治安
2011年11月24日

緊急メール、来た?

お知らせ(モスクワにおける緊急事態対処訓練の実施に関するお願い)

というメールが大使館から来たのは11月16日の事。

==========

11月22日(火)に当日本大使館では,緊急事態対処訓練を実施いたします。
この訓練は,国内では【東日本大震災】,国外では【アラブの春】などの緊急事態
が国内外で発生したことを受け,これらの事案を教訓に,想定以上の事態が発生し
ても対応できるよう緊急時対応を強化することを目的としております。
この機会を捉えて,在留邦人の皆様におかれても,緊急事態に際して,どのように
対処していくかを是非とも平時の時に今一度お考えいただければ幸いです。
つきましては,訓練当日13時から14時半までの間に,当館から皆様のメールア
ドレスに,緊急事態が発生したことをお知らせする訓練メールを2回配信いたしま
すので,当館が作成しましたマニュアル(添付:当館ウェブサイトに掲載されてい
るモスクワにおける安全の手引きの緊急事態対処要領を改訂しました)の中の
チェックリストを参考にされ,緊急事態の際にどのように対処するかをご点検いた
だけると幸いです。なお,ご多忙の時でもありますので,この点検を当日に行う必
要はありませんので,お手すきな時にご点検頂きますようお願い致します。

==========


と言う訳で、一昨日がその訓練の日。

モスクワ生活も慣れて来ると

意外と安全じゃね?

とか調子に乗ってくる事があるので、時々喚起される事は非常に良い事と思ひまする。

まぁ、私がモスクワに来てからだって、
2度の大きなテロ事件、昨年夏の森林火災による被害等の事を考えても
モスクワ住人は、非常時を想定した生活が必須だよね。

残念ながら、“テロ事件x2”の時も、“森林火災”の時も
大使館からの連絡はすこぶる遅かった印象が否めない。
1回目のテロはTwitter、2回目のテロは友達からの電話&海外ニュース(BBCやCNN)で
第一報から、状況が明らかになるまでのほとんどの過程での情報を得た。
森林火災の時の対処は、地元の病院のネットワークからの情報とTV・ネットで探した。

いずれの時も、大使館から連絡が来たのは時間が結構経ってしまってからで
その内容のほとんどは、他のメディア等の情報でとっくに知っていた事だった。

今回の“訓練”は
不測の事態が起きた事を想定して、“緊急”のメールを送る(受け取る)というもの。
在モス邦人に、いち早く状況と対応等を知らせる手段の訓練。

さて。。。

在モス女子の皆さん。。。

どれくらいの方が、このメール受け取りました?

例えば我が家では、そもそも大使館からのメールは相棒ぶひの所へしか届きません。

確かめる事が出来ないので不確かではありますが
大使館からのお知らせメールは、在留届をネットで行った人に届く模様。
しかも、デフォルトでは世帯ごとに1つのメールアドレスしか登録出来なかった模様。
だとすれば、大抵の家庭では世帯主のメールアドレスが登録されている。
だとすれば、大抵の家庭では世帯主は、日中は会社員として働きに出ている男性諸君。
だとすれば、大抵の家庭の世帯主は、緊急の事態が起きた時は

オフィスに居る可能性も高いのではないだろうか。
だとすれば、ロシア人や、ロシア語堪能な日本人やらに囲まれ
インターネットもテレビもすぐ側にある率が高く
迅速に情報にアクセスし易い事は自明の事。


買い物に出てるかもしれなかったり
子供を学校に迎えに行ってるかもしれなかったり
友達と遊び呆けてブラブラしてるかもしれない女子達の方が
緊急事態時の情弱(情報弱者)になり易いのではないだろうか。


では、そんな緊急事態が本当に起きたとして
大使館からの緊急メールが男性諸君の元へ届いたとしませう。。。

そんな時に限って、彼らが海外出張だったら?!

