頭上注意。│出かけてました。
2012年03月12日

いちねん。

今日

日本中の人が、黙祷をしていたことだろう。

日本にはいないけど、今日黙祷を捧げていた人が
世界中にも沢山いる。

私もその一人。



1年前の今日

私は、モスクワの自宅のリビングで日本語放送を見ていた。

いつもと何一つ変わらない朝に、突然ニュース速報が流れた。

東北地方で地震。

急いでTwitterを見てみると、東京でも震度5〜5強という呟きが。。。

東京には、一人暮らしの母がいる。

少なくとも、私の人生の中で“震度5”の経験はない。
どうなっているのか、皆目検討も付かない。

とにかく電話した。母の携帯に。

呼び出し音はなるけど、繋がらない。
地方に住む兄に連絡を取ると
「東北地方でしょ?」
と、のんきな答え。
東京も最高で震度5強だった事を伝えると、兄貴も幾分焦った様子で
「俺からも電話してみる」と。

その内、呼び出し音もならなくなり
モスクワからの回線は、何故か中国語のアナウンスに変わり。。。
兄への電話も繋がらなくなった。

その間、Twitterで東京の様子を聞いたり
もっとピンポイントに、杉並の辺りって被害どうですか?って聞いたり。。。
するとほどなく
「阿佐ヶ谷だけど、大丈夫」
「被害があったという話は、今の所ありません」
「この辺りは大丈夫!落ち着いて!!」
などなど。。。沢山の見も知らない人から返信をもらった。

結局母とは、半日掛けてSkypeで繋がった。

無事な声を聞くまでは、落ち着けなかったけど
あの時、Twitterで情報をもらった事は
少なからず心の支えとなり、今思い返しても、とてもありがたく感謝している。

母の無事が分かった後は、今度は

津波

火事

原発

信じられないような光景が、文字通り怒濤の様に入って来た。
一日中、日本語放送にかじり付き
夜は、パソコンに日本の生放送のUstreamをつけっぱなしで
今考えても、いつ寝ていたのか分からない。

きっと多くの人が、同じような事をしていたと思う。

あれから私は、反原発を宣言し
同じ意見を持つ仲間が出来て
距離が出来てしまった友達がいる。

ブログやTwitterで何かを発言する事の意味から
民主主義のあり方まで
今までの人生の中で、考えた事もないような
私なんかが考えたって答えなんか出ないような事を
繰り返し、繰り返し、
繰り返し、考えた。

今もまだ考えている。


でも、今日は、何も考えずにいたい。

何も考えずに、

一年前のこの時間から、数日間に渡って
命を落とされた沢山の方に

どうか、安らかに眠って下さい、と祈りたい。

必ず、この国を復興させますから、と。


沢山の大切なものを失った被災者の方々に誓いたい。

絶対に、置き去りにしません、
絶対に、忘れません、と。


私に出来る、小さな事を
模索しながら、続けて行いきます。

3月11日18:00 サンフランシスコ時間


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この記事へのコメント
1. Posted by サーパスヒヨシ   2012年03月12日 19:14
昨日はJSTVは午前中は未復興の多くの場所を映しそしてインタビュー、前日の夜はスマップを筆頭にAKBやその他のグループ達のスタジオからや現地からの歌番組がありました。

忘れてはいけないが合言葉です。

わかってはいるけれど、画像を見続けていかない限り気持ちが遠くににいきかけるのも本当です。

天災、人災の被害が余りにも大きく一歩、一歩が大事であっても2歩、3歩と早く歩めればと良いのに思ってテレビを見ていました。

しかし、日本に帰れば食べ物は(特に米、野菜等の生鮮食料品)は西方面のを買っている子供達に何も言えません。

心と現実派は常に相反しています。
あの日から心が穏やかではないのも本当です。
2. Posted by kazu   2012年03月13日 00:58
5  確かに今やるべき事は震災、原発事故にあった人々の救済、復興が優先事項であることは理解しています。しかし私にとっての優先事項は放射能汚染の問題です。スーパーに行くと汚染を恐れてか九州産、メキシコ産、アメリカ産の野菜、肉が多く売られています。東北産、関東産は僅かしか売られていません。聞くところによれば、東京では米は古米を含めて北海道産がよく売れているそうです。皆、これから5年10年後に人体にどのような影響がでるのか怯えているのです。
 国がすべての情報公開をしていると思えず怯えるのなら理性的に怯えたいのが今の心境です。
3. Posted by dezire   2012年03月14日 08:09
4 ・・・続きです・・イタリア人やトルコ人は決してそのようには考えません。イタリアは財政が苦しくても美術品の修復や保存の保存に相変わらず熱心です。美術、芸術が与える感動が、掲載とは違う次元で生きる豊かさをもたらすことを知っているからだと思いいます。

今年は「人を癒す名画」を描いたフェルメールの名画がたくまさん来日します。そこでこの機会に今まで来日したフェルメールの作品の感想と私の読んだ本を整理して、フェルメール絵画はなぜこんなに魅力的で、人を癒せるのかをまとめてみました。ぜひ一読してみてください。
4. Posted by dezire   2012年03月14日 08:13
4 震災から1年、あの一瞬から、ささやかな幸せ日常を失ってしまった人がたくさんいます。復旧は遅々としてすすまず、当たり前にささやかなに日常を取り返すことができない、原発事故、財政の膨大な赤字が多くの人を苦しめているのは明らかに人災です。私たちはその当事者とまでは言いませんが、そのような政治を許してしまったという意味では全く責任かせないとは言えないという自戒の念を持ってこの1年を迎えました。私たちに何ができるのか、模索する毎日です。
原発事故、財政赤字も経済発展だけが幸せをもたらすという発想の誤りが招いたことだと思います。 
5. Posted by dezire   2012年03月14日 08:21
4 ・・・続きです・・イタリア人やトルコ人は決してそのようには考えません。イタリアは財政が苦しくても美術品の修復や保存の保存に相変わらず熱心です。美術、芸術が与える感動が、掲載とは違う次元で生きる豊かさをもたらすことを知っているからだと思いいます。

今年は「人を癒す名画」を描いたフェルメールの名画がたくまさん来日します。そこでこの機会に今まで来日したフェルメールの作品の感想と私の読んだ本を整理して、フェルメール絵画はなぜこんなに魅力的で、人を癒せるのかをまとめてみました。ぜひ一読してみてください。
6. Posted by りり   2012年03月22日 20:33
サーパスヒヨシさん、
日々の生活に忙殺されるのは、仕方のない事だと思います。
特に、震災問題が普段の生活に大きな問題を来さない場合は、日常生活を送るだけで精一杯だったりする事も理解出来ます。
だからこそ、節目節目で、記憶を呼び起こすのだと思います。
震災の事ばかり考えて生活する事はできませんし、日常を営む事が復興の一歩一歩の一つだとも思います。

私も色んな事、悩んでばかりです。
特に原発関係は、言い切れる事が本当に少なく、思う事は沢山あれど、このブログでもどこまで書いて良いのか悩むうちに、何も書けなくなってしまうのです。
食品の事、難しいですよね。お察しします。
どんな考えを持つ人に取っても安心な食生活を送れる日が、一日も早くやってくる事を願うばかりです。
できれば、私達が存命のうちに実現できたらいいと、心から祈ります。
7. Posted by りり   2012年03月22日 20:49
kazuさん、
どんな政府であったとしても、今回の原発事故に関する事は難しい対応であったとは思います。しかしながら、国民を信用しないという根本的な過ちの元に取られた民主党政権の対応は、やはり罪が大きいと感じずにはいられません。
自分たちを信用しない政府を信用出来る訳もなく、どんなに軌道修正して情報公開しようとしても、その事を疑ってしまうのは当然の事。しかも、国民の信用を取り戻そうと必至に努力しているとも思えません。
一方で、欠落した情報を補完すべく自分たちで情報発信する一般人の中には、不確かすぎる情報や誤情報を何の疑いもなく拡散する人達で溢れています。その人達を闇雲に責める気にもなれませんが、もはや情報はカオスと化している様に見えます。
正しく、理性的に怯えるの、本当に難しいです。
8. Posted by りり   2012年03月22日 21:09
dezireさん、
私もフェルメールは、大好きです。
オランダへも見に行きました。
優しいだけの男性では女性を癒す事が出来ないという例えも、面白いですね。
いつも沢山の情報、感心致します。

経済発展だけが幸せではないと、多くの人が認識しながら、それだけを追って来たのも確かですよね。
私達自身も反省すべきことは沢山ありそうです。

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