Cristal Room Bacarrat│サンペリの48位、Варвары
2012年04月11日

放射能のこと、ガレキのこと。

このブログをずっと読んで下さっている方は、十分ご存知だと思うが

私は反原発の鉄板だ。

大きな理由の一つとしては

どんなに安全な原発が出来ても、放射性廃棄物の安全な処理方法がない事。

もう一つは

建設、運用/運転、解体の全てにおいて、誰かの被爆前提じゃないと成り立たず
好むと好まざると、人間や環境に大きな影響を与えると思っているから。

つまり私は、原発がこの世から無くなっちまえば良いと思ってるし
放射能は危険だと思っている。

それが私の立ち位置。大前提。

しかし今まで敢えて、放射能の危険については
このブログでは多くを書いて来なかった。
言いたい事がなかった訳ではない。
でも、言いたい事の多くは、私の中でも不確かな事だった。

年間許容線量は1mSvなのか、20mSvなのか。。。
100mSvまでなら本当に大丈夫なのか。。。

今でもそれに関して「絶対○○mSvだよっ!」なんて言えない。

事故直後の私は、おそらく
「危険厨(危険だと過剰に思っている人)」にカテゴライズされてた筈。

その危険厨のワタシが、
最近ちょっと酷すぎじゃないか
と、思う事がある。

例えば、こんな話。。。

2月頃、Twitterで話題になったある情報がある。
発端は、あるブロガーが某社パンの放射線量を測定した事を書いた記事。
※不正確なデータですのでリンクは貼りませんが、今もそのサイトはあります。
その記事によると、そのパンからは300Bq/Kg以上が検出された。
でも、その記事中での測定/判断の仕方は、
少し放射線の事を勉強していれば、例えば素人目の私にとっても怪しい物だった。

それでも、その記事のリンクは大量にリツイートされ、瞬く間に広まって行き
「ベクレルパン」とか「某社パンは食べない」とかいうツイートが飛び交った。

後日、このパンは、民間経営の測定所の厳密な検証の結果、汚染がない事が分かった。
これが風評被害じゃなくて、一体なんだろう?

Twitterなんかやらない、って人達には「一体なんの事やら?」って感じかもしれない。
でも、テレビの中でも同じような事が起きているのを見た。

確か給食の材料だったと思うが
職員と思われる人が、食材に線量計を当てて線量を計って、不検出、とかやってる。。。

この二つ、何が「同じような事」かというと
両方とも線量をキチンを計れていないのに、
その数値結果で安全だの危険だのと言っているのだ。
けど、とても多くの人が、その間違った結果を信じて判断してしまっている。。。

食品の放射線を計るのは、とても大変で
バックグラウンドの放射線や、カリウム40(K40)など、
自然に含まれている放射線量をきちんと取り除いていかないと
セシウム汚染の量なんか分かりません。
参考:「放射線の正しい測り方2食品編」



他にも、釣りコラムニストの青年が川魚を食べて白血病になって亡くなったとか
有名無名の白血病患者が手当り次第に被爆被害者の様に捉えられ、拡散して行った。
原発事故以来、白血病患者の数が増えたとか、根拠不明の情報も。。。

もちろん、被爆が原因で様々な病気が発症しても
その因果関係を立証するのは極めて難しい事は承知している。
でも、だからと言って、こんなにも安易に放射能と結びつけて良い筈はない。
患者本人や家族の身に、少しでもなってみれば、安易に拡散出来ないだろう。

血液のガンを煩った事のある家族を持つ者として
彼の発病がこのように扱われていたら。。。そう考えるといたたまれない気持ちになる。

白血病を患う人は、常に一定数いる。
しかし、その病気に無関心な人達は、その数字自体にも無関心なものだ。
私自身、それを思い知ったのは、家族にガン患者を持ってから。
彼が悪性リンパ腫と診断されてから、血液のガンを患う人がどれだけ増えた事か。。。
しかしそれは、“実際に増えた”のではなく
単に“私自身の意識が変わった”だけだ。
血液のガンを患う人は、私が意識する前も意識する後も、常に居た。
人は、自分に無関係な事には、無関心で居られるんだ。

