ハナノチカラ。ヒトノチカラ。│陸前高田の森。
2012年06月04日

瓦礫はどうなった?@陸前高田

「ここ、どこなんだろ?」

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思わずそう呟かずにはいられない。
瓦礫の森の中を歩いているみたい。。。

1月に来た時よりも、仕分けは随分するんで居る様に見える。

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けど、目に入ってくる“量”は、むしろ増えている様に感じるのは

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“気のせい”かな?
もしかしたら、拡散していた瓦礫を、集めて来たのかもしれないね。

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被災した地域で作業している人は

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瓦礫処理関係だけ。。。

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地元だけで処理をしようと動いて来た陸前高田も
先日、当初の瓦礫量の推計よりも1.6倍の量がある事が判明。
広域処理が必要な状況になってしまった。

瓦礫の山の一つに登ってみる。。。

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高い山の上でも、重機が作業。
もちろん作業してない時に行ったよ。

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山の下でも重機。

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ほぼ何も無くなってしまった土地に、点々と残された建物は

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今月(6月)から順次解体され

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これらもまた、瓦礫となり処理が必要になるんだよね。

今見えてるこの場所は全て、“かさ上げ”が予定されている土地。
何を作るにも、かさ上げされたその土地の上に作るんだから
瓦礫の処理が喫緊の課題である事は明らかだと思うよ。

「被災地の人達は瓦礫で困ってない」

そんな風に言う人、まだ居るみたいだけど。。。
多分ね、個人レベルで「瓦礫が!!」とか言う地元の人は
そんなに居ないかもしれない。
だって、そこに住む人達の一番の感心ごとは、まずは毎日の生活なんだもん。
期限付きの仮設の家に住み、新しい仕事について
あるいは、まだ仕事を探して
この先どうなるのか、未来が分からないまま、毎日を過ごしてる。

けど、結局そういう不安も「町の復興」という大きな課題に回収されてくよね。

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何度でも言う。

色んな意見があって、当然だと思うよ。
ここまで信頼を失った国の言う事を、鵜呑みに出来る訳がないし
東電の態度に怒りを感じるのは、私だって同じ。
けどさ、「反対する為の理由探し」や「反対の為の理由作り」は
本当に、本当に止めて欲しいよ。

「被災地の雇用の為に地元で処理」とか。。。
大きなお世話だと思うよ。。。
その“雇用”に、一体どれだけの人が従事出来ると言うの?
その“期間限定の雇用”が、どれだけ被災地の為になると言うの?

1本あたり20Bq(120Bq/Kg)のバナナを、今まで安全に食べて来て
私達は体の中に約4000Bqの放射性カリウム持ってる訳だけど
北九州市の瓦礫焼却で出た飛灰、最大34Bq/Kgが、そんなに危険なのかな?

頭痛、鼻血、喉の痛みや吹き出物までもが、全部放射線のせい??

冷静に、思いやりを持って反対して欲しい、と
切に願います。

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そして、
本当に復興にとりかかれる「スタートライン」に
全ての被災地が、一刻も早くたどり着きます様に。

改めて、そう願わずには居られません。


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この記事へのコメント
1. Posted by あかもんざか   2012年06月04日 15:24

写真と言葉が改めて現実を思い起こしてくれます。

ここ(モスクワ)に住んでいますとJSTVとりすりすさんだけが情報源です。

忘れてはいけない、忘れることなんて出来ないのに見えないと聞こえないと忘れがちです。

本気国のときは必ず訪れてみるつもりです。


2. Posted by kazu   2012年06月05日 15:26
5 北海道でも瓦礫の受け入れで揉めています。国に対する不信があるため放射能汚染、風評被害を恐れているためです。原発事故の際メルトダウンが起こっているのに1週間も隠していたら誰もが国に不信を持つのは当たり前です。不信を解消するためには国が原発、放射能汚染についてすべて情報公開しなければ瓦礫の問題は解決しないでしょう。そして放射能についての正しい知識を学校、職場でも教える事が必要です。
3. Posted by toma   2012年06月07日 01:36
私たちの身体の中にある放射性カリウムと、原発由来の放射性物質とでは、まるで別物と考えてください。
そう、放射線の研究をしている学者先生の多くが言っています。
科学的に言うと、同じ放射性物質なんだそうですが、人体に与える影響ということになった時には、けっして同列に考えられるものではないと聞きました。

