アンティーク
2011年12月23日
今年最後の蚤の市。
9月にも行った蚤の市、またやってます。
前々回行った時と、前回行った時で出店が結構被ってたり
見覚えのある商品が結構目についたりしていたので
今回も同じかなぁ〜。。。と思って行ってみたんだけど
クリスマス前と言う事もあるのか、
品物も店も、全体的に少し変わってたので、また面白かった。
最初に目についてしまったのが。。。コレ。
。。。なんちゅー顔じゃ。。。(ーー;)
しかし結構なお値段が付いている。。。
裏を見てみると。。。
нкмп。。。
うーん。。。なんか分からんが、きっとソ連時代の有名な窯なのかも。。。
そしてアンティークではお馴染みのカトラリーや食器。
アンティークの達人の友達Y恵さんの家に遊びに行くと
こういうのがさりげな〜く出て来て、普段の生活で使ってる。
そんな風に使えるセンスが、ワタシにもあればいいんだけど。。。
なかなか自分が家でアンティーク食器やカトラリーを使ってる姿が想像出来ず
いつも躊躇しちゃうんだよね〜。欲しいんだけど。。。^^;
そんな事とは全く関係なく、悩んだ一品がコレ。
18世紀のデンマーク製で銀、しかもりすっ!
。。。って事で少々悩んだが、お値段3,000Rub。。。
もうちょっと繊細なデザインだったら良かったんだけど
少〜しプレートっぽい平面的な印象を受けたので
1周回って悩んだ挙げ句、パス。
1,000Rub.くらいだったら迷わず買ってたかもね〜。
そして、この紙切れ。。。
良く見ると100Rub. とか書いてある。
そう、お札。
薄っぺらくって、へにょへにょの紙質
そして、すぐに偽装できそうなシンプルなデザイン。
本物?!とか思っちゃうけど。。。本物なんだろうね〜。
2、3回使って、ちょっと濡れたら破損してしまいそうな儚い感じ。。。^^;
こんなの使ってたんだね〜。
いつも見入ってしまうチェブ・バッチの数々。
ホントに色んなデザインのチェブがあって
「え?これってチェブなの??」
というくらい残念な感じもソ連臭漂ってグぅー!
こんなレトロなチェブもあった。
そして、(多分)手編みのニットを出してるこのお店では。。。
「え?これってキティなの??」
というくらい、本気で残念な。。。
モスクワではすっかりお馴染みの『キティもどき』
雑過ぎる。。。orz
気を取り直して。。。
こんな素朴で、ちょっとユカイなクマちゃんの人形も面白い。。。
。。。が。。。
ふと横を見ると。。。
ユカイなクマちゃんの後ろに写り込んでるアンティーク人形の
パーツをアクセサリーに仕立てて2次利用するという残新なアイデア。。。
鼻と口だけ切り取って使ってたり、
ヘッドを丸々ピアスにしてたり
腕や足だけ切断してブローチにしてたり。。。
斬新過ぎて、そのセンスが皆目理解でけまへん。。。(ーー;)
必ず見て回るのが
アンティークのジュエリー。
ロシアのアンティーク・ジュエリーは、
かつて外国人が自由に出入り出来なかったという事情もあって
結構良い状態のモノが比較的リーズナブルに手に入るんだって。
実はデザインも繊細で、良く見ると
ブローチにもペンダントヘッドにもなるようなモノは
ブローチとして使う時は、チェーンを通す“マルカン”みたいな部分が取り外せたり
芸が細かいマイスター・ワークだったりする。
今はまだ見てるだけだけど、ロシアを離れる前に
一つくらい何か買いたいな〜と思って、いつも物色しているのだ。
そして、今回、この時期ならではだと思うけど
クリスマス・ツリーのオーナメントが多かったね。
新しいのも売ってるけど、写真のモノはアンティーク。
西側の様なキラビヤカさはないけど、
少し残念な所と、素朴な所が、この国ならではの雰囲気。
ただし、お値段はそれなり。。。
会場には、そんなアンティーク・オーナメントをあしらったツリーも飾ってある。
細かく見てると、アッと言う間に時間が経っちゃうよ♪
==========
≪Блошиный рынок≫
Tишинская площадь, дом 1, строение 1
12月25日(日)まで
入場料:200Rub.
メトロ:マヤコフスカヤ/ベラルースカヤ
Tweet
前々回行った時と、前回行った時で出店が結構被ってたり
見覚えのある商品が結構目についたりしていたので
今回も同じかなぁ〜。。。と思って行ってみたんだけど
クリスマス前と言う事もあるのか、
品物も店も、全体的に少し変わってたので、また面白かった。
最初に目についてしまったのが。。。コレ。
。。。なんちゅー顔じゃ。。。(ーー;)
しかし結構なお値段が付いている。。。
裏を見てみると。。。
нкмп。。。
うーん。。。なんか分からんが、きっとソ連時代の有名な窯なのかも。。。
そしてアンティークではお馴染みのカトラリーや食器。
アンティークの達人の友達Y恵さんの家に遊びに行くと
こういうのがさりげな〜く出て来て、普段の生活で使ってる。
そんな風に使えるセンスが、ワタシにもあればいいんだけど。。。
なかなか自分が家でアンティーク食器やカトラリーを使ってる姿が想像出来ず
いつも躊躇しちゃうんだよね〜。欲しいんだけど。。。^^;
そんな事とは全く関係なく、悩んだ一品がコレ。
18世紀のデンマーク製で銀、しかもりすっ!
。。。って事で少々悩んだが、お値段3,000Rub。。。
もうちょっと繊細なデザインだったら良かったんだけど
少〜しプレートっぽい平面的な印象を受けたので
1周回って悩んだ挙げ句、パス。
1,000Rub.くらいだったら迷わず買ってたかもね〜。
そして、この紙切れ。。。
良く見ると100Rub. とか書いてある。
そう、お札。
薄っぺらくって、へにょへにょの紙質
そして、すぐに偽装できそうなシンプルなデザイン。
本物?!とか思っちゃうけど。。。本物なんだろうね〜。
2、3回使って、ちょっと濡れたら破損してしまいそうな儚い感じ。。。^^;
こんなの使ってたんだね〜。
いつも見入ってしまうチェブ・バッチの数々。
ホントに色んなデザインのチェブがあって
「え?これってチェブなの??」
というくらい残念な感じもソ連臭漂ってグぅー!
こんなレトロなチェブもあった。
そして、(多分)手編みのニットを出してるこのお店では。。。
「え?これってキティなの??」
というくらい、本気で残念な。。。
モスクワではすっかりお馴染みの『キティもどき』
雑過ぎる。。。orz
気を取り直して。。。
こんな素朴で、ちょっとユカイなクマちゃんの人形も面白い。。。
。。。が。。。
ふと横を見ると。。。
ユカイなクマちゃんの後ろに写り込んでるアンティーク人形の
パーツをアクセサリーに仕立てて2次利用するという残新なアイデア。。。
鼻と口だけ切り取って使ってたり、
ヘッドを丸々ピアスにしてたり
腕や足だけ切断してブローチにしてたり。。。
斬新過ぎて、そのセンスが皆目理解でけまへん。。。(ーー;)
必ず見て回るのが
アンティークのジュエリー。
ロシアのアンティーク・ジュエリーは、
かつて外国人が自由に出入り出来なかったという事情もあって
結構良い状態のモノが比較的リーズナブルに手に入るんだって。
実はデザインも繊細で、良く見ると
ブローチにもペンダントヘッドにもなるようなモノは
ブローチとして使う時は、チェーンを通す“マルカン”みたいな部分が取り外せたり
芸が細かいマイスター・ワークだったりする。
今はまだ見てるだけだけど、ロシアを離れる前に
一つくらい何か買いたいな〜と思って、いつも物色しているのだ。
そして、今回、この時期ならではだと思うけど
クリスマス・ツリーのオーナメントが多かったね。
新しいのも売ってるけど、写真のモノはアンティーク。
西側の様なキラビヤカさはないけど、
少し残念な所と、素朴な所が、この国ならではの雰囲気。
ただし、お値段はそれなり。。。
会場には、そんなアンティーク・オーナメントをあしらったツリーも飾ってある。
細かく見てると、アッと言う間に時間が経っちゃうよ♪
==========
≪Блошиный рынок≫
Tишинская площадь, дом 1, строение 1
12月25日(日)まで
入場料:200Rub.
メトロ:マヤコフスカヤ/ベラルースカヤ
2011年09月23日
蚤の市 2011
去年も行った蚤の市。
今年も昨日から始まっている。
モスクワに店舗を持っているアンティークショップや
普段はベルニサージュで店を出している所
サンクト・ペテルブルクからやって来るお店もあるんだって。
ゴチャゴチャと所狭しと“商品”が並んでいる。
この中から“珠玉の一品”を探すのは根気が必要!(ーvー;)
駐在マダムがロシア記念に持って帰る率が高いと言われるサモワール(左)は
電気式じゃない物は『芸術品』扱いになって国外持ち出しの手続きが面倒と言われている。
陶器の人形(右)は古〜〜いのから、比較的新しいもの
ロイヤル・コペンハーゲン等のブランド物から無名品まで
品質も値段も様々。
食器やカトラリー、文具等、今でも実用品として使える物も多い。
ロシアのアンティーク・ジュエリーは繊細で作りが良い事で知られている。
入国が大変だったので、海外のコレクターに大量に買い漁られる事も少なく
質の良い物が国内に残ってて、比較的安価で手に入るらしい。
日本に持って帰る事を考えると、
運送も置き場所も大変だけど、重厚で丁寧な作りの家具もステキだよね。
ま、友達のKazueちゃんのご主人のご実家には、こういう家具が普通に置いてあったが。。。
しかも、すべてその場所で自然に「アンティークと化した」物だそう。。。すげぃよね。。。(ーー;)
意味不明な置物や、昔のお菓子の空箱、
ページの間から切ない手紙でもハラハラと落ちて来そうな古い本。
使いようで、どれも粋なインテリアに出来るね。
私にはその才能はありませんが。。。orz
参考までに、才能あるY恵さんのコレクションはこちら→Y’sコレクション
でも全体的にここの市は値段が高めかな。
値段交渉の手腕にもよるのかもしれないけど、
昨年の印象では、それほど大きく値引きはしてくれない感じだったなぁ。
それにやっぱり、こういうのは『見る目』が必要だよね。
もちろん、その品物が気に入って
その値段を払う価値がある、と自分自身が思えれば
その商品は本人にとってはそれだけの価値が間違いなくある訳だけど。
あまり知識のない人間がどうやって『目』を養うかと言えば
やっぱり見て歩くしかないよね。
そんで、気になった物の値段をどんどん聞いて行く。
「いくらなの?」
「どれくらい古いの?」
って。
そうして行くうちに、だんだん“相場観”が出来て来る。
ロシア語が出来ない、私みたいな人には
それも結構大変なんだけどね。(^^;)
それでも
この程度のアンティークだったら
深く考えずに買える。
失敗や後悔しても、それ程痛くないしね。
それでは、皆さん、Good luck!
掘り出し物見つけたら、教えてね〜♪
ワタクシは、今年の戦利品はありませんでした。。。(ー∀ー;)
==========
XXII выставка-ярмарка ≪Блошиный рынок≫
Тишинская площадь, дом 1, строение 1
地図
9月25日(日)まで
入場料:200Rub
Metro:マヤコフスカヤ/ベラルースカヤ
Tweet
今年も昨日から始まっている。
モスクワに店舗を持っているアンティークショップや
普段はベルニサージュで店を出している所
サンクト・ペテルブルクからやって来るお店もあるんだって。
ゴチャゴチャと所狭しと“商品”が並んでいる。
この中から“珠玉の一品”を探すのは根気が必要!(ーvー;)
駐在マダムがロシア記念に持って帰る率が高いと言われるサモワール(左)は
電気式じゃない物は『芸術品』扱いになって国外持ち出しの手続きが面倒と言われている。
陶器の人形(右)は古〜〜いのから、比較的新しいもの
ロイヤル・コペンハーゲン等のブランド物から無名品まで
品質も値段も様々。
食器やカトラリー、文具等、今でも実用品として使える物も多い。
ロシアのアンティーク・ジュエリーは繊細で作りが良い事で知られている。
入国が大変だったので、海外のコレクターに大量に買い漁られる事も少なく
質の良い物が国内に残ってて、比較的安価で手に入るらしい。
日本に持って帰る事を考えると、
運送も置き場所も大変だけど、重厚で丁寧な作りの家具もステキだよね。
ま、友達のKazueちゃんのご主人のご実家には、こういう家具が普通に置いてあったが。。。
しかも、すべてその場所で自然に「アンティークと化した」物だそう。。。すげぃよね。。。(ーー;)
意味不明な置物や、昔のお菓子の空箱、
ページの間から切ない手紙でもハラハラと落ちて来そうな古い本。
使いようで、どれも粋なインテリアに出来るね。
私にはその才能はありませんが。。。orz
参考までに、才能あるY恵さんのコレクションはこちら→Y’sコレクション
でも全体的にここの市は値段が高めかな。
値段交渉の手腕にもよるのかもしれないけど、
昨年の印象では、それほど大きく値引きはしてくれない感じだったなぁ。
それにやっぱり、こういうのは『見る目』が必要だよね。
もちろん、その品物が気に入って
その値段を払う価値がある、と自分自身が思えれば
その商品は本人にとってはそれだけの価値が間違いなくある訳だけど。
あまり知識のない人間がどうやって『目』を養うかと言えば
やっぱり見て歩くしかないよね。
そんで、気になった物の値段をどんどん聞いて行く。
「いくらなの?」
「どれくらい古いの?」
って。
そうして行くうちに、だんだん“相場観”が出来て来る。
ロシア語が出来ない、私みたいな人には
それも結構大変なんだけどね。(^^;)
それでも
この程度のアンティークだったら
深く考えずに買える。
失敗や後悔しても、それ程痛くないしね。
それでは、皆さん、Good luck!
掘り出し物見つけたら、教えてね〜♪
ワタクシは、今年の戦利品はありませんでした。。。(ー∀ー;)
==========
XXII выставка-ярмарка ≪Блошиный рынок≫
Тишинская площадь, дом 1, строение 1
地図
9月25日(日)まで
入場料:200Rub
Metro:マヤコフスカヤ/ベラルースカヤ
2011年03月04日
Y's コレクション@モスクワの楽しみ方
以前に一度見せてもらってから、ずっと頭から離れなかった
Y恵さんのアンティークコレクション。
欧州全体の蚤の市を回って何年もかけて集めた逸品ばかり。
いや。。。多分、欧州の雑な扱いの蚤の市に於いては
それらはただの“ガラクタ”にしか見えない様なモノばかりだと思う。
しかし、その“ガラクタ”の中の“光る粒”を見つける千里眼を持つ彼女。
買い集めて来た“ガラクタ”達は
彼女の家で、正に“アンティーク”として
何とも暖かみのある、素朴で品の良い雰囲気を醸し出している。
今回は、そのアンティークの中から
ロシアで集めたモノ達を見せてもらった。
まずは、お馴染み、チェブラーシカ。
マワシの様なモンはチェブとは別のモンです。
これは集めてる人も多いと思うけど
Y恵さんのチェブは、どこか懐かしい素朴なチェブ。
そして、マトリョーシカ。
これも集めてる人は多いだろうね。
でも、これも古いモノらしくて、良く見ると木の細工が付いてる。
絵柄が単純で、少し古めかしい色合いも
現在、お店で売られている様なマトとは違うよね。
さて。。。ここからです。
まずは、この古〜い箱。
コレだけでも可愛いんだけど、中を開けると。。。
マッチ箱。
一つ一つ違う絵柄が丁寧に書かれている。
裏面にも、カワユくロシア語が。。。
そして、外箱の裏にも
かつての持ち主が書き綴ったメモがびっしり。
なんだか当時の人の生活を垣間見た様な
なんとも言えないノスタルジックな気分になるよねぇ。
こっちの箱は、切手の山。。。ではなく、マッチのラベル。
(そーにゃさん、ご指摘ありがとうございました!)
一つ一つの絵柄が、独特〜。
お次は、缶。
使い古した缶の箱が、こんなにステキだなんて知らなかったよ。
手前の青い缶はラトビアのモノ。
ニベアだよ!
すごーく小さくて、ピルケースみたいだけど
これ、蓄音機の針が入ってたんだって。
『縫い針でも入れようと思って〜』
だって。
粋だよね〜。
ちゃんと開くよ!
こんなのも。
このカンカンはね
イクラやキャビアが入ってた缶。
今、この中には。。。
アンティーク・チェブバッチ。
日本で大流行りのチェブも洗練されてて可愛いけど
この、キモカワイイ、変カワイイ、ブサカワイイのが良いんだよね〜。
ソ連臭、全開〜♪
『りりちゃん、私のお気に入り、ちゃんと撮ってね。』
と言う彼女のお気に入りは
この真ん中のチェブバッチ。
『ハナクソほじってる奴』
と言って憚らないのだが。。。
違うだろ。。。(ーー;)
『チェブって意外とハナクソほじってるの多いんだよね〜』
。。。
多分、違うと思いますよ。。。Y恵さん。(ーー)
気を取り直して。。。
ソ連時代の写真。
スモーレンスカヤの外務省や
赤の広場や、ボリショイ劇場。
今も変わらない建物と、変わり果てた周辺のコントラストが面白いね。
絵本の収集も中々。
ロシアの絵って、色使いも暖かいし
西欧の方の絵と比べると、質素で、大衆的で
何だかとても好感が持てる。
ご自慢の絵本はこちら。
日本でも翻訳本が出版されてて、結構人気があるんだって。
メルヘン・アルファベット―ロシア昔話
著者:タチヤーナ・マーヴリナ
ネット武蔵野(2005-02-25)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
これはその原本。
сказочная азбука (アルファベットのおとぎ話)
タイトル通り、アルファベットごとにロシアのおとぎ話が書かれている。
「大きなカブ」とか「7匹の子やぎ」等が載ってるらしい。
そして、こんなのもあった。
1967年の日めくりカレンダー。
1日ごとに可愛いイラストと、字がみっちり書いてあるの。
保存状態もイイ。
モスクワに住んでると、色んな事を趣味としている人がいるけど
これは、間違いなく
だよね〜♪
この国に住んでると、色々と大変な事も多いけど
簡単に出入り出来ない国だからこそ
他の国に住んでいる人には出来ない事も出来るんだよね。
。。。なんで1967年のカレンダーかって??
それは聞かない約束でしょう〜〜〜〜!v( ̄∇ ̄)v
Tweet
Y恵さんのアンティークコレクション。
欧州全体の蚤の市を回って何年もかけて集めた逸品ばかり。
いや。。。多分、欧州の雑な扱いの蚤の市に於いては
それらはただの“ガラクタ”にしか見えない様なモノばかりだと思う。
しかし、その“ガラクタ”の中の“光る粒”を見つける千里眼を持つ彼女。
買い集めて来た“ガラクタ”達は
彼女の家で、正に“アンティーク”として
何とも暖かみのある、素朴で品の良い雰囲気を醸し出している。
今回は、そのアンティークの中から
ロシアで集めたモノ達を見せてもらった。
まずは、お馴染み、チェブラーシカ。
マワシの様なモンはチェブとは別のモンです。
これは集めてる人も多いと思うけど
Y恵さんのチェブは、どこか懐かしい素朴なチェブ。
そして、マトリョーシカ。
これも集めてる人は多いだろうね。
でも、これも古いモノらしくて、良く見ると木の細工が付いてる。
絵柄が単純で、少し古めかしい色合いも
現在、お店で売られている様なマトとは違うよね。
さて。。。ここからです。
まずは、この古〜い箱。
コレだけでも可愛いんだけど、中を開けると。。。
マッチ箱。
一つ一つ違う絵柄が丁寧に書かれている。
裏面にも、カワユくロシア語が。。。
そして、外箱の裏にも
かつての持ち主が書き綴ったメモがびっしり。
なんだか当時の人の生活を垣間見た様な
なんとも言えないノスタルジックな気分になるよねぇ。
こっちの箱は、切手の山。。。ではなく、マッチのラベル。
(そーにゃさん、ご指摘ありがとうございました!)
一つ一つの絵柄が、独特〜。
お次は、缶。
使い古した缶の箱が、こんなにステキだなんて知らなかったよ。
手前の青い缶はラトビアのモノ。
ニベアだよ!
すごーく小さくて、ピルケースみたいだけど
これ、蓄音機の針が入ってたんだって。
『縫い針でも入れようと思って〜』
だって。
粋だよね〜。
ちゃんと開くよ!
こんなのも。
このカンカンはね
イクラやキャビアが入ってた缶。
今、この中には。。。
アンティーク・チェブバッチ。
日本で大流行りのチェブも洗練されてて可愛いけど
この、キモカワイイ、変カワイイ、ブサカワイイのが良いんだよね〜。
ソ連臭、全開〜♪
『りりちゃん、私のお気に入り、ちゃんと撮ってね。』
と言う彼女のお気に入りは
この真ん中のチェブバッチ。
『ハナクソほじってる奴』
と言って憚らないのだが。。。
違うだろ。。。(ーー;)
『チェブって意外とハナクソほじってるの多いんだよね〜』
。。。
多分、違うと思いますよ。。。Y恵さん。(ーー)
気を取り直して。。。
ソ連時代の写真。
スモーレンスカヤの外務省や
赤の広場や、ボリショイ劇場。
今も変わらない建物と、変わり果てた周辺のコントラストが面白いね。
絵本の収集も中々。
ロシアの絵って、色使いも暖かいし
西欧の方の絵と比べると、質素で、大衆的で
何だかとても好感が持てる。
ご自慢の絵本はこちら。
日本でも翻訳本が出版されてて、結構人気があるんだって。
メルヘン・アルファベット―ロシア昔話
著者:タチヤーナ・マーヴリナ
ネット武蔵野(2005-02-25)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
これはその原本。
сказочная азбука (アルファベットのおとぎ話)
タイトル通り、アルファベットごとにロシアのおとぎ話が書かれている。
「大きなカブ」とか「7匹の子やぎ」等が載ってるらしい。
そして、こんなのもあった。
1967年の日めくりカレンダー。
1日ごとに可愛いイラストと、字がみっちり書いてあるの。
保存状態もイイ。
モスクワに住んでると、色んな事を趣味としている人がいるけど
これは、間違いなく
モスクワに住んでいるからこそ出来る趣味
だよね〜♪
この国に住んでると、色々と大変な事も多いけど
簡単に出入り出来ない国だからこそ
他の国に住んでいる人には出来ない事も出来るんだよね。
。。。なんで1967年のカレンダーかって??
それは聞かない約束でしょう〜〜〜〜!v( ̄∇ ̄)v
2010年09月24日
蚤の市@モスクワ
アンティーク好きな友達、Y恵さんに誘われて行った蚤の市。
あんまり期待してなかったんだけど(失礼!ーvー;)、ハマると出られないよ!
ソ連時代はもちろん、それ以前の雑貨や
食器や
ガラクタの様な物も、凝った作りだったり
使用感が歴史を感じさせたりして、とにかくカワイイ!
古い書物や、誰かに送ったハガキもあるし
個性的な形の※サモワールも。
※サモワールは、お茶を沸かす時に使う、大きいポットみたいな物。
元々はトルコから来ているとか。
ロシアモンだけではなく、
ヨーロッパのアチコチのアンティークを見つける事が出来る。
こちらは19世紀イギリスの砂糖掴み。
文具や望遠鏡も、古い映画に出て来そう。
アンティークのジュエリーも結構可愛くて
ボケボケだけど、ホントにステキなんだよ〜。
こちらは18〜19世紀頃に作られた物とか。
蔓の様に伸びたデザインがロシアらしいのだそうな。by Kりちゃん。
そして、りっちゃんのアンティークも!!
。。。
ちーん。。。
御愁傷様です。。。(T_T)
やはり、りっちゃんはアンティークではなく
フレッシュな方が好きです。。。
しかし、こんなりっちゃんアンティークなら。。。
ベルギーレースのりっちゃん。19世紀の物。
戦利品1。
そして、アンティークじゃないけど
りっちゃんの指輪〜
戦利品2。
ううう〜〜。。。蚤の市、ハマりそう。。。(ーvー;)
==========
モスクワ蚤の市
今日から9/26(日)まで。
A-1, Tishinskaya pl. 1
メトロ:ベラルースカヤ駅
入場料:200ルーブル
Tweet
あんまり期待してなかったんだけど(失礼!ーvー;)、ハマると出られないよ!
ソ連時代はもちろん、それ以前の雑貨や
食器や
ガラクタの様な物も、凝った作りだったり
使用感が歴史を感じさせたりして、とにかくカワイイ!
古い書物や、誰かに送ったハガキもあるし
個性的な形の※サモワールも。
※サモワールは、お茶を沸かす時に使う、大きいポットみたいな物。
元々はトルコから来ているとか。
ロシアモンだけではなく、
ヨーロッパのアチコチのアンティークを見つける事が出来る。
こちらは19世紀イギリスの砂糖掴み。
文具や望遠鏡も、古い映画に出て来そう。
アンティークのジュエリーも結構可愛くて
ボケボケだけど、ホントにステキなんだよ〜。
こちらは18〜19世紀頃に作られた物とか。
蔓の様に伸びたデザインがロシアらしいのだそうな。by Kりちゃん。
そして、りっちゃんのアンティークも!!
。。。
ちーん。。。
御愁傷様です。。。(T_T)
やはり、りっちゃんはアンティークではなく
フレッシュな方が好きです。。。
しかし、こんなりっちゃんアンティークなら。。。
ベルギーレースのりっちゃん。19世紀の物。
戦利品1。
そして、アンティークじゃないけど
りっちゃんの指輪〜
戦利品2。
ううう〜〜。。。蚤の市、ハマりそう。。。(ーvー;)
==========
モスクワ蚤の市
今日から9/26(日)まで。
A-1, Tishinskaya pl. 1
メトロ:ベラルースカヤ駅
入場料:200ルーブル