医療・健康
2010年08月18日

モスクワ・スモッグ ~up to date~

私が東京に避難してから、モスクワは気温も下がり
煙も収まったりしていた。

一方日本は、私がこちらに来てからも、気温がぐんぐん上り
ついには昨日、最高記録の37℃越えを記録した。

つまり私は、モスクワの酷暑ピーク時から、
東京の酷暑ピークへと

酷暑ピークのハシゴをした事になる。。。

いえ。。。後悔はありませんよ。。。
(ーー;)
いや、マジでマジで。。。


だって、煙は完全に去った訳ではなく、
目に見えなくても、大気汚染がなくなったわけじゃない。
もっとも、状況がだいぶ良くなっている事は確かなようだけど。

さて、どんな感じかというと。。。

モスクワの英字メディア The Moscow TimesAP の記事から

==========

火曜日に、モスクワは再び煙に覆われた。
しかし、大気汚染は、今月初めのピーク時と比べるとかなり少なくなっている。


この24時間で、モスクワ周辺の火災地域の4分の1以上の消化をしたものの、まだ14の火災がモスクワ市東と南東で続いている。


一酸化炭素のレベルは、最大許容値の範囲以内にとどまっているが、炭化水素は許容範囲の2倍となっている。その後、風の向きが変わると、状況も改善した。

熱波は今週後半には収束すると見られているが、健康被害の恐れは続く。

この7月、モスクワでは昨年比で5840人多くの人が亡くなった。

医療専門家は、この暑さは、全ての臓器に悪影響をもたらす。呼吸器、内分泌系、糖尿病や自殺行為、アルコールに関係した神経衰弱なども増えると見ている。


==========

一酸化炭素は、火事のときに一酸化炭素中毒で亡くなる例も多く
怖い物質だと言う事は良く知られているが
炭化水素も侮れず

人が炭化水素の蒸気を吸引することで、急性の神経症状を発生したり、
シックハウス症候群など慢性症状を引き起こす場合がある。〜

by Wikipedia

うーん、こっちも怖いねぃ。。。

気温の方は、天気予報でも(揺れ幅はあるものの)
やはり気温が大きく下がる見込みらしく
今日出ている予報でも、金曜日の最高気温がなんと。。。

P1020644


14℃。
寒いっちゅーねん。。。(((( ;゚д゚)))

こんなに急激に下がったら、それはそれで体調崩すぞ。

それにしても今回の災害は、“人災的要素”が非常に高い気がする。
以前の記事でも書いたけど、
まず、国土に対して消防士や機材の数が圧倒的に足りないくせに
(しかも機材も古いらしいし)さらにそれを縮小するような政策を取っていた。
“火消し”に関する欠落。

ちなみに、現場ではどんな感じで消火活動をしているかというと

こんなんです。

写真

そして、おばちゃんもお手伝い。

写真2

こんなんして、

写真3
以上の写真x3枚、全てニュースサイトから拝借。

こんな感じです。


。。。


(ーー)


。。。



消えるかッ
ヽ(#`Д´)ノ


泥炭ってさー、石油の出来る途中のもんだからさー
ほとんど燃料なんだけどさー
沼の様に溜まってるからさー
表面だけ消してもダメなんだよねーーーー。
ペットボトル消化対応で、合ってる?????(ーー;)

しかも、火事を発見して消防署に電話しても何時間も繋がらず
あげくの果てに
「行けない。消防車ないし。」
って、断られた事例もあるらしい。


そして、健康管理の欠落。

==========

専門家は、長期間の危機における健康管理の欠如を批判している。
「私たちは将来の見通しを念頭に検討してこなかった。それは、大きな間違いである」

2003年の熱波の後、ドイツやフランスの欧州諸国は迅速に健康管理の方針を改善して来た。しかし、ロシア当局は(モスクワ周辺で泥炭火災や森林火災が過去にも起こっていたにも関わらず)同じ様な手段を取ってこなかった。


==========

もー当然なんだけどさ、
やっぱこういうのは“セット”でやってもらわないとね、“セット”で。
火消し作業と、傷病被害のケアをさ。

この夏は、病院も満杯で対応出来ない時があったみたいだし
そういえば、モスクワの救急車とか、足りてるのか疑問。。。
墓地もキャパオーバーになってたとか。。。


それなのに、プーちゃんことプーチン大統領は、こんな発言を。。。

==========

国内外の消防士達に感謝を表しながらも

「この災難が、我々の玄関先に訪れた時、

私たちは誰にも助けや補助を頼む必要はなかった。」

"When disaster came to our doorstep,
we didn't have to ask anyone for help and support,"

by ぷーちゃん。

==========

りゃぁああ〜〜〜っ
(#`皿´) ムキーーーー!