心配することはない。とおっしゃった先生も、その理由は、100人に一人が影響を受けるならともかく、10万人に一人しか影響を受けないかもしれない。
そんな程度の事だ。
と言われたのですが、その10万人に一人に、自分が、自分の子どもがあたってしまった時、そんな程度では済まされないので、みんな慎重になっているのだと思います。

どちらの立場の先生の講演も、色々と聞きましたが、一番信頼が置けると感じたのは、チェルノブイリで、子どもたちの診療にあたっていた医師、現在の松本市長、菅谷先生の言葉でした。
(残念ながら、講演を聴くチャンスには恵まれず、御本を読ませていただいただけですが・・・)

どちらにしても、もっとオープンな国民的な話し合いがもたれるようにならなければ、どちらも納得できないままのような気がします。
4. Posted by りり   2012年06月11日 19:25
あかもんざかさん、
ありがとうございます。
本来「モスクワ情報ブログ」として始めたのに、震災以来モスクワ以外の記事がすっかり増えてしまって、
少し悩んだりもします。
でも、在モスの人に、被災地の姿が伝わって
一人でもあかもんざかさんの様に感じてくれれば、それでもいいか、思えます。
これからもどうぞ、よろしくお願いします。m(__)m
5. Posted by りり   2012年06月11日 19:29
kazuさん、
仰る通り、国の責任は重大ですね。
未だに、国も、受け入れを決めた自治体でさえも、説明や説得が下手くそなのには、本当に情けなく思います。
全てではなくとも、正しいコミュニケーションによって解消される誤解も少なからずあるはずです。
もちろん教育も必要です。
ただ、全てを受け身で待っていては、被災地は疲弊するばかりです。
どうしたらよいか。。。考えてもなかなか答えが出て来ません。(;_;)
6. Posted by りり   2012年06月11日 19:37
tomaさん、
放射線がどこまで安全なのかの議論は、正直、素人同士がしても不毛だと思っています。
価値観の問題もあるし、誰を信じるかによって(双方とも)時に宗教的にさえなりがちです。
ただ、ありえないデマが正義の鉄槌のごとく風評を広げて行く現状が悲しくて仕方ありません。
例えば、瓦礫焼却で急性放射線障害の症状が出るなら、東北の人は今頃甚大な被害が出ている筈です。
被災者の痛みを、脱原発や反広域処理の具にして欲しくない、と切に願うのです。
7. Posted by ゆん   2012年06月25日 19:23
初めまして。
瓦礫問題は今日本中で放射能パニックに陥ってる人達が反対してなかなか進まないですね。
このブログで始めて瓦礫の状態を見せてもらいました。
本当に瓦礫の放射能が危険なら処理に従事してる方達ものんきに処理してる場合じゃない筈ですよね。
セシウムも100〜200ミリシーベルトを一度に浴びない限りは影響ないと前々からデータあると思うんですが、
34ベクレルならミリシーベルトに換算すると、セシウム137で0.0004ミリシーベルトと言う数値になりましたが、瓦礫受け入れると大変な事になるとパニック起こしてる人は何をどう間違えてるんだろうと思います。
もしかしたら石炭火力から出る放射能の方がもっと多くの放射能をばら撒いてる気がしますね。
8. Posted by りり   2012年07月14日 03:46
ゆんさん、
初めまして。コメントありがとうございます。

もちろん、パニックになる人達を一方的に責める事は出来ないんですけど。。。
不安になる気持ちも、政府や東電に対する不信感も理解出来ますから。
けど、反対の為の反対になってしまう事だけは、許せないんです。
被災地が瓦礫処理に困っている事は事実ですし、被災地の方が望んでいる仕事は瓦礫処理産業ではありません。
今、瓦礫の広域処理を不必要と思っている方々には、ぜひとも現地を見て頂きたいです。
現場が語り掛ける事に、耳を傾けて欲しいです。
そして、「明日は我が身かもしれない」という気持ちで考えて欲しいです。

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