アンティーク
2011年12月23日

今年最後の蚤の市。

9月にも行った蚤の市、またやってます。

前々回行った時と、前回行った時で出店が結構被ってたり
見覚えのある商品が結構目についたりしていたので
今回も同じかなぁ〜。。。と思って行ってみたんだけど
クリスマス前と言う事もあるのか、
品物も店も、全体的に少し変わってたので、また面白かった。

最初に目についてしまったのが。。。コレ。

1222_01

。。。なんちゅー顔じゃ。。。(ーー;)

しかし結構なお値段が付いている。。。
裏を見てみると。。。

1222_02

нкмп。。。
うーん。。。なんか分からんが、きっとソ連時代の有名な窯なのかも。。。



1222_031222_04

そしてアンティークではお馴染みのカトラリーや食器。

1222_051222_06

アンティークの達人の友達Y恵さんの家に遊びに行くと
こういうのがさりげな〜く出て来て、普段の生活で使ってる。
そんな風に使えるセンスが、ワタシにもあればいいんだけど。。。
なかなか自分が家でアンティーク食器やカトラリーを使ってる姿が想像出来ず
いつも躊躇しちゃうんだよね〜。欲しいんだけど。。。^^;

そんな事とは全く関係なく、悩んだ一品がコレ。

1222_07

18世紀のデンマーク製で銀、しかもりすっ
。。。って事で少々悩んだが、お値段3,000Rub。。。
もうちょっと繊細なデザインだったら良かったんだけど
少〜しプレートっぽい平面的な印象を受けたので
1周回って悩んだ挙げ句、パス。
1,000Rub.くらいだったら迷わず買ってたかもね〜。

そして、この紙切れ。。。

1222_08

良く見ると100Rub. とか書いてある。
そう、お札。
薄っぺらくって、へにょへにょの紙質
そして、すぐに偽装できそうなシンプルなデザイン。
本物?!とか思っちゃうけど。。。本物なんだろうね〜。
2、3回使って、ちょっと濡れたら破損してしまいそうな儚い感じ。。。^^;
こんなの使ってたんだね〜。


いつも見入ってしまうチェブ・バッチの数々。

1222_101222_11

ホントに色んなデザインのチェブがあって

1222_12

「え?これってチェブなの??」
というくらい残念な感じもソ連臭漂ってグぅー!


1222_13

こんなレトロなチェブもあった。

そして、(多分)手編みのニットを出してるこのお店では。。。

1222_14

「え?これってキティなの??」
というくらい、本気で残念な。。。

1222_15

モスクワではすっかりお馴染みの『キティもどき』
雑過ぎる。。。orz

気を取り直して。。。

1222_16

こんな素朴で、ちょっとユカイなクマちゃんの人形も面白い。。。
。。。が。。。

ふと横を見ると。。。

1222_17

ユカイなクマちゃんの後ろに写り込んでるアンティーク人形の
パーツをアクセサリーに仕立てて2次利用するという残新なアイデア。。。

1222_181222_19

鼻と口だけ切り取って使ってたり、
ヘッドを丸々ピアスにしてたり
腕や足だけ切断してブローチにしてたり。。。

斬新過ぎて、そのセンスが皆目理解でけまへん。。。(ーー;)


必ず見て回るのが

1222_20

アンティークのジュエリー。

1222_21

ロシアのアンティーク・ジュエリーは、
かつて外国人が自由に出入り出来なかったという事情もあって
結構良い状態のモノが比較的リーズナブルに手に入るんだって。


1222_22

実はデザインも繊細で、良く見ると
ブローチにもペンダントヘッドにもなるようなモノは
ブローチとして使う時は、チェーンを通す“マルカン”みたいな部分が取り外せたり
芸が細かいマイスター・ワークだったりする。

今はまだ見てるだけだけど、ロシアを離れる前に
一つくらい何か買いたいな〜と思って、いつも物色しているのだ。

そして、今回、この時期ならではだと思うけど

1222_231222_24

クリスマス・ツリーのオーナメントが多かったね。
新しいのも売ってるけど、写真のモノはアンティーク。
西側の様なキラビヤカさはないけど、
少し残念な所と、素朴な所が、この国ならではの雰囲気。
ただし、お値段はそれなり。。。

1222_25

会場には、そんなアンティーク・オーナメントをあしらったツリーも飾ってある。

細かく見てると、アッと言う間に時間が経っちゃうよ♪

==========
Блошиный рынок
Tишинская площадь, дом 1, строение 1
12月25日(日)まで
入場料:200Rub.
メトロ:マヤコフスカヤ/ベラルースカヤ


人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
risurisu_journal at 05:15│ブログランキングPermalinkComments(10)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2011年09月23日

蚤の市 2011

去年も行った蚤の市。
今年も昨日から始まっている。

モスクワに店舗を持っているアンティークショップや
普段はベルニサージュで店を出している所
サンクト・ペテルブルクからやって来るお店もあるんだって。

0924_020924_01

ゴチャゴチャと所狭しと“商品”が並んでいる。


0924_030924_07

この中から“珠玉の一品”を探すのは根気が必要!(ーvー;)