いや、会話の前後が分からないので、違う意図があったのかもしれない。
もしかしたら、このあとに

「。。。と、一瞬思ったんだけどさ〜
そーいやぁ〜、オイラ、色々縮小しちゃったからさ〜、
もしかしたら、ヤバいかも?って思って、お願いしたかったんだよね〜。
マジ、ありがとね♪」

とか、付いてるかもしれないし。。。


。。。


付いてないに、100万点。(ーー)凸


==========

12カ国以上の国々が、515の消防士、96の消化機器などをもって貢献。
7カ国から飛行機が、
4カ国からレスキュー・チームが
ドイツ、スペイン、アメリカからは専門家が提供された。

==========

こんなに色んな国から支援受けてんのよ、ぷーちゃん。
むしろ、もっと早く頼むべきだったでしょ?

ちなみに、この支援国の中に、日本は入っていない。
ま、日本は隣国とはいえ、西ロシアへは遠いからね。。。
やっぱ、欧州の近隣諸国が先頭にたって。。。

。。。

あ。。。あめりかは。。。?(ーvー;)

アメリカさんも、ロシアからは結構遠いよね。。。

アハっ。。。


お隣さんなのにぃ。。。orz。。。

==========
ちょっと追記します。(8/20)
今まで色々と、スモッグ関係の記事を書いて来たが
一つだけ、見つけられなかった情報がある。
上空からの火災状況画像。
それを見つけたので、ここにリンクを貼っておきます。
このサイトはなんと。。。

日本語です。

そう、情報提供国は日本。
JAXAさんです。

何だか、結局日本で一番興味を持って、この事を追ってくれるのは
JAXAだったんじゃないか。。。って気がする。
(ーー;)

記事1
記事2


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2010年08月12日

今日のモスクワは

昨日も少し煙が薄かったのだが、昨夜に降った雨のお陰か、今日のモスクワは

08111

え〜〜っと。。。何かありましたっけ??(・・)?

って、程、一見ただの猛暑。(←暑さは去らない)

しかし、先ほどアップしたSOSからの連絡によると
煙が目に見えなくても、マスクは着用した方が良いとの事。

仰せの通り、マスクをして出かけるが。。。

流石はロシア人。
コレだけ煙が晴れれば、誰一人としてマスクをする姿は無く
しかも気温は30℃越えなので、
マスクをしてる私は早々とマスクの下がジットリ。。。(ーー;)
ええ。。。外しましたよ。。。流石に。。。
でもやっぱり、遠くの空はくすんでるし
空気は何となくガサガサした感じだよね。

さて、この猛暑&煙害の被害を受けているのは
我々人間だけではない訳で。。。

08112

青々としている筈の木々の葉は、無惨に枯れ上がり

08113

芝生なんかテキメン。とうの昔に“藁”の様になってしまっている。

辛うじて残った草の影には

08114
沢山いるんだけど、見えるかな?ウィリーを探せ!みたいだね。。。(^^;)

スズメ達が涼を取る様に、葉の陰に潜んでいる。

ハトだって

08115
それでい いのよ、SOSから運動量を減らしなさい、って来てるからね!

なんだか動きが鈍い。

みんなクーラーも扇風機も無い中、必死に生きてんのね〜。。。

そんなみんなを置いて。。。

とうとう、私も逃亡します。

ごめんよ、みんな。
達者でいろよ。。。

先ほど、こちらのニュース(Russian Today/RT)では

「今日が“終わりの始まり”になるのでは?!」

との意見も出ていたが、ラジオでは(radiomayak

「森林火災によるスモッグは、またすぐにモスクワを襲う」

と言っていたらしい。
確か、一昨日のRTでも

「この数日は雨の確率もあるし、少し収まるかもしれない。
しかし、煙は週末には戻って来るだろう。」

と、予測していた。

ま、とどのつまり。。。

予測不可能。

なんだよね。それは、色んな所で言われている。
状況は、日々どころか、1日の内でもかなり違うし。

一つだけ言えるのは、

目に見える煙が無くなったからって、

すぐに元の生活に戻る事はない


って事。

こんな状況になってから、買い物に出る度に“オカシイ。。。”
と思っていた事がある。

真冬でもしこたまあるニンジンが(カビ生えてるけど(ーー;))
今のスーパーには少ししか置いていない。
場所によっては、一本一本ラップに来るんでバラ売りしてたり。。。
あの超庶民派スーパー、ペレクレストックでさえ
ボロボロのニンジンが少し残っているだけだった。

聞く所によると、モスクワのジャガイモは、その70%近くが
近隣の家庭菜園で作られた物が出回っているとか。

確かに。。。
輸入ものと思われる品物はいつも程度の品揃えだった。。。
じゃがいもは、それ程少なくはなかったけど
言われてみると、いつもと比べると少ないかも??

それに“ジャガイモ”の
の中に、きっとニンジン入ってんじゃね?

だって、モスクワに来て、ニンジン探したの初めてだよ。
たとえ腐ってても、カビが生えていても(これフツーに売ってるからね(ーー))
一年中購入可能な貴重な野菜が、ジャガイモとニンジンだと思ってたのに。。。

「あった!」

と思って買った、クレヨン程度の大きさのニンジンはアフリカ産だったし。。。

これは、家庭菜園。。。つまりダーチャ(ロシア人の別荘)で栽培している
野菜が火災でダメージを受けてるって事だよね。
って事は、野菜は1日2日で収穫出来る訳じゃないから
小麦と同じ様に、これから不足が続く可能性がある。。。って事?!

はぁ。。。

影響は当分続きそうだ。。。

そうそう、熱波の為の停電がより頻繁に起きてるらしい。(by Moscow Today


こっ、殺す気ぃぃ〜〜〜〜
(((( ;゚д゚)))


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2010年08月11日

Update from SOS

昨日の夕方、現地医療機関のSOSより連絡が来ました。
以前のものと重複する部分もありますが、HP記載分と合わせて転載します。

==========
モスクワなどの地域でスモッグが発生、健康への懸念

インターナショナルSOSは、モスクワの一部のオフィスやビル内でヘイズ(煙霧)を目視できるとの報告を受けています。報道筋によると、多数のモスクワ居住者に煙による症状が現れ始めています。被害を受けていない地区へ一部の従業員を移転させている企業もあります。8月10日付で米国務省は声明を発し、「在モスクワの米国大使館職員の帯同家族ならびに非基幹要員に出国を認める」ほか、米国民に「事態が改善するまでロシア連邦への渡航を延期する」よう「求めました」。モスクワの一部空港では深刻なフライトの混乱が生じています。

報道によると、一部の医療サービスに負担がかかっているほか、遺体安置所が収容能力の限界またはそれを超えているとのことです。

米国やカナダなど多数の国の外務省が、劣悪な大気質のため渡航計画を「慎重に検討」するよう渡航者にアドバイスしています。イタリアは、被災地への不必要な渡航を延期するよう自国民に勧告しており、他の諸国も同様の勧告を発出または検討している可能性があります。8月8日付で「外国への渡航に関する警告を発する必要はない」と香港政府は表明しましたが、8月10日までに、「amber alert」(状況の注視および警戒)を発しました。

在ロシアの各国大使館はさまざまな方法で対応しています。インターナショナルSOSは、少なくともオーストリアとカナダの大使館が外交業務を中止し、非基幹要員を他の地区へ移転させていることを確認しています。さらに、米国大使館が一部の業務を一時的に停止しているほか、ドイツ大使館は業務中断の可能性があると述べています。オーストリア大使館は、状況が許すならば被災地から離れるよう自国民に勧告しています。

ロシアの学校ではまもなく授業が再開されることになっていますが、Anglo-American School of Moscow というインターナショナル・スクール少なくとも1校が、8月31日まで1週間、授業の開始を延期しています。

高レベルの大気汚染がどの程度の期間続くかについての情報はほとんどありません。事態が実際に改善されるには少なくとも8月中旬までかかると推定されます。

背景
モスクワ地方およびその周辺で起きている数百件の森林火災と泥炭火災によって、市内全域でスモッグとヘイズ(煙霧)が発生しています。この状況は深刻な熱波によってさらに悪化しています。汚染レベルはその日によって、そして1日のうちでも変化します。汚染の測定値に関する日々の最新情報はモスクワの自然環境省のページ(ロシア語)を参照してください。8月8日の汚染物質の測定値は、それ以前の24時間の値と比べると減少していますが、全体的なレベルは依然として極めて高いと言えます。

モスクワ州をはじめ、ボロネジ、ニジニ・ノヴゴロド、リャザン、ウラジミール、マリ・エル共和国、モルドヴィア共和国、チェリャビンスク州オゼルスク町で火災に関連する非常事態宣言が出ています。森林火災はベルゴロド、イバノボ、リペック、タンボフ、Tatarstan Voronezh、カムチャッカ半島でも起きています。8月8日付で非常事態省が発表したところによると、核研究センターのある閉鎖都市のサロフを脅かしていた火災は鎮火し、事態は収拾されたとのことです。非常事態省は8月9日付で、ベルゴロド、リペック、モルドヴィア、ウラジミール、タタールスタン共和国では火災が完全に鎮火、もしくは事態が収拾されたと表明しました。モスクワ、ニジニ・ノヴゴロド、リャザンはまだ事態の収拾に至っていません。

当局は消火にあたるため、派遣できる限りの救急隊を送りました。火災に脅かされている地域の住民は仮の宿泊施設に避難しています。数千戸の家屋が破壊され、少なくとも50人の死者が出ています。


健康への影響
一般に、煙霧は目や鼻の炎症、咳など急性の軽微な健康上の問題をもたらします。頭痛や吐き気、嘔吐などの症状も現れます。また、慢性心臓病、ならびに喘息や肺気腫などの呼吸器疾患を悪化させることもあります。静脈洞炎や気管支炎などの他の呼吸困難が増加する可能性もあります。煙霧は小児や妊娠中の女性、高齢者の健康により大きな影響を与える可能性があります。理由はわかっていませんが、潜在的なリスク要因がなくてもオゾンに特に敏感な特定の人々もいます。汚染に長期間さらされると、特に小児は、肺の機能が低下するおそれがあります。

SOSからのコメント:
渡航者、特に高齢者や妊娠中の女性、幼児、慢性の呼吸器疾患や心臓病を抱える方は、煙霧被害が発生している地域への不要不急の渡航を延期することを検討してください。

被害を受けている地域に滞在する全ての方は、大気汚染への曝露を軽減するため、以下の対策を講じてください。これは、心臓や肺の基礎疾患を持つ方にとって特に重要です。

  • 屋外に滞在する時間を最短に留めてください。
  • 屋外にいる間は、たとえ空気が奇麗に見えてもマスクの着用して下さい。N95がより効果的で、ある程度小粒子を吸い込むことから保護しますが、これらのマスクでは毒ガスを防ぐことはできません。基礎疾患を抱える方は、マスクを使用する前に医師に相談してください。
  • 運動量を減らしてください。
  • 窓やドアは常に閉めておくようにしてください。
  • 可能であれば、エアコン(「再循環」モードで使用)または空気清浄機を使用してください。
  • 状況が許すならば、大気質のより良好な地域へ一時的に移転させることを検討してください。
  • 必要な医薬品を全て携行するようにしてください。
  • 炎症を最小限に留めるために生理食塩水の点眼薬を定期的に使用してください。処方箋がなくても薬局で入手できます。
  • 症状が現われた場合には、かかりつけの医師の診察を受けてください。
これらの 勧告を状況が完全に解決されるまで守る様にして下さい。
 
メンバーの方で健康の問題に直面、あるいは詳細なアドバイスを必要とする方はインターナショナルSOSアラーム・センターにご連絡ください。
(電話番 号:+7 495 937 6477)SOSの医師に受診を希望する方は、モスクワのクリニックにお電話ください(電話番号:+7 495 937 5760)。医薬品と個人保護具(マスクなど)はSOSの薬局を通して入手できます。

=========

昨日も今朝も、モスクワの状況は少し改善されている様にも見えます。
(昨晩は多少雨も降った様です。)
しかし実際には、まだ改善されたとは言い難い状況です。


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2010年08月09日

ロシアは火消しに躍起?!

ちょっくら面白い記事があったので、近況と共にご報告をば。
今日付けの英字ローカル新聞 Moscow Times から。

それは、こんな見出しで始まる。。。

Top Doctor Tells Foreigners Not to Fear Smog
主任医師、スモッグを恐れるなと外国人に伝える。
Top doctorってなんて訳せばいんだろ?とにかく、お医者さんのエラい人だよ!多分。。。^^;

おっと。。。これはこれは。。。
ワタクシとした事が、事態をいささか大きく伝え過ぎたか?!
と、少々反省の念を持ちながら読み進めたが。。。

この3日間、分厚いスモッグに覆われたモスクワでは
大使館スタッフを避難させたり、少なくとも一つの大使館が閉鎖してはいるが
主任医師は、外国人に対し、この事態を恐れない様に呼びかけている。

大気汚染は、この日曜日には許容レベルの3倍、土曜日には6倍であったと
市の環境監視局(
the city's environmental monitoring serviceは発表している。

ユーリ・ルシコフ市長は、モスクワに危機はないとしつつも
休暇を早く切り上げて帰って来た。

国家主任医師であるGennady Onishchenko氏は
マスクを付けない人にとって、スモッグは健康に害を来す恐れがあるが
それは外国人がロシアを避ける理由にはならない

なぜ??(゚∇゚ ;)エッ!?

ロシアのほとんどの地域においてスモッグに覆われておらず
いかなる危険もない
、と彼は金曜日に発言した。

なるほど、確かにロシアは広く、ロシア中部から極東ウラジオストックの辺りの
熱波や煙害のニュースは聞こえてこない。
でも、モスクワは完全に覆われてますよ!


ルシコフ氏
はモスクワに出張のビジネスマンに対しては

「ホテルやオフィス、または車の中に留まれば安全です」

とアドバイスし、また旅行者に対しては

「いくつかの調整が出来るかもしれない。
例えば、(全てが良好な状態にある)サンクト・ペテルスブルクを
先に訪問し、次に状況が好転しているであろうモスクワに来る。」

と述べている。

えーーーっと。。。具体的に、いつから状況が好転するのでしょう?
今の所、兆しはありませんが。。。
しかも、当ブログにもロシアツアー出発間近の方からの
不安の声が寄せられてますが。。。(ーー;)

しかし、日曜日には、そのサンクト・ベテルブルクにまで煙は達している

日本からのロシアツアーは、特にサンクトとセットになってる事が多いので
せめてサンクトだけでも楽しんで頂きたい、と思ったのに。。。
ブロガー友達のまきのやさんも、その様子を書いている。

モスクワでは、ドイツ大使館が業務を停止している他
オーストリア、カナダ、チェコ、イスラエル、ポーランドは
一部外交官を避難させている。

アメリカ、イタリアは、国民に対しモスクワへの渡航を
考え直す様アドバイスをしている。


日本大使館は今日現在でなにもない。

日曜日には約40のフライトがドモデドヴォ空港で遅延。
約20便がヴヌコヴォ空港で遅延。
シェレメチヴォ空港はスモッグの影響による遅延はなかった。

ドモデドヴォ空港では、約2000人の搭乗者が土曜日の夜を過ごした。
ヴヌコヴォ空港では、煙が充満した空港内で数時間を過ごした子供が
病院に運ばれた。


「モスクワにとどまる事を選んだ人にとっての最良の防御策はマスクです。
是非、マスクを着用して下さい。マスクは汚染物質を止めます。」
Onishchenko氏は言う。

とは言え、マスクの有効性は一部の特殊マスクを除いて
日本でも疑問視されている通り。(こちらでも同様の情報あり)
だいたい、マスクしても濡らして使っても
外に出れば、あっという間に気分がなるくなるのが現状。

あるモスクワ住人はドラッグストアにマスクが無いと不満を言うが
ロシア・ドラッグストア連合は、
店舗によっては補充する前に売り切れている可能性もあると言いながらも
在庫不足は否定

会社でマスクを配っている所もあり、
スーパーマーケットのペレクレストックでは、客に無料配布をしている。

ドイツはロシアに10万枚のマスクを送る事を約束した

ホントに在庫が不足していないなら、こんなの受け入れないんじゃん?

