2011年04月20日
未来に託す無責任
原子力発電所が必要とされて来た主な理由はやっぱり
日本には燃料資源がなく
化石燃料を輸入し続けなければならず
その化石燃料そのものも枯渇しつつある
だから、原子力発電が少々危険でも頼らざるを得ない
と言う事だと思います。
でも、原発に必要なウランだって日本では100%輸入に頼ってますよね。
総務省統計局によると、世界のウランの埋蔵量は323万トン
世界原子力協会(World Nuclear Association)によると
世界のウラン需要は年間6万8千トン
単純に計算すると、47年余りで枯渇する事になります。
ま、これはこれからまた新たに見つかる可能性もありますし
それは石油や天然ガスだって、なくなる、なくなる。。。と言われては
新たなソースが見つかって来た歴史があるので、
数字としては目安にしかならないかもしれないです。
ただ、無限の資源ではないですよね、って事です。
だってね、濃縮ウラン使って発電するじゃん。
使い終わった燃料の中には、プルトニウムってのが出来てるんだよ。
その使用済み燃料を
1)再処理工場で
3)使用済み燃料からプルトニウムを取り出す。
そいつを
2)高速増殖炉って奴ん中に放り込むと、
プルトニウムを増殖しながら発電するって方式。
この方法を使えば、燃料のプルトニウムがなくなる事もないし
エネルギーは、まさに永遠に作り出す事が出来る。
夢の様です。
問題は、それが「夢」のままって事です。
1)再処理工場と言えば六ヶ所村ですが1993年に着工してから
完成延期を18回も繰り返し、建設費用は2兆円を超えています。
現在もなお、試験運転中。
2)日本の高速増殖炉と言えばもんじゅ。
1983年に着工、91年に運転開始しているが
冷却ナトリウム漏洩や、炉内中継装置落下等々の事故で現在なお運転停止中。
ちなみに、ナトリウム漏洩の時は、情報隠蔽問題で自殺者を出している。
最近も自殺者が出ている。
ドイツ、アメリカ、イギリス、フランスが
不可能。
高過ぎる。
と、次々と高速増殖炉開発から撤退をする中
日本では現在も1日5500万円の維持費を投入して
もんじゅに壮大な夢を追い求めています。
開発費用はこちらも2兆円を超えていると言われています。
3)さて、使用済み燃料ですが。。。
プルトニウムはもんじゅがいつか運転可能になった時に使えるとして
大半のそれ以外の核廃棄物はどうするのでしょう。
私も今回の福島原発の事故で初めて知りましたが
使用済み燃料って、あんな風に保管されてるんですね。
実物を見ていないので分かりませんが、図を見る限り
ただのプールに燃料放り込んでるだけに見えちゃいます。。。
あそこの使用済み燃料は、現在冷やしている段階だった訳ですが
冷やして再処理して燃料取り出した後のゴミはどうするのでしょう?
その事の明確な答えを、私達の国はまだ持っていません。
地中深くに埋めると言っても、どこに埋めるのか?
受け入れ地を募集しても、名乗りを上げる地域はまだ出ていません。
例え場所が見つかったとしても、埋めて終わりではなく
永遠に管理をして行かなければならなりません。
革新的な技術が開発されない限り
原発を使い続ける限り、
40年前に「未来の廃棄技術を信じて」見切り発車してしまった時と同じ様に
私達は子供達や孫達の世代に
「期待する」ていで「押し付ける」のです。
とても残念なのは、その毒性の強いゴミとは
たった今、原発を撤廃したとしても、これらの問題は残り
核廃棄物とは一生付き合って行かなければならないと言う事です。
原子力施設は、一度燃料を入れて動かしてしまったら
その施設の大きな部分は放射線で汚染されてしまいます。
つまり施設そのものの解体が非常に困難で、
汚染された廃材処理の取り扱いも、とんでもなく大変な作業で
とんでもない費用と時間がかかる、と言う事です。
これも福島原発を見ていれば想像つきますよね。
だったらこのまま使い続けた方がいいじゃん!
と思う人もいるでしょうか。
私の意見は違います。
廃棄して行く道を選べば
少なくとも、これ以上核廃棄物を増やさなくても済みます。
理由はどうあれ、日本には原子力に依存せざるを得ない時期があったんだと思う。
例えばこんな理由も→原発導入のシナリオ〜冷戦下の対日原子力戦略〜
しかし、日本が莫大な資金と壮大な時間と
日本の知力を原子力に全力投球している間に、
世界は“本当に再生可能なエネルギー”へとシフトしていました。
ドイツでは2050年までに100%再生可能エネルギーにすると言っています。
アメリカでも原発エネルギーのコストよりも
ソーラーのコストの方が安くなるまでに普及が進んでいます。
本当は自然エネルギー分野でも、日本は世界一で居続けられた筈、だと思います。
例えばシャープは太陽電池で2007年頃までは世界1位だったはず。
それが今やドイツやスペインにも抜かれて、5位だか6位だかになっています。
その転落の原因の一つは補助金の廃止であることは間違いないと思ってます。
現在の補助制度と同じ物かどうかは分かりませんが
促進の為の補助金が、2007年前後にごっそりなくなったのです。
理由はその時も不確かでした。
しかし、一方で原子力には潤沢に資金をまわしている訳ですから
少なくとも国はソーラーに対して“本気ではなかった”のではないでしょうか。
メーカーだって、一生懸命開発しても、使ってもらえないなら
モチベーションも下がるってもんです。
しかし世界は、その間に着々と自然エネルギーの技術を磨いて行っています。
つまり、原子力に頼る事が“足かせ”になっていると思うのです。
世界が見捨てた高速増殖炉やプルサーマルに注がれた
財力と知力を自然エネルギーに注いでいたら
もしかしたら、日本は今頃燃料輸出国に転じていたかもしれない。。。
とさえ、本気で思ってます。
でもね。。。『原発ありき』の政策である以上、そうはならないでしょうね。
そしてこのまま原発に頼り続け
石油が本当に使えない状態となり
ウランもなくなり始め
もんじゅも相変わらず停止中だったら。。。?
また、そんな無責任な期待を
未来に託して、現状を肯定するのでしょうか?
今、考えなければ、私達はまた考える機会を逸します。
NHKスペシャル 原発解体(1)
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日本には燃料資源がなく
化石燃料を輸入し続けなければならず
その化石燃料そのものも枯渇しつつある
だから、原子力発電が少々危険でも頼らざるを得ない
と言う事だと思います。
でも、原発に必要なウランだって日本では100%輸入に頼ってますよね。
総務省統計局によると、世界のウランの埋蔵量は323万トン
世界原子力協会(World Nuclear Association)によると
世界のウラン需要は年間6万8千トン
単純に計算すると、47年余りで枯渇する事になります。
ま、これはこれからまた新たに見つかる可能性もありますし
それは石油や天然ガスだって、なくなる、なくなる。。。と言われては
新たなソースが見つかって来た歴史があるので、
数字としては目安にしかならないかもしれないです。
ただ、無限の資源ではないですよね、って事です。
いやいや、原子力は再生可能エネルギーなんだよ。
だってね、濃縮ウラン使って発電するじゃん。
使い終わった燃料の中には、プルトニウムってのが出来てるんだよ。
その使用済み燃料を
1)再処理工場で
3)使用済み燃料からプルトニウムを取り出す。
そいつを
2)高速増殖炉って奴ん中に放り込むと、
プルトニウムを増殖しながら発電するって方式。
この方法を使えば、燃料のプルトニウムがなくなる事もないし
エネルギーは、まさに永遠に作り出す事が出来る。
夢の様です。
問題は、それが「夢」のままって事です。
1)再処理工場と言えば六ヶ所村ですが1993年に着工してから
完成延期を18回も繰り返し、建設費用は2兆円を超えています。
現在もなお、試験運転中。
2)日本の高速増殖炉と言えばもんじゅ。
1983年に着工、91年に運転開始しているが
冷却ナトリウム漏洩や、炉内中継装置落下等々の事故で現在なお運転停止中。
ちなみに、ナトリウム漏洩の時は、情報隠蔽問題で自殺者を出している。
最近も自殺者が出ている。
ドイツ、アメリカ、イギリス、フランスが
不可能。
高過ぎる。
と、次々と高速増殖炉開発から撤退をする中
日本では現在も1日5500万円の維持費を投入して
もんじゅに壮大な夢を追い求めています。
開発費用はこちらも2兆円を超えていると言われています。
3)さて、使用済み燃料ですが。。。
プルトニウムはもんじゅがいつか運転可能になった時に使えるとして
大半のそれ以外の核廃棄物はどうするのでしょう。
私も今回の福島原発の事故で初めて知りましたが
使用済み燃料って、あんな風に保管されてるんですね。
実物を見ていないので分かりませんが、図を見る限り
ただのプールに燃料放り込んでるだけに見えちゃいます。。。
あそこの使用済み燃料は、現在冷やしている段階だった訳ですが
冷やして再処理して燃料取り出した後のゴミはどうするのでしょう?
