一時帰国中
2015年02月03日
ロシア料理 Cafe Russia
久しぶりにロシア料理を食べに。。。
「Cafe Russia」
ビジネスランチは4種類ぐらいあって、それぞれ
ボルシチ
サラダ/ピロシキ
メイン(ビーフストロガノフ等)
デザート
というコースで、どれも※500Rubぐらい。
※ルーブル大暴落につき、1000円ちょっと換算(TvT)
野菜のピロシキは、生地がフカフカで
モスクワで普通に食べるピロシキの生地よりも軽い。
甘みもあって、とっても美味しい!
日本のパンみたい♪^^
今回選んだコースはキノコのつぼ焼きがメイン。
包みに使われてる生地は、多分ピロシキと同じ?
こちらもとっても美味しい“蓋”でしたw
一見可愛らしいサイズに見えるけど、結構食べ応えがある。
濃厚なクリームで、優しい味付け。
デザートは見た目シンプルなリンゴのケーキ。
ちょっと素朴すぎて、最近のモスクワで食べるロシア料理でも
なかなか見ない感じだわw。。。とか思ったけど
フカフカしっとりで、リンゴの風味もたっぷり。
添えられた生クリーム紅茶の香りが付いている繊細さ。
そうそう、ロシア料理の代表とも言うべく
ボルシチ!!(本当はウクライナ料理だけどな。( ̄ー ̄))
。。。
あれ。。。?
なんか色が違う。。。
食べてみると。。。
。。。
私が知ってるボルシチじゃないっ!(つд⊂)エーン
ビーツ。。。ですね。。。
ボルシチの主材料である
ビーツがほとんど入ってないのですね。。。
だから色も本物のボルシチの独特な濃いピンク寄りの赤ではなく
トマトカラーのミネステローネのような色なのですね。。。orz
まぁ、あれです。。。
ボルシチと別物と思って食べたら美味しいスープです。^^;
しかも、他のテーブルに運ばれてるボルシチを見たら
多少ビーツの色が乗ってる物もあったみたいなので
私のテーブルに来たのが
“たまたま”ボルシテローネだったのかもしれません。。。( ;∀;)
味はいいんだよ!
全体的にロシアっぽいし、
かつてロシアに住んでた人が行っても
多分、それなりに懐かしめるよ!!
でもボルシチじゃなかったけど。。。(^ー^;)
あ、そうそう。
ここ
吉祥寺な。
あの、東京の、な。(ーvー)
という訳で、東京でロシア料理としては“アリ”。
それに、ランチとは別に頼んだ
ヒンカリ(でっかい小籠包みたいなグルジア料理)は本格的。
ジューシーでとっても美味しかった!
この日は体調が悪くて飲めなかったけど
ここはグルジアワインも置いてるし
ロシアではお馴染みのビール、バルチカも置いてある。
氷が大好きな私としては
モルス(ロシアのベリー系ジュース)に氷が入ってるのは感動。。。(TvT)
ロシアでモルスに氷が入ってくることって、滅多にないんだよね。
ざっくり豆知識:
ロシアでは冷たい飲み物は体に悪いとされてるので夏でも氷入ってない事多いのねw
ちょっと日本的にアレンジされてるけど
ロシアを知ってる人も、知らない人も楽しめる
とってもバランスの良い“ロシア料理”なんだと思う。
その証拠に、平日真っ昼間のこの日もお店の中は満員だった。
私もそのうち日本に帰ったら、
ロシアが懐かしくて、時折ぶらぁ〜っと立ち寄っちゃうのかもなw
=========
Cafe Russia
武蔵野市吉祥寺本町1-4-10-ナインビルB1
tel: 0422-23-3200
Tweet
「Cafe Russia」
ビジネスランチは4種類ぐらいあって、それぞれ
ボルシチ
サラダ/ピロシキ
メイン(ビーフストロガノフ等)
デザート
というコースで、どれも※500Rubぐらい。
※ルーブル大暴落につき、1000円ちょっと換算(TvT)
野菜のピロシキは、生地がフカフカで
モスクワで普通に食べるピロシキの生地よりも軽い。
甘みもあって、とっても美味しい!
日本のパンみたい♪^^
今回選んだコースはキノコのつぼ焼きがメイン。
包みに使われてる生地は、多分ピロシキと同じ?
こちらもとっても美味しい“蓋”でしたw
一見可愛らしいサイズに見えるけど、結構食べ応えがある。
濃厚なクリームで、優しい味付け。
デザートは見た目シンプルなリンゴのケーキ。
ちょっと素朴すぎて、最近のモスクワで食べるロシア料理でも
なかなか見ない感じだわw。。。とか思ったけど
フカフカしっとりで、リンゴの風味もたっぷり。
添えられた生クリーム紅茶の香りが付いている繊細さ。
そうそう、ロシア料理の代表とも言うべく
ボルシチ!!(本当はウクライナ料理だけどな。( ̄ー ̄))
。。。
あれ。。。?
なんか色が違う。。。
食べてみると。。。
。。。
私が知ってるボルシチじゃないっ!(つд⊂)エーン
ビーツ。。。ですね。。。
ボルシチの主材料である
ビーツがほとんど入ってないのですね。。。
だから色も本物のボルシチの独特な濃いピンク寄りの赤ではなく
トマトカラーのミネステローネのような色なのですね。。。orz
まぁ、あれです。。。
ボルシチと別物と思って食べたら美味しいスープです。^^;
しかも、他のテーブルに運ばれてるボルシチを見たら
多少ビーツの色が乗ってる物もあったみたいなので
私のテーブルに来たのが
“たまたま”ボルシテローネだったのかもしれません。。。( ;∀;)
味はいいんだよ!
全体的にロシアっぽいし、
かつてロシアに住んでた人が行っても
多分、それなりに懐かしめるよ!!
でもボルシチじゃなかったけど。。。(^ー^;)
あ、そうそう。
ここ
吉祥寺な。
あの、東京の、な。(ーvー)
という訳で、東京でロシア料理としては“アリ”。
それに、ランチとは別に頼んだ
ヒンカリ(でっかい小籠包みたいなグルジア料理)は本格的。
ジューシーでとっても美味しかった!