今、被爆の問題は、誰に取っても無関係の話ではない。
白血病や甲状腺がんが、今まで無関心だった人達にとっても
一気に身近な物になった筈だ。
でも、だからと言って、自分の耳に入る全ての病気を
放射線のせいにする事の思いやりのなさに、私は辟易とする。

鼻血、脱毛、水泡、倦怠感。。。
どれも放射能のせいかもしれない。
でも、放射能のせいじゃないかもしれない。
阪神大震災の後にも同じような症状が出たと言う話もあるし
ストレスが30分で胃に穴をあけるという事実も忘れてはいけないと思う。

私の、また別の家族は、長年にわたり原因不明の痛みに悩まされている。
現在は、がん患者用の痛み止めのパッチとモルヒネを飲んで凌いでいる。
どこの病院へ行っても有効な診断は下されず
いくつもの病院を渡り歩いた。
数年前から、痛みの原因がストレスではないか、と言われる様になった。

これほどの疼痛が、これほどの長きに渡って、ストレスが原因で続くものだろうか?

もちろん、本人にとっても家族にとっても
なかなか受け入れ難い事ではあった。
でもストレスは、間違いなく、人の体に思いもよらない影響を与える。
その研究が近年特に進んで来ているという“事実”も、
低放射線被爆のリスクの“可能性”と合わせて考える必要があると思う。


瓦礫の広域処理も、色んな事が反対の為の反対の材料として拡散される。

例えば、陸前高田市長があるインタビューに答えた記事で
「地元にがれき専用処理プラントを作りたかったが県に阻まれた」
というような事が書かれている。
この記事が
「被災地は地元でのがれき処理を希望している」
「被災地は広域処理を望んでいない」
という解釈で拡散されて行った。

記事を読めば、市長がそんな発言はしていないのは明白。
反対するのに都合の良い様に、
当事者である被災地の長が、広域処理不必要、と生の声をあげているかのように
この記事が使われて行った。

とは言え、本当は市長は自著『被災地の本当の話をしよう』の中では
拡散されているような事を言っているのかもしれない。。。
まずはその本を読んでから。。。と、私は日本から取り寄せようとしていた。
しかし、それより先に、本人がFacebookの中で
「広域処理が必要ないとは言っていない。」
と、不本意な形でインタビューが拡散して行った事を吐露していた。

反対意見の人は、反対すればいい。
私だって、諸手を上げて「広域処理賛成!」とか思っている訳ではない。
しかし、自分の意見に都合の良い部分だけを取り上げて。。。
と言うよりは、本人の真意も読み取らず、自分の都合の良い様に解釈し
それを利用して反対の理由にするのは、誠意がないとしか言いようがない。

そもそも、被災地は一つの町ではない。
一つの町の、一人の市長の発言が全ての被災地の事を代弁している訳じゃない。
陸前高田では広域処理は必要ないかもしれないけど
女川では切望している。。。
意見も条件もニーズも多岐に渡り、本当に各々の被災地が望む事
それを実現させる為の問題点を、
細やかにフォローしていかなければ本当の姿なんて見えないよ。

もちろん、その事を真摯に伝える責任は、一義的には国にあると思う。
その国に対する信用が、圧倒的にない。。。
それはもう、本当に不幸としか言いようがない。

この期に及んで、広域処理への啓発啓蒙が「新聞や中吊りの大量広告」とか
下手すぎて涙出そうだし。。。(ーー;)
そんな事で反対してる人が納得するなら、とっくに反対派なんて居なくなってるし。。。
こんな事に税金使ってたら、不信感はただただ募るだけだよ。。。



それでも、被災地を復興させたいと思うなら
「絆」と口にするなら
国の信頼の回復なんて待たずに
誠実に一つ一つの問題を理解し(理解しようとし)
誠実に反対し(賛成し)
誠実に、ではどうしたらよいのか。。。を考えないと、
解決策なんて見つからないんじゃないかな。