その事の明確な答えを、私達の国はまだ持っていません。
地中深くに埋めると言っても、どこに埋めるのか?
受け入れ地を募集しても、名乗りを上げる地域はまだ出ていません。
例え場所が見つかったとしても、埋めて終わりではなく
永遠に管理をして行かなければならなりません。
革新的な技術が開発されない限り
原発を使い続ける限り、
40年前に「未来の廃棄技術を信じて」見切り発車してしまった時と同じ様に
私達は子供達や孫達の世代に
「期待する」ていで「押し付ける」のです。
とても残念なのは、その毒性の強いゴミとは
たった今、原発を撤廃したとしても、これらの問題は残り
核廃棄物とは一生付き合って行かなければならないと言う事です。
原子力施設は、一度燃料を入れて動かしてしまったら
その施設の大きな部分は放射線で汚染されてしまいます。
つまり施設そのものの解体が非常に困難で、
汚染された廃材処理の取り扱いも、とんでもなく大変な作業で
とんでもない費用と時間がかかる、と言う事です。
これも福島原発を見ていれば想像つきますよね。
だったらこのまま使い続けた方がいいじゃん!
と思う人もいるでしょうか。
私の意見は違います。
廃棄して行く道を選べば
少なくとも、これ以上核廃棄物を増やさなくても済みます。
理由はどうあれ、日本には原子力に依存せざるを得ない時期があったんだと思う。
例えばこんな理由も→原発導入のシナリオ〜冷戦下の対日原子力戦略〜
しかし、日本が莫大な資金と壮大な時間と
日本の知力を原子力に全力投球している間に、
世界は“本当に再生可能なエネルギー”へとシフトしていました。
ドイツでは2050年までに100%再生可能エネルギーにすると言っています。
アメリカでも原発エネルギーのコストよりも
ソーラーのコストの方が安くなるまでに普及が進んでいます。
本当は自然エネルギー分野でも、日本は世界一で居続けられた筈、だと思います。
例えばシャープは太陽電池で2007年頃までは世界1位だったはず。
それが今やドイツやスペインにも抜かれて、5位だか6位だかになっています。
その転落の原因の一つは補助金の廃止であることは間違いないと思ってます。
現在の補助制度と同じ物かどうかは分かりませんが
促進の為の補助金が、2007年前後にごっそりなくなったのです。
理由はその時も不確かでした。
しかし、一方で原子力には潤沢に資金をまわしている訳ですから
少なくとも国はソーラーに対して“本気ではなかった”のではないでしょうか。
メーカーだって、一生懸命開発しても、使ってもらえないなら
モチベーションも下がるってもんです。
しかし世界は、その間に着々と自然エネルギーの技術を磨いて行っています。
つまり、原子力に頼る事が“足かせ”になっていると思うのです。
世界が見捨てた高速増殖炉やプルサーマルに注がれた
財力と知力を自然エネルギーに注いでいたら
もしかしたら、日本は今頃燃料輸出国に転じていたかもしれない。。。
とさえ、本気で思ってます。
でもね。。。『原発ありき』の政策である以上、そうはならないでしょうね。
そしてこのまま原発に頼り続け
石油が本当に使えない状態となり
ウランもなくなり始め
もんじゅも相変わらず停止中だったら。。。?
ーーーーきっとその時までには、新しい燃料が見つかっている筈ーーーー
また、そんな無責任な期待を
未来に託して、現状を肯定するのでしょうか?
今、考えなければ、私達はまた考える機会を逸します。
NHKスペシャル 原発解体(1)
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この記事へのコメント
1. Posted by piccolo 2011年04月21日 00:02
ついに、
母乳からヨウ素が検出されました。
命<利権 の方とは同じ星に住みたくない
母乳からヨウ素が検出されました。
命<利権 の方とは同じ星に住みたくない
2. Posted by lightnhopk 2011年04月21日 15:41
2000年に原発関係者(米国人)がおこなった、東電の原子力安全基準違反についての内部告発により、東電は2年後にデータを改ざんした報告書を発表。しかし、改竄がバレて、2002年に保有する17基の原子炉すべてを停止・再点検したことがありました。
その際、電力供給が逼迫した話など一言もアナウンスされませんでした。もちろん、節電は常に言われていましたが・・・。
この9年間で電力需要がどれだけ増えたかは分かりません。が、一般家庭でも生産部門でも様々な省エネ対策が導入されてきたので、プラスマイナスでそれほど大幅に需要が増えているとは考えにくいですよね。
であるのに、今回は、全ての火力・水力プラントを復旧させた後でも、夏のピーク時には電力不足になる、と大々的に振れ回っています。
その一方でTDRのエレクトリカル・パレードは復活だそうで・・・。
供給不足を唱えて、原発推進の地位を守ろうという筋書きかもしれませんね。いつの間にか撤回された「計画停電」もその一環・・・?
その際、電力供給が逼迫した話など一言もアナウンスされませんでした。もちろん、節電は常に言われていましたが・・・。
この9年間で電力需要がどれだけ増えたかは分かりません。が、一般家庭でも生産部門でも様々な省エネ対策が導入されてきたので、プラスマイナスでそれほど大幅に需要が増えているとは考えにくいですよね。
であるのに、今回は、全ての火力・水力プラントを復旧させた後でも、夏のピーク時には電力不足になる、と大々的に振れ回っています。
その一方でTDRのエレクトリカル・パレードは復活だそうで・・・。
供給不足を唱えて、原発推進の地位を守ろうという筋書きかもしれませんね。いつの間にか撤回された「計画停電」もその一環・・・?
3. Posted by toma 2011年04月21日 23:50
りりさん、日本の世論調査では、半数くらいの人が、原発は必要と考えてるらしいです。
でも、この結果、私は納得いってません。
だって、私の周りの人たち、みんな、『原発は、もうダメだね』って言ってるんですもの。
なのに、こういった世論調査や、マスコミの流す情報だけを見て、段々、『やっぱり原発は、必要なのかしら・・・?みんなもそう言ってるし・・・』と思う人が増えるんじゃないかしら。
それが狙いなんでしょうね。
『原子力の平和利用』という言葉に騙されて、戦争に利用しないんだから・・・なんて思ってたり・・・
原子力を利用できるほど、人類は賢くないと私は断言します。
今のこの状況を見れば、一目瞭然じゃありませんか。
でも、この結果、私は納得いってません。
だって、私の周りの人たち、みんな、『原発は、もうダメだね』って言ってるんですもの。
なのに、こういった世論調査や、マスコミの流す情報だけを見て、段々、『やっぱり原発は、必要なのかしら・・・?みんなもそう言ってるし・・・』と思う人が増えるんじゃないかしら。
それが狙いなんでしょうね。
『原子力の平和利用』という言葉に騙されて、戦争に利用しないんだから・・・なんて思ってたり・・・
原子力を利用できるほど、人類は賢くないと私は断言します。
今のこの状況を見れば、一目瞭然じゃありませんか。
4. Posted by 北極星 2011年04月22日 10:26
私の周りでも大多数が原発はもうやめたいという雰囲気ですが、いまだ「原発がないと電気が足りなくなるし、今までのような豊かな生活ができないのは嫌だ」という意見もあります。
孫さんが自然エネルギー財団を設立したそうですね。明るいニュースもあります。
孫さんが自然エネルギー財団を設立したそうですね。明るいニュースもあります。
5. Posted by りり 2011年04月23日 04:35
piccoloさん、
驚きました。
母乳には影響がないと言ったのは、どこのどなたでしたでしょう?
そもそも、母親というのは、添加物だって、カフェインだって神経質になって子供を守るものです。
その母達の母乳から放射性物質など。。。あまりにも惨いです。。。
驚きました。
母乳には影響がないと言ったのは、どこのどなたでしたでしょう?
そもそも、母親というのは、添加物だって、カフェインだって神経質になって子供を守るものです。
その母達の母乳から放射性物質など。。。あまりにも惨いです。。。
6. Posted by りり 2011年04月23日 04:46
ライト( lightnhopk)さん、
節電のため都心で電車が間引きされたのも、一種の恫喝としか思えません。
全体でたった2%の電気しか使っていない電車を間引きした所で、一体なんの足しになるというのでしょう?
仮に恫喝でなかったとしても、この期に及んでここまで配慮のないやり方には憤りを感じます。
結果、計画停電ナシ、と。。。
誠意がないと取られても仕方のない様な事ばかりです。
原発の代替案がないとしても、電力3割カットすれば解決するなら、その道もアリでしょう。
命か経済かの選択は、無意味です。
節電のため都心で電車が間引きされたのも、一種の恫喝としか思えません。
全体でたった2%の電気しか使っていない電車を間引きした所で、一体なんの足しになるというのでしょう?
仮に恫喝でなかったとしても、この期に及んでここまで配慮のないやり方には憤りを感じます。
結果、計画停電ナシ、と。。。
誠意がないと取られても仕方のない様な事ばかりです。
原発の代替案がないとしても、電力3割カットすれば解決するなら、その道もアリでしょう。
命か経済かの選択は、無意味です。
7. Posted by りり 2011年04月23日 05:05
tomaさん、
少し前に聞いた某局の世論調査では減らすが20くらい脱が10%未満くらいで、他は容認、推進と、驚愕でした。
それから考えると、今の半数はかなり良くなっているのかもしれません。
それでも、もちろんこのまま易々と大手新聞テレビに反対の声が乗っかるとは思ってません。
現状が、ナウシカの世界に思えてなりません。
毒に怯えながら暮らす住人、人の手におえない巨神兵を蘇らす愚かな人間。。。
全く傲慢としか思えません。
少し前に聞いた某局の世論調査では減らすが20くらい脱が10%未満くらいで、他は容認、推進と、驚愕でした。
それから考えると、今の半数はかなり良くなっているのかもしれません。
それでも、もちろんこのまま易々と大手新聞テレビに反対の声が乗っかるとは思ってません。
現状が、ナウシカの世界に思えてなりません。
毒に怯えながら暮らす住人、人の手におえない巨神兵を蘇らす愚かな人間。。。
全く傲慢としか思えません。
8. Posted by りり 2011年04月23日 05:10
北極星さん、
孫さん、私も彼の動向を追っています。
今日の会見も見ていましたが、彼は本気ですね。
「できるかできないかわからないけど、やらんといけない時がある」
と、涙目で訴えた姿には感動しました。
そこから何か変わって欲しいです。
でももちろん、孫さん程の人をもってしても、彼一人で変えられる事じゃないです。
結局は、一人一人が動くしかないですよね。
諦めないです、今回だけは。
孫さん、私も彼の動向を追っています。
今日の会見も見ていましたが、彼は本気ですね。
「できるかできないかわからないけど、やらんといけない時がある」
と、涙目で訴えた姿には感動しました。
そこから何か変わって欲しいです。
でももちろん、孫さん程の人をもってしても、彼一人で変えられる事じゃないです。
結局は、一人一人が動くしかないですよね。
諦めないです、今回だけは。
9. Posted by Kazue 2011年04月25日 18:29
ちょっと前の話で、ブログにしようと思っているうちに時間が経ったネタなんだけど、バイカル湖の近くにウランが取れると思しき鉱区があり、地域住民が党派を超え一丸となって、それを阻止している という新聞記事を読んだ。
ウラン、取るときから既に犠牲は発生しているわけで・・・そんなことを続けてよいわけがない。
今後原子力ビジネスが存在するとしたら、それは脱原子力ビジネス=原発の後始末しかありえないよ・・・
孫さんの自然エネルギー開発財団計画、本当は政府がとるべき政策だよね・・・ それを規模の大きい経済人とはいえ一個人が行っているわけで、ホント、税金払うんだったらその分SB株を買って、孫さんに回したいくらいだわっ!
ウラン、取るときから既に犠牲は発生しているわけで・・・そんなことを続けてよいわけがない。
今後原子力ビジネスが存在するとしたら、それは脱原子力ビジネス=原発の後始末しかありえないよ・・・
孫さんの自然エネルギー開発財団計画、本当は政府がとるべき政策だよね・・・ それを規模の大きい経済人とはいえ一個人が行っているわけで、ホント、税金払うんだったらその分SB株を買って、孫さんに回したいくらいだわっ!
10. Posted by りり 2011年04月28日 04:00
Kazueちゃん、
そうだよね、ウランは問題だらけ。
採掘の時点で犠牲者を出し、実際に燃料として原発に運ばれてくるまでには精製加工の行程で大量のCO2が出ると言う。
原発は地球温暖化にも対応した電力であると言うのも嘘っぽい。
なんせ、CO2を出さないのは“発電時”であり、それ以外の行程にはCO2出しまくりでんがな。
孫さんの記者会見、マジで感動したよ。
ホント、税金分をすべて孫さんに払いたい。
でも、彼に期待するだけじゃなくて、何とか一般人としても頑張りたいよね。
もう、誰一人、傍観者で居て良い人はいないよね。
そうだよね、ウランは問題だらけ。
採掘の時点で犠牲者を出し、実際に燃料として原発に運ばれてくるまでには精製加工の行程で大量のCO2が出ると言う。
原発は地球温暖化にも対応した電力であると言うのも嘘っぽい。
なんせ、CO2を出さないのは“発電時”であり、それ以外の行程にはCO2出しまくりでんがな。
孫さんの記者会見、マジで感動したよ。
ホント、税金分をすべて孫さんに払いたい。
でも、彼に期待するだけじゃなくて、何とか一般人としても頑張りたいよね。
もう、誰一人、傍観者で居て良い人はいないよね。