w
ちなみに、モスクワで一番深い場所にある駅は
Park Pobedy で深さ84m。
エスカレーターの長さは欧州で一番の126m。
参考:モスクワメトロ エスカレーター上級編
エスカレーターを上がると、改札階の天井にも、大きなモザイク画が見えてくる。

上がりきった所から見ると、こんな感じ。

これはマヤコフスキーの詩「モスクワの空」にちなんだもの。(多分。。。^^;)
駅の改札はもう一つあるんだけど、こちらはツベルスカヤに面した方。

ツベルスカヤ側の駅前風景
もう一つはサドバヤ沿いのチャイコフスキー・コンサート・ホールの横にある。
駅そのものもキレイだけど、
この近辺にはとにかくシャレオツなカフェ&レストランが沢山ある。
私の生活テリトリーという事もあるけど、
この近所に関しては結構沢山記事を書いているので
よろしければ散策のお供にドゾw→ブログ内「マヤコフスカヤ」検索
一番のオキニイリは駅前のココだよ〜ん♪( ´ ▽ ` )ノ「Koffeecake Corner」
モスクワ・メトロ駅の紹介。
モスクワを離れる事も遠い将来じゃないと強く念頭に置いて
(´-`;).。oO(「おい、りり!そりゃ、希望的観測の域を出てねーぞ!」というツッコミは無視しますよ。。。)
備忘録を兼ねて、また少しずつ書いていきたいと思う。
今日は私が最もよく利用する駅の一つでもある
「マヤコフスカヤ(Маяковская)」
モスクワ・メトロの中でも最も古い路線の一つである
Zamoskvoretskaya (Замоскворе́цкая) という緑のラインの駅で
中心からやや北側に位置する。
あまりにもキレイなので、内装は新しく作られたのかと思ってた程なんだけど
その歴史は古く、作られたのはこの路線の開通と同じ1938年。

近代的な雰囲気は、この駅の名前でもあるロシア・アヴァンギャルドの詩人
マヤコフスキーにちなんだからで、正に「未来」をイメージして作られた。
これも“スターリン建築”の一つなんだとか。
「最も美しい駅の一つ」としても、知られている。
アーチ型の天井を両サイドの列柱で支えるデザインが採用されたのは
世界で、ここが初めてなのだそう。
ステンレススチール、ロードナイトと大理石等がふんだんに使われている。
34ある天井の丸いデザインの照明の中には

「ソビエトの空の24時間」というテーマで、モザイク画が描かれている。
地上から33mという深さのこの駅は
第二次世界大戦中に、防空壕があったことで有名になった。

モスクワにはもっともっと深いところにある駅もあるので
とりたてて“深い!”とは思わないけど
急いでいる時なんかは、この深さとエスカレーターの長さはイライラさせるに十分w
ちなみに、モスクワで一番深い場所にある駅は
Park Pobedy で深さ84m。
エスカレーターの長さは欧州で一番の126m。
参考:モスクワメトロ エスカレーター上級編
エスカレーターを上がると、改札階の天井にも、大きなモザイク画が見えてくる。

上がりきった所から見ると、こんな感じ。

これはマヤコフスキーの詩「モスクワの空」にちなんだもの。(多分。。。^^;)
駅の改札はもう一つあるんだけど、こちらはツベルスカヤに面した方。

ツベルスカヤ側の駅前風景
もう一つはサドバヤ沿いのチャイコフスキー・コンサート・ホールの横にある。
駅そのものもキレイだけど、
この近辺にはとにかくシャレオツなカフェ&レストランが沢山ある。
私の生活テリトリーという事もあるけど、
この近所に関しては結構沢山記事を書いているので
よろしければ散策のお供にドゾw→ブログ内「マヤコフスカヤ」検索
一番のオキニイリは駅前のココだよ〜ん♪( ´ ▽ ` )ノ「Koffeecake Corner」


2013年02月18日
便利になったよ♪メトロのチケット。
既に2月1日から施行されているので、ご存知の方も多いとは思うが
メトロのチケットシステムが格段に便利になった。
今までも、メトロのチケットは1ヶ月とか1年とかの定期券から
2〜60回までの回数券やら色々あった。
けど、このチケットで乗れるのはメトロだけ。
モスクワの地下鉄(メトロ)は大変便利ではあるが
決して細かい所まで網羅されている訳ではない。
なので、都心部のど真ん中でさえ、どの地下鉄駅にも全く近くない
“魔のトライアングルゾーン”
のような場所が存在する。
そんな不便な場所へも、ある程度近くまで連れて行ってくれる存在が
地上を走る、バスやトラム。
渋滞に巻き込まれたり、事故ったり、壊れたりして
待てど暮らせどやってこない!。。。ってこともあるけど^^;
地下鉄がモスクワの大動脈だとすでば、これらの地上の公共交通機関は
モスクワの毛細血管のごとく、街中に敷き詰められている。
難点は。。。上記に挙げた以外の難点は
バス&トラム専用のチケット(回数券)を持参しているか
細かいお金を持っていないと乗りにくい、って事。
チケット販売所は、必要のない時には町のアチコチによく見かけるが
「今必要!」って時には中々見つからない程度にしかない。
主立った地下鉄駅の出口には良く見かけるが、
地下鉄がないからこそ、今、ここでチケットが必要なのよぉぉぉっっ!!!
。。。って、時には結構見つからない。
で、もちろん、バスの車内でもチケットは購入出来るのだが
細かいお金がないと、おつりがない。。。
小銭を持っていれば問題ないがお札であれば
せいぜい100ルーブル札くらいまでが許容範囲。
(チケットは1枚買いで28ルーブル)
500ルーブル札なんか渡しても、冷たく
「おつりないし。(ーー)」
とか言われて、突き返されるのが関の山。。。orz
もちろん、在モスの方々はここで
「いや、その場合は同乗している他の客が率先して両替してくれる
ハートウォーミングな展開が、モスクワにはあるっ!!!」
と、反論するお方もいらっしゃる事でしょう。
私もそのようなシーンに遭遇したことは多々あり全く異存はござんせん。
しかし、30分に一本しかないような路線でも
雪降る最中の人気も店もないような場所の停留所でさえ
500ルーブル札で乗車拒否される悲しみを味わった人も居るのでぃす。
(T^T)←ココに。
さてさて、そこで、今回どんなに便利になったかと言うと
新しいチケットシステムでは、地下鉄&地上の交通機関が全て共通になったのだ。
つまり、メトロで買ったチケットで、バスもトラムも乗れてしまう。
突然バスに乗りたくなっても、メトロのチケットを持っていれば
小銭の心配をする必要がない。
ちなみに、これが今までのチケット。

このチケットを持ってる人は、今もメトロオンリー。
で、こっちが新しいの。

私は1月下旬の割とギリの所で10回券(265Rub)を買ってしまったので
まだ新しいチケットは買えてません。。。
(出かける場所、徒歩圏内ばっかだよをい。。。(ーvー;))
今回の変更はこれだけだけど、モスクワ・メトロは今年
様々な改革を目論んでいるらしい。
例えば4月1日からは
ー90分間メトロバス(地下鉄だけ90分乗り放題?)
ー200ルーブルで24時間地下&地上交通機関乗り放題パス
ー200ルーブルチケットは2〜60回までの回数券もあり
ー電子お財布(???)導入でアエロエクスプレス(成田エクスプレスみたいなヤツ)も
郊外へ向かう列車のチケット購入から駐車場の支払いまで出来る様になるとか。。。
そして、今まで試験的に行われていた地下鉄内でのWiFiもいよいよ本格化させる。。。
等々。。。
考えてみたら、モスクワメトロ、だいぶ変わったよね。
構内はかなり明るくなったし、エスカレーターの速度も遅くなった。
はい、コチラ。↓↓↓↓↓↓↓↓↓
欧州一深い場所にある地下鉄駅までのノンストップエスカレーターの記事です。( ̄ー ̄;)
自動販売機は、1枚か2枚しか買えないのが難だけど、無いよりはマシだし。
使うか使わないかは別として地下鉄のラインも1本増えたし(黄緑の)、
あとは、慣れてないと駅名が解りづらいってのも出来れば解消して欲しいけど
↓↓↓↓モスクワ・ニューカマーの方はこの辺りも知っておくといいかも?
地下鉄の駅名の話:ロスト・イン・モスクワ
少しずつでも改善されていくのは利用者としては嬉しいばかり。
なんと言っても
「あ〜、なんか良くわかんなくなっちゃったから
その辺でタクシー捕まえちゃおっか?」
。。。とか、気軽に移動出来ないモスコーですから。。。(ーー;)