私は、と言えば。。。
広域で処理しなくていいなら、その方が良いと思う。
面倒な事、色々考えなくていいし。
でも、被災地がそれを希望していて、必要なのであれば
では、どうすれば安全に広域処理が実現出来るのか、を探りたい。
出来ない事の理由を探すより
どうすれば出来るのかを探したい。

地元で処理すれば雇用も生まれる。。。
そうかもしれないけど。。。
では、処理が終わったら、その雇用はなくなってしまう訳で。。。
被災地での雇用は、できれば長く地元に息づくような産業の方が良くないかな。
「10年20年かけて地元で処理して雇用を生む」
なんて言ってた首長も居たけど
首長の意見と、地元の人の意見が同じとは限らない。
その様な形の雇用を、地元の人が本当に望んでいるのか。。。
その辺りも聞いてみたい所だ。

発言力のある誰かが一つの意見を言ったからと言って
その事に捕われる事なく、物事は常に多面的である事を
忘れずに考えたい。


確かか不確かか分からない時は「危険側」に立って予防すべき。
それはそうだと思う。
でも、目にした危険情報を右から左に流しても
それが不確かな情報であっても、嘘だったとしても

「もし、本当だったとしたら危険だったんだから、拡散しても許される」

そういう緊急の時期は、もう過ぎたと思う。
今はその拡散で、傷ついたり、ストレスを感じたりする人達に
思いを寄せて慎重に、誠実に、情報に接したい。


1年と、1ヶ月目の、11日。


人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
risurisu_journal at 00:00│ブログランキング│Comments(11)│TrackBack(0)│ このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック │原発/震災を考えよう 
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by 北斗砂姫   2012年04月15日 19:30
こんばんは。ツイッターからお邪魔します。

同じ気持ちをお持ちの方と出会えて、本当に嬉しいです。私は震災後、ずっと東北、特に宮城をわずかながらも応援させていただいてきました。
ですが、私は福岡在住であり、東北には親戚友人どころか、顔見知りの一人もいなかったんです。

今も、支援で繋がった方々とは、ネットだけでのおつきあいで、実際、現地を訪問できていません(来年訪問予定ですが……)。
そんな状態ですので、被災地の状況、まして東北(関東も含めて)における、原発の事故と直面している厳しい状況を、軽々しくは発言できない、そう感じていました。

今、特に女川を応援していて、被災家財の広域処理について、また生産物に対して、「心を傷つけるためだけに用意された言葉」を投げつけてるツイートを見せられて、怒りしかわいてきません。

ですが、りりさんの文章を読んで、本当に安堵しました。
ありがとうございます。


私もりりさんと同じ理由で、反原発で鉄板です。
いきとしいけるもの全てを、その未来を踏みにじる事でしか、存在できないものを支持するわけには参りません。
2. Posted by toma   2012年04月16日 20:27
広域処理の問題で、田中康夫氏が、書いていたこと。
阪神淡路大震災の時の瓦礫と、今回東日本大震災の瓦礫の量が、それ程、違いがない。
阪神淡路の時の瓦礫が広域処理の必要がなかったのに、今回の瓦礫の処理を、何故、高いガソリン代をかけて、広域に運び、処理をしなければならないのか・・・?
そこに、利権がからんでいて、瓦礫の処理で、ひと儲けをしたい人たちがいるのでは・・・などという話を見ていると、『なんなの?』と言いたくなります。

安全基準そのものが、本当に安全なのかどうなのか、信じられないので、放射線量は低いので・・・と言われても、瓦礫の移動は、最小限にしておくべきだと思います。

それにしても、これほどの大変な問題なのに、国の対応は、どうしようもないですね。
みんなの疑心暗鬼を作っているのは、国だという気がしてなりません。

『過敏になり過ぎている。』という学者先生も多いですが、私たち全くの素人でも突っ込みたくなるような話だったりして、益々、疑心暗鬼になっていく。
そんな状況にあると思います。

私は、まだまだ、緊急の時期だという気がしてるんですよね。
そして、いつまでも、緊急の時期から出られないのは、確かな情報や、確かな見通しを、まったく出せない、国や東電の責任だと思っています。
3. Posted by りり   2012年04月16日 20:59
北斗砂姫さん、
コメントありがとうございます。とても嬉しいです。
反対する人は、いても仕方ないと思うんです。瓦礫も、放射能も。。。
けど、「思い込み」や「不確かなこと」「事実でない事」で、実際に渦中にいる人達を外野が傷つけているのを見ると、悲しくなりますよね。「思いやり」の中にも「エゴ」がはびこっている事を自覚し、慎重になって欲しいです。
もちろん、私自身への自戒も込めて、です。

私もこんな遠くに住んでますし、気にはなっていても大きな事は出来ずにいます。けど、年明けに陸前高田を訪問出来たのは、とても良い経験でした。北斗砂姫さんも、ぜひ女川に行ってみて下さい。得る物は大きいと思います。

また色々意見を教えて下さい。Twでも、こちらでも。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
4. Posted by りり   2012年04月16日 21:18
tomaさん、
コメントありがとうございます。
康夫ちゃんは、実は割と好きな政治家で、その意見は私も読んでいます。
ただ、今回の瓦礫と阪神の瓦礫は容量だけで比べられないと言う事情があるようです。
今回の瓦礫は海水と砂を沢山含んでおり、焼却しても半分程度にしか嵩は減らないという試算もあります。水分は物質を変化させ、時間が経てば経つ程、焼却が困難になるそうです。リサイクル出来そうな瓦礫でも、塩分を取り除く作業が必要なんだそうです。砂に埋もれた瓦礫を仕分けるのは、最終的には手作業で膨大な時間が掛かり、かつ、危険なのだそうです。
瓦礫の横に新しい街は作れないだろうし、瓦礫の置かれた場所がかつての我が家だった人もいるでしょう。色々な事を考えると、本当に心が痛くなるのです。
反対するにしても、状況を分からずに闇雲に感情だけで反対している人が多いように思えて、それが辛いんです。

もちろん、この不安の大きな要因は国の姿勢にあると思います。色々とヘタ過ぎます。でも、国の信頼を取り戻すまで待っていては、遅いと思うのです。だからこそ、専門外からやって来た“詳しそうな人”達の間違った情報もはびこるのでしょうけど。。。けど、それもまた国のせいだからとしていては、堂々巡りになってしまいそう。

まだ緊急の時期というのは、それもそうかもしれません。それでも、絶対に非科学的な間違った情報さえも信じてしまって、その事にストレスを感じ、心を痛める人達が居る事にも、心を寄せる余裕を、被災地以外の人間は持っても良い時期だと思うんです。。。
短くお伝えするのは難しいですが。。。

また、ご意見頂けるとありがたいです。
5. Posted by りぃ   2012年04月19日 08:16
5 はじめまして
元々ロシアが好きでりりさんのブログを少し前から拝見させて頂いております

私も最初は危険厨で凄く不安に思って関東で暮らしていたのですがネット上でのりりさんが仰る様な行き過ぎた危険視に苛立ちを感じる様になりました
今回のブログを拝見し、私の思う事、憤りなどをうまく言葉にして下さったので嬉しいです
でもまだ私は少し怖い部分もあり将来的な健康被害など気になる所ですが(^_^;)

危険厨の意見を見てると政府と戦って感情的になり周りが見えなくなってる様に感じますね
国に対する不満や不信感が震災をきっかけに一気に吹き出したんでしょうか…
原発をダシに日頃のストレス発散をしてる様にも見えますね
本人達は自分達を絶対的な正義だと信じ活動を広げようと努力してるので始末に負えないというか…

長くなってしまいスミマセン
りりさんの表現かとても素晴らしかったのでお礼を言いたかったのです
ありがとう御座います
これからもブログを楽しみにしてますね
6. Posted by waysea   2012年04月19日 15:28
5 �,蠅蠅気鵝△い弔矇嫂箸凌椋匍�事拝見しています。

おっしゃる通り、一つの価値観の押し付け合いでなく、人間も物事も多面的、多方面から考えていかねばならないと思います。政府への不信と、政府の拙速が、国民相互の価値観の強要を加熱させています。

「瓦礫」という表現に戸惑いと不快を覚える人は、
反対賛成どちらにも居られると思うのですが、
何と言えば傷つけずに済むか分からないまま使っています。

ただ、阪神淡路大震災でも「瓦礫の状態」も「瓦礫と言う呼び方」も同じでした。さらにその昔、在米中国際ニュースになるほどの山火事と暴動を経験したのですが、その際も「(日本語訳で)瓦礫」と言っていたように記憶しています。北斗砂姫さんの言われるように「被災家財」という言葉など、適切な言葉をお教えいただけたらと思います。

私は、国立環境研究所の森口祐一先生の説に同感ですが、もし時間や気持ちの余裕が有る時にでも、検索やtwitter、togetterでご一読くださればと思います。

7. Posted by waysea   2012年04月19日 15:30
5 �◆,い沺∋笋�一番懸念していることは、空間線量よりもむしろ「水源汚染」です。焼却の際に温度を下げる為多量の水を使い、さらに、濃縮された焼却灰の温度を下げるためにも大量の水が必要です。その排水は、都市部では下水道に流しますが、山間の焼却場ではそのまま河川に放流されます。その水が「水源」となって都市の上水道となるのです。埋め立て地の焼却場では海面放出されるでしょう。

関東東北だけでなく、西日本にも九州にも北海道にも放射能汚染を免れた土地など今の日本にはありませんが、偏西風と脊梁山脈と日本列島の地形で、奇跡的に軽度の汚染で済んだ地域は軽度のまま温存し、復興の長期展望の礎とするのが良策ではないか、と私は考えています。

ご家族の身近な苦しみを目の当たりにして、いろいろ思うところがお有りになるのですね。私も二人の障害者の介護と尻拭いを、一人で30年間と20年間し、見送った今も差別は続いています。心を休ませ、他人の価値観の押しつけにとらわれないよう、時々は総てのことから距離を置くことができると良いのですが。海外在住が、りりさんにとって心の休養になりますように。

つい長々と書き連ねてしまいました。お許しください。
8. Posted by りり   2012年04月19日 17:45
りぃさん、
初めまして。コメントありがとうございます!
「国に対する不満と不信感が吹き出した」というのは、確かにそうかもしれませんね。。。
一方で、今まで政治にも社会問題にも、ずっと無関心だった私達日本人のアテンションが、原発をキッカケに一気に集まり、知識より先に、感情が暴走してしまっているのかもしれません。
もちろん、知識に差があるのは当たり前だし、知識のない人を見下したりする気は、毛頭ないのですが(私だってないし)、目にした危険情報全てを信じてしまって、それだけならまだしも、信憑性も疑わずに拡散、批判している人達を“違う”と思うんです。
知識がないと言うことに、もっと謙虚にならなければ、真実は見えない気がしています。
感情だけにバランスが傾いた上に築かれた正義は、危険だと思うのです。。。

とても悩んで書いた記事なので、コメント、とても嬉しかったです。
これからも、どうぞよろしくお願いします。^^
9. Posted by りり   2012年04月19日 18:08
wayseaさん、

こんにちは!コメントありがとうございます。

「被災家財」と言う言葉は私も、もちろん知っていますが、今回は敢えて「ガレキ」にしました。私はガレキの上に立った時、「この下にあるのは、ただのガレキではなく人々の生活だ」と実感しました。その時の衝撃は、今でもハッキリ思い出せます。
でも、敢えて「ガレキ」を使いました。
もし、この言葉の使い方で心を痛めた方がいらっしゃったら、心から謝罪したいと思います。けど、私は「言葉」の問題ではないとも思っています。いくら「ガレキ」に対する奇麗な言葉を使っても、心が伴わなければ何の意味もないからです。むしろ、奇麗な言葉を使ってごまかしたくない、とも思うのです。

