陸前高田
2014年03月11日
3年目の冬。〜陸前高田から〜
3年目の冬。
更地となった土地に、所々でボコボコと土が盛られ、嵩上げがされている。それはまるで、1000ピースで完成するパズルの小さな一握りを、大きな台紙の上に散蒔いたような風景だ。撒かれたピースの数が少な過ぎて、ピースとピースの隙間が大き過ぎて、そのパズルがどんな絵を作り上げるのか、想像するのは難しい。
その風景の真ん中には瓦礫処理の施設が作られ、大きくトタンがそこを囲んでいる。盛り土の周辺には重機が、更地の中に敷かれた道路では大きなトラックが行き交う。そこはかつて、風光明媚な松原が海岸線を覆い、内陸に向けて広がる平地の上にはローカル線の駅や、商店街、役所や公民館など、人々の営みがあった場所だ。その場所は今、商店も住居もなく、行き交うトラックが砂埃を巻き上げて、視界を曇らせているだけの巨大な工事現場となっている。
被災地域から山側の高台へ目を移すと、そこでは仮設店舗を構えたまま、新しい街が出来始めている。スーパーもドラッグストアも、100円ショップもあり、生活するに足る全ての店が揃っている。食堂へ行けば従業員は笑顔で迎えてくれるし、そのテーブルは多くの客で埋まっていた。夜になれば若者がカラオケを楽しんでいる。
ただ、日常が戻って来たのかと言えば、それは違う。非日常に慣れて来た、非日常が日常になってしまっただけだという。
いつまでも仮設の飲食店で食事をするのが嫌だと言う住民の男性がいる。
外食というのは、“特別な行事”だ。特別な雰囲気や環境を求めて外食するのに、いつまでも仮の店舗で食事をするのは嫌だ、と。確かにその通りかもしれない。私のように、年にたった数回程度被災地を訪れる者にとっては、仮設店舗の飲食店も現地の今を知る事の出来る場所として貴重ではあるが、外食がいつも簡易な建物の食堂ではうんざりするかもしれない。食事が出来れば良いという人もいるだろうが、少し特別な時に、少し贅沢に、贅沢じゃなくても家では食べないような美味しい料理を、良い雰囲気で食べたいというのは、ごく普通の欲求だ。被災地だから仕方がない、と思える時期はもう過ぎている。
「非日常である事を受容してはいけない。」男性は言う。
苛立つ気持ちは、本当の意味での日常を早く取り戻したいという強い意思でもある。
それに、仮設の住宅も店舗も、建てられた土地には元々の持ち主がいる。
それは学校の校庭だったり、個人の宅地だったり、いつまでも非常事態時の施設に明け渡しておける場所ではない。土地の所有者だって被災している場合も多い。それでも、期限が迫る度に使用期間が延長され、利用者達はいつかは出なければならないという不安を抱えながらも、その状況を甘受している。
そんな仮設を出られない理由も各人各様。
災害公営住宅はまだ計画している数の7%(2014年3月現在)しか完成していないものの、新しいアパート等は建設され、住む場所がない訳ではない。単純に資金がない人、家賃が不要なため、出来るだけ長く仮設住宅に居る事で蓄えを増やしたい人も居るという。
お年寄りの中には、仮設住宅で新たに築いたコミュニティーから再び離れるのを嫌がっている人達も居るという。被災して元々のご近所と離れてしまい、仮設住宅でやっと新しい繋がりが出来始めた所で、また新たな場所で新たな繋がりを形成しなければならないと思うと、やるせない気持ちになるのも理解出来る。
外から見ているだけではわからない、住民たちの葛藤は多い。
突然降り掛かって来た悲劇が強要する復興というブロセスが、彼らの肩に重くのしかかったまま、その内側では何かが少しずつ歪められているような図が見え隠れする。時間が経てば経つ程、パズルのピースがどこに置かれるのが正しいのか、見えなくなりそうだ。
希望がない訳ではない。
若者は町を出て行き、お年寄りは毎日のように亡くなっている。人口が減っているのは間違いない。一方で、震災前にゼロだった移住者が、わずかながら増えているという。その多くは震災がきっかけでこの地を訪れた若者だ。地方が抱える過疎化問題は、陸前高田に於いても例外ではない。震災とは関係なく若者が流出していた。
「今がそれを解決出来るチャンスと捉えている。」そう話す彼は、震災がきっかけでこの町に帰って来た地元NPOで働く若者だ。
