渋滞
2011年12月02日
もはや理解不能。タクシードライバー@モスクワ
モスクワの街は意外と大きく、しかし中々垢抜けなかったりするので
皮肉を込めて
「大きな村(большая деревня)」
という言い方をするそうな。
そんなデッカいモスクワです。
前々からこのブログでも書いている様に、モスクワでの移動は
何かあった時の事を考えても、状況次第で
メトロも使えるしタクシーも使えるという状態にしておくのが望ましいと思う。
ワタシは。。。と言えば、日常では専ら歩き&メトロ。
でも、時々はタクシー使った方が良いよね〜
。。。とか言う理由で、たまたまタクシーを使った本日。
行き先は、そう遠くない。
メトロで行っても30分弱。
歩いたって1時間かからないだろう。
そんな場所へ、タクシーを使う為に、タクシーを使った。
生憎、ウチの周辺は慢性的な渋滞エリア。
どこへ行くにも、この辺りを抜け出す為に一番時間を要すると言っても良い。
今日の目的地は、渋滞がなければ車で15分程度の場所。
でも絶対に渋滞はあるので、常時で30分程度。
どんなに時間がかかっても、我が家周辺の渋滞エリアを抜け出すのには
30分あればいいだろう。
ちなみにそのエリアを徒歩で抜け出そうとすれば掛かっても10分。
渋滞さえ抜け出してしまえば、あとは10分程度で着く。
と言う訳で、家を出たのが約束の50分前。
徒歩で行くよりも車で行く時の方が、時間に余裕を見なければならないのも何だかなぁ。。。(ーー;)
どんなに渋滞が酷くても、最悪“少しの遅れ”程度で目的地に到着出来る予定だった。
さて、ここからです。。。
外に出ると予想通りの渋滞。
雪が少し降っていたので、いつもより若干酷いかな。。。と言う感じ。
でも、それでも、そこを抜ければ後はスイスイ行く筈。。。
しかし。。。
その渋滞具合を見たタクシーのドライバーは
強く握った拳でコンソール・ボックスを2、3発ボカボカと叩いた後
Uターン。。。
いやぁ〜。。。そこでUターンしなくても、そのまま渋滞の中を
少しずつ進んだ方が早いんじゃねーの??
とか思いつつも。。。
いや、しかし、彼は道を良く知るドライバーで
どっか抜け道を知っているのかもしれない。。。
とか言う期待もあり、無言でUターンの行く末を見守った。
大丈夫、時間はまだある。
しかし、Uターンしたその道も、また渋滞。
しかも、別に抜け道を知っている訳ではなく、
王道を
目的地とは逆の方向へ走って行き
やっと渋滞を通り抜けて出た道は
先ほど彼がコンソールをぶっ叩いてUターン決めたあの同じ道の
数百メートル程手前(目的地から見て)の場所に出るという
どんなコントですか
というオチ。。。
しかし、まだまだオチる。。。
この道は、先ほど彼がUターンして通るのを嫌がった程の渋滞の道だからして
数百メートル位置が変わったからと言って、渋滞の状況が変わっている訳もない。
仮に、その場所の渋滞は、先ほどの位置よりも緩和して見えたとしても
結局はさっきの場所を通り抜けなければならず
他に横道も抜け道もない。
彼が何故この分かり切った状態を予測出来なかったのか皆目検討も付かないが
同じ様な渋滞状況を目にした彼は、
また同じ様にコンソールをドカドカと殴って。。。
Uターンを決めた。
この時、既に。。。家を出てから30分。
相当間に合わない様な気がしてきましたよ。。。(ーー;)
さて、Uターンをカッコ良く決めた彼、一体、どの道を行くのだろう。。。
と思っていると。。。
我が家の目の前を通って、先ほどとは逆の方向へ
さらに万年渋滞のカオス・ロードへ突き進もうとしていた。
しかも、その道に出るまでの道も、見える範囲全て渋滞。
その道に出るまでも何分掛かるか分からないし
出たとしても、その道は、ワタシが行きたい方向とは逆の方向へしか曲がれない。
この時点で、絶対に間に合う筈がない程の時間が経っていた。。。(;_;)
ロシア語がハンパなく話せないワタシも、流石に切れました。。。(ーー)凸
おい、ちょっと待て、ドライバーよっ
「ねーねー、この道行ってもさ〜、あっちも渋滞してるよ。
一体、どう行こうとしてんの??」
「ああ、分かってるよ。ここはいつも渋滞ばっかりだ。
雪だし、事故ってたし、どうにもならないね!」
「いや、でもね、渋滞してるのはこのエリアだけだから。
ここさえ抜ければ、後は大丈夫だから、さっきの道行ってよ。」
「いやー、さっきの道は酷かった。もう、どこ行ってもダメだよ!」
「いや、だからさ。。。」
と、言って、ワタシが取り出したのは
必殺
iPhoneの
モスクワ渋滞情報
!