0924_050924_08

駐在マダムがロシア記念に持って帰る率が高いと言われるサモワール(左)は
電気式じゃない物は『芸術品』扱いになって国外持ち出しの手続きが面倒と言われている。

陶器の人形(右)は古〜〜いのから、比較的新しいもの
ロイヤル・コペンハーゲン等のブランド物から無名品まで
品質も値段も様々。

0924_060924_10

食器やカトラリー、文具等、今でも実用品として使える物も多い。

0924_090924_14

ロシアのアンティーク・ジュエリーは繊細で作りが良い事で知られている。
入国が大変だったので、海外のコレクターに大量に買い漁られる事も少なく
質の良い物が国内に残ってて、比較的安価で手に入るらしい。


0924_120924_13

日本に持って帰る事を考えると、
運送も置き場所も大変だけど、重厚で丁寧な作りの家具もステキだよね。
ま、友達のKazueちゃんのご主人のご実家には、こういう家具が普通に置いてあったが。。。
しかも、すべてその場所で自然に「アンティークと化した」物だそう。。。すげぃよね。。。(ーー;)


0924_150924_11

意味不明な置物や、昔のお菓子の空箱、
ページの間から切ない手紙でもハラハラと落ちて来そうな古い本。
使いようで、どれも粋なインテリアに出来るね。
私にはその才能はありませんが。。。orz
参考までに、才能あるY恵さんのコレクションはこちら→Y’sコレクション

でも全体的にここの市は値段が高めかな。
値段交渉の手腕にもよるのかもしれないけど、
昨年の印象では、それほど大きく値引きはしてくれない感じだったなぁ。

それにやっぱり、こういうのは『見る目』が必要だよね。
もちろん、その品物が気に入って
その値段を払う価値がある、と自分自身が思えれば
その商品は本人にとってはそれだけの価値が間違いなくある訳だけど。

あまり知識のない人間がどうやって『目』を養うかと言えば
やっぱり見て歩くしかないよね。
そんで、気になった物の値段をどんどん聞いて行く。

「いくらなの?」
「どれくらい古いの?」

って。

そうして行くうちに、だんだん“相場観”が出来て来る。

ロシア語が出来ない、私みたいな人には
それも結構大変なんだけどね。(^^;)

それでも

0924_170924_16

この程度のアンティークだったら
深く考えずに買える。
失敗や後悔しても、それ程痛くないしね。


それでは、皆さん、Good luck!

掘り出し物見つけたら、教えてね〜♪
ワタクシは、今年の戦利品はありませんでした。。。(ー∀ー;)
==========
XXII выставка-ярмарка ≪Блошиный рынок≫
Тишинская площадь, дом 1, строение 1
地図

0924_18

9月25日(日)まで
入場料:200Rub
Metro:マヤコフスカヤ/ベラルースカヤ


人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
risurisu_journal at 22:58│ブログランキングPermalinkComments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2011年03月04日

Y's コレクション@モスクワの楽しみ方

以前に一度見せてもらってから、ずっと頭から離れなかった
Y恵さんのアンティークコレクション。

欧州全体の蚤の市を回って何年もかけて集めた逸品ばかり。

いや。。。多分、欧州の雑な扱いの蚤の市に於いては
それらはただの“ガラクタ”にしか見えない様なモノばかりだと思う。

しかし、その“ガラクタ”の中の“光る粒”を見つける千里眼を持つ彼女。
買い集めて来た“ガラクタ”達は
彼女の家で、正に“アンティーク”として
何とも暖かみのある、素朴で品の良い雰囲気を醸し出している。

今回は、そのアンティークの中から
ロシアで集めたモノ達を見せてもらった。

まずは、お馴染み、チェブラーシカ。

0303_01
マワシの様なモンはチェブとは別のモンです。

これは集めてる人も多いと思うけど
Y恵さんのチェブは、どこか懐かしい素朴なチェブ。

そして、マトリョーシカ。

0303_02

これも集めてる人は多いだろうね。
でも、これも古いモノらしくて、良く見ると木の細工が付いてる。
絵柄が単純で、少し古めかしい色合いも
現在、お店で売られている様なマトとは違うよね。



さて。。。ここからです。


まずは、この古〜い箱。

0303_03

コレだけでも可愛いんだけど、中を開けると。。。


0303_04

マッチ箱。
一つ一つ違う絵柄が丁寧に書かれている。

0303_05

裏面にも、カワユくロシア語が。。。

そして、外箱の裏にも

0303_06

かつての持ち主が書き綴ったメモがびっしり。

なんだか当時の人の生活を垣間見た様な
なんとも言えないノスタルジックな気分になるよねぇ。


こっちの箱は、切手の山。。。ではなく、マッチのラベル。
(そーにゃさん、ご指摘ありがとうございました!)