移住して来た人達が語る陸前高田の魅力は“人”だという。ボランティアや視察で、たまたまこの土地に入って、たまたま出会ったおじいちゃんやおばあちゃんがとても親切で好きになり、その人達にまた会いにくる。山が綺麗、海が綺麗、と土地の美しさに気づき始めるのはその後だ、と。彼らの中には、独自の復興活動をしている人もいる。
若い力が、新しい陸前高田を創ろうとしている。
震災から3年の月日が流れ、被災地では誰もが共有出来る問題や悩みが薄れるに従って、他者とは共有し得ない個々の問題に変わって来ている。それは、年齢や性別、家族構成や立場によって本当に様々だ。置かれている立場によって、町の問題や将来の見え方も違う。それでも、そういうものを超えて、今は自分たち自身がなんとかしなければならない段階に来ているのだという思いは、会う人会う人全ての言葉の端々から感じられた。
復興の道のりは、“今まで”よりも“これから”の方が長い。
パズルをうまく完成させるには、全体の絵を想像する人、どこからピースを置くか考える人、ピースを上手く置いて、隣のピースと具合良くはめる人が必要だ。その過程では、きっといくつもの“ピースの置き違え”があるのかもしれない。きっと何度も悩みながら、喜んだり、落胆したりしながら、少しずつパズルの絵が完成していくのかもしれない。それでもなんとか納得出来るパズルを作り上げるには、行政だけではなく、住民自身が深く関わらなければならないであろう事を、改めて感じた。
そんな中で、外から応援したい私たちが携われる作業はとても少ないように思える。
住民達はきっとその事を知っている。
だからこそ、自分たちで頑張らなければとも思うのだろう。
では、私たちに出来る事はなんなんだろう。
それはきっと、パズルが出来る過程を見守る事。
パズルを作る人達に、見てますよ、頑張ってますね、って伝える 事。
そして、多くを犠牲にしながら、前例のない復興という問題に対面し解決してきた知識を、後世に無駄なく残すことではないだろうか。
だってこれは、誰の身にも起こりえることなんだから。
復興への道のりが、少しでも短くなる事を祈って。
2014年3月11日
りり拝
取材時:2013年12月
(このレポートはスイスのケアチームジャパン様のご協力により書かせて頂きました。)
Tweet
更地となった土地に、所々でボコボコと土が盛られ、嵩上げがされている。それはまるで、1000ピースで完成するパズルの小さな一握りを、大きな台紙の上に散蒔いたような風景だ。撒かれたピースの数が少な過ぎて、ピースとピースの隙間が大き過ぎて、そのパズルがどんな絵を作り上げるのか、想像するのは難しい。
その風景の真ん中には瓦礫処理の施設が作られ、大きくトタンがそこを囲んでいる。盛り土の周辺には重機が、更地の中に敷かれた道路では大きなトラックが行き交う。そこはかつて、風光明媚な松原が海岸線を覆い、内陸に向けて広がる平地の上にはローカル線の駅や、商店街、役所や公民館など、人々の営みがあった場所だ。その場所は今、商店も住居もなく、行き交うトラックが砂埃を巻き上げて、視界を曇らせているだけの巨大な工事現場となっている。
被災地域から山側の高台へ目を移すと、そこでは仮設店舗を構えたまま、新しい街が出来始めている。スーパーもドラッグストアも、100円ショップもあり、生活するに足る全ての店が揃っている。食堂へ行けば従業員は笑顔で迎えてくれるし、そのテーブルは多くの客で埋まっていた。夜になれば若者がカラオケを楽しんでいる。
ただ、日常が戻って来たのかと言えば、それは違う。非日常に慣れて来た、非日常が日常になってしまっただけだという。
いつまでも仮設の飲食店で食事をするのが嫌だと言う住民の男性がいる。
外食というのは、“特別な行事”だ。特別な雰囲気や環境を求めて外食するのに、いつまでも仮の店舗で食事をするのは嫌だ、と。確かにその通りかもしれない。私のように、年にたった数回程度被災地を訪れる者にとっては、仮設店舗の飲食店も現地の今を知る事の出来る場所として貴重ではあるが、外食がいつも簡易な建物の食堂ではうんざりするかもしれない。食事が出来れば良いという人もいるだろうが、少し特別な時に、少し贅沢に、贅沢じゃなくても家では食べないような美味しい料理を、良い雰囲気で食べたいというのは、ごく普通の欲求だ。被災地だから仕方がない、と思える時期はもう過ぎている。
「非日常である事を受容してはいけない。」男性は言う。
苛立つ気持ちは、本当の意味での日常を早く取り戻したいという強い意思でもある。
それに、仮設の住宅も店舗も、建てられた土地には元々の持ち主がいる。
それは学校の校庭だったり、個人の宅地だったり、いつまでも非常事態時の施設に明け渡しておける場所ではない。土地の所有者だって被災している場合も多い。それでも、期限が迫る度に使用期間が延長され、利用者達はいつかは出なければならないという不安を抱えながらも、その状況を甘受している。
そんな仮設を出られない理由も各人各様。
災害公営住宅はまだ計画している数の7%(2014年3月現在)しか完成していないものの、新しいアパート等は建設され、住む場所がない訳ではない。単純に資金がない人、家賃が不要なため、出来るだけ長く仮設住宅に居る事で蓄えを増やしたい人も居るという。
お年寄りの中には、仮設住宅で新たに築いたコミュニティーから再び離れるのを嫌がっている人達も居るという。被災して元々のご近所と離れてしまい、仮設住宅でやっと新しい繋がりが出来始めた所で、また新たな場所で新たな繋がりを形成しなければならないと思うと、やるせない気持ちになるのも理解出来る。
外から見ているだけではわからない、住民たちの葛藤は多い。
突然降り掛かって来た悲劇が強要する復興というブロセスが、彼らの肩に重くのしかかったまま、その内側では何かが少しずつ歪められているような図が見え隠れする。時間が経てば経つ程、パズルのピースがどこに置かれるのが正しいのか、見えなくなりそうだ。
希望がない訳ではない。
若者は町を出て行き、お年寄りは毎日のように亡くなっている。人口が減っているのは間違いない。一方で、震災前にゼロだった移住者が、わずかながら増えているという。その多くは震災がきっかけでこの地を訪れた若者だ。地方が抱える過疎化問題は、陸前高田に於いても例外ではない。震災とは関係なく若者が流出していた。
「今がそれを解決出来るチャンスと捉えている。」そう話す彼は、震災がきっかけでこの町に帰って来た地元NPOで働く若者だ。
移住して来た人達が語る陸前高田の魅力は“人”だという。ボランティアや視察で、たまたまこの土地に入って、たまたま出会ったおじいちゃんやおばあちゃんがとても親切で好きになり、その人達にまた会いにくる。山が綺麗、海が綺麗、と土地の美しさに気づき始めるのはその後だ、と。彼らの中には、独自の復興活動をしている人もいる。
若い力が、新しい陸前高田を創ろうとしている。
震災から3年の月日が流れ、被災地では誰もが共有出来る問題や悩みが薄れるに従って、他者とは共有し得ない個々の問題に変わって来ている。それは、年齢や性別、家族構成や立場によって本当に様々だ。置かれている立場によって、町の問題や将来の見え方も違う。それでも、そういうものを超えて、今は自分たち自身がなんとかしなければならない段階に来ているのだという思いは、会う人会う人全ての言葉の端々から感じられた。
復興の道のりは、“今まで”よりも“これから”の方が長い。
パズルをうまく完成させるには、全体の絵を想像する人、どこからピースを置くか考える人、ピースを上手く置いて、隣のピースと具合良くはめる人が必要だ。その過程では、きっといくつもの“ピースの置き違え”があるのかもしれない。きっと何度も悩みながら、喜んだり、落胆したりしながら、少しずつパズルの絵が完成していくのかもしれない。それでもなんとか納得出来るパズルを作り上げるには、行政だけではなく、住民自身が深く関わらなければならないであろう事を、改めて感じた。
そんな中で、外から応援したい私たちが携われる作業はとても少ないように思える。
住民達はきっとその事を知っている。
だからこそ、自分たちで頑張らなければとも思うのだろう。
では、私たちに出来る事はなんなんだろう。
それはきっと、パズルが出来る過程を見守る事。
パズルを作る人達に、見てますよ、頑張ってますね、って伝える 事。
そして、多くを犠牲にしながら、前例のない復興という問題に対面し解決してきた知識を、後世に無駄なく残すことではないだろうか。
だってこれは、誰の身にも起こりえることなんだから。
復興への道のりが、少しでも短くなる事を祈って。
2014年3月11日
りり拝
取材時:2013年12月
(このレポートはスイスのケアチームジャパン様のご協力により書かせて頂きました。)
2014年02月11日
今年もやるよっ♪届け、モスクワから東北へ!
昨年行われた、東日本大震災復興応援のチャリティーイベントが
今年も開催出来る事に決定致しました。
今年のタイトルは
『Tears of the Earthーツナミの涙 2014ー』
※昨年の様子はこちら。
会場は昨年と同じ、あのプーシキン美術館付属で
ちびっ子達の為の文化芸術情操教育を目的とした施設「ムセイオン」。
3年目の3月11日よりも少し早い
3月2日(日)に行われます。
ぶっちゃけますと、第一回のミーティングが行われたのが先月末。。。
時間ねーーーっすっ!((((;゚Д゚))))
でもね。。。
まぁ、コンテンツは昨年やったものを参考に出来るし
会場も昨年と同じだから、なんというか。。。
勝手が分かってる。^^
だから、色々と考え易い筈。
第一回目のミーティングでも、昨年からの改善点や
新しいコンテンツのアイデアが出て、
今年はさぁ〜、赤い羽募金みたいに“こんなの”配ったらどうかなぁ?
と、提案してくれた画家の太田美奈子さんがおもむろに出してくれたのが
折り鶴のストラップ。
一同「いいねぇ〜〜〜!」
即決。( ̄ー ̄)
いい感じで色んな事がポンポン決まって行った。
そうだよね。
今年は昨年よりは楽なはずだよねっ♪(´∀`*)
とかなんとか思いながら、
書家のカオちゃんこと石嶋かおりちゃんと向かった会場側、ムセイオンとのミーティング。
しかも、ムセイオン側の担当者が変わってて
今年は若くてキレイでフレンドリーなおねぃちゃんになってるっ♡
いや〜、こりゃぁ〜ますます幸先いいねぇ〜♪(^ー^)
意気揚々とミーティングが始まりました。
こっち『どーも、どーもぉ〜〜!いやぁ、今年もだいたい去年とおんな。。。(´∀`)
おねぃちゃん『昨年は○○に人が溢れて全員が参加出来なかったみたいなので、今年は××な感じにして下さい。ポスターは2枚いついつまでに提出してください。HP用の情報をいついつまでに下さい。あ、ポスターはロシア語と日本語を2枚ずつください。昨年はあーだったので、ことしはこんな感じに。で、こういうのがあるといいと思いますが、こういうプログラムはありますか。ああいうのはどうですか。。。』
こっち『。。。(; ꒪⌓꒪)。。。』
ラク出来ると思ったのは大間違いでした。。。orz
昨年(おそらくムセイオン側にとっても)予想外の上出来だったという結果が
ムセイオン側にも火をつけたようです。。。
今年はもっとこうしなさい!
という、厳しいアウトプットを頂くと共に痛感致しました。。。
今年はより良いモノを求められているんだ。。。
去年と同じではいけないんだ。
いわゆるバージョンアップなのだっ!
