アパート
2010年10月28日
実録りすりす!こんな部屋には住みたくない。その2
ま、先日お伝えした部屋は極端な例としても
モスクワのアパートは、多かれ少なかれ
理解し難い作り
理解し難いシステム
理解し難い配置
理解し難い趣味。。。等々。。。
皆不満を抱えて暮らしているのだと思う。
ほとんどの人が家具付きのアパートを借りているので
その家具に対する不満をお持ちの方も多いだろう。
使い難いとか
ちゃちい、とか。。。
たとえ、
「この部屋の家具は全てイタリア製よ」
と、高飛車なニューリッチ・オーナーに自慢げに言われても安心は出来ない。
例えば、この部屋の奥の棚3つ。
そもそも、この棚は、本当に“棚”のみで
ここにモノを納めようとするなら、箱とか、箱とか、箱とか必要な訳で
箱とかナシでこの棚に収められる様な物は、置物、飾り物。。。
真ん中の棚は辛うじて両サイドは板がついているので、
ここには本等は入れられる、という程度。
仮にこのまま何か飾り物を置いたとしても
ガラスのカバーも何もついていない“棚”は、
1週間もしないうちにホコリだらけで、見るに耐えない状態になる。
しかも、こんな棚が4つも5つもあって、
それを奇麗にキープしようとすれば
毎日棚を掃除する日々となってしまう。
そんなことを、
掃除とか、片付けとか、世界で一番嫌いな人間が出来る訳も無く。。。
しかもこの棚、上部が
こんな風に飾り付けがされていて、
この形の家具を隣同士に並べれば、当然、こんな具合に隙間が出来る。
しかも、下部には
低〜い足がついており、これまた薄〜い隙間が出来る。
この隙間、掃除機はもちろん
クイックルワイパーをいかような方向に傾けても
入る気配さえもなく、
まさに、
てか、この形の家具って、隣同士に並べて配置するか、普通。。。(ーー)
このデッド・ゾーンを掃除する方法は
恐らく『松居棒』を用いる他はないだろう。
しかし、
世界一掃除と片付けが嫌いな人間に
“なんの生産性も無い無駄なスペース”を掃除する為に
某僻地にて、松居棒を手作りして掃除せよ、というのは
いささか酷な話ではないだろうか。。。?
さらに、同じタイプの棚でロータイプのこちら。
相変わらず“ただの棚三昧”なデザインな上に
天板にガラスがハメ入れられている。
確かに、そのガラスが高級感を出してはいるが
ガラスとガラスをはめる凹みの隙間が結構広く
ご覧の様に、ホコリではなく“ゴミ”が入り込む。
そして、その隙間から入り込んだゴミは、流れ流れてガラスの下へ。。。
この隙間のゴミを取り出すには、爪楊枝が必要でぃすね。。。
世界一掃除と片付けが嫌いな人間に
いちいち爪楊枝を用いて掃除をしろというのか。。。?