0303_31


一つ一つの絵柄が、独特〜。

0303_08


お次は、缶。
使い古した缶の箱が、こんなにステキだなんて知らなかったよ。

0303_09

手前の青い缶はラトビアのモノ。
ニベアだよ!


0303_10

すごーく小さくて、ピルケースみたいだけど
これ、蓄音機の針が入ってたんだって。

『縫い針でも入れようと思って〜』

だって。

粋だよね〜。


0303_11

ちゃんと開くよ!


こんなのも。

0303_12

このカンカンはね


0303_13

イクラやキャビアが入ってた缶。


今、この中には。。。

0303_14

アンティーク・チェブバッチ。


0303_15

日本で大流行りのチェブも洗練されてて可愛いけど
この、キモカワイイ、変カワイイ、ブサカワイイのが良いんだよね〜。
ソ連臭、全開〜♪

『りりちゃん、私のお気に入り、ちゃんと撮ってね。』

と言う彼女のお気に入りは

0303_16

この真ん中のチェブバッチ。

『ハナクソほじってる奴』

と言って憚らないのだが。。。

違うだろ。。。(ーー;)

『チェブって意外とハナクソほじってるの多いんだよね〜』


。。。


多分、違うと思いますよ。。。Y恵さん。(ーー)



気を取り直して。。。

0303_17

ソ連時代の写真。


0303_18

スモーレンスカヤの外務省や


0303_20

赤の広場や、ボリショイ劇場。

今も変わらない建物と、変わり果てた周辺のコントラストが面白いね。


絵本の収集も中々。

0303_21

ロシアの絵って、色使いも暖かいし
西欧の方の絵と比べると、質素で、大衆的で
何だかとても好感が持てる。

ご自慢の絵本はこちら。

0303_22

日本でも翻訳本が出版されてて、結構人気があるんだって。

メルヘン・アルファベット―ロシア昔話メルヘン・アルファベット―ロシア昔話
著者:タチヤーナ・マーヴリナ
ネット武蔵野(2005-02-25)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


これはその原本。
сказочная азбука (アルファベットのおとぎ話)

0303_23

タイトル通り、アルファベットごとにロシアのおとぎ話が書かれている。
「大きなカブ」とか「7匹の子やぎ」等が載ってるらしい。

そして、こんなのもあった。

0303_24

1967年の日めくりカレンダー。


0303_25

1日ごとに可愛いイラストと、字がみっちり書いてあるの。
保存状態もイイ。

モスクワに住んでると、色んな事を趣味としている人がいるけど
これは、間違いなく

モスクワに住んでいるからこそ出来る趣味

だよね〜♪

この国に住んでると、色々と大変な事も多いけど
簡単に出入り出来ない国だからこそ
他の国に住んでいる人には出来ない事も出来るんだよね。

。。。なんで1967年のカレンダーかって??

それは聞かない約束でしょう〜〜〜〜!v( ̄∇ ̄)v


人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
risurisu_journal at 02:04│ブログランキングPermalinkComments(6)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
2010年09月24日

蚤の市@モスクワ

アンティーク好きな友達、Y恵さんに誘われて行った蚤の市。

markt01

あんまり期待してなかったんだけど(失礼!ーvー;)、ハマると出られないよ!


markt02

ソ連時代はもちろん、それ以前の雑貨や

markt03

食器や

markt04

ガラクタの様な物も、凝った作りだったり
使用感が歴史を感じさせたりして、とにかくカワイイ!

markt05

古い書物や、誰かに送ったハガキもあるし


markt08

個性的な形の※サモワールも。
※サモワールは、お茶を沸かす時に使う、大きいポットみたいな物。
元々はトルコから来ているとか。

ロシアモンだけではなく、
ヨーロッパのアチコチのアンティークを見つける事が出来る。

markt06

こちらは19世紀イギリスの砂糖掴み。

markt07

文具や望遠鏡も、古い映画に出て来そう。


アンティークのジュエリーも結構可愛くて

markt09
ボケボケだけど、ホントにステキなんだよ〜。

こちらは18〜19世紀頃に作られた物とか。
蔓の様に伸びたデザインがロシアらしいのだそうな。by Kりちゃん。

そして、りっちゃんのアンティークも!!

markt10



。。。



ちーん。。。


御愁傷様です。。。
(T_T)



やはり、りっちゃんはアンティークではなく
フレッシュな方が好きです。。。

しかし、こんなりっちゃんアンティークなら。。。

markt11

ベルギーレースのりっちゃん。19世紀の物。
戦利品1。

そして、アンティークじゃないけど

markt12

りっちゃんの指輪〜
戦利品2。

ううう〜〜。。。蚤の市、ハマりそう。。。(ーvー;)

==========
モスクワ蚤の市
今日から9/26(日)まで。
A-1, Tishinskaya pl. 1
メトロ:ベラルースカヤ駅
入場料:200ルーブル


人気ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
risurisu_journal at 01:47│ブログランキングPermalinkComments(11)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック