クロアチア旅行(4)ドブロヴニク│今日のモスクワは
2010年08月11日

Update from SOS

昨日の夕方、現地医療機関のSOSより連絡が来ました。
以前のものと重複する部分もありますが、HP記載分と合わせて転載します。

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モスクワなどの地域でスモッグが発生、健康への懸念

インターナショナルSOSは、モスクワの一部のオフィスやビル内でヘイズ(煙霧)を目視できるとの報告を受けています。報道筋によると、多数のモスクワ居住者に煙による症状が現れ始めています。被害を受けていない地区へ一部の従業員を移転させている企業もあります。8月10日付で米国務省は声明を発し、「在モスクワの米国大使館職員の帯同家族ならびに非基幹要員に出国を認める」ほか、米国民に「事態が改善するまでロシア連邦への渡航を延期する」よう「求めました」。モスクワの一部空港では深刻なフライトの混乱が生じています。

報道によると、一部の医療サービスに負担がかかっているほか、遺体安置所が収容能力の限界またはそれを超えているとのことです。

米国やカナダなど多数の国の外務省が、劣悪な大気質のため渡航計画を「慎重に検討」するよう渡航者にアドバイスしています。イタリアは、被災地への不必要な渡航を延期するよう自国民に勧告しており、他の諸国も同様の勧告を発出または検討している可能性があります。8月8日付で「外国への渡航に関する警告を発する必要はない」と香港政府は表明しましたが、8月10日までに、「amber alert」(状況の注視および警戒)を発しました。

在ロシアの各国大使館はさまざまな方法で対応しています。インターナショナルSOSは、少なくともオーストリアとカナダの大使館が外交業務を中止し、非基幹要員を他の地区へ移転させていることを確認しています。さらに、米国大使館が一部の業務を一時的に停止しているほか、ドイツ大使館は業務中断の可能性があると述べています。オーストリア大使館は、状況が許すならば被災地から離れるよう自国民に勧告しています。

ロシアの学校ではまもなく授業が再開されることになっていますが、Anglo-American School of Moscow というインターナショナル・スクール少なくとも1校が、8月31日まで1週間、授業の開始を延期しています。

高レベルの大気汚染がどの程度の期間続くかについての情報はほとんどありません。事態が実際に改善されるには少なくとも8月中旬までかかると推定されます。

背景
モスクワ地方およびその周辺で起きている数百件の森林火災と泥炭火災によって、市内全域でスモッグとヘイズ(煙霧)が発生しています。この状況は深刻な熱波によってさらに悪化しています。汚染レベルはその日によって、そして1日のうちでも変化します。汚染の測定値に関する日々の最新情報はモスクワの自然環境省のページ(ロシア語)を参照してください。8月8日の汚染物質の測定値は、それ以前の24時間の値と比べると減少していますが、全体的なレベルは依然として極めて高いと言えます。

モスクワ州をはじめ、ボロネジ、ニジニ・ノヴゴロド、リャザン、ウラジミール、マリ・エル共和国、モルドヴィア共和国、チェリャビンスク州オゼルスク町で火災に関連する非常事態宣言が出ています。森林火災はベルゴロド、イバノボ、リペック、タンボフ、Tatarstan Voronezh、カムチャッカ半島でも起きています。8月8日付で非常事態省が発表したところによると、核研究センターのある閉鎖都市のサロフを脅かしていた火災は鎮火し、事態は収拾されたとのことです。非常事態省は8月9日付で、ベルゴロド、リペック、モルドヴィア、ウラジミール、タタールスタン共和国では火災が完全に鎮火、もしくは事態が収拾されたと表明しました。モスクワ、ニジニ・ノヴゴロド、リャザンはまだ事態の収拾に至っていません。

当局は消火にあたるため、派遣できる限りの救急隊を送りました。火災に脅かされている地域の住民は仮の宿泊施設に避難しています。数千戸の家屋が破壊され、少なくとも50人の死者が出ています。