さらに、ガラスの下に入り込んだゴミは
ガラスを持ち上げないと取れない。
つまりそれは、このゴミは容易に入るが
指を入れられる程は広くない隙間に、
ドライバーか何かを差し込み、てこの原理で持ち上げて
ガラスを持ち上げて取り出さなければならないと言う事。
しかも、このガラス、意外と厚さがあって重い。。。
ええ。。。何しろ、イタリア製の高級家具ですから。。。
ガラスにも重み、っちゅ〜モンをだしてますよ。。。(ーー)
この1cmにも満たないゴミを取る為に
えらい大騒ぎをしなければならないのだ。
もちろん、世界一掃除と片付けが嫌いな人間は、
それを放置しているのだが、決して気にならないという訳ではない。
妥協と諦めでぃっす。(ーー)
さらに、同じタイプの家具で、
唯一扉が付いている、こちらのキャビネット。
天板にガラスが入っている事は、前出のロータイプの棚と同じ。
取っ手の付いていない、所謂プッシュ・オープンという
端を押す事によって、戸が開くというタイプ。
しかし、押してみると。。。
戸は、ホンの少し浮き出てくるだけ。。。
この後、どうやって開くかと言うと
少しだけ押し出て来た扉の端っこに爪を立て
下方に力をいれて下部との摩擦を起こし、
さらに手前に引く、という技を使ってこじ開けるのだ。
さすがはイタリア製の家具でぃす。
日常の、ちょっとした動作にでも
(強引に)スロー・ライフを実行出来る工夫が、
そこかしこに施されています。(ーー)
しかしながら。。。
生憎ワタシは、この
何をするにも時間が掛かり
全てにおいてスローにならざるを得ないモスクワの生活に置いて
これ以上、日々の生活にスロー・ライフなエッセンスは求めていない。
そして、見た目の良さ(豪華っぽさ)を重視するあまり
重くて扱い難くて、機能性ゼロのメカニックを備えたイタリア製の家具よりも
IKEAの方が、数倍マシだと思うのだ。(ーー)
つづくよ。
Tweet
モスクワのアパートは、多かれ少なかれ
理解し難い作り
理解し難いシステム
理解し難い配置
理解し難い趣味。。。等々。。。
皆不満を抱えて暮らしているのだと思う。
ほとんどの人が家具付きのアパートを借りているので
その家具に対する不満をお持ちの方も多いだろう。
使い難いとか
ちゃちい、とか。。。
たとえ、
「この部屋の家具は全てイタリア製よ」
と、高飛車なニューリッチ・オーナーに自慢げに言われても安心は出来ない。
例えば、この部屋の奥の棚3つ。
そもそも、この棚は、本当に“棚”のみで
ここにモノを納めようとするなら、箱とか、箱とか、箱とか必要な訳で
箱とかナシでこの棚に収められる様な物は、置物、飾り物。。。
真ん中の棚は辛うじて両サイドは板がついているので、
ここには本等は入れられる、という程度。
仮にこのまま何か飾り物を置いたとしても
ガラスのカバーも何もついていない“棚”は、
1週間もしないうちにホコリだらけで、見るに耐えない状態になる。
しかも、こんな棚が4つも5つもあって、
それを奇麗にキープしようとすれば
毎日棚を掃除する日々となってしまう。
そんなことを、
掃除とか、片付けとか、世界で一番嫌いな人間が出来る訳も無く。。。
しかもこの棚、上部が
こんな風に飾り付けがされていて、
この形の家具を隣同士に並べれば、当然、こんな具合に隙間が出来る。
しかも、下部には
低〜い足がついており、これまた薄〜い隙間が出来る。
この隙間、掃除機はもちろん
クイックルワイパーをいかような方向に傾けても
入る気配さえもなく、
まさに、
お掃除デッド・ゾーン
てか、この形の家具って、隣同士に並べて配置するか、普通。。。(ーー)
このデッド・ゾーンを掃除する方法は
恐らく『松居棒』を用いる他はないだろう。
しかし、
世界一掃除と片付けが嫌いな人間に
“なんの生産性も無い無駄なスペース”を掃除する為に
某僻地にて、松居棒を手作りして掃除せよ、というのは
いささか酷な話ではないだろうか。。。?
さらに、同じタイプの棚でロータイプのこちら。
相変わらず“ただの棚三昧”なデザインな上に
天板にガラスがハメ入れられている。
確かに、そのガラスが高級感を出してはいるが
ガラスとガラスをはめる凹みの隙間が結構広く
ご覧の様に、ホコリではなく“ゴミ”が入り込む。
そして、その隙間から入り込んだゴミは、流れ流れてガラスの下へ。。。
この隙間のゴミを取り出すには、爪楊枝が必要でぃすね。。。
世界一掃除と片付けが嫌いな人間に
いちいち爪楊枝を用いて掃除をしろというのか。。。?
