正統派ジャパニーズ(?)誠司今年も行ったよ、蜂蜜市。
2010年09月18日

コピ・ルアックを知ってるかい?

それは一つの呟きから始まった。。。

「コピ・ルアク」を試した…複雑な心境だが、おいしかった(笑)

モスクワ 在住の魚スペシャリスト、ヘリコムさんのツィートだ。

International World Food という展示会での事で
すぐに詳細を教えて頂けた。ヘリコムさん、いつもありがとう!(;v;)

ここでのイベントは今日が最終日と言う事だったので
コピ・ルアック飲みたさに、何とか都合を付けて、本日行って参った。
いや、丸々一日空いてましたが。。。(ーv−;)


コピ・ルアックと言うのは“幻のコーヒー”とも言われる
スペシャリティー・コーヒー中でも超スペシャルなコーヒー。
どのように“超スペシャル”なのかと言うと

これは、ジャコウネコのウ◯チ・コーヒーなのだ。

つまり、

ジャコウネコは、いい具合に熟したコーヒーの実が大好物。

しかし、ジャコウネコの体内ではコーヒーの種までは消化出来ず
排泄物を洗浄すると、中からコーヒーの種、すなわち
コーヒー豆が出て来る。
これが 超スペシャリティー・コーヒー「コピ・ルアック」。
知っての通り、ジャコウネコの分泌物はムスクと言われる香水の原料。
こんな良い臭いのニャンコの体内で熟成したコーヒーが
一体どんな味なのか、ずっと試してみたいと思っていたのだ。

しかし、お昼過ぎに会場に着くと

kopi1

もう既にブースは閑散としており、撤収してる所も多く。。。

kopi2

辛うじて開いてるブースの人達もやる気無さげ。。。(ーー;)

試食とか、試飲とかしてる所もあるが
そういう所は、絶対にビジネス関係じゃないロシア人が人だかりを作り
試食品はわしづかみで持って行かれ
とても、気弱な日本人が入って行ける雰囲気ではなく。。。

ヘリコムさんがコピ・ルアックを試飲したと言う
インドネシア・ブースも見つけられず、コーヒー/紅茶が集まるエリアを物色。

でも、コピ扱ってる所なんて、そんなにないよなぁ。。。

なんて思ってる矢先に、早速発見!
しかし、そこでは試飲も販売もしておらず

「じゃ、せめて臭いだけでもかがせて!!」

と、懇願してみるも

「ニエット!エタ オーチン ドラガー!」(スゴく高いから、ダメ!)

と、にべもなく断られ。。。orz

嗚呼。。。嗅げもしないなら、帰ろお。。。
もう、他に扱ってる所もないだろうし。。。

と、スゴスゴ会場を後にする道すがら、
ダメモトで最後の一軒、と思い立ち寄ったコーヒーブースに

kopi3

ありましたよ、コピちゃんが!

生憎、そこでも試飲はさせてもらえなかったが
臭いは嗅がせてもらえてた。

明らかに他のコーヒーとは違う。
甘〜いバニラのような、ナッツのような。。。
でも、どっちでもない香がした。

聞くと、なんとこのブースでは販売していた。
しかも、1袋だけ!

しかし、コピ・ルアックは幻のコーヒー。
日本でも相当な値段がついてるのに、
物価の高いロシアで私の手が出る筈も無い。。。

でも、聞かない訳にもいかない、そのお値段は。。。


お。。。お幾ら万円でしょうか。。。?(ーvー;)


スゴく高いのよ。


知ってます。。。で?


200gで。。。


ドキドキ。。。



1520ルーブル
よ。(約4,560円)




え?

。。。


せん。。。


。。。ごひゃく???





安っ


いただきます。即買い(ーー)

kopi4

結局1,500ルーブルで、オマケに2種類他のコーヒーをくれた。ラッキー


こうして、日本では100g/3,000円は下らない筈の
幻のコーヒー、コピ・ルアックは我がモノとなった。

kopi5

お味は。。。

ウマい!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

酸味と苦みがあって、チョコレートの様なコクと、豆の時に香った通りの後味。
鼻から抜ける香が、本当にほのかな香水の様。
豆が良けりゃ、自家焙煎もかなわねーわな。。。

日本の喫茶店では、一杯2,000円は取ろうかというコーヒーが
暫くの間は、我が家で飲み放題です。

International World Food は今日で終わりだが
場所と規模を変えて下記の場所でも食品関係の展示会が開かれるらしい。
興味のある方は、お出かけ下さい。

==========
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この記事へのコメント
1. Posted by Maichika   2010年09月18日 01:43
コーヒー好きな私にはうらやましいお話です〜(´`*)いいですね〜。うーん、パソコン通して香ってきそう(笑

マニアではないですが、日本では必ずお豆買ってきて、ギーコギーコ挽いていれてました^^
2. Posted by Hellicom   2010年09月18日 05:25
5 うお〜〜!
本当に行ってしまうとは何たる行動力(笑)
しかも、最終日の撤収モードの中で、お目当てのウン・コーヒーを手に入れるたぁ、ウンも強いですなあ〜〜〜(;゜∀゜)=3

しかもさりげなく、中途半端のウオペディアにリンクしてくれてありがとうございます!
3. Posted by yuki   2010年09月20日 12:56
ウン◯コーヒーと思ったら飲めなくなりそうだ・・・。しかしそんな高いコーヒーとはびっくり。

そして何よりびっくりしたのは、おまけをつけてくれたロシア人。それは仕事としてのサービスというより、「買ってくれてありがとう。あなたいい人」というロシア人の親近感によるものなのかな。

4. Posted by りり   2010年09月21日 01:52
Maichikaさん、
スペシャリティーコーヒーじゃなくても、引き立てのコーヒーは美味しいよね♪
私もマニアって訳じゃないんだけど、エスプレッソじゃない
繊細なコーヒーが、たま〜に無性に飲みたくなるんだよね〜。
5. Posted by りり   2010年09月21日 01:55
Hellicomさん、
ワタクシ、「有言実行」は某内閣には負けません。(ーvー)Y
ウン・コーヒー(なんちゅうネーミング!スバラシイ!!)、
おかげ様でゲットできました!
もう思い残す事はありません。(;v;)

ウオペディア、既に活用させて頂いています。
ネタが上がり次第、またリンク付けますので
これからも、よろしくお願いします♪
6. Posted by りり   2010年09月21日 02:00
yukiさん、
やーね〜、ウンコ・ーヒーは、あのジャコウネコさんの排泄物よ!
香水コーヒーと思えば大丈夫よ!



あっ!!!ナカグロの位置、間違えた!ウン・コーヒーです!!(^^;)

私も、オマケについては、どちらかと言うと
「商品ハケさせてくれてありがとう」的な気持ちを感じました。
こんな高いコーヒーを買う、バカで可哀想なガイジンと思われたかもしれません。
でも良いのでぃっす!日本より安かったから♪^^
7. Posted by 松沢直樹   2010年09月21日 17:42
5 おおお、これまた稀有なものを。

ジャコウネコ自体珍しい動物になっちゃいましたからね。それにしても、日本であんなに高いのはなぜなんでしょう? 
ウンコ・ヒー もとい ウン・コーヒー好きが多いからなのでしょうか?
8. Posted by りり   2010年09月22日 23:21
松沢さん、
ジャコウニャンコは、香料欲しさに、だいぶ乱獲されたようですね。
残念な事です。

日本人は希有な物、入手困難な物を好みますからね。
欲しい人が多いから、値段が余計に上がってるんじゃないでしょうか?
ロシアでは、多分知ってる人自体、少ないんじゃないでしょうかね。

あ!ナカグロの位置!間違えない様にして下さいよ!!!(ーvー;)
9. Posted by まに   2010年09月23日 01:58
コピ・ルアック
映画の「かもめ食堂」でこの言葉が出てきてから
ずっと気になっていました。

ほんとにあるんですね。

しかも、おいしいんですね。。。

味見してみたいです。純粋に好奇心で。
日本では、高くてもどこかへ行けばあるのでしょうか。
10. Posted by りり   2010年09月24日 23:43
まにさん、
かもめ食堂にコピルアックが出て来たんですね。
見てみたいです♪

もちろん、好みと言う物がありますから
万人に美味しいと言われるか分かりませんし
同種の物でも品質も違いますから、
まにさんのお口に合うかどうかはわかりませんが。。。
でも、珍しいコーヒーなので、機会があったらぜひ試してみて下さい。
扱ってる店が少ないのは事実ですが。
おそらく、日本ではロシアよりずっと手に入り易い筈です。^^

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