< りすりす通信モスクワ支局:2010年04月
2010年04月
2010年04月23日

さて、問題です。

これは一体なんでしょう?

P3090112

以前モスクワで日本舞踊の公演をなさった方から
帰国後に送られて来た写真。

答え



↓↓↓↓↓
↓↓↓↓↓
↓↓↓↓↓
↓↓↓↓↓




男子用トイレ@パークハイアット・モスクワ


実は、トイレについては色々と言いたい事がある。
しかし、書けない事が多い、トイレ事情inロシア。(ーー;)

いつか日本の皆さんに、


ロシアで女子が外出するにあたり

いかに膀胱炎とのリスクと戦っているか?!


それをお伝えしたいと思ってはいるものの
筆舌に尽くし難い とは正にこの事。




今、友達のY恵さんから椎名誠の

「シベリア追跡」

という本を借りている。

その本には、
著者がロシアを旅した時のトイレ事情について書かれているのを知っていたので
それを読んでから、出来れば“引用”なんかしつつ、
トイレ事情の記事を書こうと思っていた。

前々から読みたかった「ロ シアにおけるニタリノフの便座について」が手に入らなかったので、
その断片でもこの本で読めれば、と思っていたが、ガッツリ詳細ロシアの便所事情が書かれていた。

椎名誠の、あの鮮やかな描写の引用をして表現すれば、
きっと読み手の皆さんに不快な思いをさせる事なく
ロシアのトイレ事情についてお伝え出来るのではないか?

と、考えたのだ。

しかし。。。


無理!


引用不可能!!


奴の描写は、

あまりにも鮮やか過ぎた。。。

(ー∀ー;)

しかも、抱腹絶倒の著者の文章も、
ほぼその渦中にいる私に取っては“人ごと”として笑い飛ばせない事も多い。



とは言っても、

「え〜、今はそれ程酷くないじゃん!」

とか

「そうかな〜。ヨーロッパのトイレなんてこんなもんじゃない?」

とか

「デパートとかのは結構奇麗だよ。」

と言う意見の人もいるでしょう。

それは百も承知。

しかし。。。私の意見は真逆です。
上記の様な意見を持つ在露邦人女子は“運が良い人”だと言って良いでしょう。

有名高級デパートのグムのトイレだって酷かったし。。。

以前の時期でも、ロシアのトイレが汚い理由と思われる事を書いたが
もう一つ、理由となりそうなのは、

与えられた仕事以外の事は自分の仕事ではないー
トイレが汚れようと、掃除するのは“自分以外の人”なので関係ないー
。。。というマインドがロシア人の中にはある。

byナタリア(ロシア語の先生)


話が膨らんで、書いてはいけない描写を書いてしまいそうなので
今日はこの辺で。。。

ところで、冒頭の写真のトイレ、
一体何人用なんでしょう?
このトイレは決して汚くはなさそうだけど、不思議過ぎる。。。
しかも外資系のホテルなのに。。。

ロシアの謎は、解かれる事なく、

日々、増えるばかり。


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2010年04月22日

車内ギャラリー@モスクワメトロ

いつもは(注意しながらも)全然平気で使っているが
今の時期は、少し緊張するモスクワメトロ。

一昨日は一日中タクシー移動の予定が、急遽、ちょっとビビりながらも乗車。

すると。。。

gallry1


久々に出会った、モスクワメトロ名物(?)、車内ギャラリー。


車内の片側に絵画がずらりと並んだ車両。

gallry2


いつもの様に、盗撮なのであまり思う様には撮れていないが
みな、なかなかの絵ですなぁ〜。

gallry4


美大生の作品との事だが、ホント??

gallry3
1983年って書いてあるけど、何?その頃のオリジナルの模写?(・v・;)

たしか、この車内ギャラリーの時刻表がある、と聞いた事があったので
モスクワメトロのサイトを確認すると


FAQの所に、こんな記述ハケーン!


Can I take photographs in metro?
How can I get a permission for shooting and how much does it cost?

(地下鉄で写真撮影をしても良いですか?
どのようにして撮影許可を得られますか?また、それはいくらですか?)


ふっ。。。こんなのダメに決まってるじゃない。。。(ーvー;)


と思いつつ読み進めると。。。


   Amateur photography (without using stationery equipment and professional cameras, permitted body height - under 140 mm and/or lens length under 100 mm) in Moscow metro is allowed and therefore no permission is necessary.

。。。

no permission is necessary.

えっ?

no
permission
is
necessary.



えええええ〜〜〜〜っ

(((( ;゚д゚)))

(アマ撮影(機材高さ140mm以下、レンズ100mm以下)による、
モスクワメトロの撮影は許されており、許可はいりません。)



一体いつの間に。。。(ーー;)


てか。。。


いつも上着やカバンの影に隠し、
人目を忍んでコソコソ、
お巡りさんがいたらドキドキし

いつかきっとしょっぴかれるっ!!




。。。


。。。そんな、気張った覚悟で盗撮に挑んでいた


私ってイッタイ。。。



。。。orz。。。


結局、ギャラリー車の時刻表は見つけられなかったし。。。(T_T)


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2010年04月21日

モスクワの水は難水です。


モスクワの生活は日本人に取っては楽じゃない事も多い。
とりわけ、モスクワが初めての海外生活の人に取っては
そのストレスもひときわ大きいのではないだろうか?

幸い、私はモスクワで3カ国目。
しかもモスクワの前は(一応)同じヨーロッパのドイツだったので
実は共通点も結構あり、意外と助かってるのかもしれない。

例えば洗剤や食品等の商品。
これらはヨーロッパ共通のブランド&商品名の事も多く
ドイツでお馴染みだった品がこちらで同じ様に買える。

例えば、カエルでお馴染みのフロッシュ(Frosch)はドイツのブランドで
家庭で使う洗剤系はほとんど出している。
若干違う商品もあるみたいだけど、フロッシュの物は
パッケージを見ただけで、何に使うものか、どう使うのか、だいたい分かる。
(今はフロッシュの日本語サイトで一部の商品の使い方は載ってるんだね。)

考えてみたら、これが分かるか分からないかって結構違うよね。
ドイツに行ったばっかりの時は、ドイツ語も当然分からないし
洗剤揃えるのに苦労したもん。

もう一つは水の事。

日本の水道から出る水は、ほとんどの地域で軟水。柔らかい水。
ミネラルウォーターで言うと、南アルプス天然水とか。

一方、ヨーロッパの水は、ミネラル分を多く含んだ硬水の事が多い。所謂、硬い水。
硬水の代表は、飲み難さでも有名なContrex。

軟水に慣れきっている日本人に取っては硬水が生活用水になるというのは
意外と色んな面で違いや不都合に直面する事になるのだ。

例えば、軟水と硬水ではお茶の出方が全く違う。
インスタントコーヒーでさえ、その違いが分かる。
簡単に言うと

硬水で入れるお茶類はマズい。

でもそれは、水道水をそのまま飲まない邦人がほとんどであろうモスクワで
あんまり関係のない事かもしれない。

あ、でも、ミネラルウォーター買って飲んでる人は
間違って硬い水買っちゃうと、お茶も料理も今ひとつなので要注意。

私の知っている、モスクワで買える軟水は
ペプシコーラでお馴染みのPepsico から出している Aqua Minerale

aqua
これ以上柔らかいのがあったら、ぜひ教えて下さい!
ちなみに我が家はネスレのピュア・ウォーター(軟水)を配達してもらってます。


しかし、硬水の弊害は飲食に関する事だけではない。

水の中に大量に含んだミネラル分は、水が蒸発しても一緒に飛んで行く訳もなく
白い“水垢”として、台所やバス、トイレ、あらゆる所を汚して行く。

以前住んでいたデュッセルドルフはかなりの硬水(硬度250程度)で、
その掃除に辟易としていたので
モスクワへ引っ越しすると決まった時、真っ先に水の硬度を調べたのだ。

モスクワの水は硬度およそ170程度。
まだまだ硬水の部類ではあるが、デュッセルよりは柔らかいという数値。

ちなみに水の硬さは
軟水 :0 - 60未満
中程度の軟水(中硬水):60 - 120未満
硬水 :120 - 180未満
非常な硬水 :180以上
と、分類されている。参照:硬度(水)Wikipedia

もしかしたら、モスクワでの水回りの掃除とかが楽になるかも
オオーw(*゚o゚*)w

。。。と、思った私の思惑はまんまと外れ、
硬度170程度では水垢との戦いが終わる事はなかった。

かくして、私がドイツで培った硬水と戦う知恵はモスクワでも役立っているのだ。

例えば台所。

水垢には、何と言っても“酢”!
というのは、常識で、台所用洗剤でもお酢を使った商品は多い。
しかし、私の経験では、一番良いのは

す。



そう、食用のお酢。
水垢は水を1回でも使えば必ず付くので、シンク等は頻繁に掃除しないと
すぐに水垢だらけになってしまう。
しかし台所は、同時に食品も近くにおいてある事が多いので
洗剤を使う時は跳ねない様に
気を配る必要がある。

しかし、食用酢を使っていれば、少々他の食品に飛び散っても全く問題ない。

バンバン吹きかけて、適当に流して、流し残しがあっても平気。

しかも、こっちで売ってるお酢は濃度が濃いものがあり
その辺の洗剤より良く落ちる。
その上、お酢には殺菌作用もあるので、マサに一石二鳥。

aqua3
この酢は(右)かなり濃くて臭いもキツいので、
同じく殺菌作用のあるローズマリーを臭い消しとして入れている。しかし、あまり効果無し。(^^)
百均で買ったスプレーボトル(左)に入れ替えて、水で割って使っている。

それでも取れぬ汚れには、重曹を振りかけて、その上からお酢スプレー。

これでほとんどの汚れをノックアウト出来る。

aqua2


重曹も同じく食品である事が、また安全。(ーvー)0
この方法は、色んな汚れに効果があるので色々試してみ!

そして場所は移って洗濯場。

これも知らない人が結構多くてビックリしたのだが、
考えてみたら、私もドイツに住むまで知らなかった。
幸運にも私より先にフランス生活を経験していた相棒ぶひに教えてもらったのだった。

つまり、硬水で洗濯する時には“軟水化剤”を使うのだ。

有名なのはカルゴン(Calgon)。

aqua1

これを洗濯機の洗剤を入れる場所に一緒に入れて洗うのだ。

パッケージの絵から想像できる、こいつの役割は

洗濯機内部配管の目詰まりを防ぐ。。。というのが読み取れるが
これは、こちらに住む駐在員のほとんどが家具付きアパートに住んでいる事を考えると
あまり魅力的な機能ではない。

どうせ大家の洗濯機だも〜ん、壊れたって平気♪

と思う人も多いだろう。

しかし、こいつの役目はそれだけではない。

そもそも硬水は、水分中のミネラル分が多い為に、
“洗浄”という役割を果たす成分が本来の役割を作用させる前に
ミネラル分と結合してしまい、洗浄能力が落ちるのだ。
結合した成分は“石けんカス”として洗濯機内や衣服について残る。

こちらで洗ったタオルは、いくら柔軟剤を入れても、
日本のタオルの様にフカフカにならない

これは、石けんカスやミネラル分が繊維中に残ってゴワゴワするものらしい。

軟水化剤を使ったからと言って、日本で洗うタオルの様に柔らかくはならないものの
多少の違いはある。

その他、この硬水で洗う事の弊害は

ー白い衣類がグレーになる
ー黒い衣類が白っぽくなる

等ある。

軟水化剤を使い十分な洗浄力を引き出す事である程度は防げるが
それでも満足のいく仕上がりにならない事もある。

そのため、ドイツでは“白もの専用洗剤”や“黒もの専用洗剤”があったが
モスクワでそのようなローカルの商品はまだ見つかっていない。
“黒もの専用”の輸入品はあちこちで見かけたが。。。

硬水での洗濯に関する興味深い実験がこちらに載っています。

この“軟水化剤”、ドイツでも“使う派”と“使わない派”が居た事は確かだけど
つまりそれ程、結果が微妙だと言う事でもあるんだけど。。。(ーvー;)
今の洗濯結果に満足していない人は、一度試してみる価値はあるんじゃない?


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2010年04月20日

明日は何の日?(4月20日)

毎年、4月に入ると必ず日本大使館から来る連絡がある。

スキンヘッド・グループによる外国人排斥活動に伴う留意事項について

当地においては、例年4月20日のアドルフ・ヒトラーの誕生日の前後の時期
に、外国人排斥を叫ぶ極端な民族主義思想を持った、いわゆるスキンヘッド・グ
ループによる街頭活動が活発化し、これらグループによる外国人に対する襲撃事件
や集団暴行事件が多発する傾向にあります。また、当館からお知らせ(3月9日
付)しているとおり、本年3月には多くの邦人が居住しているモスクワ市南西部で
韓国人留学生が襲われ重症を負うという事件が発生しています。
こうした中で、これから5月9日のロシア戦勝記念日前後までの間は、民族主義的
なスローガンを掲げる諸団体の活動も活発化するため、特に注意が必要です。

このグループとは、所謂“ネオナチ”と称されるもの。

先日、テロ事件後の邦人に対する注意喚起の表現や規制等について
エラそうにゴタクを並べた私だが、実はテロよりもこっちの方がよっぽど怖い。。。
と、思っている。

だって、テロはどちらかと言うと“国家”とか“組織”とかに対して
“報復”や“要求”等の意味を持ってなされる事が多い。
従って、極端に言えば、ロシアに恨みつらみを持っている人(団体)からのテロは
ロシア国内、どこにいても、誰でもが遭う可能性がある。

しかしネオナチの活動の主旨は(事実結果はどうあれ)
異民族排斥運動であり、アジア系、アフリカ系は、彼らのターゲットだ。

無差別に犠牲者を出すテロよりも、
“アジア人”としてロックオンされてしまうネオナチ活動の方が
在露邦人にとってはよっぽど恐怖なんじゃないだろうか?

しかししかし。。。私とてこちらに住んでまだ1年半。
まだ2度目の4月だ。
ロシアに於けるネオナチの行動が本当はどの程度危ないのか?
アジア人の間では誰もが知るヒトラーの誕生日のネオナチ活動だが
実際はどうなのか?
去年の4月は、言われるがママに家にこもっていたので
(。。。というか、基本的に引きこもっていたので(ーvー;))
正直、よー分からんかった。。。。

ちょうど今年の4月20日前後の日は出掛ける予定があるので
メトロも使って街の様子を見てみようかなぁ。。。

なんて思っていた昨日の夜。

移民労働者の寮に爆弾が投げ込まれ、2人が負傷。
警察はナチスの容疑者を捜索中。
(今朝の続報:使 われた爆薬はTNT200g。負傷者3人。)

!!!(゚∇゚ ;)エッ!?

うーーーーん。。。先日殺された連邦判事もネオナチが関係してるらしいし。。。
調子に乗ってメトロでなんて出掛けて何かあったらてーへんだ。。。
(ーー;)

という訳で、本日のお出かけにはタクシーを予約。
行った先は、ほぼ英語の雑談で授業が終わってしまう“ゆる〜いロシア語学校”。

一体ロシア人に取ってはどれだけ認識され、恐れられているんだろうと思い
ロシア人の先生にも聞いてみた所。。。

もちろん私は、アジア人の生徒も、他の日本人の生徒もいるので
みんながこの事を恐れているのは知っているわ。


そして、それは、私達ロシア人にとっても恐怖なのよ。

たぶん、これは10年とか15年くらい前に始まって

(ソ連崩壊時?)
でも、その事はずっとあまり表面化してこなかった。
みんなその事は語りたがらなかった。
今もそうだけど。。。
でも、最近活動が活発化してきて、今年はついにテレビでも報道してたわ。
残念ながら環境は悪化していると思う。

恐ろしいのは、彼らはネオナチと言いながらも
必ずしも思想に基づいた行動(暴力活動)ではなく
ロシア人でさえも、その対象になる。
もはや、彼らの気に入らない者全てが対象なの。

そう言えば。。。メトロも今日は警官の姿が多かったわね。
そのせいかもしれないわね。

。。。。。。(ーー;)

私が考えていたよりも、問題はずっと深刻だった。


ふーん、やっぱり結構怖いんだね。先生も気をつけてね。
じゃ、私はタクシーで帰るから、またね!