。。。と。( ̄▽ ̄;)
。。。
やっぱ時間ねーーーっすぅぅっ!!(((((((( ;▽;))))))))
定期ミーティングは週1で行われ、
他にも毎日のように連絡を取り合って、それぞれが作業を進めています。
コンテンツの事はもちろんだけど
イベントに臨む私たち自身の気持ち
支援の形やその考え方
東北に対する思いなど
ミーティングを重ねる度に
私たち自身がチームとしてバージョンアップしている事も実感しています。
去年より良いモノを期待しているのはムセイオンだけじゃない。
チームのみんなもそう思ってるんだ。
去年よりラクかも。。。なんて妄想してゴメン。。。(T^T) byカオリ&りり
昨日のミーティングでは、さっそく某新聞社の方に取材に来てもらいました。
良い記事を書いてもらう為には、良いイベントを作らないとね。
そして、イベントに参加してくれたみんなが、
3月2日に、モスクワから東北に思いを寄せて貰えるように。
今年もモスクワは311を忘れません。
折り鶴ストラップもだいぶ出来てきた。^^
もちろん、当通信社でも(りすりす通信社だよっw)イベントの様子をお伝えするよっ♪
==========
日時:2014年3月2日(日)13:30〜18:00
於:プーシキン美術館付属情操教育施設《ムセイオン》
Центр эстетического воспитания ≪Мусейон≫
詳細は、Tears of the Earth モスクワ支部で随時更新していきます。
※Facebookでイベントページも開設しました。
ぜひご参加下さい。→「Tears of the Earthーツナミの涙 2014ー」
Tweet
今年も開催出来る事に決定致しました。
今年のタイトルは
『Tears of the Earthーツナミの涙 2014ー』
※昨年の様子はこちら。
会場は昨年と同じ、あのプーシキン美術館付属で
ちびっ子達の為の文化芸術情操教育を目的とした施設「ムセイオン」。
3年目の3月11日よりも少し早い
3月2日(日)に行われます。
ぶっちゃけますと、第一回のミーティングが行われたのが先月末。。。
時間ねーーーっすっ!((((;゚Д゚))))
でもね。。。
まぁ、コンテンツは昨年やったものを参考に出来るし
会場も昨年と同じだから、なんというか。。。
勝手が分かってる。^^
だから、色々と考え易い筈。
第一回目のミーティングでも、昨年からの改善点や
新しいコンテンツのアイデアが出て、
今年はさぁ〜、赤い羽募金みたいに“こんなの”配ったらどうかなぁ?
と、提案してくれた画家の太田美奈子さんがおもむろに出してくれたのが
折り鶴のストラップ。
一同「いいねぇ〜〜〜!」
即決。( ̄ー ̄)
いい感じで色んな事がポンポン決まって行った。
そうだよね。
今年は昨年よりは楽なはずだよねっ♪(´∀`*)
とかなんとか思いながら、
書家のカオちゃんこと石嶋かおりちゃんと向かった会場側、ムセイオンとのミーティング。
しかも、ムセイオン側の担当者が変わってて
今年は若くてキレイでフレンドリーなおねぃちゃんになってるっ♡
いや〜、こりゃぁ〜ますます幸先いいねぇ〜♪(^ー^)
意気揚々とミーティングが始まりました。
こっち『どーも、どーもぉ〜〜!いやぁ、今年もだいたい去年とおんな。。。(´∀`)
おねぃちゃん『昨年は○○に人が溢れて全員が参加出来なかったみたいなので、今年は××な感じにして下さい。ポスターは2枚いついつまでに提出してください。HP用の情報をいついつまでに下さい。あ、ポスターはロシア語と日本語を2枚ずつください。昨年はあーだったので、ことしはこんな感じに。で、こういうのがあるといいと思いますが、こういうプログラムはありますか。ああいうのはどうですか。。。』
こっち『。。。(; ꒪⌓꒪)。。。』
ラク出来ると思ったのは大間違いでした。。。orz
昨年(おそらくムセイオン側にとっても)予想外の上出来だったという結果が
ムセイオン側にも火をつけたようです。。。
今年はもっとこうしなさい!
という、厳しいアウトプットを頂くと共に痛感致しました。。。
今年はより良いモノを求められているんだ。。。
去年と同じではいけないんだ。
いわゆるバージョンアップなのだっ!
。。。と。( ̄▽ ̄;)
。。。
やっぱ時間ねーーーっすぅぅっ!!(((((((( ;▽;))))))))
定期ミーティングは週1で行われ、
他にも毎日のように連絡を取り合って、それぞれが作業を進めています。
コンテンツの事はもちろんだけど
イベントに臨む私たち自身の気持ち
支援の形やその考え方
東北に対する思いなど
ミーティングを重ねる度に
私たち自身がチームとしてバージョンアップしている事も実感しています。
去年より良いモノを期待しているのはムセイオンだけじゃない。
チームのみんなもそう思ってるんだ。
去年よりラクかも。。。なんて妄想してゴメン。。。(T^T) byカオリ&りり
昨日のミーティングでは、さっそく某新聞社の方に取材に来てもらいました。
良い記事を書いてもらう為には、良いイベントを作らないとね。
そして、イベントに参加してくれたみんなが、
3月2日に、モスクワから東北に思いを寄せて貰えるように。
今年もモスクワは311を忘れません。
折り鶴ストラップもだいぶ出来てきた。^^
もちろん、当通信社でも(りすりす通信社だよっw)イベントの様子をお伝えするよっ♪
==========
日時:2014年3月2日(日)13:30〜18:00
於:プーシキン美術館付属情操教育施設《ムセイオン》
Центр эстетического воспитания ≪Мусейон≫
詳細は、Tears of the Earth モスクワ支部で随時更新していきます。
※Facebookでイベントページも開設しました。
ぜひご参加下さい。→「Tears of the Earthーツナミの涙 2014ー」
2013年03月18日
Tears of the Earth〜ありがとう、モスクワ〜(2)
>>>>続き
他にも、生け花のデモンストレーションや居合い、剣術など。。。
。。。!!!。。。。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル!!!!
ちょっとまて。。。
こんな事までやってたの??
すげーーーーーー。。。。五右衛門かよ。。。( ・∀・;)
そしてこちらは、モスクワ在住で、好青年との噂も高い
極真空手道連盟極真館 藤井脩祐さん。
ブログ:ゆすバチョフのロシア日記
全日本大会5回優勝、世界大会重量級4位の実力。
この方のパフォーマンスは。。。
この10枚重ねの瓦をですね。。。
この距離から、助走も付けずにですね。。。
こうですよっ、奥さんっ!!((((;゚Д゚))))!!!
(ーー;).。oO(どうりでロビーまでスゴい音がすると思ったよ。。。)
その後は、ちびっ子達も壇上に上げて
ワハっ♪
てか、ちびっ子よりも藤井さんとスタッフの方達の方が楽しそうなんですけどwww
そんなこんなで、ホールの方は大盛況。
そして、他の部屋でも。。。
茶道のコーナーは満員で、撮影不可能な程。。。
前出の曽又ひとみさん仕切り。(←この人、何でも出来る。歩く日本文化!)
こちらは折り紙と切り紙のコーナー。
片隅で行われていた「日本語なんでも相談」には
日本語修学に熱心なロシア人に
生粋のフランス語ペラペラのきょこさん(左)と
セネガル訛のフランス語がペラペラのかよちゃん(右)が
本当にどんな質問にも懇切丁寧に答えていた。(ー∀ー)
ロビーでは、一定以上の募金をしてくれた方に、
画家の太田美奈子さんオリジナルのカードや
グラフィック関係のお仕事をしていた星合美和さんオリジナルの
マトリョーシカカードが配られていました。
どっちも普通に売れるくらいのクオリティの高さっす。。。
そして、もちろん
Tears of the Earth上田聡の写真にも
この関心の高さ。
私が写真集「ツナミの涙」を元に作ったムービーの方も
2時から6時まで12分程度のものをローテーションしていたのだけど
常時誰かしら見に来てくれていた。
そしてそして、もちろんロシア人が大好きな。。。
メイドのコスプレ♡
どーですか、お客さん!このクオリティの高さ!!
隅から隅までセミプロ&マジプロですよっ!