この日は体調が悪くて飲めなかったけど
ここはグルジアワインも置いてるし
ロシアではお馴染みのビール、バルチカも置いてある。
氷が大好きな私としては
モルス(ロシアのベリー系ジュース)に氷が入ってるのは感動。。。(TvT)
ロシアでモルスに氷が入ってくることって、滅多にないんだよね。
ざっくり豆知識:
ロシアでは冷たい飲み物は体に悪いとされてるので夏でも氷入ってない事多いのねw
ちょっと日本的にアレンジされてるけど
ロシアを知ってる人も、知らない人も楽しめる
とってもバランスの良い“ロシア料理”なんだと思う。
その証拠に、平日真っ昼間のこの日もお店の中は満員だった。
私もそのうち日本に帰ったら、
ロシアが懐かしくて、時折ぶらぁ〜っと立ち寄っちゃうのかもなw
=========
Cafe Russia
武蔵野市吉祥寺本町1-4-10-ナインビルB1
tel: 0422-23-3200
2013年07月28日
福島に寄って来た。
モスクワで行ったチャリティー・イベントの募金を陸前高田に届けた帰り道
福島に立ち寄った。
予定外の事だったので、どこに行こうか、何をしようか。。。
全くのノープランw
降り立ったのは陸前高田の玄関口である一関から東京への途中駅
JR福島。
もう本当に何していいか分からなかったし
さっそく日も暮れて来たので、とりあえずゴハン食べなきゃっ!
で、ホテルのコンシェルジュに聞いてみた。
「何か地元の美味しい物が食べたいんですけど、紹介してもらえませんか?」
いくつかのお店と、賑やかな通りがどこかを教えてもらった。
平日と言う事もあって、それほど人通りは多くないけど
飲食店は意外と沢山あって、紹介してもらった店以外でも
入ってみたいと思わせるお店が結構あった。
しかし、一回だけの夕食なので失敗もしたくなく
結局紹介されたお店へw
轟座さん。
とにかくお腹空いた!
とにかくウマいもんが食いたい!!
とにかくせっかく福島に居るんだから、福島の物を!!!
というコンセプトをこの場で作りましたw
ただ、福島のお店だからと言って、
もちろん全部が全部、福島の物を使っている訳じゃない。
これは別に福島が特別な訳じゃないよね。
でもやっぱり福島の物が食べたいので
「店で出してる福島産、全部持って来〜〜〜いっ!」
。。。という気持ちを込めてwいちいち店員さんに聞きました。^^;
「この辺りの特産とかってどれですかね?」
「これって福島産ですか?」
分からない品物については、店員さんもいちいち厨房に聞きに行ってくれた。
さぞ面倒くさい客だと思われたろうなぁ〜。
それなのに、嫌な顔ひとつせずに、丁寧につき合ってくれた。
「面倒くさくってごめんなさい。
でも、出来ればせっかく福島に来たのだから福島で採れた物を食べたいと思って。。。」
そう言うと、満面の笑みで
「ありがとうございます!とても嬉しいです!!」と。(^ー^)
で、この日のメニューはコチラ♪
まずは福島県の郷土料理、イカ人参。
スルメイカと人参を和えた、松前漬けに似た料理。
コレ、お酒に合うねw
こちらは大根サラダ。
まぁ、ただの大根サラダと言ってしまえばそれまでなんだけど
この大根は福島産。
シャキシャキしてて甘くて美味しい♪
エゴマ豚のつくね。
エゴマ豚は正式には「うつくしま エゴマ豚」と言うらしいw
餌にエゴマを与えて育てた、脂身の少ない豚さん。
さっぱりしてるけどコクがあって美味しかった。
エゴマ豚、詳細はコチラ
メヒカリの唐揚げ。
去年福島に行った際、いわきの辺りで頻繁に目にしていた“メヒカリ”という文字。
いわきで採れる土地のお魚と言う事はわかったんだけど
その時は食べられなかったんだよね〜。
その念願のメヒカリをやっと食せた!
意外と油がのってて、とーーっても美味しかった♪
とにかく、ぜーーんぶ美味しかった!
余は満足じゃ。。。( ´З`)=3
宿への帰り道で、こんな店にも立ち寄った。
元ドイツ住みとしては『ダンケシェーン(ドイツ語でありがとう)』
という店名がスルーでけまへんでしたwww
で、見ての通りのアイスクリーム屋さんなんだけど
ミルキーで、これもとっても美味しい。
福島の方から教えてもらった情報によると
あのイッセー尾形が、公演に来る時には必ず立ち寄る店なんだとか。
図らずも名店だったみたいだし
イッセー尾形の一人芝居の大ファンの私としては
同じ店で食べられて大変嬉しい。^^
で、帰り道のコンビニでは福島のお決まりを購入。。。
ご存知(?)酪王カフェオレ。
昨年初めて飲んで美味しいと思ったけど、やっぱり美味しいw
翌日は帰る前に「花見山公園」ってトコにちょこっと寄った。
近場でサクッと行ける所ないかなぁ〜と思って適当に選んで行った所だったんだけど
行ってみて気が付いた。
ここ、毎年春になると見事な桜が各局で放送される花見のメッカやんw
これは駅に貼ってあったポスターだけど、この景色を見れば
思い当たる人も多いはず。
当然ながら、この時期は桜なんか咲いてないけど。。。
てか、むしろ緑ばかりで地味な感じの時期に来ちゃったけど。。。^^;
それでも山の上から見下ろす福島市の景色は壮観だったし
紫陽花はまだ盛りだったし、蓮の花もキレイだった。
改めて、福島は(・∀・)イイっ!!
キレイで美味しい!
でもね、やっぱりそれだけじゃない。
ホテルのエレベーター横には
すごーーーく低いね。
毎日放射線量が測定されて提示されてる。
町を歩けばこんな看板もある。
そしてこんな場所も。。。
どうやら放射線や除染に関する情報を提供している所らしい。
これはたぶん紙芝居。
ちびっ子達にも教えてるんだね。
既に閉まっていたので中に入る事は出来なかったんだけど、覗いてみると。。。
除染作業の進捗状況を細かく提示してある。
タクシーの運ちゃんに少し伺った所に寄ると
もう2年も経つのに、まだ50%くらいしか終わっていない所もあるとか。
しかも一度除染しても、雨が降ったり風が吹いたりすればまた線量が上がる。。。
いたちごっこだと。。。
街中を走っていると、除染で出たゴミが青い袋に入れられて
軒先や庭にいくつも並べられている姿があった。
いつ決まるともわからない中間貯蔵の場所が決まるまで
あの袋達はいつまでもあそこにあるのかもしれない。
また、その基準が本当に厳しく守られるべきかどうかは別として
“除染対象”となっている場所で“除染作業が行われる日”を
何ヶ月も、何年も待っているのは相当なストレスだろうなぁ、と想像した。
こんな過酷な状況の中でも、並々ならぬ努力の末に
厳しい検査をパスして
沢山の美味しい農畜海産物を市場に送り出している皆さんには心から敬意を表したい。
何度でも言うけど
今、日本で一番厳しい検査を通過して出荷されている“福島産”
忌避する理由が一体どこにあるんだろう?
もちろん食べない自由はあるけど、風評をバラまく行為は本当に罪だよ。
福島の人達は、こんなにも努力して、こんなにも勉強してる。
それはきっと、私の様に東京や、福島以外に住んでいる人達が
テレビや新聞で見聞きしただけでは想像もできないことなのかもしれない。
でも、少なくとも彼らは私達よりずっと勉強して、そして福島で生活している。
帰りに駅構内で、こんなものを買いました。
まるで宝石の様に美しいさくらんぼ。
肉厚な実には甘い果汁がたっぷりと含まれていて
久しぶりに食べた日本のさくらんぼの美味しさに幸せな気分になったw
福島に立ち寄って良かった。^^
ところで、先ほどの「除染情報プラザ」の横にはこんな看板があった。
こちらも「除染情報プラザ」と同じ、環境省の運営、
「福島環境再生事務所」
一日も早く、福島の環境が再生されることを祈るばかり。
元に戻すんじゃなくて
前より、もっともっと良い場所になる様に。
だって福島の方達は、私達は、こんなにも沢山の犠牲を払って
福島がどんなに良い場所だったか、
どんなに自然豊かでステキな場所かと言う事を、再認識したんだから。
またお邪魔させてもらいます。
関連記事>『福島に行って来た。』2012年夏の福島訪問記事です。
Tweet
福島に立ち寄った。
予定外の事だったので、どこに行こうか、何をしようか。。。
全くのノープランw
降り立ったのは陸前高田の玄関口である一関から東京への途中駅
JR福島。
もう本当に何していいか分からなかったし
さっそく日も暮れて来たので、とりあえずゴハン食べなきゃっ!
で、ホテルのコンシェルジュに聞いてみた。
「何か地元の美味しい物が食べたいんですけど、紹介してもらえませんか?」
いくつかのお店と、賑やかな通りがどこかを教えてもらった。
平日と言う事もあって、それほど人通りは多くないけど
飲食店は意外と沢山あって、紹介してもらった店以外でも
入ってみたいと思わせるお店が結構あった。
しかし、一回だけの夕食なので失敗もしたくなく
結局紹介されたお店へw
轟座さん。
とにかくお腹空いた!
とにかくウマいもんが食いたい!!
とにかくせっかく福島に居るんだから、福島の物を!!!
というコンセプトをこの場で作りましたw
ただ、福島のお店だからと言って、
もちろん全部が全部、福島の物を使っている訳じゃない。
これは別に福島が特別な訳じゃないよね。
でもやっぱり福島の物が食べたいので
「店で出してる福島産、全部持って来〜〜〜いっ!」
。。。という気持ちを込めてwいちいち店員さんに聞きました。^^;
「この辺りの特産とかってどれですかね?」
「これって福島産ですか?」
分からない品物については、店員さんもいちいち厨房に聞きに行ってくれた。
さぞ面倒くさい客だと思われたろうなぁ〜。
それなのに、嫌な顔ひとつせずに、丁寧につき合ってくれた。
「面倒くさくってごめんなさい。
でも、出来ればせっかく福島に来たのだから福島で採れた物を食べたいと思って。。。」
そう言うと、満面の笑みで
「ありがとうございます!とても嬉しいです!!」と。(^ー^)
で、この日のメニューはコチラ♪
まずは福島県の郷土料理、イカ人参。
スルメイカと人参を和えた、松前漬けに似た料理。
コレ、お酒に合うねw
こちらは大根サラダ。
まぁ、ただの大根サラダと言ってしまえばそれまでなんだけど
この大根は福島産。
シャキシャキしてて甘くて美味しい♪
エゴマ豚のつくね。
エゴマ豚は正式には「うつくしま エゴマ豚」と言うらしいw
餌にエゴマを与えて育てた、脂身の少ない豚さん。
さっぱりしてるけどコクがあって美味しかった。
エゴマ豚、詳細はコチラ
メヒカリの唐揚げ。
去年福島に行った際、いわきの辺りで頻繁に目にしていた“メヒカリ”という文字。
いわきで採れる土地のお魚と言う事はわかったんだけど
その時は食べられなかったんだよね〜。
その念願のメヒカリをやっと食せた!
意外と油がのってて、とーーっても美味しかった♪
とにかく、ぜーーんぶ美味しかった!
余は満足じゃ。。。( ´З`)=3
宿への帰り道で、こんな店にも立ち寄った。
元ドイツ住みとしては『ダンケシェーン(ドイツ語でありがとう)』
という店名がスルーでけまへんでしたwww
で、見ての通りのアイスクリーム屋さんなんだけど
ミルキーで、これもとっても美味しい。
福島の方から教えてもらった情報によると
あのイッセー尾形が、公演に来る時には必ず立ち寄る店なんだとか。
図らずも名店だったみたいだし
イッセー尾形の一人芝居の大ファンの私としては
同じ店で食べられて大変嬉しい。^^
で、帰り道のコンビニでは福島のお決まりを購入。。。
ご存知(?)酪王カフェオレ。
昨年初めて飲んで美味しいと思ったけど、やっぱり美味しいw
翌日は帰る前に「花見山公園」ってトコにちょこっと寄った。
近場でサクッと行ける所ないかなぁ〜と思って適当に選んで行った所だったんだけど
行ってみて気が付いた。
ここ、毎年春になると見事な桜が各局で放送される花見のメッカやんw
これは駅に貼ってあったポスターだけど、この景色を見れば
思い当たる人も多いはず。
当然ながら、この時期は桜なんか咲いてないけど。。。
てか、むしろ緑ばかりで地味な感じの時期に来ちゃったけど。。。^^;
それでも山の上から見下ろす福島市の景色は壮観だったし
紫陽花はまだ盛りだったし、蓮の花もキレイだった。
改めて、福島は(・∀・)イイっ!!
キレイで美味しい!
でもね、やっぱりそれだけじゃない。
ホテルのエレベーター横には
すごーーーく低いね。
毎日放射線量が測定されて提示されてる。
町を歩けばこんな看板もある。
そしてこんな場所も。。。
どうやら放射線や除染に関する情報を提供している所らしい。
これはたぶん紙芝居。
ちびっ子達にも教えてるんだね。
既に閉まっていたので中に入る事は出来なかったんだけど、覗いてみると。。。
除染作業の進捗状況を細かく提示してある。
タクシーの運ちゃんに少し伺った所に寄ると
もう2年も経つのに、まだ50%くらいしか終わっていない所もあるとか。
しかも一度除染しても、雨が降ったり風が吹いたりすればまた線量が上がる。。。
いたちごっこだと。。。
街中を走っていると、除染で出たゴミが青い袋に入れられて
軒先や庭にいくつも並べられている姿があった。
いつ決まるともわからない中間貯蔵の場所が決まるまで
あの袋達はいつまでもあそこにあるのかもしれない。
また、その基準が本当に厳しく守られるべきかどうかは別として
“除染対象”となっている場所で“除染作業が行われる日”を
何ヶ月も、何年も待っているのは相当なストレスだろうなぁ、と想像した。
こんな過酷な状況の中でも、並々ならぬ努力の末に
厳しい検査をパスして
沢山の美味しい農畜海産物を市場に送り出している皆さんには心から敬意を表したい。
何度でも言うけど
今、日本で一番厳しい検査を通過して出荷されている“福島産”
忌避する理由が一体どこにあるんだろう?
もちろん食べない自由はあるけど、風評をバラまく行為は本当に罪だよ。
福島の人達は、こんなにも努力して、こんなにも勉強してる。
それはきっと、私の様に東京や、福島以外に住んでいる人達が
テレビや新聞で見聞きしただけでは想像もできないことなのかもしれない。
でも、少なくとも彼らは私達よりずっと勉強して、そして福島で生活している。
帰りに駅構内で、こんなものを買いました。
まるで宝石の様に美しいさくらんぼ。
肉厚な実には甘い果汁がたっぷりと含まれていて
久しぶりに食べた日本のさくらんぼの美味しさに幸せな気分になったw
福島に立ち寄って良かった。^^
ところで、先ほどの「除染情報プラザ」の横にはこんな看板があった。
こちらも「除染情報プラザ」と同じ、環境省の運営、
「福島環境再生事務所」
一日も早く、福島の環境が再生されることを祈るばかり。
元に戻すんじゃなくて
前より、もっともっと良い場所になる様に。
だって福島の方達は、私達は、こんなにも沢山の犠牲を払って
福島がどんなに良い場所だったか、
どんなに自然豊かでステキな場所かと言う事を、再認識したんだから。
またお邪魔させてもらいます。
関連記事>『福島に行って来た。』2012年夏の福島訪問記事です。
2013年07月13日
選挙に行こう。〜ある候補者との会話〜
演説を終えた彼は、ビール瓶の箱から降りて
集まった聴衆の中に入って行き、笑顔で握手をして回っていた。
その中に入って行くと、私にも笑顔で手を差し出してくれた。
ありがたく握手させて頂いた。
質問してもいいですか?
「いいですよ!」
以前、もし参議院に当選したら(任期の)6年間
汚染された東京で体が持つかどうか心配しているとインタビューで答えてましたよね。
該当インタビュー掲載記事
「はい」
東京はそんなに汚染されてるんですか?
もう具合悪くなってるんですか?どこか調子悪いですか?
「放射能と言うのは急性障害というのと晩発性障害というのがあって
晩発性障害は時間が経ってから分かるんです。」
◎◎さんは、今調子悪くなってるんですか?
6年間持つかどうかわからないのに、東京で立候補なさったんですか?
「晩発性というのは今はでなくても、何年も経ってから分かるんです。
今はわからないんです。それを見て行こうと言ってるんです。」
東京はそんなに汚染されてるんでしょうか?
もうデータ出てますよね?
「全部は計ってないでしょ?スポットであるかもしれないじゃないですか。」
でも、福島はチェルノブイリとも違うってデータが出てますよね?
チェルノブイリよりずっと汚染が少なかったんです。
「そう、チェルノブイリと福島は違う。だからデータで比べる事はできないんです。
チェルノブイリは一基でしょ?」
。。。。。。。。。。
「日本が計ってるのはヨウ素とセシウムだけでしょ?
本当はもっと色んなのがあってプルトニウムとかストロンチウムとか
そういうのも計っていかないといけないんですよ。」
。。。。。。。。。。
では、◎◎さんは内部被曝についても心配なさってますよね。
「もちろんです!」
今、市場に出ている物も危険なんですか?
「わかりません。基準値が高過ぎるんですよ。」
では一体何ベクレルなら安全ですか?
「それは、事故以前の基準まで戻さないといけないんです。」
でも、日本より基準の高い海外の食品も入って来てますよね。
「それはヨーロッパはチェルノブイリ事故で40ベクレルとか、汚染されてしまったんです。
それに日本人の主食は米なんです。それが大切なんですよ!」
しかし、お米は全袋検査してますよね。
「(ホントに)全袋検査してるんですか?スポットじゃないんですか?」
してますよ。
では、お米は何ベクレルなら安全なんですか?
「だから事故前の基準、0.001ベクレルとか。。。」
以前はウクライナ基準(20Bq)まで許容範囲だったらしいですが
いつの間にか変わってしまったのですね。。。(==)
スタッフの方「太郎さんそろそろ時間です。。。」
「では!」と立ち去ろうとする◎◎さん。
東京の汚染を、当選した暁には明らかにしていくという事ですか?
「演説聞いてました?」
はい。
(。。。ごめんなさい。嘘でした。聞いてません。^^;)
(手に持ってる封筒(カンパの振り込み用紙?)を指して)
それに政策書いてあるんですか?頂けますか?
「HP見て下さい。」
見てますよ。
(↑これはホント。しかし彼の政策がなんなのか、衆院選の時から引き続きわからない。。。)
参考:◎◎氏の政策
「ではっ!」
色々と言いたい事はあります。
でも、一つだけ言うなら
どんな主張があるにせよ、
私は事実を把握しようとさえしない人には投票しない。
参考資料:
風評被害とは?(Wikipedia)
福島県ー米の全量全袋検査の結果
チェルノブイリと比較して福島での健康影響はどれくらい?ーTogetter
お話させて頂いた直後の私の呟きをこちらでTogetterにまとめて頂きました。
なんだか選挙の度に帰って来てる気がしますが ^^;
在外ですが、今回もちゃんと投票しますよ。
参院選は7月21日。
モスクワでの投票期間は14日(日)の午後5時まで。
Tweet
集まった聴衆の中に入って行き、笑顔で握手をして回っていた。
その中に入って行くと、私にも笑顔で手を差し出してくれた。
ありがたく握手させて頂いた。
質問してもいいですか?
「いいですよ!」
以前、もし参議院に当選したら(任期の)6年間
汚染された東京で体が持つかどうか心配しているとインタビューで答えてましたよね。
該当インタビュー掲載記事
「はい」
東京はそんなに汚染されてるんですか?
もう具合悪くなってるんですか?どこか調子悪いですか?
「放射能と言うのは急性障害というのと晩発性障害というのがあって
晩発性障害は時間が経ってから分かるんです。」
◎◎さんは、今調子悪くなってるんですか?
6年間持つかどうかわからないのに、東京で立候補なさったんですか?
「晩発性というのは今はでなくても、何年も経ってから分かるんです。
今はわからないんです。それを見て行こうと言ってるんです。」
東京はそんなに汚染されてるんでしょうか?
もうデータ出てますよね?
「全部は計ってないでしょ?スポットであるかもしれないじゃないですか。」
でも、福島はチェルノブイリとも違うってデータが出てますよね?
チェルノブイリよりずっと汚染が少なかったんです。
「そう、チェルノブイリと福島は違う。だからデータで比べる事はできないんです。
チェルノブイリは一基でしょ?」
。。。。。。。。。。
「日本が計ってるのはヨウ素とセシウムだけでしょ?
本当はもっと色んなのがあってプルトニウムとかストロンチウムとか
そういうのも計っていかないといけないんですよ。」
。。。。。。。。。。
では、◎◎さんは内部被曝についても心配なさってますよね。
「もちろんです!」
今、市場に出ている物も危険なんですか?
「わかりません。基準値が高過ぎるんですよ。」
では一体何ベクレルなら安全ですか?
「それは、事故以前の基準まで戻さないといけないんです。」
でも、日本より基準の高い海外の食品も入って来てますよね。
「それはヨーロッパはチェルノブイリ事故で40ベクレルとか、汚染されてしまったんです。
それに日本人の主食は米なんです。それが大切なんですよ!」
しかし、お米は全袋検査してますよね。
「(ホントに)全袋検査してるんですか?スポットじゃないんですか?」
してますよ。
では、お米は何ベクレルなら安全なんですか?
「だから事故前の基準、0.001ベクレルとか。。。」
以前はウクライナ基準(20Bq)まで許容範囲だったらしいですが
いつの間にか変わってしまったのですね。。。(==)
スタッフの方「太郎さんそろそろ時間です。。。」
「では!」と立ち去ろうとする◎◎さん。
東京の汚染を、当選した暁には明らかにしていくという事ですか?
「演説聞いてました?」
はい。
(。。。ごめんなさい。嘘でした。聞いてません。^^;)
(手に持ってる封筒(カンパの振り込み用紙?)を指して)
それに政策書いてあるんですか?頂けますか?
「HP見て下さい。」
見てますよ。
(↑これはホント。しかし彼の政策がなんなのか、衆院選の時から引き続きわからない。。。)
参考:◎◎氏の政策
「ではっ!」
色々と言いたい事はあります。
でも、一つだけ言うなら
どんな主張があるにせよ、
私は事実を把握しようとさえしない人には投票しない。
参考資料:
風評被害とは?(Wikipedia)
福島県ー米の全量全袋検査の結果
チェルノブイリと比較して福島での健康影響はどれくらい?ーTogetter
お話させて頂いた直後の私の呟きをこちらでTogetterにまとめて頂きました。
なんだか選挙の度に帰って来てる気がしますが ^^;
在外ですが、今回もちゃんと投票しますよ。
参院選は7月21日。
モスクワでの投票期間は14日(日)の午後5時まで。
2013年07月02日
ウマいね〜♪ 俺の割烹
いつの間にか日本滞在ちうです。
この夏から秋に掛けて、
我が人生で最も貴重な出会いの一つであろう方々がモスクワから去ってしまうという
結構なイベントがあるので、いつになく心はモスクワw ^^;
そんな貴重な出会いの一つであり、
既にモスクワを一年以上前に去ってしまった親友akicatちゃんのブログで
そして、その時に一緒にその場に居たモスクワの愉快な仲間達の話を聞いて
すごーーーく気になってた店の一つに、早速連れて行ってもらった♪
「俺の割烹」
akicatちゃん達から聞いていたのは「俺のフレンチ」なのだが
実はこの店(。。。というか日本の人達にはきっと説明不要なくらい有名なんだろうけど^^;)
古本で有名なブックオフの経営で、フレンチ、割烹の他にも
「俺のイタリアン」「俺の焼き肉」「俺の焼き鳥」等がある。
で、この店の一体何が“特別”なのかというと
第一に、基本的に立ち食いスタイル(着席もあるけどね)
そして、すげー安い。
なのに、すげーウマい。
“すげー安い”のには、もちろん徹底したコスト管理があり
その中には“立ち食い”というスタイルでの回転率もあるんだけど
“すげーウマい”の理由は、原価率の高さ!
つまり素材には徹底的にこだわり、その部分のコストカットはしないってこと。
そんな前情報は得ていたのだが、さて、その実は。。。?
「俺の。。。」シリーズは銀座界隈に多く展開しているようだけど
「俺の割烹」は一番人気と言われてる「俺のフレンチ」の斜向いにある。
確かに、フレンチの方は暫くは入店出来なそうな程、人が並んでいる。
一方割烹の方は、そうでもない。
持論としては、フレンチやイタリアンよりも、圧倒的に素材の味がモノを言うのが
和食だと思ってるので、「俺のシリーズ」を割烹で試すのは願ったり叶ったりw
通されたのは2階のテーブル。
もちろん満員。
「りりちゃん、好きな物頼んで〜♡」
というお言葉に甘えて、ガンガン行かせてもらいましたw
雲丹湯葉チーズ(左)は、たっぷり雲丹が乗ってて680円。
上品な味付けに雲丹が引き立つ。
野菜のすり流し(右)にも雲丹が入ってた。
これはトウモロコシのスープの中に野菜や魚介等の具が入ってるんだけど
具の美味しさはもちろん、スープが絶品。
トウモロコシの素材の良さがよくわかる。これも680円。
稚鮎の塩焼き(6匹)は初めて食べたけど
こんなに小さいのに鮎の味がちゃーんとするんだね〜♪
鮎好きにはたまらない一品が580円也。
蛤と黒ムツの鍋は、蛤も沢山入ってて出汁が良ーく出てる。
980円。
意表をつかれたのがカニクリームコロッケ。
こんなウマいの初めて食べた。カニ過ぎるwww
そして
プリップリの伊勢エビ煎り出しが1280円。
他にも金平とかウズラとかも頼んだんだけど
食べるのと喋るので忙しくて写真は撮れませんでした。( ̄▽ ̄;)
さらに、こちらでは生のジャズ演奏が行われるため、
ミュージック・チャージなるものが一人300円程掛かる。
あとワインも2本程空けました。
腹一杯過ぎて、ちょっとだけ残しました。。。orz
で、〆て
4人で行ったので一人頭3700円強。
安すぐるっっっっ!!((((;゚Д゚)))
モスクワの皆さんには、色々と目の毒だと思いますので
“円”をそのまま“ルーブル”だと思ってご覧になる事で溜飲を下げる事をお勧めします。
つまり、4人でたらふく食ってワイン2本空けて3700ルーブル(12000円弱)。。。
( ꒪⌓꒪) .。oO(いや。。。やっぱムリだわ。。。3700ルーブル払っても、モスクワではむりぽ。。。)
と言う訳で、りすりす認定
一時帰国の際に、オススメのお店です。( ´ ▽ ` ;)ノ
==========
俺の◎◎
※日本語メニューあるよ〜ww
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この夏から秋に掛けて、
我が人生で最も貴重な出会いの一つであろう方々がモスクワから去ってしまうという
結構なイベントがあるので、いつになく心はモスクワw ^^;
そんな貴重な出会いの一つであり、
既にモスクワを一年以上前に去ってしまった親友akicatちゃんのブログで
そして、その時に一緒にその場に居たモスクワの愉快な仲間達の話を聞いて
すごーーーく気になってた店の一つに、早速連れて行ってもらった♪
「俺の割烹」
akicatちゃん達から聞いていたのは「俺のフレンチ」なのだが
実はこの店(。。。というか日本の人達にはきっと説明不要なくらい有名なんだろうけど^^;)
古本で有名なブックオフの経営で、フレンチ、割烹の他にも
「俺のイタリアン」「俺の焼き肉」「俺の焼き鳥」等がある。
で、この店の一体何が“特別”なのかというと
第一に、基本的に立ち食いスタイル(着席もあるけどね)
そして、すげー安い。
なのに、すげーウマい。
“すげー安い”のには、もちろん徹底したコスト管理があり
その中には“立ち食い”というスタイルでの回転率もあるんだけど
“すげーウマい”の理由は、原価率の高さ!
つまり素材には徹底的にこだわり、その部分のコストカットはしないってこと。
そんな前情報は得ていたのだが、さて、その実は。。。?
「俺の。。。」シリーズは銀座界隈に多く展開しているようだけど
「俺の割烹」は一番人気と言われてる「俺のフレンチ」の斜向いにある。
確かに、フレンチの方は暫くは入店出来なそうな程、人が並んでいる。
一方割烹の方は、そうでもない。
持論としては、フレンチやイタリアンよりも、圧倒的に素材の味がモノを言うのが
和食だと思ってるので、「俺のシリーズ」を割烹で試すのは願ったり叶ったりw
通されたのは2階のテーブル。
もちろん満員。
「りりちゃん、好きな物頼んで〜♡」
というお言葉に甘えて、ガンガン行かせてもらいましたw
雲丹湯葉チーズ(左)は、たっぷり雲丹が乗ってて680円。
上品な味付けに雲丹が引き立つ。
野菜のすり流し(右)にも雲丹が入ってた。
これはトウモロコシのスープの中に野菜や魚介等の具が入ってるんだけど
具の美味しさはもちろん、スープが絶品。
トウモロコシの素材の良さがよくわかる。これも680円。
稚鮎の塩焼き(6匹)は初めて食べたけど
こんなに小さいのに鮎の味がちゃーんとするんだね〜♪
鮎好きにはたまらない一品が580円也。
蛤と黒ムツの鍋は、蛤も沢山入ってて出汁が良ーく出てる。
980円。
意表をつかれたのがカニクリームコロッケ。
こんなウマいの初めて食べた。カニ過ぎるwww
そして
プリップリの伊勢エビ煎り出しが1280円。
他にも金平とかウズラとかも頼んだんだけど
食べるのと喋るので忙しくて写真は撮れませんでした。( ̄▽ ̄;)
さらに、こちらでは生のジャズ演奏が行われるため、
ミュージック・チャージなるものが一人300円程掛かる。
あとワインも2本程空けました。
腹一杯過ぎて、ちょっとだけ残しました。。。orz
で、〆て
4人で行ったので一人頭3700円強。
安すぐるっっっっ!!((((;゚Д゚)))
モスクワの皆さんには、色々と目の毒だと思いますので
“円”をそのまま“ルーブル”だと思ってご覧になる事で溜飲を下げる事をお勧めします。
つまり、4人でたらふく食ってワイン2本空けて3700ルーブル(12000円弱)。。。
( ꒪⌓꒪) .。oO(いや。。。やっぱムリだわ。。。3700ルーブル払っても、モスクワではむりぽ。。。)
と言う訳で、りすりす認定
一時帰国の際に、オススメのお店です。( ´ ▽ ` ;)ノ
==========
俺の◎◎
※日本語メニューあるよ〜ww
2012年10月11日
福島に行って来た。
8月の一時帰国の時、震災後初めての福島にも行って来た。
拠点にしたいわき市の中心部は、驚く程普通の地方都市の風景だった。
滞在したホテルも沢山の人が泊まっていたし
飲食店もみんな賑わってて、場所によっては並ばなければ行けない程。
そこだけ見る限りでは、本当に何もなかったかの様。
ここまで来てみたのはいいけど
これで何か分かるのかな。。。?
本当にそう思った。
もしかしたら、ただの観光になっちゃうかもしれない。。。
けど、それはそれでいいか、とも思ったけど。。。
とにかく沿岸部を走ってみた。
最初に見えたのは、やっぱり津波の被害。
壊れた護岸や、瓦礫、緑に覆われて少し判りにくくなっている建物の基礎部分。
岩手や宮城でも見た風景。
けど、いわきから国道6号線を北上して行く間
その道路の側には家があり商店があり、明らかに生活があった。
震災の被害状況は、その道を走っているだけでは確認出来なかった。
かといって、それが海から離れている訳でもなく
右に少し入れば、そこはすぐに海。
そこで初めて、被害があった事がわかる。
少なくとも、私が走ったエリアはそうだった。
決してこの辺りの津波の被害を軽視する訳じゃないけれど
今年何度か訪れた、気仙沼以北の沿岸部の壊滅具合とは大きな差を感じた。
けど、そのままどんどん北上して行くと、目に見える被害のない家々にも
人の気配が無くなって行った。
それでも、あまりにも有名になったJヴィレッジの少し手前では
普通にコンビニが営業していて、結構客が入っていた。
原発や火力発電の作業員の方が多かったのかもしれない。
この辺りの空間線量はさほど高くない。
しかし、この後、突然数値が上がり始めた。
それもそのはず、その地域はほんの数日前(8/10)に
立ち入りが解除されたばかりの場所で、除染作業が始まったばかり。
道路脇で作業員の方々がニュースですっかりお馴染みの作業をしていた。
しかし。。。と、改めて思う。
途方もない作業だな。。。
人気のない町では、時折パトロールカーを見かけた。
地元ナンバーでない私は、止められて職質を受けた。
聞くと、やはり犯罪が多いと言う。
ボランティアでもパトロールをしてる方がいて、留守の町を守っている、と。
怒られるかと思いきや、アレやコレやと快くお話をして下さった。
そんな話をしているうちに、前方からボラのパトロールが。。。
除染の方といい、パトロールの方といい、暑い中本当にご苦労様だよね。
「海岸の方の道から行けば第二原発のすぐ横まで行けるよ。」
そう言われて、行ける所まで行ってみた。
建屋が見える。
あれが福島第二原発。
一見草むらに見えるこの場所にも、良く見ると建物の基礎だけが残っている。
こんなに原発に近い所に、なんらかの建物があったんだ。。。
第二原発(左)と反対側の景色(右)
この辺りは津波で流されてしまっているけど、
すぐ裏手では、震災の被害をあまり受けてなさそうな家々を沢山通り過ぎて来た。
原発事故さえなければ、今頃は元の生活に近い物を取り戻せていたのかもしれない。
戻れる場所が存在しているのに戻れない事の辛さってのは
一体どんななんだろう。。。
津波で町ごと根こそぎもって行かれてしまった人。
家も町も残っているのにいつ帰れるのかわからない人。
1年半以上前の出来事は、その人達にとっては現在も続いてるんだよね。
けど、暗い気持ちにばかりなった訳じゃない。
確かにこの辺りはパトロールの車と作業員のバス、
立ち入り禁止境界の警備の警官を除いては、ほとんど人気がない。
けど、田んぼ脇の水路を覗けば
ザリガニ。
原っぱには
健康そうだったよ。
野性味溢れるニャンコ。
道を走れば。。。オヨヨヨヨ。。。
まだ、ヨチヨチした感じ。。。危ないよ〜、早く渡って〜^^;
。。。と思ったら
何の鳥??
道の反対側にお母さんが待ってたのね♪
人が居なくなっても、命はここで生きてる。
蝉も鳴かなくなった(放射能のせいで)とかいう書き込みを目にした事もあるけど
ここは蝉どころではない。
沢山の命が力強く生きてる。
この土地が「もうダメ」な筈ない、と思った。
それに、ここより少しだけ南下した場所では
既に私の想像を遥かに超えて賑わってた。
例えばここは、いわき市四倉の道の駅。
少なくとも私が訪れた週末は多くの観光客が来ていた。
地元産の野菜は、どれも美味しそうで、良く売れてるようだった。
私も大好きなトマトを買って食べたけど、味が濃くて美味しかった。
ちゃんと検査してますよ〜
そして、ここは「いわき・ら・ら・ミュウ」というフードテーマパーク。
駐車場を探す程の来場者。
美味しそうな魚介が、東京では信じられない値段で売ってる。
もちろん、その場で食べる事も出来る。
レストランは並ばなきゃいけない程。
震災の影響は何もない様に見えるけど、ここでもちゃんと気にしてる。
「環境放射線測定値」0.07とか。。。東京より低いんじゃね?
当然だけどね。
けど、凄く線量低いんだよ。
いわきの中心地もこんなもん。
てか、少なくともJヴィレッジ以南の辺りまでは
ほとんど気になる数値は出なかった。
除染の効果と時間経過による減少かもしれないけど
想像してたよりも、ずっと低い。
何事もなかったかのような生活の中でも
みんな気を使って、気にかけて、良くわかってるんだって思った。
その上で普通に生活してるんだ。
お寿司屋の板さんだって「○○はこの辺りのはダメだ!」って言う。
居酒屋のご主人だって「××は三陸のです。」って言う。
安全なモノを提供している自信があるから、
ダメな物も良い物もハッキリ言うんじゃないかな。
農産物だって同じだよね。
農家さんのもの凄い努力の末、
桃なんてほとんど基準値以下で今年の売れ行きは好調だったとか。
私も日本滞在中に何度か食べたけど、本当に美味しかった。
梨が出回る時期まで居られなかったのが悔やまれたw
被災地の桃売れてます。産経ニュース
福島は沢山の「ウリ」があるんだなぁ、って思った。
この人達のこの努力。
そして、かなり色々と開発されて来た除染の技術。
なによりも、山と田畑の風景に奇麗な海。
「うつくしま ふくしま」というキャッチフレーズに偽りはない。
これらをもってすれば、福島が復興しない訳がない。
まだまだ、全てが安全な訳じゃない。
けど、福島が危険な訳でもない。
だいたい。。。
福島はデカいよ。
東京と神奈川と埼玉を足したくらい、デカいよ。
正直、移動するの大変だよ、デカくて。^^;
それなのに、福島の農産物を「福島産」というだけで忌避するの
改めて、なんて愚かなんだろう、と思った。
事故前から0ベクレルの生活なんてありえなかったのに
それを今、追求する事にどれくらいの意味があるんだろう。
あの日から、原発も放射能も、みんな沢山勉強して来たと思う。
今だから解る事もあるし、勉強しなきゃいけない事はまだまだ沢山出て来ると思う。
東電も腹立つし、国も頼りにならない。
けど、それらの責任の追及だけをしていたら、間に合わない。
だから、ちゃんと勉強したい。自分の頭で考えたい。
今の自分を否定する事を恐れずに、少しでも“正解”に近づく作業をしていたい。
大変だけど。面倒だけど。
それは、今まで無関心であった私達の、一つの責任の取り方でもあるんじゃないだろうか。
そう考えた、福島旅行だった。
1年と7ヶ月によせて。
※訪問地の線量は一番大きい所でも2μSv/hを超えた所はありませんでした。
もちろん、地上1m程度計測での数値が低い場所でも、
草むらやゴミの貯まった場所では跳ね上がったりします。
それでも、数時間滞在するには問題のない数値でした。
当然ですよね。だから人が入れるんです。
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拠点にしたいわき市の中心部は、驚く程普通の地方都市の風景だった。
滞在したホテルも沢山の人が泊まっていたし
飲食店もみんな賑わってて、場所によっては並ばなければ行けない程。
そこだけ見る限りでは、本当に何もなかったかの様。
ここまで来てみたのはいいけど
これで何か分かるのかな。。。?
本当にそう思った。
もしかしたら、ただの観光になっちゃうかもしれない。。。
けど、それはそれでいいか、とも思ったけど。。。
とにかく沿岸部を走ってみた。
最初に見えたのは、やっぱり津波の被害。
壊れた護岸や、瓦礫、緑に覆われて少し判りにくくなっている建物の基礎部分。
岩手や宮城でも見た風景。
けど、いわきから国道6号線を北上して行く間
その道路の側には家があり商店があり、明らかに生活があった。
震災の被害状況は、その道を走っているだけでは確認出来なかった。
かといって、それが海から離れている訳でもなく
右に少し入れば、そこはすぐに海。
そこで初めて、被害があった事がわかる。
少なくとも、私が走ったエリアはそうだった。
決してこの辺りの津波の被害を軽視する訳じゃないけれど
今年何度か訪れた、気仙沼以北の沿岸部の壊滅具合とは大きな差を感じた。
けど、そのままどんどん北上して行くと、目に見える被害のない家々にも
人の気配が無くなって行った。
それでも、あまりにも有名になったJヴィレッジの少し手前では
普通にコンビニが営業していて、結構客が入っていた。
原発や火力発電の作業員の方が多かったのかもしれない。
この辺りの空間線量はさほど高くない。
しかし、この後、突然数値が上がり始めた。
それもそのはず、その地域はほんの数日前(8/10)に
立ち入りが解除されたばかりの場所で、除染作業が始まったばかり。
道路脇で作業員の方々がニュースですっかりお馴染みの作業をしていた。
しかし。。。と、改めて思う。
途方もない作業だな。。。
人気のない町では、時折パトロールカーを見かけた。
地元ナンバーでない私は、止められて職質を受けた。
聞くと、やはり犯罪が多いと言う。
ボランティアでもパトロールをしてる方がいて、留守の町を守っている、と。
怒られるかと思いきや、アレやコレやと快くお話をして下さった。
そんな話をしているうちに、前方からボラのパトロールが。。。
除染の方といい、パトロールの方といい、暑い中本当にご苦労様だよね。
「海岸の方の道から行けば第二原発のすぐ横まで行けるよ。」
そう言われて、行ける所まで行ってみた。
建屋が見える。
あれが福島第二原発。
一見草むらに見えるこの場所にも、良く見ると建物の基礎だけが残っている。
こんなに原発に近い所に、なんらかの建物があったんだ。。。
第二原発(左)と反対側の景色(右)
この辺りは津波で流されてしまっているけど、
すぐ裏手では、震災の被害をあまり受けてなさそうな家々を沢山通り過ぎて来た。
原発事故さえなければ、今頃は元の生活に近い物を取り戻せていたのかもしれない。
戻れる場所が存在しているのに戻れない事の辛さってのは
一体どんななんだろう。。。
津波で町ごと根こそぎもって行かれてしまった人。
家も町も残っているのにいつ帰れるのかわからない人。
1年半以上前の出来事は、その人達にとっては現在も続いてるんだよね。
けど、暗い気持ちにばかりなった訳じゃない。
確かにこの辺りはパトロールの車と作業員のバス、
立ち入り禁止境界の警備の警官を除いては、ほとんど人気がない。
けど、田んぼ脇の水路を覗けば
ザリガニ。
原っぱには
健康そうだったよ。
野性味溢れるニャンコ。
道を走れば。。。オヨヨヨヨ。。。
まだ、ヨチヨチした感じ。。。危ないよ〜、早く渡って〜^^;
。。。と思ったら
何の鳥??
道の反対側にお母さんが待ってたのね♪
人が居なくなっても、命はここで生きてる。
蝉も鳴かなくなった(放射能のせいで)とかいう書き込みを目にした事もあるけど
ここは蝉どころではない。
沢山の命が力強く生きてる。
この土地が「もうダメ」な筈ない、と思った。
それに、ここより少しだけ南下した場所では
既に私の想像を遥かに超えて賑わってた。
例えばここは、いわき市四倉の道の駅。
少なくとも私が訪れた週末は多くの観光客が来ていた。
地元産の野菜は、どれも美味しそうで、良く売れてるようだった。
私も大好きなトマトを買って食べたけど、味が濃くて美味しかった。
ちゃんと検査してますよ〜
そして、ここは「いわき・ら・ら・ミュウ」というフードテーマパーク。
駐車場を探す程の来場者。
美味しそうな魚介が、東京では信じられない値段で売ってる。
もちろん、その場で食べる事も出来る。
レストランは並ばなきゃいけない程。
震災の影響は何もない様に見えるけど、ここでもちゃんと気にしてる。
「環境放射線測定値」0.07とか。。。東京より低いんじゃね?
当然だけどね。
けど、凄く線量低いんだよ。
いわきの中心地もこんなもん。
てか、少なくともJヴィレッジ以南の辺りまでは
ほとんど気になる数値は出なかった。
除染の効果と時間経過による減少かもしれないけど
想像してたよりも、ずっと低い。
何事もなかったかのような生活の中でも
みんな気を使って、気にかけて、良くわかってるんだって思った。
その上で普通に生活してるんだ。
お寿司屋の板さんだって「○○はこの辺りのはダメだ!」って言う。
居酒屋のご主人だって「××は三陸のです。」って言う。
安全なモノを提供している自信があるから、
ダメな物も良い物もハッキリ言うんじゃないかな。
農産物だって同じだよね。
農家さんのもの凄い努力の末、
桃なんてほとんど基準値以下で今年の売れ行きは好調だったとか。
私も日本滞在中に何度か食べたけど、本当に美味しかった。
梨が出回る時期まで居られなかったのが悔やまれたw
被災地の桃売れてます。産経ニュース
福島は沢山の「ウリ」があるんだなぁ、って思った。
この人達のこの努力。
そして、かなり色々と開発されて来た除染の技術。
なによりも、山と田畑の風景に奇麗な海。
「うつくしま ふくしま」というキャッチフレーズに偽りはない。
これらをもってすれば、福島が復興しない訳がない。
まだまだ、全てが安全な訳じゃない。
けど、福島が危険な訳でもない。
だいたい。。。
福島はデカいよ。
東京と神奈川と埼玉を足したくらい、デカいよ。
正直、移動するの大変だよ、デカくて。^^;
それなのに、福島の農産物を「福島産」というだけで忌避するの
改めて、なんて愚かなんだろう、と思った。
事故前から0ベクレルの生活なんてありえなかったのに
それを今、追求する事にどれくらいの意味があるんだろう。
あの日から、原発も放射能も、みんな沢山勉強して来たと思う。
今だから解る事もあるし、勉強しなきゃいけない事はまだまだ沢山出て来ると思う。
東電も腹立つし、国も頼りにならない。
けど、それらの責任の追及だけをしていたら、間に合わない。
だから、ちゃんと勉強したい。自分の頭で考えたい。
今の自分を否定する事を恐れずに、少しでも“正解”に近づく作業をしていたい。
大変だけど。面倒だけど。
それは、今まで無関心であった私達の、一つの責任の取り方でもあるんじゃないだろうか。
そう考えた、福島旅行だった。
1年と7ヶ月によせて。
※訪問地の線量は一番大きい所でも2μSv/hを超えた所はありませんでした。
もちろん、地上1m程度計測での数値が低い場所でも、
草むらやゴミの貯まった場所では跳ね上がったりします。
それでも、数時間滞在するには問題のない数値でした。
当然ですよね。だから人が入れるんです。