海外に居れば時差もある事だし、メールに気付くのが送れる可能性は大。
慌てて家族に連絡した時には、
既に事態は悪化していた。。。なんて想像楽勝なんですが。。。(ーー;)


在露日本大使館のHPを見ても、
メールアドレスを気軽に追加登録出来る様なシステムは備えておらず、
実際には、今回連絡が来たメールにも貼られている連絡先:

ryojijp@mw.mofa.go.jp

とか、直接大使館(領事部)に電話で連絡すれば登録はしてくれるのだが
出来れば、その旨を一言HPに載せておいてくれる、とかしてくれると
大使館との距離が縮まると思うんだけどねぃ。。。


が、しかし。。。仮に在モスの女子達が全員メール登録出来たとしても
実際にタイムリーに、その情報を受け取れるのは
スマホを携帯していて、データ通信の良好な場所に居る人達と
家に引きこもってネットにかじり付いて居る人達のみ。
(ー∀ー;)←どっちにも該当しそうな、女子として若干の残念臭が漂う人。。。

でもそれって、かなり限られた人になっちゃうよね。

だから本当はSMSとかで、短い第一報を知らせてくれると
詳細情報は分からなくても「何かあった」って事は分かるので
各々がそれなりの行動をとる事に繋がると思うんだけど。。。
これは実はSMSを送信するのに料金が発生するため
予算を整備するのにも手間もヒマも掛かって大変らしい。。。
やっぱお役所ってのは、右足を半歩前に動かすのも一苦労なのね。。。(ーー;)

まぁ、色々と問題はあるけど、こういう機会に
家族や会社との連絡をどうするのか、確かめておくのはいいかもね。

今回の試みは、大使館が初めて試みた第一歩。
これからも、このような安全対策を色々と考えて、試行して行くとの事。

出来れば今回の訓練で、ただ緊急メールを送信するだけではなく
受信者がいつメールを認識したか
家族全員が確認したのは何時頃だったか等のフィードバックを取ってみたら
メールだけで、どの程度の機動力があるのかの目安になったと思うけどね。
それくらいの協力するの、在モス邦人としてやぶさかでない、よね?!

モスクワ滞在安全マニュアル」も、いつの間にか更新されていたので
この機会に、もう一度確認しておくといいかも。


 お知らせメールに添付されて来た
「※緊急事態に備えての心構え及び対処要領」も、ちゃんと読んでおこう。。。
※メール届かなかった、等の理由で手元になくて、読んでみたいというリクエストがあればアップします。


自分が被害にあってないと「安全」って勘違いしちゃう事も多いけど
モスクワは、他の都市に比べてもそんなに呑気で居られる場所じゃないからね。
何か疑問に思ったり、困ったりした事があれば、躊躇わず大使館に聞いてみませう。
。。。って、こういう事しちゃう女を2ちゃん辺りで電凸鬼女って言うの。。。(ーー;)?


本日の格言:

備えあっても憂いあり。
けど、備えあった方が憂い軽減するなり。(ーー)b


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2011年02月02日

集会するのは自由ですが、威嚇はします。by◯ーちん

昨日(1/31)の夕方、家にかる途中のツベルスカヤ通り
ツベルスカヤ駅周辺からマヤコフスカヤ駅周辺まで
道の両脇に、びっちりと軍やら警察やらの車やバスが止まっていた。
中には、これまたびっちりと警官やら軍隊やらが
まさにスシ詰め状態に待機しており
あの車の中全部がこのくらい詰めて人が乗っているとしたら
おびただしい数の警官隊、軍隊が集まっていた事になる。

一度はカメラに手を伸ばしたものの
目が合った日にゃぁ〜、取り返しのつかない事になるんじゃなかろか?!
という恐怖に(流石に(^^;))襲われ写真は撮らなかった。

家に着いてニュースを調べても特に記事は出ていなかったんだけど。。。
こんな時にも教えてくれるのはTwitter。
状況を説明するつぶやきを発信すると
軍事にもお詳しいCCCP1917さんが早速教えて下さった。

調べてみるとネムツォフ氏は、エリツィン政権下で活躍した政治家。
若手改革派の騎手と言われ、
一時は世論調査で「大統領にしたい人物」の一位にまでなった人らしい。

今日になって集会の記事も発見。
どういう状況だったのかが分かった。

集まったのは500人程度。

彼らの主張は
ぷーちゃんと、ぷーちゃん(達)のルールを追放せよ、って事。

その中心にいたのが、ネムツォフ氏。

誰か教えてくれ!

我々の(国の)リーダーシップとエジプトのそれは

どこが違うんだ?!」
今エジプトのムバラク政権がたいへんな事になってるよね。


「ロシアはぷーちゃんから離れなければいけない!」



なんて事を叫び
高官腐敗の容認や
一般市民の金で私腹を肥やしている事を糾弾した。

教えて頂いた通り、この様な集会は毎31日に開かれていて
ロシアの憲法第31条により
集会を自由に開く事は保証されている
事になっている

しかし、昨日の集会では20人程度が拘束。
集会自体は平和的に行われていたにも関わらず。。。
しかも当局が承認していたにも関わらず。。。

そして、ネムツォフ自身も先月の集会の時に逮捕され
15日間に渡って拘留されていた。
ちなみに、その日に逮捕されたのは全部で68人も居たそうな。
この時の集会も、当局は承認していた。
ネムツォフの逮捕は西側からの批判を引き起こし
拘留期間中、サポーターが拘置所の外でピケを貼っていた。


この国。。。
確実に燻ってる。。。(ーー;)
これで“不慮の事故”かなんかで、
このネムツォフさんって人が、ある日突然不幸な目に遭ってしまったりしたら。。。

アンナ・ポリトコフスカヤとか

リトビネンコを思わずにはいられない。。。

(((( ;゚д゚)))



何だか、こういう“シミ”みたいな物を
一つ一つ辿って行くと
一つの場所にたどり着くんじゃないかって。。。


ま、所詮はロシア素人の戯言でございますがね。。。(ーー;)

ひとつだけ。。。
素人ととしても、確実に言えるのは


こういう現場に遭遇したら

速やかに離れましょう


という事でぃす。(ー∀ー;)


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2010年10月25日

油断してない?!

今朝、日本に住む血を分けてない姉からメールがあり

先週、木曜日の深夜、
モスクワ市内で強盗に襲われ奪われた日本人
一等書記官の書類かばんが戻ってきた。
が、200ドルと携帯電話は戻ってこない。
 http://ow.ly/2YCxB

調べてみると、襲われたのは地下鉄1号線南のProspekt Vernadskogo駅。
日本人が多く住むエリア近くにあるYugo-Zapadnaya駅の一つ手前。
強盗は3人組。
参考


被害者の方は、後ろからいきなり羽交い締めにされて襲われたが
それ程の大怪我はなさらなかった。
時間は深夜。
犯人については、今の所、お馴染みのネオナチかどうかも分かっていない。
独自取材

南部地域の治安が、最近また悪化していると言う話もあるし
嘘か真か、ネオナチのアジトが南方面だと言う噂もある。

ま、アジア系が被害者の事件を追って行けば
これ以外にも日々沢山あるんだと思うけど
今年は、一難(テロ)去って、また一難(猛暑)去り。。。
ホッと気を緩めて油断せず、抜かりの無い様にしたいものだ。


さて。。。

週末はのモスクワの森は、この天気。

totoro1

秋晴れ!

。。。と言うには、少し葉が少な過ぎる季節となりました。。。

りっちゃんは

totoro4

いっそうフクヨカになられたような。。。ーー)カワユス


これは、

totoro3

りす越しのぶた。。。ぶひ。

。。。


。。。てか。。。




一番油断しているのは。。。



totoro2


アナタよっりの字

どんだけ近いんだ。。。(^^;)



totoro5

お茶碗持って食べてるみたい♪



totoro6


。。。


トトロに見えるのは、私だけでしょうか。。。?
ーー)ギガント・カワユス


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2010年04月16日

あれからみんな、どうしてる?

今回の事件で日本人が被害に遭わなかったのは不幸中の幸いで、
単なる偶然ともいえるが、
各企業がテロ対策、安全対策の一環として公共交通機関の利用を禁止する規則を作り、
現地では従業員や家族がそれを守っていたことも、きちんと評価されるべきである。

==========


マジっすか?!

(ーー;)

これは、先日、とある損保会社が発表した、
先日のモスクワ地下鉄自爆テロのレポートに書かれていた一文。
こんな事を書かれると
日常的に地下鉄を使っている事に罪悪感さえ感じるのだが、今さら


私も使ってません(`ヘ´)



。。。とは、さすがに言えない。。。
地下鉄関係の記事、バンバン書いてるし。。。(ーー;)

実は、モスクワには日本人が多く住む場所がいくつかある。
代表的な一つは、中心地から離れていて交通の便が悪く
そこに居を構える事=タクシー生活が前提となる様な場所だ。
つまり、そこに住む日本人達に取っては、上記のコメントは

「うんうん。。。そうよね。」

という事になると思うが、
中心地近くに住んでいる日本人に取っては

「ちょぉっと待ったぁっ!!」

って、感じではないだろうか?