さらに、ガラスの下に入り込んだゴミは
ガラスを持ち上げないと取れない。
つまりそれは、このゴミは容易に入るが
指を入れられる程は広くない隙間に、
ドライバーか何かを差し込み、てこの原理で持ち上げて
ガラスを持ち上げて取り出さなければならないと言う事。
しかも、このガラス、意外と厚さがあって重い。。。
ええ。。。何しろ、イタリア製の高級家具ですから。。。
ガラスにも重み、っちゅ〜モンをだしてますよ。。。(ーー)
この1cmにも満たないゴミを取る為に
えらい大騒ぎをしなければならないのだ。
もちろん、世界一掃除と片付けが嫌いな人間は、
それを放置しているのだが、決して気にならないという訳ではない。
妥協と諦めでぃっす。(ーー)
さらに、同じタイプの家具で、
唯一扉が付いている、こちらのキャビネット。
天板にガラスが入っている事は、前出のロータイプの棚と同じ。
取っ手の付いていない、所謂プッシュ・オープンという
端を押す事によって、戸が開くというタイプ。
しかし、押してみると。。。
戸は、ホンの少し浮き出てくるだけ。。。
この後、どうやって開くかと言うと
少しだけ押し出て来た扉の端っこに爪を立て
下方に力をいれて下部との摩擦を起こし、
さらに手前に引く、という技を使ってこじ開けるのだ。
さすがはイタリア製の家具でぃす。
日常の、ちょっとした動作にでも
(強引に)スロー・ライフを実行出来る工夫が、
そこかしこに施されています。(ーー)
しかしながら。。。
生憎ワタシは、この
何をするにも時間が掛かり
全てにおいてスローにならざるを得ないモスクワの生活に置いて
これ以上、日々の生活にスロー・ライフなエッセンスは求めていない。
そして、見た目の良さ(豪華っぽさ)を重視するあまり
重くて扱い難くて、機能性ゼロのメカニックを備えたイタリア製の家具よりも
IKEAの方が、数倍マシだと思うのだ。(ーー)
つづくよ。
2010年10月09日
実録りすりす!こんな部屋には住みたくない。
人様のお宅にお邪魔すると、
と、ズボラな私はいつもカンシンしきり。。。
掃除とか、片付けとか、世の中で一番キライです。(ーー)凸
そもそも、色々話しを聞いても、モスクワの住まいは
総じて暮らし難いっぽい。
多い意見は、
見た目は奇麗なんだけど、見た目だけで実際ショボイ。
見た目はモダンで機能的なんだけど、実際は一切生活の動線を考えてない。
等々。。。
生活し難い部屋ってのは、汚れ易い部屋だったり
掃除が大変だったりするんだよね〜。
他にも色々と住み難いアパートの例はあるんだけど、
例えばこんな部屋
これも良くある意見。
この、ふんだんに使われたファブリックや鏡、ガラス。。。
掃除する事を考えたら、気が遠くなりそう。。。(@@;)
ワタクシ、平民の出なので、寝室にステンドクラスなんかあったら
落ち着いて眠れません。。。(ーー;)
そう、こういう家は、
お手伝いさんをフルで雇える身分だったら、まだいいけどね。。。
家賃以外のコストも、そうとう考えないと。。。
いや。。。
ソレより何より。。。
玄関ホールの天井に描かれた絵。。。
羽の生えた裸婦が3人。。。
ミロのビーナス的な、ふくよかで慎ましやかな女体ならまだしも。。。
週プレ(海外版)でグラビア飾ってる様な肉感的現代風美女の
玄関開ける度に、ヘアーヌードがお出迎えなんて?!
これも良くある意見。
こんな部屋は、まず家族や夫婦(特に中年以上)には選ばれないでしょう。。。
日本人の感覚だとね。
ま、全てにおいて、こういうアパートは
私にとって過ぎた物件ですわな。。。
Tweet
みんな、奇麗に住んでるなぁ〜。。。どう生活してるんだろ。。。(ーー;)
と、ズボラな私はいつもカンシンしきり。。。
掃除とか、片付けとか、世の中で一番キライです。(ーー)凸
そもそも、色々話しを聞いても、モスクワの住まいは
総じて暮らし難いっぽい。
多い意見は、
見た目は奇麗なんだけど、見た目だけで実際ショボイ。
見た目はモダンで機能的なんだけど、実際は一切生活の動線を考えてない。
等々。。。
生活し難い部屋ってのは、汚れ易い部屋だったり
掃除が大変だったりするんだよね〜。
他にも色々と住み難いアパートの例はあるんだけど、
例えばこんな部屋
『ごーじゃす過ぎる。』
これも良くある意見。
この、ふんだんに使われたファブリックや鏡、ガラス。。。
掃除する事を考えたら、気が遠くなりそう。。。(@@;)
ワタクシ、平民の出なので、寝室にステンドクラスなんかあったら
落ち着いて眠れません。。。(ーー;)
そう、こういう家は、
お手伝いさんをフルで雇える身分だったら、まだいいけどね。。。
家賃以外のコストも、そうとう考えないと。。。
いや。。。
ソレより何より。。。
玄関ホールの天井に描かれた絵。。。
羽の生えた裸婦が3人。。。
ミロのビーナス的な、ふくよかで慎ましやかな女体ならまだしも。。。
週プレ(海外版)でグラビア飾ってる様な肉感的現代風美女の
玄関開ける度に、ヘアーヌードがお出迎えなんて?!
『。。。ロシア人の趣味はわからん。。。』
これも良くある意見。
こんな部屋は、まず家族や夫婦(特に中年以上)には選ばれないでしょう。。。
日本人の感覚だとね。
ま、全てにおいて、こういうアパートは
私にとって過ぎた物件ですわな。。。
2010年04月19日
ゴージャスなモスクワのアパート。
モスクワに転勤が決まった時、
内装は奇麗でもインフラとか最悪なのは嫌なので“新築”の建物を探してもらった。
見た目は奇麗でも、配水管が錆びてたり、配線が悪かったりしたら住み難いからね。
もちろん、そんなの思い通りに行く訳もなく、
どう好意的に見ても築10年くらいは経ってそうな建物のウチのアパート。。。
それでも不動産屋には“新築”と言って紹介されたらしいが。。。
築10年もこの国にとっては“新築”の部類かもしれないし。。。
でもとにかく、内装は作りたてホヤホヤのリノベーションしたてだった。
オーナー曰く、
ここはデザイナーズ・アパートメント。
家具はみんなイタリア製。
。。。
。。。だそうだ。
へーーーーーー(ーー)疑疑疑疑疑疑疑疑疑
カーテンの長さが長過ぎて、
ずるずると床を拭いているようなダラしなさだったので
どんなデザインだよっ!
「このカーテン、切るか代えるかしてくんない?」
と、交渉した時も
「もちろん、好きなカーテン付けていいわよ。(自腹でね)
でも、そのカーテンはとっても高い布地を使っているので切ったりはしないわ。」
と、タカビーに断られたカーテンには
入居した時から既に虫食いのような穴があいていたけどね。(ーー)
確かに家具はシックな感じに統一されていて Made in Italia と書いてある。
しかし、それらはどれをとっても非常に使い勝手が悪く
完全に見た目重視で、実生活の動線や利便性を全く無視した作りと配置だ。
詳しく書くと長くなってしまうので、今回は割愛するが
問題は、作り自体もいい加減でショボ過ぎな事。
例えば、このクロゼットのフレームは、入居してから半年くらいでこの状態になっていた。
フレームが取れて来ちゃってる。な〜んにもしてないのに。
他にも鉄筋の壁に打ち付けられたカーテンレールが取れかかってたり
テーブルがガタガタだったり、取っ手がもげたり。。。
おそらくイタリアでディスプレイされていた時は
とても頑丈で良い状態の家具であっただろう品が
モスクワで再び組み立てられた際に、お粗末な物になってしまったのだろう。
さらに、見た目重視の我が家の照明は
非常に凝ったオサレな照明で、
裸電球の様にクリクリっとまわしてパパっと自分で取り替えられる様な物ではなく
複雑に取り付けられたカバーのネジを一つ一つ探して、外して。。。
あれっ?外れない!!どっか他にもネジがある筈!