これ見りゃ〜、分かんだろ?!
渋滞してんのはココだけだ!ココさえ抜け出せれば、後は渋滞してないんだよ!!
そう言って、iPhoneの画面をドライバーに見せるも。。。
無視。(ーー;)
車は、ノロノロとしか動かない渋滞の中を
巨大路上駐車場と化している、さらに酷い渋滞の道へと向かっている。。。
しかも、目的地からはどんどん遠ざかる。。。
この時。。。既に約束の時間はとっくに過ぎておりました。。。
我が家からの距離、約300m地点。。。と言った所でしょうか。。。(T_T)
もう。。。無理ぽ。。。orz
「ドライバーさん。。。
その先に、メトロの駅があるので、そこへ行って下さい。。。
もうメトロで行きます。。。」
「ああ、分かった、分かった。そっちへ向かってるんだ!」
はぁ。。。やっぱり最初からメトロにすりゃ〜良かった。。。
過ぎた事は仕方がない。こういう事もあるさ。。。
てか、何度も色んな目に遭ってるさっ!(TvT)
。。。でもとにかく、メトロまで行けば、とにかく目的地には行ける!!
等と、無理矢理ポジティブ思考に切り替えようと頑張るワタシに
まるで、「そうはさすまいっ!」と言う様にハンドルを
あらぬ方向に切り出すドライバー。
しかも、またまた渋滞が悪化する方向。。。
「ちょっと、まてぃっっっっっ
」(ノ`Д´)ノ
「ねーねー、アタシさー、駅っつったよね、え・きっ。。。って。
何で曲がるの?真っすぐ行ってよ、真っすぐっ!」
「駅に行ったって、また渋滞じゃないか。
そっからUターンするの、大変だぞ。」
「Uターン、しねーし。
駅で降りる。。。っつってんだよ。
そっから、メトロで行く。。。っつってんだよ!」
「えええええ???歩くの?!」
両手を空に向けて、軽く肩をすくめる
所謂“ガイジン・ポーズ”をとり、車はハンドルを戻し、真っすぐに走り出す。
あああああああ。。。もうっ!!!(`Д´) ムキー!
それから数分後、車は駅周辺へ到着。
その先で降ろしてもらおう。。。とか考えてると、
またまたハンドルがあらぬ方向へっ!!
「待てっ!
ゴルァっ、タコがっ!!
おんどりゃぁ〜〜、どこ行こうとしてんねんっ!
駅はそこじゃろがっ、このスカタンっ!!」
「ああ、分かってる、分かってるよ。
でも、駅の入口まで行くには、こっちの道を通らないと行けない。。。
「あ・の・さーーーー!!!
歩いて行くって言ってんでしょ?
だいたい、こっちの道っつったって、それだって渋滞してんじゃないっ!
こっちぁ〜急いでんのよっ!
歩いて行けばすぐそこのメトロの入口に
車を付ける為に、
渋滞の道を
回り道して
走らせるっての?
バカじゃねーーーーのっ
急いでるっつってんじゃんっ!
さっさと車止めろよっ!
も、ココで良いよ、ココでっ!!」
「でも、入口は、こっちの道から。。。
「まだ言うか、
このコサック・マザー・◯ァッカーっ
(#`皿´)
ムキーーーー!
アナタが今、アタシに出来る、唯一のサーヴィスは
一刻も早く、車を止めて降ろす事よっ!
今、降ろせ!
ココで、降ろせ!
すぐ、降ろせ〜〜〜〜っ!!!!
ハァハァハァ。。。。。。」
「。。。そうかい。。。( ̄‥ ̄)?」
まるで、私の行動が理解不能かのごとく表情を浮かべながら
車はやっと止まった。。。
理解不能は、間違いなくアナタの方ですが。。。(ーー;)
ここまで、家を出てから約1時間半。
着いたメトロの駅は、我が家からは第2の最寄り駅。
歩いて10分程度の場所。。。
目的地へは、それから約30分後、1時間遅れで着きました。。。
嗚呼、モスクワのタクシー。
...OTZ...
本日、お待たせした皆様。。。
大変申し訳ございませんでした。(T_T)
注)
もちろん、後半の会話は英語混じりのメチャクチャでございますので
くれぐれも、「りりは、こんなに沢山の語彙を使ってロシア語が話せる!!」
等と誤解なさらないよう、お願い致します。m(__)m
皮肉を込めて
「大きな村(большая деревня)」
という言い方をするそうな。
そんなデッカいモスクワです。
前々からこのブログでも書いている様に、モスクワでの移動は
何かあった時の事を考えても、状況次第で
メトロも使えるしタクシーも使えるという状態にしておくのが望ましいと思う。
ワタシは。。。と言えば、日常では専ら歩き&メトロ。
でも、時々はタクシー使った方が良いよね〜
。。。とか言う理由で、たまたまタクシーを使った本日。
行き先は、そう遠くない。
メトロで行っても30分弱。
歩いたって1時間かからないだろう。
そんな場所へ、タクシーを使う為に、タクシーを使った。
生憎、ウチの周辺は慢性的な渋滞エリア。
どこへ行くにも、この辺りを抜け出す為に一番時間を要すると言っても良い。
今日の目的地は、渋滞がなければ車で15分程度の場所。
でも絶対に渋滞はあるので、常時で30分程度。
どんなに時間がかかっても、我が家周辺の渋滞エリアを抜け出すのには
30分あればいいだろう。
ちなみにそのエリアを徒歩で抜け出そうとすれば掛かっても10分。
渋滞さえ抜け出してしまえば、あとは10分程度で着く。
と言う訳で、家を出たのが約束の50分前。
徒歩で行くよりも車で行く時の方が、時間に余裕を見なければならないのも何だかなぁ。。。(ーー;)
どんなに渋滞が酷くても、最悪“少しの遅れ”程度で目的地に到着出来る予定だった。
さて、ここからです。。。
外に出ると予想通りの渋滞。
雪が少し降っていたので、いつもより若干酷いかな。。。と言う感じ。
でも、それでも、そこを抜ければ後はスイスイ行く筈。。。
しかし。。。
その渋滞具合を見たタクシーのドライバーは
強く握った拳でコンソール・ボックスを2、3発ボカボカと叩いた後
Uターン。。。
いやぁ〜。。。そこでUターンしなくても、そのまま渋滞の中を
少しずつ進んだ方が早いんじゃねーの??
とか思いつつも。。。
いや、しかし、彼は道を良く知るドライバーで
どっか抜け道を知っているのかもしれない。。。
とか言う期待もあり、無言でUターンの行く末を見守った。
大丈夫、時間はまだある。
しかし、Uターンしたその道も、また渋滞。
しかも、別に抜け道を知っている訳ではなく、
王道を
目的地とは逆の方向へ走って行き
やっと渋滞を通り抜けて出た道は
先ほど彼がコンソールをぶっ叩いてUターン決めたあの同じ道の
数百メートル程手前(目的地から見て)の場所に出るという
どんなコントですか
というオチ。。。
しかし、まだまだオチる。。。
この道は、先ほど彼がUターンして通るのを嫌がった程の渋滞の道だからして
数百メートル位置が変わったからと言って、渋滞の状況が変わっている訳もない。
仮に、その場所の渋滞は、先ほどの位置よりも緩和して見えたとしても
結局はさっきの場所を通り抜けなければならず
他に横道も抜け道もない。
彼が何故この分かり切った状態を予測出来なかったのか皆目検討も付かないが
同じ様な渋滞状況を目にした彼は、
また同じ様にコンソールをドカドカと殴って。。。
Uターンを決めた。
この時、既に。。。家を出てから30分。
相当間に合わない様な気がしてきましたよ。。。(ーー;)
さて、Uターンをカッコ良く決めた彼、一体、どの道を行くのだろう。。。
と思っていると。。。
我が家の目の前を通って、先ほどとは逆の方向へ
さらに万年渋滞のカオス・ロードへ突き進もうとしていた。
しかも、その道に出るまでの道も、見える範囲全て渋滞。
その道に出るまでも何分掛かるか分からないし
出たとしても、その道は、ワタシが行きたい方向とは逆の方向へしか曲がれない。
この時点で、絶対に間に合う筈がない程の時間が経っていた。。。(;_;)
ロシア語がハンパなく話せないワタシも、流石に切れました。。。(ーー)凸
おい、ちょっと待て、ドライバーよっ
「ねーねー、この道行ってもさ〜、あっちも渋滞してるよ。
一体、どう行こうとしてんの??」
「ああ、分かってるよ。ここはいつも渋滞ばっかりだ。
雪だし、事故ってたし、どうにもならないね!」
「いや、でもね、渋滞してるのはこのエリアだけだから。
ここさえ抜ければ、後は大丈夫だから、さっきの道行ってよ。」
「いやー、さっきの道は酷かった。もう、どこ行ってもダメだよ!」
「いや、だからさ。。。」
と、言って、ワタシが取り出したのは
必殺
これ見りゃ〜、分かんだろ?!