。。。と、学校を出た私。

1時に授業が終わるので、1時10分に学校の前にタクシーが来る様に予約したのだが、
雑談が少々長引いて時間は1時半を回っていた。


んがっ!!


タクシー、いねぃ。(ーー;)

おかしい。。。
いつもは予定時間の遥か前(20分くらい前)から待っているのに。。。

タクシー会社に連絡をしてみると、確認すると言って3分くらい待たされ。。。

ゴメンナサイ、りりさん。
交通渋滞で遅れてるみたいなの。
あと10分で着くから、待っててくれるかしら?

10分?ホントに10分で着くの?(ーー)

。。。(^^:)
。。。
。。。えーっと。。。
じゃぁ、15分で。


( ̄‥ ̄)=3 じゃぁ。。。?


“15分で着かない、に100万点。”
↑↑↑
(はらたいらさんに100万点風で)



いつも予約時間の20分前には着いているタクシーが
予約時間からその時点で既に30分も遅れているのに、あと15分で着く?!
そもそも、ホントに渋滞で遅れているなら、
ドライバーからその旨の連絡が来るのが普通なのに
その連絡さえも全くなかった。


“ドライバーに予約通ってなかった、に全部!”
↑↑↑
(竹下景子に、全部!風で)



さんざんネオナチの怖い話を聞いた後でメトロに乗るのは気が進まないが
いつ来るか分からないタクシーをウロウロしながら待つのも嫌だし。。。



ええいっ!!


と、メトロで帰宅。

メトロの車中構内は、何となくいつもよりアジア系の人が少なかった気がするが
恐らく完全に私の目にはバイアスが掛かっているのだろう。。。
自分でも、この感想は当てにならないと思っている。

でもねー、改めて思う。
タクシー、こういう事もあるんだよね。
完全に当てにする事は出来ない。

冬の間だって、タクシーで出掛けるので薄着でも大丈夫と思い軽装で出掛けたら、
家の前で待っている筈のタクシーと15分くらい会う事が出来なかった。
その時の気温−18℃。
死を覚悟したよ。。。(T_T)

だからこそ、いろんな選択肢を持っている事が必要なんだよね、きっと。
タクシーメインで行動してる人も、いざとなったらメトロも使える様に
メトロ使ってる人も、いざとなったらタクシーを手配出来る様に。
タクシーで出掛けるからと言って、冬のモスクワでは、決して軽装では出掛けない様に。。。

とにかく、明日は要注意の日である事は、間違いない様子。
舐めてないで、十分気をつけませう。←自戒。(ーー;)



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2010年04月19日

ゴージャスなモスクワのアパート。

モスクワに転勤が決まった時、
内装は奇麗でもインフラとか最悪なのは嫌なので“新築”の建物を探してもらった。

見た目は奇麗でも、配水管が錆びてたり、配線が悪かったりしたら住み難いからね。


もちろん、そんなの思い通りに行く訳もなく、
どう好意的に見ても築10年くらいは経ってそうな建物のウチのアパート。。。

それでも不動産屋には“新築”と言って紹介されたらしいが。。。
築10年もこの国にとっては“新築”の部類かもしれないし。。。


でもとにかく、内装は作りたてホヤホヤのリノベーションしたてだった。


オーナー曰く、

ここはデザイナーズ・アパートメント。

家具はみんなイタリア製。


。。。


。。。だそうだ。


へーーーーーー(ーー)
疑疑疑疑疑疑疑疑疑



カーテンの長さが長過ぎて、
ずるずると床を拭いているようなダラしなさだったので

どんなデザインだよっ!

「このカーテン、切るか代えるかしてくんない?」

と、交渉した時も

「もちろん、好きなカーテン付けていいわよ。(自腹でね)
でも、そのカーテンはとっても高い布地を使っているので切ったりはしないわ。」

と、タカビーに断られたカーテンには
入居した時から既に虫食いのような穴があいていたけどね。(ーー)

確かに家具はシックな感じに統一されていて Made in Italia と書いてある。
しかし、それらはどれをとっても非常に使い勝手が悪く
完全に見た目重視で、実生活の動線や利便性を全く無視した作りと配置だ。

詳しく書くと長くなってしまうので、今回は割愛するが
問題は、作り自体もいい加減でショボ過ぎな事。

例えば、このクロゼットのフレームは、入居してから半年くらいでこの状態になっていた。

repair1repair2

フレームが取れて来ちゃってる。な〜んにもしてないのに。

他にも鉄筋の壁に打ち付けられたカーテンレールが取れかかってたり
テーブルがガタガタだったり、取っ手がもげたり。。。

おそらくイタリアでディスプレイされていた時は
とても頑丈で良い状態の家具であっただろう品が
モスクワで再び組み立てられた際に、お粗末な物になってしまったのだろう。

さらに、見た目重視の我が家の照明は
非常に凝ったオサレな照明で、
裸電球の様にクリクリっとまわしてパパっと自分で取り替えられる様な物ではなく
複雑に取り付けられたカバーのネジを一つ一つ探して、外して。。。
あれっ?外れない!!どっか他にもネジがある筈!
という作業が必要。。。

しかも、電流が不安定なのか電球(ハロゲン)の質が悪いのか
電気はしょっちゅう切れてしまう。

しかし、その切れた電気は、しばらく放置して
他に、もう2,3カ所電気が切れるのを待たなければならない。

何故かって?

自分ではとても出来ないので、オーナーに電話して
オーナーから修理屋さん(?)みたいな人に連絡してもらって
その人達に取り替えてもらうから。

取り替えてもらうのに時間が掛かったり、1回で済まない事があるので
複数切れるのを待って、薄暗い時を過ごし、まとめて付け替えてもらうのだ。

そもそも天井がとても高いので、一般家庭の室内にあるような脚立では届かないし。

今回切れてるのは全部で3カ所。
クロゼットのフレームもカーテンレールも一緒に直してもらう手はず。

来たのはロシア人中年男子3人組。

しかし、こいつら、何を血迷ったのか“天井”についた電気を代えて欲しい、
そして、“天井付近”のフレームやらレールやらを直して欲しい
という訴えに対して

脚立も持たずにノコノコ登場。(ーー)


しかも、その時はオーナーも一緒に来たので
この部屋の天井がどれほど高いか知り得た筈。

もちろん、手が届かないので何も出来る筈もなく、終了。

こっちは軽〜く半日以上無駄になってるんだけどね。。。(ーー;)

満を持して脚立持参で現れたのは約1ヶ月後。

朝10時に現れた3人組は
割とスムーズにフレームとカーテンレールを直したのだが。。。

結局、全部終了したのは午後1時過ぎ。。。


repair4

大の大人3人がかりでね。


repair3


1カ所につき、30分も40分もかかったって計算ですね。。。

かつて、手の届く場所にあった電気を自分で取り替えた時は正味15分でしたが。。。

しまいには、彼らがこの作業を生業としているのかどうかさえ
疑問に思えて来たよ。。。(ー∀ー;)

こんな事を、電気が切れる度に繰り返す。。。

そして、彼らが帰った後は“大掃除”という仕事が待っているのだ。

ホコリだらけのゴミだらけ〜、何故か部品も余ってた〜♪(ーvー;)

モスクワのゴージャスなアパートでの暮らし。。。

こちらに引っ越して来る前に、アパートの家賃の値段を聞いて
セレブな生活を夢見た時期は、本当に、本当に短い間でしかなかった。。。


数分の1の値段だったドイツのアパートの方が居住性は良かったねぃ。。。
(TvT)





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