健康への影響
一般に、煙霧は目や鼻の炎症、咳など急性の軽微な健康上の問題をもたらします。頭痛や吐き気、嘔吐などの症状も現れます。また、慢性心臓病、ならびに喘息や肺気腫などの呼吸器疾患を悪化させることもあります。静脈洞炎や気管支炎などの他の呼吸困難が増加する可能性もあります。煙霧は小児や妊娠中の女性、高齢者の健康により大きな影響を与える可能性があります。理由はわかっていませんが、潜在的なリスク要因がなくてもオゾンに特に敏感な特定の人々もいます。汚染に長期間さらされると、特に小児は、肺の機能が低下するおそれがあります。

SOSからのコメント:
渡航者、特に高齢者や妊娠中の女性、幼児、慢性の呼吸器疾患や心臓病を抱える方は、煙霧被害が発生している地域への不要不急の渡航を延期することを検討してください。

被害を受けている地域に滞在する全ての方は、大気汚染への曝露を軽減するため、以下の対策を講じてください。これは、心臓や肺の基礎疾患を持つ方にとって特に重要です。

  • 屋外に滞在する時間を最短に留めてください。
  • 屋外にいる間は、たとえ空気が奇麗に見えてもマスクの着用して下さい。N95がより効果的で、ある程度小粒子を吸い込むことから保護しますが、これらのマスクでは毒ガスを防ぐことはできません。基礎疾患を抱える方は、マスクを使用する前に医師に相談してください。
  • 運動量を減らしてください。
  • 窓やドアは常に閉めておくようにしてください。
  • 可能であれば、エアコン(「再循環」モードで使用)または空気清浄機を使用してください。
  • 状況が許すならば、大気質のより良好な地域へ一時的に移転させることを検討してください。
  • 必要な医薬品を全て携行するようにしてください。
  • 炎症を最小限に留めるために生理食塩水の点眼薬を定期的に使用してください。処方箋がなくても薬局で入手できます。
  • 症状が現われた場合には、かかりつけの医師の診察を受けてください。
これらの 勧告を状況が完全に解決されるまで守る様にして下さい。
 
メンバーの方で健康の問題に直面、あるいは詳細なアドバイスを必要とする方はインターナショナルSOSアラーム・センターにご連絡ください。
(電話番 号:+7 495 937 6477)SOSの医師に受診を希望する方は、モスクワのクリニックにお電話ください(電話番号:+7 495 937 5760)。医薬品と個人保護具(マスクなど)はSOSの薬局を通して入手できます。

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昨日も今朝も、モスクワの状況は少し改善されている様にも見えます。
(昨晩は多少雨も降った様です。)
しかし実際には、まだ改善されたとは言い難い状況です。


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1. スモッグ気象情報⇒光化学スモッグ 被害の...  [ 明日への道しるべ@ジネット別館 ]   2010年08月11日 19:07
 1.始めに 猛暑により森林や泥炭の火災がロシア西部で拡大を続け、首都モスクワはこの夏最悪のスモッグに覆われ、児童や高齢者の疎開まで生む事態に発展している。また、国内に...
この記事へのコメント
1. Posted by Maichika   2010年08月11日 16:12
モスクワ特派員ブログから飛んできました☆
情報収集に役立たせていただいてます^^
違っていたらスルーしていただいていいのですが
りすりす通信のスポーツ店の記事を読んでいて
お写真を拝見しましたが


7月31日に私モスクワにきたんですが・・・
入国パスポートコントロールで母と二人並んでいて後ろに日本人の女性がいらっしゃったからちょこっと話しかけたんですが・・・・

お写真を拝見していて、もしやあの方では・・・とお思ったんですが違うでしょか??

いきなりすみません!!

それとモスクワの色々なところを私もパシャリと撮ろうと思っているんですが、商業施設とかスーパーとか禁止だよ!とかガードのおにーちゃんに言われませんか?フラッシュなしでこっそり撮るとか技があるんでしょうかww
2. Posted by すーちき   2010年08月11日 20:32
5 いつも貴重な情報を素早く載せてくれるので感謝しています。
私もキャンセル無料の情報を得たので、今日正式にキャンセルしようとしたところ・・
「16日出発まではキャンセル料なしが決まりましたが、17日(私が出発する日)以降はまだ未定ですので、今手続きするとキャンセル料がかかります。」との事。
中止にはしないとの事で、キャンセル料の有無については土日をはさむので連絡が出発前日になる可能性も、との返事。。最悪デス。

この非常事態にお金の問題ではない、とも思いますが、やはり行きたい気持ちもやまやまやまやま・・なので、出発直前まで参加の有無を考え直したいと思います。
これだけ忠告して頂いてるのに、まだ迷っているなんて申し訳ないのですが。
情報が錯綜する中、クロアチアの絶景には癒されますね。やはり旅行はこういったところへ行きたいものです!
3. Posted by まに   2010年08月11日 23:24
モスクワのスモッグ情報をできるだけ正確に把握したいと思うものの、政府系機関の報道はあまりあてにならないし(天気予報もことごとく外れていますよね)、Moscow Times と りすりすさんのブログでしか実情がわからない状態で、つくづくロシアって国は・・・やっぱり閉ざされているんだなぁと思いました。

ところで、りすりすさんは国外退去ですか。
私は前々回のブログにコメントをアップしてからぎりぎりの交渉で旅程を変更しました。とはいえ、出発前日だったのでモスクワに入るところをサンクトに入るように変更しただけでしたが。。。それでもけっこうべらぼうな変更料金プラスキャンセル料金を支払いました。

出発前日に活性炭入りの防塵マスクを仕入れ、酸素缶も仕入れまして、

いまはストックホルムです。

これからロシア入りです。

サンクトにも煙の害が出ているとの情報もありましたが、それほどひどくないことを願っています。
4. Posted by りり   2010年08月12日 14:43
Maichikaさん、
おお、いらして下さいましたか?!ありがとうございます。
こんな最悪のタイミングで入国とは、まったくワタシが謝る義理ではないですが、スミマセン。。。って感じです。(^^;)
体調は大丈夫ですか?気をつけて下さいね。

私が帰国したのは8/2ですので、パスコンで見かけた女性は別人でした〜。
でも、その内街中で遭遇するかもしれませんね。^^

ロシアは撮影禁止場所だらけです。
私はいつも“盗撮”です。(ーvー)
人目を忍んで、カメラを忍ばせ。。。それでも既に、何回も警備員や店員に怒られています。
しょっぴかれるのも、時間の問題か?!なんちて。
Maichikaさんも、十分注意して撮影して下さいね。
そうそう、地下鉄内は一般的な機器での撮影はOKです。
5. Posted by りり   2010年08月12日 14:48
すーちきさん、
ロシアの情報は手に入り難いので、一人でも役立つ人がいれば
私のブログの意味があるかな、と思ってます。
てか、そもそもそれがブログを始めたきっかけでもあるので
すーきちさんの様に思って頂けると、私もとても嬉しいです。

お気持ち、良くわかりますよ。
だって、きっと色々考えた末のロシアで、色々な選択肢の中から選んだこの旅行な訳ですから。
それに、状況は日々刻々と変化しています。
もし、いらっしゃる事を選ぶのであれば、万全の準備の上
たまたまスゴく良い状況になってて、使う必要なかった〜♪
なんて事になる事を祈ってます。

クロアチア、ホントにお勧めです。いつか機会があれば是非!^^
6. Posted by りり   2010年08月12日 14:53
まにさん、
ロシアにいる日本人は、まだまだ多いとは言えませんからね。
日本語の情報が少ないのも、ある程度は仕方ないかもしれません。
でも、まぁ。。。だからこそ、外務省にはキッチリやって欲しい訳ですが。。。(ーー)
そんな中、そうです。ワタクシ、脱出致す事にあい成りました。

ストックホルム経由ですか?!
ストックホルム、良い所なので、是非、そこに少し滞在して頂きたかったわ〜。
ま、でもそういう訳にもいかんのでしょう。
サンクトはモスクワと比べると、ず〜〜〜っとマシな筈です。
しかも、(個人的には)観光するならサンクトの方が良いです。
見所満載。街も奇麗です。
変更料に見合う、ステキな思い出が作れる事を祈ってます!
マスクも酸素も不要であります様に!!
お気をつけて。^^
7. Posted by singapore83_86   2010年08月12日 21:50
りすりすさん、皆さん 毎日貴重な情報を有難うございます。

此方はH大手旅行社より9/1発の地方空港から モスクワ経由サンクト〜モスクワ行きを楽しみにしている老夫婦です。
ただこのところの森林火災に伴う煙害を大変憂慮しています。現在の本当の気持ちはcancelして来年にこの様な問題が無い時に気持ち良く観光したいのですが...現実はこの様な状況下でも此方から旅行をcancelすれば cancel fee20%も取られる事です。

現在は外務省の危険情報も今一つの状況下では人道的見地より 大手旅行社が催行をcancelしてくれるかor 同じ旅行される方々もcancelされたらなあ と願っている一老夫婦です。
8. Posted by りり   2010年08月13日 23:22
singapore83_86さん、
こちらこそ、ご覧頂きありがとうございます。
ご高齢での御旅行、、不安ですよね。
ただ、9月に入ってからのご出発であれば、
状況はますます予測不可能。
逆に言えば、良くなっている可能性もありそうですよね。
もはや”普通”という言葉に、何の説得力もありませんが
普通は8月下旬から涼しくなります。
そうなれば、状況が好転する可能性も大です。
どうせキャンセル料が掛かるのなら、少し様子を見て見るのも
「テ」かとは思います。
悪化している様なら、情報収集をして代理店と良くご相談
してみるしかないですよね。。。
本当に、困ったものですね。
私も出来る限りの情報を、これからも追っかけて行きたいと思っています。
9. Posted by ウォッカ   2010年08月18日 14:01
リスリスさん みなさまこんにちは。
いつも最新情報をありがとうございます。

singapore83_86さんの書き込みを拝見し、すごく共感しております。

私もおそらくsingapore83_86さんと同じH大手旅行社より9月3日発モスクワツアーを申し込んでいます。

H旅行社に毎日のように連絡をして旅行先の状況を聞いておりますが、一番ひどかった8月10日頃も
何の問題もなく旅行は催行しております・・・の一点張りで驚きました。。。
こんな状況でも催行している旅行社が信じられません・・・

そしてもちろんこちらからキャンセルすると20%の取り消し料がかかりますので困惑しております。
なのでsingapore83_86さんのように一緒にキャンセルする方が増えれば 当然中止になると思いますので 何とかみんなで団結出来ないのかと考えております。

高い旅費ですので やはり気持ちよく旅に出たいと思います。
キャンセル料を取られず 旅行をやめられる方法を毎日模索中です・・・
10. Posted by りり   2010年08月18日 22:16
ウォッカさん、
8/10は、実は少し状態が良かった時で、見た目にはかなり改善しているように見えていた時です。ただ、大気中の汚染は依然としてあったわけですから、“全く問題がなかった”のは、ラッキーだったのだと考えるべきだと思います。
しかし、ラッキーだった事と、旅行会社が「何の問題もない」と言い張るのは意味合いが違いますよね。
実際、先週末からは、また煙が少し戻って来ていて、昨日今日もモスクワの街はうっすらと曇っていたそうです。
ただ、8/10あたりの比較的環境のマシだった時期の様な状態でしたら、2、3日観光しても、健常者の方でしたら観光出来るのではないかとも思います。もちろん、1週間、10日モスクワ・ステイとかだったらある程度の影響は考える必要があるかもしれませんが。。。
軽々には言えませんが、これから気温は一気に下がるようです。9月に入れば、少なくとも今よりはマシになっているのではないか、とも思います。
いずれにしても、納得のいく結果が出る事を願っています。ロシア旅行は高いですからね。。。(^^;)

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