渋滞してんのはココだけだ!ココさえ抜け出せれば、後は渋滞してないんだよ!!
そう言って、iPhoneの画面をドライバーに見せるも。。。
無視。(ーー;)
車は、ノロノロとしか動かない渋滞の中を
巨大路上駐車場と化している、さらに酷い渋滞の道へと向かっている。。。
しかも、目的地からはどんどん遠ざかる。。。
この時。。。既に約束の時間はとっくに過ぎておりました。。。
我が家からの距離、約300m地点。。。と言った所でしょうか。。。(T_T)
もう。。。無理ぽ。。。orz
「ドライバーさん。。。
その先に、メトロの駅があるので、そこへ行って下さい。。。
もうメトロで行きます。。。」
「ああ、分かった、分かった。そっちへ向かってるんだ!」
はぁ。。。やっぱり最初からメトロにすりゃ〜良かった。。。
過ぎた事は仕方がない。こういう事もあるさ。。。
てか、何度も色んな目に遭ってるさっ!(TvT)
。。。でもとにかく、メトロまで行けば、とにかく目的地には行ける!!
等と、無理矢理ポジティブ思考に切り替えようと頑張るワタシに
まるで、「そうはさすまいっ!」と言う様にハンドルを
あらぬ方向に切り出すドライバー。
しかも、またまた渋滞が悪化する方向。。。
「ちょっと、まてぃっっっっっ
「ねーねー、アタシさー、駅っつったよね、え・きっ。。。って。
何で曲がるの?真っすぐ行ってよ、真っすぐっ!」
「駅に行ったって、また渋滞じゃないか。
そっからUターンするの、大変だぞ。」
「Uターン、しねーし。
駅で降りる。。。っつってんだよ。
そっから、メトロで行く。。。っつってんだよ!」
「えええええ???歩くの?!」
両手を空に向けて、軽く肩をすくめる
所謂“ガイジン・ポーズ”をとり、車はハンドルを戻し、真っすぐに走り出す。
あああああああ。。。もうっ!!!(`Д´) ムキー!
それから数分後、車は駅周辺へ到着。
その先で降ろしてもらおう。。。とか考えてると、
またまたハンドルがあらぬ方向へっ!!
「待てっ!
ゴルァっ、タコがっ!!
おんどりゃぁ〜〜、どこ行こうとしてんねんっ!
駅はそこじゃろがっ、このスカタンっ!!」
「ああ、分かってる、分かってるよ。
でも、駅の入口まで行くには、こっちの道を通らないと行けない。。。
「あ・の・さーーーー!!!
歩いて行くって言ってんでしょ?
だいたい、こっちの道っつったって、それだって渋滞してんじゃないっ!
こっちぁ〜急いでんのよっ!
歩いて行けばすぐそこのメトロの入口に
車を付ける為に、
渋滞の道を
回り道して
走らせるっての?
バカじゃねーーーーのっ

急いでるっつってんじゃんっ!
さっさと車止めろよっ!
も、ココで良いよ、ココでっ!!」
「でも、入口は、こっちの道から。。。
「まだ言うか、
このコサック・マザー・◯ァッカーっ
アナタが今、アタシに出来る、唯一のサーヴィスは
一刻も早く、車を止めて降ろす事よっ!
今、降ろせ!
ココで、降ろせ!
すぐ、降ろせ〜〜〜〜っ!!!!
ハァハァハァ。。。。。。」
「。。。そうかい。。。( ̄‥ ̄)?」
まるで、私の行動が理解不能かのごとく表情を浮かべながら
車はやっと止まった。。。
理解不能は、間違いなくアナタの方ですが。。。(ーー;)
ここまで、家を出てから約1時間半。
着いたメトロの駅は、我が家からは第2の最寄り駅。
歩いて10分程度の場所。。。
目的地へは、それから約30分後、1時間遅れで着きました。。。
嗚呼、モスクワのタクシー。
...OTZ...
本日、お待たせした皆様。。。
大変申し訳ございませんでした。(T_T)
注)
もちろん、後半の会話は英語混じりのメチャクチャでございますので
くれぐれも、「りりは、こんなに沢山の語彙を使ってロシア語が話せる!!」
等と誤解なさらないよう、お願い致します。m(__)m