という作業が必要。。。
しかも、電流が不安定なのか電球(ハロゲン)の質が悪いのか
電気はしょっちゅう切れてしまう。
しかし、その切れた電気は、しばらく放置して
他に、もう2,3カ所電気が切れるのを待たなければならない。
何故かって?
自分ではとても出来ないので、オーナーに電話して
オーナーから修理屋さん(?)みたいな人に連絡してもらって
その人達に取り替えてもらうから。
取り替えてもらうのに時間が掛かったり、1回で済まない事があるので
複数切れるのを待って、薄暗い時を過ごし、まとめて付け替えてもらうのだ。
そもそも天井がとても高いので、一般家庭の室内にあるような脚立では届かないし。
今回切れてるのは全部で3カ所。
クロゼットのフレームもカーテンレールも一緒に直してもらう手はず。
来たのはロシア人中年男子3人組。
しかし、こいつら、何を血迷ったのか“天井”についた電気を代えて欲しい、
そして、“天井付近”のフレームやらレールやらを直して欲しい
という訴えに対して
脚立も持たずにノコノコ登場。(ーー)
しかも、その時はオーナーも一緒に来たので
この部屋の天井がどれほど高いか知り得た筈。
もちろん、手が届かないので何も出来る筈もなく、終了。
こっちは軽〜く半日以上無駄になってるんだけどね。。。(ーー;)
満を持して脚立持参で現れたのは約1ヶ月後。
朝10時に現れた3人組は
割とスムーズにフレームとカーテンレールを直したのだが。。。
結局、全部終了したのは午後1時過ぎ。。。
大の大人3人がかりでね。
1カ所につき、30分も40分もかかったって計算ですね。。。
かつて、手の届く場所にあった電気を自分で取り替えた時は正味15分でしたが。。。
しまいには、彼らがこの作業を生業としているのかどうかさえ
疑問に思えて来たよ。。。(ー∀ー;)
こんな事を、電気が切れる度に繰り返す。。。
そして、彼らが帰った後は“大掃除”という仕事が待っているのだ。
ホコリだらけのゴミだらけ〜、何故か部品も余ってた〜♪(ーvー;)
モスクワのゴージャスなアパートでの暮らし。。。
こちらに引っ越して来る前に、アパートの家賃の値段を聞いて
セレブな生活を夢見た時期は、本当に、本当に短い間でしかなかった。。。
数分の1の値段だったドイツのアパートの方が居住性は良かったねぃ。。。
(TvT)
Tweet
内装は奇麗でもインフラとか最悪なのは嫌なので“新築”の建物を探してもらった。
見た目は奇麗でも、配水管が錆びてたり、配線が悪かったりしたら住み難いからね。
もちろん、そんなの思い通りに行く訳もなく、
どう好意的に見ても築10年くらいは経ってそうな建物のウチのアパート。。。
それでも不動産屋には“新築”と言って紹介されたらしいが。。。
築10年もこの国にとっては“新築”の部類かもしれないし。。。
でもとにかく、内装は作りたてホヤホヤのリノベーションしたてだった。
オーナー曰く、
ここはデザイナーズ・アパートメント。
家具はみんなイタリア製。
。。。
。。。だそうだ。
へーーーーーー(ーー)疑疑疑疑疑疑疑疑疑
カーテンの長さが長過ぎて、
ずるずると床を拭いているようなダラしなさだったので
どんなデザインだよっ!
「このカーテン、切るか代えるかしてくんない?」
と、交渉した時も
「もちろん、好きなカーテン付けていいわよ。(自腹でね)
でも、そのカーテンはとっても高い布地を使っているので切ったりはしないわ。」
と、タカビーに断られたカーテンには
入居した時から既に虫食いのような穴があいていたけどね。(ーー)
確かに家具はシックな感じに統一されていて Made in Italia と書いてある。
しかし、それらはどれをとっても非常に使い勝手が悪く
完全に見た目重視で、実生活の動線や利便性を全く無視した作りと配置だ。
詳しく書くと長くなってしまうので、今回は割愛するが
問題は、作り自体もいい加減でショボ過ぎな事。
例えば、このクロゼットのフレームは、入居してから半年くらいでこの状態になっていた。
フレームが取れて来ちゃってる。な〜んにもしてないのに。
他にも鉄筋の壁に打ち付けられたカーテンレールが取れかかってたり
テーブルがガタガタだったり、取っ手がもげたり。。。
おそらくイタリアでディスプレイされていた時は
とても頑丈で良い状態の家具であっただろう品が
モスクワで再び組み立てられた際に、お粗末な物になってしまったのだろう。
さらに、見た目重視の我が家の照明は
非常に凝ったオサレな照明で、
裸電球の様にクリクリっとまわしてパパっと自分で取り替えられる様な物ではなく
複雑に取り付けられたカバーのネジを一つ一つ探して、外して。。。
あれっ?外れない!!どっか他にもネジがある筈!
という作業が必要。。。
しかも、電流が不安定なのか電球(ハロゲン)の質が悪いのか
電気はしょっちゅう切れてしまう。
しかし、その切れた電気は、しばらく放置して
他に、もう2,3カ所電気が切れるのを待たなければならない。
何故かって?
自分ではとても出来ないので、オーナーに電話して
オーナーから修理屋さん(?)みたいな人に連絡してもらって
その人達に取り替えてもらうから。
取り替えてもらうのに時間が掛かったり、1回で済まない事があるので
複数切れるのを待って、薄暗い時を過ごし、まとめて付け替えてもらうのだ。
そもそも天井がとても高いので、一般家庭の室内にあるような脚立では届かないし。
今回切れてるのは全部で3カ所。
クロゼットのフレームもカーテンレールも一緒に直してもらう手はず。
来たのはロシア人中年男子3人組。
しかし、こいつら、何を血迷ったのか“天井”についた電気を代えて欲しい、
そして、“天井付近”のフレームやらレールやらを直して欲しい
という訴えに対して
脚立も持たずにノコノコ登場。(ーー)
しかも、その時はオーナーも一緒に来たので
この部屋の天井がどれほど高いか知り得た筈。
もちろん、手が届かないので何も出来る筈もなく、終了。
こっちは軽〜く半日以上無駄になってるんだけどね。。。(ーー;)
満を持して脚立持参で現れたのは約1ヶ月後。
朝10時に現れた3人組は
割とスムーズにフレームとカーテンレールを直したのだが。。。
結局、全部終了したのは午後1時過ぎ。。。
大の大人3人がかりでね。
1カ所につき、30分も40分もかかったって計算ですね。。。
かつて、手の届く場所にあった電気を自分で取り替えた時は正味15分でしたが。。。
しまいには、彼らがこの作業を生業としているのかどうかさえ
疑問に思えて来たよ。。。(ー∀ー;)
こんな事を、電気が切れる度に繰り返す。。。
そして、彼らが帰った後は“大掃除”という仕事が待っているのだ。
ホコリだらけのゴミだらけ〜、何故か部品も余ってた〜♪(ーvー;)
モスクワのゴージャスなアパートでの暮らし。。。
こちらに引っ越して来る前に、アパートの家賃の値段を聞いて
セレブな生活を夢見た時期は、本当に、本当に短い間でしかなかった。。。
数分の1の値段だったドイツのアパートの方が居住性は良かったねぃ。。。
(TvT)