実際、私の周りでは公共の交通機関を日常的に使っている人は多い。

そりゃー、他の国の地下鉄と比べたら、ロシアの地下鉄は

臭い
汚い
気持ち悪い

の3K、又は三重苦である事は間違いない。
いや、挙げればもっと“苦”は出て来るのだが、これくらいで今回は勘弁してやろう。。。

しかし、禁止という強い言葉を使って制限する、
または、モスクワの実態を知らない人に向かって
禁止していると発表すると言う事が適切なのかどうか?

どうしても疑問なのだ。



例えば、ロシアでの交通事故による死亡者数は2004年で35,500人だそうな。
参考記事掲載ページ
この時の見解では年々増えているらしい。
2004年から比べて車の台数が増えているであろう事を考えると
交通事故死亡者数も、やはり現在も増えていると考えても良い気がする。

日本での交通事故に寄る死亡者数は2004年7,358人。
日本とロシアは国土こそ45倍もの差があるが、
人口は日本で約1.27億人、ロシアは約1.4億人なので
人口当たりの死亡者数はロシアが日本の約4倍強くらいだろうか。


一方、この年、先日と同じ様な地下鉄テロ事件が2件起きていて

2月に40人
10月に10人

合わせて50名の死者が出ている。
地下鉄テロでの被害者という括りでは、一番死者数の多い年だ。
先日のテロでは死者40人)

しかし、1999年には、地下鉄以外のテロ行為での死者数は
実に300人以上
これは、ホテル、アパート、ショッピングセンター等で起きたモノ。
参考記事掲載ページ


何が言いたいかと言うと

モスクワでテロで死ぬ確率よりも
交通事故で死ぬ確率の方が高くね?

しかも、

テロって、地下鉄や公共交通機関だけじゃなくね?

だったら

そこだけ禁止しても

意味なくね?



。。。と、誤解を恐れずに、私見を恐る恐る書いてみるワタシ。。。既に矛盾している所が動揺のアカシ(ーー:)

だってさ、モスクワでテロが起きる度に、
今回の様な制限の仕方で規制(しているかのように)して行ったら

在モスクワ邦人たるモノ

一、公共の交通局使うべからず
一、ホテルに泊まるべからず
一、ショッピングセンターに行くべからず
一、劇場にも行くべからず(劇場でのテロ2002年)
一、アパートに住むべからず。。。(ーー;)

住めなくね?

そして、件のレポートは以下の様に続く



==========


テロの危険性が高い地 域での留意事項

1)政府施設・警察にはなるべく近づかない
まぁ、気をつけますよ。。。でもルビャンカに住んでる人は引っ越さないとね。

2)公共交通機関は利用しない。
。。。はい、じゃぁ、そうして見ましょうか。。。

3)人の多く集まる市場などには行かない。
もう市場では野菜を買えませんよ。お土産もアルバートの暴利の店で買って下さいね。

4)ホテルではロビーには長居しない。
チェックイン/チェックアウトで、ノロマなロシア人で時間掛かったら、
一回退去してから最初からやり直して下さいね。(←多分一生掛かる)

5)ホテルの部屋はロビーから離れた、表通りには面していない、避難しやすい部屋を選ぶ。
最上階の角部屋で内側で、しかも避難口の傍の部屋をお願いします。
って感じに予約しないとダメですよ。


6)自分の滞在する国でテロが発生した場合、発生現場から離れていても、自分が安全であることを日本の本社に速やかに連絡する。負傷等をした場合も連絡を取れ る状態になったら自分から連絡を入れる。
ま、これは言われるまでもなく、今回もみんなしたことでしょう。

7)自分の安全に不安を感じたら、本社や現地の日本大使館・総領事館等に連絡する。 (日本大使館・総領事館の連絡先は常に持ち歩く)
悲しいかな、これも在モス邦人の普段からの常識ですね。



==========


モスクワに住む事の窮屈さは、恐らく他の国では味わえない様なモノがあると思う。

そりゃ〜、感じ方は人それぞれだし、モスクワ郊外の日本人地域に住むか
市内でロシア人に紛れて住むかで生活様式はかなり違って来るので
決めつける事は出来ないかもしれない。
だいたい、ワタシだってモスクワを楽しむ事だってあるし。

それでも

日本人にとって住み易くて良い所だよ

という人は稀なんじゃないだろうか?
(最初からロシアが好きで好んで来た人を除く)


それなのに、こんなに色々と制限されたら
辛うじて楽しんでいるモスクワ生活を、一体どうやって楽しめば良いんだろう?

そもそも公共交通機関がダメなら、移動手段としてはほとんどタクシーしかないモスクワ。
そのタクシーだって非常に使い勝手が不便である事は以前の記事で書いた通り。
こんな記事もありました。)

しかし、最近になって 新しくモスクワに拠点を構えた企業、
ことさらリーマン以降に来た企業は、
駐在員家族に対するハイヤーやタクシー等の利用料の
会社からの補助も少ない所も多い様に感じる。

しかしながらモスクワは広い。

食材や雑貨等の生活用品の買い物が一つの場所で済むと言う事もまずない。
習い事や、友達と会うのも徒歩県内で済ませられるケースは少ないだろう。
(日本人多住地域を除く)

だとすれば、公共の交通機関を使わずに生活するには、
相当の会社から“家族への補助”が必要だ。
しかしその“補助”だって、必ずしも十分な企業だけではない。
そんな事実を差し置いて、

各企業がテロ対策、安全対策 の一環として公共交通機関の利用を禁止する規則を作り、現地では従業員や家族がそれを守っていたことも、きちんと評価されるべきである

等と、一部の企業が行っている行為のみに焦点を当てて評価するのは、

これ如何に

もちろん、この文章の頭には

今回の事件で日 本人が被害に遭わなかったのは不幸中の幸いで、
単なる偶然ともいえるが、

(単なる偶然だよっ!!。。。と読んだ瞬間に突っ込みを入れたワタシ(ーー;))

とは添えられているが

日本のニュース番組で
「日本人はメトロ使いませんから!」
と在モス邦人が電話インタビューで答えたり。。。
(答えた方には何の罪もないが、一部の生活しか知らない人じゃ無い人に答えて欲しかった。。。)

BS海外安全情報でも
「モスクワでは公共の交通機関の使用を禁止し。。。」
なんて放送されたり。。。
(少なくとも在モス日本大使館では“禁止はしません”とハッキリ言っていたが。。。電話にて確認済み)

駄目押しの様に『モスクワ公共交通機関禁止令』が電波に乗っていた。。。

こんな中で、まん万が一、私の様な地下鉄ユーザーが
何か地下鉄で事件に巻き込まれてニュースになろうもんなら

「公共交通機関の使用を禁止していたにも関わらず、使用してい た」
「危険な所に自ら進んで行ったのだから、死んでも自己責任だ」
どっかで聞いた事あるフレーズですね〜。(ーー)

なー んて、2ちゃんとか、Yahooニュースのコメント欄とかで、

炎上しちゃうんじゃないだろうか?

そんでもって企業でも

「ええ、公共の交通機関は禁止していたんですが。。。残念です。。。」

な〜んて、軽やかに責任回避のネタにするのだろう。


あれから、一時的に地下鉄の使用を禁止している企業も多いのは事実。
(でも“あれから”であって、その前はしていなかったんだよ!)

さて、一体、どのタイミングでその禁止令を解くのか?
はたまた、もう解かないのか?
禁止された中で、あくまでも個人的な自己責任でコソコソ公共交通機関を使うのか?

私個人としては。。。
禁止禁止、と過剰反応したり責任回避したりせずに
臨機応変にその時の利便性とリスクを考えて
公共交通機関とタクシーをいつでも使える状態にしておくのが
望ましいと思うのだが。。。

そもそも、モスクワに住んでいる事自体、
それぞれがリスクを背負って生活していると言う事は、
皆ほとんど自覚しているのだから。。。

さて。。。

あれからみんな、どうしてる?




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2009年10月29日

物乞いビジネス

モスクワには、物乞いが非常に多い。
街に出れば、必ず出会う。
しかも老若男女。

たまにはこんな子も。。。

dog1

施しを与える人が、ひっきりなし。。。

dog2

さて、元締めはどこに潜んでいるのか?
結構良い商売になってたりして。。。



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