森口さんは私もフォローしていますので、発言はだいたい知ってます。とっても勉強になりますよね。
誤解して頂きたくないのは、私は「ガレキ受け入れ反対しないで!」と言ってる訳じゃないんです。反対運動が「反対の為の反対になってませんか?」ってことなんです。その事で、傷つく人が居るってことも、わかってる??と。。。
文中でも書いてますが、私も諸手を上げて賛成じゃないんです。wayseaさんがご指摘のような問題もあると思うし、いくらなんでも沖縄まで持ってくのってどうなの?とも思います。
放射能は私だって恐いです。私はたまにしか日本にいませんが、大切な人も大切な人の子供も日本にはいます。けど、このままじゃ放射能以前に、ホントにストレスに殺される人が出てくるんじゃないか、と、恐くなってしまいます。
難しいことですが、だからこそ拡散批判は慎重にしないと二次災害がおきそうです。
wayseaさんも大変だったんですね。私は、私の環境が大変とは思ってないのですが、経験から感じることを伝えたかったんです。お心遣い、ありがとうございます。また忌憚ないご意見伺えると嬉しいです。
10. Posted by toma   2012年04月28日 22:27
コメントが、遅くなってごめんなさい!
今、苗作りの仕事は、超忙しいので、なかなか、こういう重い話題の事は、書く余裕が無くって・・・

りりさんのおっしゃること、もちろん、良くわかりますし、基本的に同意見です。
ただ、瓦礫の問題は、阪神淡路と、今回の東日本の広さの違いを考えたら、広域処理しなければならないという話は、納得がいかないのです。
そして、そういう事態にしている責任は、間違いなく、国の対応だと思いますし、国がちゃんとやらないから、と言って、瓦礫の広域処理という、将来に禍根を残すかもしれないようなことを、やってしまっていいのだろうか・・・?
そこが、一番引っかかっているのです。

実は、最近、学校給食の食材で、茨城産のレンコンから、国の基準の半分以下ではありましたが、セシウムが検出されました。
子どもの食べるものだから、ということで、使用しない事になりましたが、実は、県の放射能測定センターでは、調べられる量に限度があり、1年間で、まだ、この市から、数回しか、検体を送っていないのです。
それで、見つかったという事が、どういうことなのか、私たちは、とても心配しています。
セシウムに関しては、色々な立場の研究者から、お話を伺いましたが、『基準値以下なら、問題ない』とおっしゃった方はおりませんでした。
『ただちに』は問題ないかもしれませんが、100人に一人・・・が1万人に一人になっても、影響を受ける人がいることは否定できないとしたら、「子どもたちには、食べさせない。」ということは、当然だと思います。
そして、瓦礫の拡散が、日本の農地に、どんな影響を与えるか、それが心配です。
大げさな心配でしょうか・・・?

うまく、まとめられなくて、ごめんなさい。
瓦礫の広域処理を主張している人たちの言うことに、色々と、納得できない事が多すぎるので、書かせていただきました。
11. Posted by りり   2012年05月11日 04:03
tomaさん、
難しいです。本当に。
ただ、この世の中のリスクは放射線だけじゃないし、そもそも福一以前の放射線リスクって一体幾許だったのだろう?と思うのです。
今日もキロ辺り9.1ベクレルの冷凍みかんを給食に出したという話がありました。親御さん達は、1ベクレルだって嫌なのかもしれませんが、9.1Bq/Kgのみかん1個は何ベクレルでしょう?その事を問題視して食べない手間ひまと神経を掛けて得る事のメリットと、みかんの栄養価と美味しいみかんを食べて得られる喜びのメリット、どちらが大きいのかな、とも思うのです。
もちろん、それは汚染の度合いにもよるのですが。。。
広域処理の推進の仕方にも問題はあると思います。でも一方で、反対している人の中にも「反対の為の反対」としか思えない発言や、反原発の具にしている様に思えるような発言もあります。
どちらの意見でも、誠実に向き合う必要がありますよね。
しかし本当に、原発事故がもたらした問題は、大きすぎますね。。。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Cristal Room Bacarrat│サンペリの48位、Варвары