メトロの自販機。2年前からお目見え。
ちなみにシステム改革による値上げ等は今の所考えられてないみたい。
あと、地上の公共交通機関には
乗り合いミニバスのマルトルーシュカも含まれてるという噂。
これはほぼ現金しか使えなかったから、共通チケット使えると便利だよね〜。
とりあえずは、モスクワ・メトロの“モクロミ”が実現することを祈って。^^;
メトロのチケットシステムが格段に便利になった。
今までも、メトロのチケットは1ヶ月とか1年とかの定期券から
2〜60回までの回数券やら色々あった。
けど、このチケットで乗れるのはメトロだけ。
モスクワの地下鉄(メトロ)は大変便利ではあるが
決して細かい所まで網羅されている訳ではない。
なので、都心部のど真ん中でさえ、どの地下鉄駅にも全く近くない
“魔のトライアングルゾーン”
のような場所が存在する。
そんな不便な場所へも、ある程度近くまで連れて行ってくれる存在が
地上を走る、バスやトラム。
渋滞に巻き込まれたり、事故ったり、壊れたりして
待てど暮らせどやってこない!。。。ってこともあるけど^^;
地下鉄がモスクワの大動脈だとすでば、これらの地上の公共交通機関は
モスクワの毛細血管のごとく、街中に敷き詰められている。
難点は。。。上記に挙げた以外の難点は
バス&トラム専用のチケット(回数券)を持参しているか
細かいお金を持っていないと乗りにくい、って事。
チケット販売所は、必要のない時には町のアチコチによく見かけるが
「今必要!」って時には中々見つからない程度にしかない。
主立った地下鉄駅の出口には良く見かけるが、
地下鉄がないからこそ、今、ここでチケットが必要なのよぉぉぉっっ!!!
。。。って、時には結構見つからない。
で、もちろん、バスの車内でもチケットは購入出来るのだが
細かいお金がないと、おつりがない。。。
小銭を持っていれば問題ないがお札であれば
せいぜい100ルーブル札くらいまでが許容範囲。
(チケットは1枚買いで28ルーブル)
500ルーブル札なんか渡しても、冷たく
「おつりないし。(ーー)」
とか言われて、突き返されるのが関の山。。。orz
もちろん、在モスの方々はここで
「いや、その場合は同乗している他の客が率先して両替してくれる
ハートウォーミングな展開が、モスクワにはあるっ!!!」
と、反論するお方もいらっしゃる事でしょう。
私もそのようなシーンに遭遇したことは多々あり全く異存はござんせん。
しかし、30分に一本しかないような路線でも
雪降る最中の人気も店もないような場所の停留所でさえ
500ルーブル札で乗車拒否される悲しみを味わった人も居るのでぃす。
(T^T)←ココに。
さてさて、そこで、今回どんなに便利になったかと言うと
新しいチケットシステムでは、地下鉄&地上の交通機関が全て共通になったのだ。
つまり、メトロで買ったチケットで、バスもトラムも乗れてしまう。
突然バスに乗りたくなっても、メトロのチケットを持っていれば
小銭の心配をする必要がない。
ちなみに、これが今までのチケット。

このチケットを持ってる人は、今もメトロオンリー。
で、こっちが新しいの。

私は1月下旬の割とギリの所で10回券(265Rub)を買ってしまったので
まだ新しいチケットは買えてません。。。
(出かける場所、徒歩圏内ばっかだよをい。。。(ーvー;))
今回の変更はこれだけだけど、モスクワ・メトロは今年
様々な改革を目論んでいるらしい。
例えば4月1日からは
ー90分間メトロバス(地下鉄だけ90分乗り放題?)
ー200ルーブルで24時間地下&地上交通機関乗り放題パス
ー200ルーブルチケットは2〜60回までの回数券もあり
ー電子お財布(???)導入でアエロエクスプレス(成田エクスプレスみたいなヤツ)も
郊外へ向かう列車のチケット購入から駐車場の支払いまで出来る様になるとか。。。
そして、今まで試験的に行われていた地下鉄内でのWiFiもいよいよ本格化させる。。。
等々。。。
考えてみたら、モスクワメトロ、だいぶ変わったよね。
構内はかなり明るくなったし、エスカレーターの速度も遅くなった。
はい、コチラ。↓↓↓↓↓↓↓↓↓
欧州一深い場所にある地下鉄駅までのノンストップエスカレーターの記事です。( ̄ー ̄;)
自動販売機は、1枚か2枚しか買えないのが難だけど、無いよりはマシだし。
使うか使わないかは別として地下鉄のラインも1本増えたし(黄緑の)、
あとは、慣れてないと駅名が解りづらいってのも出来れば解消して欲しいけど
↓↓↓↓モスクワ・ニューカマーの方はこの辺りも知っておくといいかも?
地下鉄の駅名の話:ロスト・イン・モスクワ
少しずつでも改善されていくのは利用者としては嬉しいばかり。
なんと言っても
「あ〜、なんか良くわかんなくなっちゃったから
その辺でタクシー捕まえちゃおっか?」
。。。とか、気軽に移動出来ないモスコーですから。。。(ーー;)

メトロの自販機。2年前からお目見え。
ちなみにシステム改革による値上げ等は今の所考えられてないみたい。
あと、地上の公共交通機関には
乗り合いミニバスのマルトルーシュカも含まれてるという噂。
これはほぼ現金しか使えなかったから、共通チケット使えると便利だよね〜。
とりあえずは、モスクワ・メトロの“モクロミ”が実現することを祈って。^^;