ある救急施設では、メドベージェフ大統領が
どのようにこのスモッグに対処したら良いかアドバイスをあおぐと
50枚のマスクをプレゼントした。

医療スタッフは大統領に
マスクをするのは2番目の良策、1番良いのは市を離れる事
直射日光、飲酒を避け、水分を沢山取る事もお勧め
とアドバイスをした。

でわ、ルシコフの上記の発言は一体。。。?(ーー;)

ーーーーーマスクを 付けない人にとって、スモッグは健康に害を来す恐れがあるが
それは外国人がロシアを避ける理由にはならない。ーーーーーbyルシコフ市長


「今朝起きて辺りを見回した。。。最悪の状況だ」
「辛抱して下さい。この状況がすっかり終わるのを願っていますから。」

メドヴェージェフは週末の間に市を発ってグルジアへ向かった。

一方、モスクワでは死者の数が通常の3倍になっている。

連邦消費者保護局モスクワ支部責任者の
Tatyana Popovaも、
死者数が増えている事を認めている。
多くは肺や心臓に病を抱えている人で、詳細なデータの公表を拒否した。

緊張をあおる事になるので、数字は発表しません。
暑さや気候の為、死亡率がどれだけ上がったかのデータは後日用意します。」
Tatyana Popova

。。。つまり、データの数字は、パニックが起こる程のモノだと。。。?

医師でブロガーのMamakoは、土曜日の記事に
非公式ではあるが人々を熱射病と診断するのを禁じられたと書いていた。

しかしその記事は、正体を明かされていない救急医の
「いかなる禁止もない」とのインタビューの直後の日曜日には消されていた。

あやしいのぉ。。。この経緯。。。(ーー)

自由民主党は、
「市は生活するに耐えられない状態にある。
汚染の抑制の為、全ての工場は操業を中止するべきである。」
と宣言する様求めた。

8月2日(月)にモスクワを発ったルシコフは、
“進行中の火事による事態”の為、土曜日(7日)に帰る事に同意した。
氏はあるスポーツによる怪我の治療の為にモスクワを発っていたと言うが
そのスポーツが何であったかは明示されていない。

「休暇を中断する気はない。モスクワに危機等無い
市当局は、スモッグに対応する責任は無い」
と答えた金曜日には、怪我については言及されなかった

ここまで見てみて、どうもチグハグ感を覚える。
ルシコフ市長の酷い言動はさておき(誰の目に明らかでしょう)
“本当の火消し”に躍起になって居る人と
危険を感じる人々の“不安感の火消し”に躍起になっている人。
この国って何か、一事が万事、こんなんなってる気がする。。。(ーー;)

そして、この煙害による影響はさらに。。。


日曜日には2つのロシア・プレミアリーグのサッカーの試合が
大気汚染の為にキャンセルされた。
水曜日のロシア対ブルガリアのエキシビジョンの試合も
サンクト・ペテルブルクに場所を移動させて行われる。 

国立歴史博物館、モスクワ近代美術館は
スモッグに火災探知機が反応したため週末に閉鎖。
プーシキン美術館は十分なエアコンが無い為に部分的に閉鎖している。

市当局は
123 air-conditioned "anti-smog centers"を土曜日に開設。
政府機関ビルや病院で、エアコンの効いた空間を提供する。


もはや、この時期にモスクワ旅行を敢行するのは非情でしょう?
旅行会社の方々には、中止して頂きたい所だが
日本の政府もメディアもこの問題の情報提供がゴテゴテ。。。
不安を抱えながら旅行に出発してしまった人も沢山いる模様。


最後に、こんなん来た。from 在モス日本大使館

==========
もし在留邦人及び邦人旅行者の皆様におかれて体調に不安を覚えられた方がい
らっしゃいましたら,在ロシア大使館医務官室において健康相談を受け付けますの
で,ご遠慮なく,電話又は直接来訪の上,ご相談ください。(来訪の際には,当館
正門(グロホリスキー通り側)より入構ください。またパスポートをご持参の
上,当館警備に提示ください)。
ご希望の方にはマスクを当館にてお分けすることも可能です。また,直接ご相談に
医務官室に来訪された後,一旦お休みできるような場所も準備いたしますので,ご
利用ください。

(問い合わせ先)
○在ロシア日本国大使館:
住所:Grokholsky Pereulok 27, 129090, Moscow, Russia
電話:(7-495)229-2550/1
FAX:(7-495)229-2555/6

==========

出さないよりはマシですが。。。

こんなん、最初の連絡ん時によこせ〜〜っ!!
(#`皿´) ムキーーーー! 遅いんじゃ、ボケっ!!


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2010年08月07日

やっと出たマン。

昨夜遅く、窓の外では雷が鳴り出し、稲妻が光り出したので

これは、とうとう来るか?!

と、一瞬テンションが上がったのだが、
その後、待てど暮らせど雨は降らず。。。

レニンスキー・プロスペクトでは降り出したとの情報も入ったので
一部の地域では降ったのかもしれないが
その雨量も持続時間も分からず
恐らく“焼け石に火”程度の出来事だったのだろう。。。
と、朝目が覚めて思った。

だって

830

一面真っ白。朝、8時半頃。


その後、徐々に煙は濃くなり

1230

12時半。


1330

1時半。

今日は、間違いなく今までで一番酷い。
部屋の中も煙臭く、一日中頭痛が続いていた。
今は少しマシ。でも、まだかなり白いね。

そんな白い中で、泣きっ面に蜂の様な。。。

1700
夕方5時半頃。

。。。(==;)シヌ。


そんな中、ついに大使館から連絡が!

。。。と思ったら、

==========
2010−16
在留邦人の皆様へ
平成22年8
月6日
在ロシア日本国大使館
領事部

                 お知らせ

(スモッグ(煙)に伴う当地空港の運用状況について)

1 6日、ドモジェドボ空港は、森林・泥炭火災によるスモッグに伴い視界が悪化
しているため、10時現在、航空機の着陸はパイロットの判断に委ねられている状
況にあり、今後、パイロットの判断によっては同空港行きの航空機がシェレメチェ
ボ空港や他の都市の空港に着陸する可能性があるとしています。なお、出発便につ
いては、13時現在においては通常通り運行しているとのことです。

2 今後のスモッグの状況によっては、モスクワの空港の運用に支障が出る可能性
も排除できないことから、空港を利用する予定のある方は各空港のホームページを
確認する等、情報に注意してください。

ドモジェドボ空港HP  http://www.eastline.ru/ru/news/news.asp
シェレメチェボ空港HP http://svo.aero/news/
ヴヌコボ空港HP    http://www.vnukovo.ru/rus/index.wbp

以上

==========

。。。

以上

。。。


いじょう?!
(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

フライト遅延するかももしれませんよ、ってお知らせでした。
内部連絡ですか?皆さん、空港ご利用で?(ーー)凸


いやいや、大使館さんからの情報です。
これで終わる訳ありませんよ。
この後、もう一通来ましたよ♪

==========
(森林・泥炭火災によるスモッグ(煙)の発生:スポット情報の発出)

6日,外務省が以下のスポット情報(ロシア:森林・泥炭火災によるスモッグ
(煙)の発生)を発出しました。邦人の皆様におかれましては,長時間の外出は避
ける等,森林・泥炭火災によるスモッグの状況にご留意下さい。

(以下スポット情報)
1.ロシア全域では,連日の記録的な気温上昇による影響で森林・泥炭地火災が発
生しており,これらの自然火災の影響で首都モスクワを含む火災地域周辺の都市が
スモッグ(煙)で覆われる事態となっています。
ロシア大統領府は,森林・泥炭火災による被害が拡大している状況を受け,2010
年8月2日,モスクワ州,ニジニー・ノブゴロド州,リャザン州,ウラジーミル
州,ボロネジ州,モルドヴィア共和国,マリ・エル共和国の7地域に防災に関する
非常事態宣言を発出し,消火活動は夜を徹して行われていますが,早期の改善は見
込まれていない状況であり,スモッグの発生は当面続くことが予想されます。

2.モスクワ市資源利用・環境保全局によれば,同火災に伴う大気汚染により,モ
スクワ市の大気中の汚染物質の濃度は,汚染物質の種類によっては基準の10倍以上
にのぼる日もあると案内しています(モスクワ市資源利用・環境保全局ホームペー
ジ:http://www.mosecom.ru/air/air-today/ )。このような状況を受け,同局及び
連邦消費者権利保護・福祉分野監督庁は,市民に対し,以下のような注意を呼びか
けています。
・長期間の外出は避ける(特に,小児,高齢者,妊婦,気管に疾患のある方)。
・室内をこまめに水拭きする。
・排気ガスを抑制する観点から,自家用車の利用を控える。
(連邦消費者権利保護・福祉分野監督庁ホームペー
ジ:http://www.rospotrebnadzor.ru/ )

3.つきましては,上記1.の非常事態宣言が発出された地域にお住まいの在留邦
人及び同地域に渡航,滞在される方は,必要に応じ以下の対策をとるよう留意して
ください。
・家庭では窓を閉め,エアコンを使用し外気をいれない。
・屋内は水を使った拭き掃除をこまめに行い,湿気を十分に保つ。
・煙がひどい場合には,外出の際は濡れたハンカチなどで口と鼻をおおう。
・アルコールやたばこは控え,健康管理を徹底する。
・煙の多く出ている地域では外出を控える。

(問い合わせ先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事サービスセンター(海外安全相談担当)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省海外安全ホームページ:http://www.mofa.go.jp/anzen/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在ロシア日本国大使館:
住所:Grokholsky Pereulok 27, 129090, Moscow, Russia
電話:(7-495)229-2550/1
FAX:(7-495)229-2555/6
ホームページ:http://www.ru.emb-japan.go.jp/japan/index.html
以上

==========

。。。

特に言う事はありません。
より詳しい情報を知りたい方は、昨日のSOSさんからの連絡をご覧下さい。

ちなみに、在モスアメリカ大使館は8/4付け
英国大使館は8/3付けでHPにて注意喚起をしている。
日本大使館のHPにはなぜか昨日付けで文章が少し乗っています。

ま、ロシア政府が事の重大さを認めて発表するまでに時間が掛かったから
という言い訳理由があるのかもしれないけど
やっぱ精度と時間には、少々問題あるんじゃないかな。
あっ。。。結局、言っちゃった。。。(^^;)

どうやら今回の事態、“人災的”な面もあるようで。。。

プーチン政権の時に7万人のレンジャーを解雇している。
この7万人は、今回“森の消防士”となり得た人達。
消防のインフラも軽視され、ポンプ車等の設備も古い上に
消防士の数はロシア全土で22,000人。
ちなみに、それより10倍以上国土の小さいドイツでは
27,000人、プラス、ボランティアの消防員が100万人いる。
その為、都市部以外のロシアでは火災が起きた際には
自分たち自身で、素手で、火消しをしている。

こんなに大切な部分が、こんなに手薄で
大量に設けた筈のオイル・マネーは、一体どこに消えちゃったん?

そのくせ、

海外からの援助を受け入れたのは、ほんの火曜日の事。

モスクワから400kmの核研究施設周辺の火は、なんとか食い止めたが
まだ90カ所の製油所が危険にさらされている。


以上、ドイツのSpiegel Internationalから。

事態は市民レベル、地域レベルではなく、国家レベルである事を
あと1週間早く認めていれば、状況は少し違ってたんじゃないだろうか?
今となっては、もう終わりが分からない。
森の動物達も、その生態系への影響も心配。。。

もう一つ、Spiegelから有用と思える情報を。

カモミール・ティーで目を洗う!

あっちゃ〜!ウチには、ねーぞ。。。(ーー;)

在モス邦人も、(特にちびっこがいる家では)国外へ避難してる人が
着々と出て来ています。
今からモスクワへご旅行に来られる方は、ぜひ状況を把握しておいて下さい。


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risurisu_journal at 00:08│ブログランキングPermalinkComments(12)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック