反対派はアフォですか?りすりす様のお言葉。
2011年04月01日

結局私は、推進派です。

私は今、猛烈に後悔しています。

無知と言われても
バカと思われても
偽善と罵られても

なんで今まで声に出して来なかったのか。

私が最初に原発に興味を持ったのは20年以上前、と言う話はしました。

しかしその間、本を読んだり、雑誌に関連記事が出れば買ってみたり
原発関連のニュースは追っていたり
原発メーカーの商品は買わない!と、一人不買運動をしてみたり。。。

いつも心の中に原発の事はありました。
それは嘘偽りない。

でも、批判を恐れて、傷つくのを恐れて、罵られるのがイヤで、
声に出して来なかった。


いつかの記事で書いた事があります。

このブログはモスクワの情報ブログを目指しています。
アクセス数とか、あんまり気にしたくないとは思っていたけど
「誰も見ない情報は、ないのと同じ」
と、どこかのブログで見て、以来、なるべく沢山の人に見てもらいたい
という気持ちが強くなりました。


原発の事も同じでした。

原発が着々と根付いて行く中で
何度も事故や問題が明るみになる中で

何も口に出さない反原発派は
何も行動しない脱原発派は

結局 推進派なのです。

その意味で、私達の多くは
今、日本で進行形で起きている不幸な事故に由来するリスクは
甘受しなければならない。
もちろん、選択の余地はないのだけれど。

企業や政治、マスメディアの癒着があることは間違いなく
彼らの責任は重大だと思う。

しかし、それでも、黙って見つめていた責任が免れる訳がない。

多くの事が、もう取り返しのつかない事になってしまっている。

でも、まだ間に合う物もあるかもしれない。
私は、それを守りたいです。
弱者が強者の富を作り出すシステムを、これ以上続けてはいけない。

私なんて、日本に住んでる訳でもないし
デモに参加出来る訳でもない。
何の力もないのは分かってます。

でも、せめて、傍観者ではいたくない。


私は、原発は絶対に反対です。


これからも、原発記事は書き続ける事にしました。



りり拝


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risurisu_journal at 02:32│ブログランキングComments(27)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 原発/震災を考えよう 
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この記事へのコメント
1. Posted by Kazue   2011年04月01日 03:41
うんうん

多分、いまこういうことがあって、幸いに現代の世界にはブログというもの(だけじゃないけど)があって、意見を発信し共有する場所がふえたことは、本当に何か結果をもたらすかもしれないよね。

原発が地域にお金をもたらしてきた というのは確かに事実。代替電力のほかに、周辺の職員は原発がなくなったらどうするの? それから原発が材料開発を刺激してきたのも、きっと技術的プラスの貢献だった。

だけど地域の経済はほかの手段で発展すべきだし→それこそ原発を太陽発電所に変えてもいいんじゃない? 海辺にたくさんあるから、遮蔽物も少なく日当たりも・・・ って、甘いかな^^;そんな夢を実現するための技術だって、必要だし。

原発反対 って、いまおきている声は決して感情論じゃない。いままで言えなかったことを皆言っているだけ。
言い出した以上は、発信し続けることが、大切だと思うよw
2. Posted by 読者より   2011年04月01日 11:10
はじめまして。ドイツのブログの頃から愛読しております。
いわゆる「次世代エネルギー」と呼ばれるものの研究の末端におります。
一部で「反原発」の流れから次世代エネルギーに注目される方が増えていて、少々戸惑っております。

私も、最終的には原発だけに頼らないで済む世の中になってくれればと思い、この分野に入りました。しかし、次世代エネルギーの研究をするのにも、大量の電力が必要です。素材の実験も、計算も、試験も、そして製品化されればその生産にもすべて大量の電気を必要としています。そしてその莫大な電力は、原子力発電に頼らなければならないのが実情です。
3. Posted by 読者より   2011年04月01日 11:11
脱原発をするのであれば、それなりの準備が必要と思います。
原発のない日を目指して、声を上げ続けるのは大切なことだと思います。
しかし、それにより、原発の作業に支障がでたり、原発の安全性が損なわれる事態が生じてはならないと思っています。
ここを読んでいらっしゃる皆さんはそんなことをしていないとお思いでしょうが、一部の過激な運動をしている人がこの追い風で騒げば、そのことに対応するのに莫大な人と時間とお金を使わねばなりません。
自分も記者の対応などしたことがありますが、記者会見の準備というのはとても大変です。正しい情報を適切なタイミングで出せないのが悪いというご意見はごもっともです。自分も情報の少なさにいらいらすることもあります。しかし、このような有事に情報を出す事の大変さもまた、想像してみていただければと思うのです。
東京電力のカスタマーセンターには連日クレームの電話が絶えないそうです。
友人が原子力の研究の仕事をしています。こちらにも、お怒りの電話がくるそうです。そういうことに人や時間をとられてしまい、この有事に本当にやらねばならない仕事に支障を来たしそうだといっていました。
4. Posted by 読者より   2011年04月01日 11:11
自分が被災し、友人や親戚が被曝のリスクを負いながら福島で作業をしている状況に身をおいてみて思うことは、今、反原発の声を大きくするのはどうだろう?ということです。
私から見ると、皆さん「原発ハイ」になっていらっしゃる気がします。被災者や日ごろ原発に興味をもっていない人から見たら、ちょっとはしゃぎすぎで敬遠されるのではないかと心配になります。現に原発に対し何の感想も持っていなかった周囲の人から、「こんな状況なのに反原発の人が騒いでいるのを見て引いた。」という話がありました。
デモの時間とエネルギーを募金集めやボランティアにあてるとか、みんなですこしずつお金を集めて、被災した子供たちの育英金を設立するとか、「反原発って言ってる人たちに助けられた!」と注目されるような活動をしてはどうでしょう?
多少お金がかかっても、とりあえず今は安全な原発の運用ができるように、十分な情報公開がなされるよう、そして将来は次世代エネルギーの発電量が増えるようにと、バランスの良い働きかけをしていただけたらうれしいです。
5. Posted by 読者より   2011年04月01日 11:12
りりさん、ブログにコメントしたり、興味を持って読んでいる皆さん、ぜひ、たくさん勉強してください。ジャーナリストが書いたセンセーショナルな本ではなく、資格を取ったりこれから勉強する人のための入門書をぜひ読んでみてください。物理や化学の基礎知識がなくても、充分理解できる簡単な内容のものがたくさんあります。次世代エネルギーだけでなく、核や放射性物質、被曝についても学んでください。そして、皆さん自身の意見をもってください。正しい知識を得ることで、見えてくる新たな世界があります。

島国である日本は、陸続きでなにかあったら電気を買ってこられるヨーロッパなどとは同じ様にはできません。地形や、台風など豊かな自然環境も次世代エネルギーがなかなか進まない要因のひとつでもあります。
「なんで日本はできないんだ!」ではなく、日本だったらどうするのが適切なのか、考えてみてください。

最後に、りりさん、ロシアの日常をつづった楽しい日常のブログもぜひ続けてください。不安でいっぱいの日常から離脱し、「しょーがねーな、ロシア人w」とほっとできるような記事を、楽しみにしています。
6. Posted by Norine   2011年04月01日 12:23
私は福島原発の事故があるまであまり原発に興味も関心もなかった素人です。
原発が永久に、正しく・安全に運用されるのであれば、それほど反対の気持ちもなかったと思います。

今回の事故は想定外の自然災害による事故。
確かに想定を遥かに超えた津波だったかもしれない。
でも、福島原発より震源に近い東北電力の女川原発は大きな被害を出さず、安全に停止したといいます。
そもそも、津波にの想定は東京電力の福島原発よりとても高く設定、重要施設には津波は及ばなかったのです。
この差はなんだろう、素人でも疑問に思います。
これ以外にもいろいろ危険信号が出ていたことも報道されています。
そして、原発反対者でなかった素人を反対の気持ちに向けさせているのが、今の東京電力の対応です。
重要な発表はなぜかいつも深夜、記者に質問されても「まだ確認できていない、調査していない」の回答が多く、今回新たに「復旧作業をする作業員1人1台もたせなければいけない線量計をチームに1〜2台しか持たせてなく、1人1人の被ばく量は把握できていない」というもの。。 
素人もビックリの現状ではないでしょうか。
今現場で復旧作業をしてくれている人達は被災してご家族が行方不明な方もいると聞いています。
劣悪環境の極限の中命がけで戦ってくれているのに、どうして東京電力という会社は社員・協力会社社員達を命がけで守ろうともしないのでしょうか。
守っているのは自分達の利益や、不都合な状況を露呈しない事、にしか思えません。

要するに、利益だけ求め、正しい情報を開示せず、現場作業員達のフォローも後手後手の会社が運営するなら原発反対、ということです。
「安心・安全」を微塵も感じさせない、この度の東京電力の対応(幹部)では反対せざる得ないでしょう。。
7. Posted by 北極星   2011年04月01日 18:13
今後原発の安全管理や運営が見直されるでしょう。
今すぐの変化でなくても、代替エネルギーへの転換に向かう世論が高まり、経済のめぐりも含めて次世代エネルギーを使うノウハウが確立されていくことを祈ります。
それから報道が減っていたのは、とりたてて変化、進展がなかったからのようですね。「NHKの報道が減ったら安定したと思えばいい」という、ある学者の意見もありました。ひとまず安心ムードですね。収束した訳ではないけれども。
東北復興についてと共に、原発への意識、知識を深めてゆこうと思います。
8. Posted by りり   2011年04月02日 00:37
Kazueちゃん、
うん。何かね、ある意味吹っ切れたよ。^^;
多分読者減るかもな〜とか、友達減るかもな〜とか。。。頭をよぎったけど、ま、それでも仕方ないか〜っと。
でも、大人気ブログならともかく。。。こんな細々としたブログでどれだけ発信力がるのか。。。(ーー;)
ま、それでも言わんよりゃええじゃろ。。。

原発が地域を潤して来たのも事実だけど、実は原発受け入れと見返りに受けた交付金がヒモ付き期限付きで、交付金が切れた地域が過疎化するという現象が起こっているとも言うし。
やっぱり自然エネルギー、再生可能エネルギーを原発に注いだエネルギーを使って開発することの可能性は計り知れないと思う!

Kazueちゃんの言う通り。言い出した事、言い続ける。
私の意見が変わるか、お国が変わるか、どっちかが変わるまでね。^^
9. Posted by りり   2011年04月02日 01:59
読者よりさん、
ドイツからお付き合い頂いてるとの事、ありがとうございます。
また、ご自身も被災なさったとの事、お見舞い申し上げます。
さらに、周囲の方々が福島原発で働いて下さっているとの事、誠にありがとうございます。心から感謝し、無事にお帰りになる事を祈っています。
ご職業もエネルギー研究であるのであれば、今は本当にお忙しい中、被災に寄るご不自由もあるのだろうと想像します。
そんな幾重にも大変な最中、コメント頂きましてありがとうございます。
まさに専門家のご意見を伺いたいと思っている所ですので、とても貴重なご意見だと思います。今まで日本は次世代エネルギーの開発には真剣に取り組んで来ていないのではないか、と私は疑問に思っています。研究者の立場として、どのように思われますか?ソーラー等は一時期日本は世界ーとして名を馳せましたが、補助金がなぜかブッツリと切られたりして、トップの座は欧州勢に奪われています。また、日本の電力は原発以外の発電所でも十分に賄えるとの計算もあるのはご存知ですよね。実際に東電圏内の原発を全て止めても停電が起こらなかった。その辺りはどのようにお考えでしょう。
反原発の訴えに関しては、実際に日本でどれだけ大きくなっているのか良くわかりませんが、その為に「記者会見の準備が大変」とか「クレーム処理が大変」とかを訴える感覚は、正直理解出来ません。その事は甘んじて受けるべきだと思っています。国民は、世界は、今福島で起こってしまった人災に戦々恐々としているのですから。それは私達が今まで無意識的に原子力政策を甘受してきた為に現在と取らされているリスクと同じです。
10. Posted by りり   2011年04月02日 02:01
読者よりさん、(続き)
情報は、ありのままに出せば良いのではないでしょうか。情報が国民に開示されるまでにどのような大変なプロセスがあるのかは存じませんが、その大変さに思いを寄せる程、みんな悠々とは暮らせていない様に思います。テレビでシーベルト情報を確認する生活を強いられる人々が、責任者に対してそこまで寛大になれるとは思えません。
そして、私の周りの反原発を唱える多くの人は、すでに義援金を送りや現地への援助にも行っています。うかれても居ないし、ハイにもなってませんよ。
反原発運動を福島が落ち着くまで止める方法があるとすれば、地震や津波が福島が落ち着くまでは二度と日本を襲いません、と約束してもらう事ではないでしょうか。
私も、読者よりさんが、研究者の立場として原発は安心だ、安全だ、代替燃料は現行不可能、ということを知識のない一般人が納得する様な発信を沢山してくれると嬉しいです。高速増殖炉が夢のママである以上、原発だって枯渇する燃料ですよね。ぜひ日本のエネルギーの実現可能な未来を、ご教示頂けるとありがたいです。どうか、お願いします!(モスクワブログもやめません)
11. Posted by りり   2011年04月02日 02:20
Norineちゃん、
国会でも地震対策、津波対策の疑問は出されていたんだよね。
それは今や沢山の証拠が挙がっていて、「想定外」だったのではなく「設定外」だった事が明らか。
結局は大きな問題がなかったのにアメリカで大バッシングを受けたTOYOTAも社長の反応はすこぶる早かった。対して、今回の東電の対応はどうだろう?
海外駐在してると色んな大企業の現地社長と会う機会があるんだけどさ、現地社長とは言え彼らは“社長”で“責任者”。その彼らの意見はね「自分だったら這ってでも会見に出る。」だよ。これが当たり前の感覚だよね。
線量計を持たせていないとか、長靴履かせてなかったとか、目を離しているスキにとか、ポロポロポロポロ。。。これを「安全」と言っていたのか?!と思うのが当然だよ。
会長の会見を見ても、東電とこちら側の温度差があまりにもありすぎる。幹部はその事に一刻も早く気付居て欲しい。命がけで働いてくれている人達の為にも。
12. Posted by りり   2011年04月02日 02:24
北極星さん、
本当にそうなると良いのですが。。。こればっかりは開けてみないと分かりません。
東電や保安院の会見を見る限りでは、私の目にはとても「安全ムード」には思えません。
一歩でも半歩でも、毎日進展して欲しいと願うばかりです。
私も勉強します!
13. Posted by lightnhopk   2011年04月02日 08:53
原発事故の心配よりも、今は被災者支援と復興。。。権力御用達放送局ケチ・ケチ・ケーの解説委員も確か同じようなことを言っていました。何か理屈をすり替えていませんか?、とテレビに向かって突っ込みたくなりました。
少なくとも私の周りでは、義援金・物資を送り、自らボランティアに向かう人は多いですよ。では、自らの体を使って支援できない人は何をしろと? おとなしくテレビに釘付けになって居ろとでも? 疑問符だらけの公式発表や報道を信じて祈ってろとでも? 良識があれば、他者から言われずとも勉強もしますし、声も発しますよ。こんな有事になってから反対を叫ぶな!、とお感じになってらっしゃる方々は、どこかご自分の周りに居る庶民を見下してはいませんか?
家族や自分の命を守るすべが、そしてそのために今起こっている事実知りたい。これは当たり前の感情であり、良識というものです。それを抑え込もうとするのはファッショです。
しかも、原発事故がある程度収束し、この先どう行動すればいいのかが見えてこなければ、被災者、特に福島の被災者の未来も見えてはきません。事故の影響はこの先十年単位で覚悟していかないといけないのですから。
14. Posted by lightnhopk   2011年04月02日 09:26
私の友人に原子力関連に勤めている人が居ます。「国策企業だから倒れる心配も少ないけど、それに見合う責任も痛感する」、と言っていました。彼は、私が反原発の立場から日本の原子力開発の歴史、実情をある程度知っていることを前提で付き合い、話をします。
そんなことからも、私もリリさん同様、「記者会見の準備が大変」やら「クレーム処理が大変」やらを訴える感覚は、正直理解出来ません。それが責任だからです。

原発推進を願っておられる方々は今一度、何故そしてどういった経緯で日本に原子力が導入されたのか、今ある現状がはたして正しい姿なのか、考えてみてはいかがでしょうか。初級者向けの理科の教科書も結構ですが。

リリさん、応援しています。
15. Posted by ある会社員   2011年04月02日 16:25
5 ・原発は誰かの被曝なしでは運転できない
・事故発生時のリスクが大き過ぎる
・原発は大量の放射性廃棄物を発生させる
・我々の世代だけではなく後世まで廃炉後の管理、廃棄物の管理を押し付ける必要があり、管理している間の安全性も絶対的なものではない

この4つを考えて、今後も推進するという選択肢をチョイスすることはありえないと考えています。

ですが、いま反原発で感情的になってもいけないと思うのです。なぜならいま日本中に原発があって働いている人がおり、福島ではそこにある危機に対処している人がいるからです。まだ彼らが手を止めるわけにはいかない。

だから、少しずつ原発への依存を下げていく為に必要な事をひとりひとりが考え知恵を出しあって、社会を変えていく行動を自分なりに取っていくべきだと思うのです。

そしてもうひとついま大事なのは、意見の多様性を認めること、他人の意見を受け止めなぜそう考えるか背景に眼を向けることだと思うのです。最近目にする様になったのですが、原発推進か反原発かではなく、もっとオープンで多元的な議論をすべきという意見。自分もそうあるべきと思います。

とりとめないコメントになってしまいましたが、原発という存在に無自覚に生きてきたことを自分は反省しています。(いや、自分なりに知識と意見を持っていたのですが、行動してこなかったということは無自覚というべき)

これからもリリさん声を出していってください。「読者より」さんはたくさんの人の声を聴いて組織の中から日本の未来を考えて行動してください。
自分も自分ができることを一つずつ行動していきます。
16. Posted by 通りすがり   2011年04月03日 00:38
はじめまして。りりさんのブログ、ロシアに興味があったので読み始めました。いつも読み応えのある記事をありがとうございます。
りりさんがきちんと勉強された上で発言をされているのには頭が下がります。ただ、どうも、反原発こそ正義だ、そしてそれに対し、そうだそうだ、と同調する雰囲気には違和感を感じます。私には、りりさんがおっしゃるほど反原発派が虐げられてきたようには思えません。感情的な反原発論はこれまでも巷にあふれていたのでは?
いずれにせよ、高度に専門的でありながら、人々の生活にも直結する問題について一般人がどのようにコミットするべきなのか。非常に難しい問題ですね。
17. Posted by ばむ   2011年04月03日 14:57
先日ちょっと出産してきたもので、りりさんがこんな記事を書いていらっしゃったのを今日初めて知りました。

私は原発に関しては正直今まであまり気にとめていなかった…と言うか、他人に任せっきりだったことに今更気付きました。
りりさんのおっしゃる通り、私も推進派だったんです。


計画停電、不便ではありますけど、みんなが節約したら「意外となんとかなる」ことがわかったんじゃないでしょうか…。

原発がなかったら、今までのように(過剰にさえ感じる)便利で豊かな生活はできないかもしれません。
日本という国の国力だって落ちるかも。
でも少なくとも天気予報で放射線量をチェックしたり、食べる物飲む物の汚染に怯える生活よりはずっとマシです、私は。

オカネモチの人やエライ人の利権とか、今まで原発関係でご飯を食べていた人のこととか、いろんな問題があるとは思いますが…

なんとかならないのかな?誰かなんとかしてよ!
…と言うだけじゃ今までと一緒だから、自分たちでも考えて、何か行動を起こしたいです。
りりさんがこうやってブログで取り上げたことは、まさにその行動のひとつですよね。
でも一体私には何ができるのか…難しいです…。


携帯で読んでいるので、他の方のコメントと重複していたらすみません(一通り目は通したのですが…)
18. Posted by りり   2011年04月03日 20:42
ライト(lightnhopk)さん、
いつも色々教えて下さり、ありがとうございます。
原子力関係のご友人の「それに見合う責任も痛感する」という言葉には、何か一縷の光が見える様な気がします。
たった今原発を止めても、私達は一生原発と付き合って行かなければならないのは、もう変え様のない事実です。それならば、これから出来るだけ安全な収束、廃炉、保管、という大仕事がまだまだ残っている訳で、私達は原子力の専門家の腕にそれらの重大な事をゆだねなければなりません。そういう立場の方の感覚が、一般市民の感覚と乖離していないと言う事は、とても大事な事ですよね。
私は、原発に関わる方が、すべて私利私欲にかられているとは毛頭思っていません。きっとだからこそ、反原発のライトさんとその方は、ご友人で居られ続けられるのだと思います。
そして、出来れば、そのような感覚で、意見が対立しても人として尊重し合える関係がくずれないまま、議論ができれば、と切に願います。
どうかこれからも気が付いた事があれば、ご教示下さい。
私もライトさんを応援してます!
ありがとうございました。
19. Posted by りり   2011年04月03日 21:01
ある会社員さん、
そうですね。どちらを主張するにしても、一人一人が自分の頭で考えなければならないと思います。
今巻き起こっている運動は、せいぜいネットで、誰かが言った意見を無数の無名の誰かが攻撃しているというのが目立つ気がします。
そうではなく、ネットにアクセスの無い人の目にも触れる様な、テレビや新聞で、どんどん議論をして欲しいです。

原発誘致した土地では、反対派と賛成派の対立に、子供までが巻き込まれてコミュニティーがボロボロになるという話も聞きます。
そんなことが、日本全国で巻き起こっては絶対にいけないです。

一般人である私達も、とにかくよく勉強して、意見を持ち、そして、自分には知り得ない部分もある事を常に認め、相手の話に耳を傾ける事だと思います。
今考えなければ、またいつものように忘れられてしまわないか、と言う事が一番恐いです。
コメントありがとうございました。私も心して発言します。
20. Posted by りり   2011年04月03日 21:46
通りすがりさん、
初めまして。いつもお立ち寄り頂いているとの事、こちらこそありがとうございます。^^
実はネット上でも、反原発は正義!という声と同じ様に、反原発は無知!という流れもあります。^^;一番の問題こそが反対の声を潰してきた事で、考える機会を奪った諸悪の根源だとさえ思っています。恐らく今までそれほど問題意識のなかった方には気付き難い事でもあると思うのです。一番分かり易いのが、2つ前に書いた記事中のRCサクセションの発売禁止の曲だと思って紹介しました。この曲は東芝で発売されなかったばかりか、テレビからもラジオからも放送禁止曲となっていました。先日日本からの出張者が持って来てくれた雑誌には反対の声は全く出ていませんでした。今、日本のジャーナリズムは“記者が伝えたいもの”ではなく、“数字の取れる”報道しているのがほとんどです。日本の報道に海外情勢が少なく海老蔵等がトップ記事になるのが良い例。その中で、これだけ反対と言う人が出て来ているのだから、その事を報道すれば視聴率も部数も上がる様に思えますが、そんな動きは見受けられなくないですか?(想像です)先日放送された「朝生」では、原発の議論の体ではあるものの反対派出演者は皆無(茶番に思え全部見なかったですが…@某動画)とても偏っていました。報道規制…ではなく、報道自粛が、かつてより進んでいる様にさえ思えます。原発の問題は、専門的にしか語れない物だけではなりません。サイトで働く人、周囲に暮らす人、受け入れる自治体、周囲の生態系等々、問題は山積しています。まずは自分自身がどう思うのか、意見を持つ事が第一歩ではないでしょうか。私も対立軸を作る事は本意ではないので、そのことも心して綴って行きたいと思います。どうもありがとうございました!
21. Posted by りり   2011年04月03日 22:06
ばむさん、
「ちょっと出産。。」って。。。わ〜〜〜っ、おめでとうございます!こういう時は、子供と動物が一番癒してくれる!と私は思ってます。どうかご自愛も忘れずに、子育て頑張って下さいね。

すっかりコメント欄の状況も様変わりしちゃいました。。。^^;
今一番大切なのは、自分の頭で考えて、自分の意見を持つ事だと思うのです。そして、人の意見を聞く事。人の意見を聞いたら、自分の意見も言わないといけないです。そんな風に、身近な所からも議論が出来たら良いと思うのです。黙らないで、スピーク・アウトして行く事が大事だと思います。
私だって、こんな小さなブログで綴っていても、大した影響はないです。でも、こうしてコンプロ色んな方から意見を頂いて、イチイチ自分の意見も検証する作業を強いられます。自分の意見を言う、と言う事は、言った事のリスクも一緒に負うという事になります。でも、今そのリスクを皆が取らなければ、また大きなリスクを先に残す事になります。
ぜひ声を出して下さい。いろんな人の意見を聞いて、考えて、続けて下さい。まずはそれからやりましょう、お互いに!
モスクワ情報もやめてませんので、これからもヨロシクお願いしますね。^^:
22. Posted by toma   2011年04月05日 01:20
りりさん!
本当に、自分の意見を言うのって難しいですね。
責任も負わなきゃいけないですしね。

私たちは、専門家でもなく、原子力の事も、経済の事も、何にもわかっちゃいないかもしれませんが、だから、感情で言うしかない部分もあります。
でも、感情的になるという事と、感情で物を言う事は違うと思っているので、普通の主婦の感覚で、ものを言う大切さも感じています。

たとえば、オール電化の事ですが、電力がいけないとは全然思ってません。
こうして、ネットで、遠くモスクワのりりさんとお話ができるのも、電気がなければ、出来ないですものね。
でも、オール電化というのは、電力以外のものを使ってはいけないというシステムです。
これは、うちのオール電化をやってくれた人たちに、かなり詳しく聞いたので、間違っていないと思います。(何を隠そう、我が家もオール電化なんです)
電力が足りないのに、電力以外のものは使ってはいけない暮らしのシステムって何なんでしょう?

ガスも、灯油も、全部取りはらわなければ、オール電化ではないので、電気代の割引もしてもらえず、必要の無い所まで、とにかく電気を使えという事なんですから・・・

ちゃんと声に出していう事が本当に大事なんだと、身に滲みて思います。未来に、大変な負の遺産を残さないためにも。
23. Posted by 千両計   2011年04月05日 10:21
こんにちわ
エイプリルフールじゃ、ないですよね?
私は先の大戦の時代に生きた先達の方々が
みな戦争推進派だったとは思いません。
お書きの題名は、私も一度考えたことがあることです。
単に、原発推進に関わっている人々、組織の
強大さ、それに対してやらなけりゃいけないことの馬鹿でかさにビビってるだけです。
隣家のステレオの苦情とはわけが違うのです。
さ、そうやって打ち込んで御気も済んだことでしょうから
言葉遊びはおしまいですよぉ
あなたは、原発推進派ですか?
24. Posted by りり   2011年04月06日 03:37
tomaさん、
意見を言うのは難しいけど、意見を言えない社会はダメですもんね。
責任は持つけど、間違いもあるし、間違ったらあやまります。^^;
でも、皆が使う物の事は、皆が考え、皆で決めるのが道理ですよね。“普通”の感覚が大事と思います。
オール電化の話、中々興味深いですね。
薪ストーブをも排除しようとするのは、なんというか。。。あきれます。(ーー;)

でも、結局、皆の思いは一緒だと思います。
本当に安心安全なエネルギー。そして、一番大切なのは命であること。
諍いなく、フェアが議論が出来る事を願い、自分もそれを肝に銘じたいと思います。
これ以上、汚したくないし、失いたくないですもんね。
25. Posted by りり   2011年04月06日 03:40
千両計さん、
もちろん私は、“反”“脱”原発論者です。20年以上前から。

。。。素朴な疑問ですが。。。
ブログって、携帯か何かで見る時はタイトルしか見ないでコメントしたりするのが普通なんでしょうか??
(^^;)
26. Posted by 千両計   2011年04月06日 11:54
あ、返信ありがとうございます
もちろん本文に目を通し
私なりにどんな声が力になれるだろうかと
考えて書いてみました。
(当然あなただけにでなく、私自身に対しても書いたことを言いきかせているのかもしれませんね)
パソコンのグーグル検索で私は、この状況下で原発推進派の方々がどう反応しているのかを知りたくてここも開いて読ませていただいた次第です。
原発推進派とは?どんな人が?何を根拠に?
たくさんのことを今回を機に知る必要を感じたからです。
これ以上やばい状況が続いたり悪化したりしてほしくないからです。
読みました限りではあなたは推進派ではありませんし、お返事もいただいてほっとしましたが、なにせ他所でもいろいろ読んでみますと
「中立の皮をかぶった原発推進派」の言葉巧みな書き込みがたくさん見られ、少々参っております。
ですから、今もってなお、あなたが本当はどちらかということまではわかりませんが
ここでの他の方へのコメントを読むに、信用のおける方とお見受けし、こんなこと、書いてみました。

まあ繰り返しになってしまいますが
なにもなさずなにも言わずの人は
原発推進派ではないと思います

自責の念からそのような表現をされているのではと思うのですが
(もしそうだとしたら)なおさらのこと
そう言いたくなるお気持ちをこらえて
そのような表現は慎むべきではないか
とこう思うのです。

湯水のごとく電気をつかいまくろうがなんだろうが
命を惜しんで安楽な生活を望む、そのために危険を避けようという我々には一点の非もありませんし、あっても「ない!」と言い切ってもかまわないレベルのもの、迷わず曲げず、うまいことやりましょうと、あなたに伝えたかったんです。

以上、ひどく抽象的で恐縮ですが、どうか御気を悪くなさらぬよう
それから、お気を付けて。
私もがんばります。
ではバイちゃ。
27. Posted by りり   2011年04月08日 15:59
千両計さん、
「バイちゃ。」って事で、もう読まれないかもしれませんが。。。
以前も「タイトルしか読んでないかも?」と思われるコメントがあったので、その様に思ってしまいました。失礼しました。
ただ、故意的に推進、容認の方の目にも留めて欲しいと思ってこのようなタイトルをつけたというのもあります。
そして、記事中ではハッキリ自分の立場も表明していますので、自分の中では折り合いがついております。
推進/容認、反対が昔から両サイドに居るのは確かな事ですが、多くの人はその真ん中に居た訳です。どんな理由があろうと、考える事を放棄した事の責任はありますし、私だって行動に移す事なく過ごして来た事の責任はあります。何より、世界唯一の被爆国で、世界屈指の自然災害多発国である日本人としての責任は免れないと思います。
だからこそ、今必死に考えたい、考えて欲しい、そして変えなければ、と思うのです。色んな意見を聞いても、私の意見は変わりそうもありません。しかし、多くの人が考えの過程にある以上、多様な意見を聞いて「自分の意見」を持つ事が何よりも大切だと思います。そうでないと、議論は又、エキセントリックな反対派の意見として流れてしまい兼ねない、というのが私の懸念です。
コメントありがとうございました。お互い、頑張りましょう!
千両計さんも、お気をつけ下さいね!

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反対派はアフォですか?りすりす様のお言葉。