本当に。。。なんて恵まれたイベントでしょう。。。
日本人は決して多くないモスクワで、仲間内で集まって
広がった輪に、沢山のロシア人が入って来てくれて
一人一人が魂を込めて作り上げたイベントでした。
このメンバーに巡り会えて、イベントの一端を担わせてもらった事に
心から感謝します。
そして、何よりも会場に来て下さった皆さん。
ロシア人もなんと多かった事か。。。
およそ500人の方に来場頂きました。
集まったのは所謂金持ち層のロシア人ではなく
ごく普通のロシア人。
コスプレのエリサちゃん(メイド写真左)が作ってくれたりすりす募金箱っ♪ (((o(*゚▽゚*)o)))
そこに入った募金は。。。
もちろん、ルーブル紙幣は額が小さいモノもあるんだけど(最低150円位)
入ってるのは、ほとんどがお札。
1000ルーブル札(約3千円)も沢山入ってた。
胸が熱くなりました。
集まった額は、
116,488.1ルーブルと2千円。
36万円以上です。
このお金は、今回の震災で最も被害が大きかった町の一つ
岩手県陸前高田に全額送ります。
詳細についてはまだ決まっていませんが、
現地の人の、その手に渡るその時まで、責任をもってこのブログと
Tears of the Earth モスクワ支部のページでもお伝えします。
そして、本イベントに多大なるご尽力を頂きました
国際交流基金 モスクワ事務所の皆様
スポンサーになって支えて下さった、キヤノン様に
心より御礼申し上げます。
また、昨日の様子は
NHKさんの「おはよう日本」他
時事通信さん、共同通信さん等でも報道して頂きました。
特に、産経新聞の佐々木記者は岩手県一関出身と言う事もあって
色々なお話をさせて頂きました。
津波の事は(辛くて)取材する事が出来なかった、と。。。
改めて、今回の震災は、被災された当事者の方達だけではなく
その周辺にも、波紋のように広い範囲の人々の心に
深い傷を残したんだと感じました。
佐々木さんは、岩手の人を「あまり自分から物を言わない人達だ」と分析していました。
「でも、忘れて欲しくないと思っている。」
それは、私が何度も東北に足を運んで、肌で感じた事と同じでした。
佐々木さんにはブログでもご紹介頂きました:Cool Cool Japan !!!
これで終わった訳ではありません。
復興までには、長い長い道のりが続いています。
どうか、今回このイベントに、どんな形でも携わってくれた一人一人が
この先の陸前高田と東北、そして日本を
時折でもいいので、関心を持って、見守ってくれればと、心から願います。
さて、ワタシはどれでしょう?www
本当に、本当に、ありがとう、モスクワ!( ´ ▽ ` )ノ
Tweet
他にも、生け花のデモンストレーションや居合い、剣術など。。。
。。。!!!。。。。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル!!!!
ちょっとまて。。。
こんな事までやってたの??
すげーーーーーー。。。。五右衛門かよ。。。( ・∀・;)
そしてこちらは、モスクワ在住で、好青年との噂も高い
極真空手道連盟極真館 藤井脩祐さん。
ブログ:ゆすバチョフのロシア日記
全日本大会5回優勝、世界大会重量級4位の実力。
この方のパフォーマンスは。。。
この10枚重ねの瓦をですね。。。
この距離から、助走も付けずにですね。。。
こうですよっ、奥さんっ!!((((;゚Д゚))))!!!
(ーー;).。oO(どうりでロビーまでスゴい音がすると思ったよ。。。)
その後は、ちびっ子達も壇上に上げて
ワハっ♪
てか、ちびっ子よりも藤井さんとスタッフの方達の方が楽しそうなんですけどwww
そんなこんなで、ホールの方は大盛況。
そして、他の部屋でも。。。
茶道のコーナーは満員で、撮影不可能な程。。。
前出の曽又ひとみさん仕切り。(←この人、何でも出来る。歩く日本文化!)
こちらは折り紙と切り紙のコーナー。
片隅で行われていた「日本語なんでも相談」には
日本語修学に熱心なロシア人に
生粋のフランス語ペラペラのきょこさん(左)と
セネガル訛のフランス語がペラペラのかよちゃん(右)が
本当にどんな質問にも懇切丁寧に答えていた。(ー∀ー)
ロビーでは、一定以上の募金をしてくれた方に、
画家の太田美奈子さんオリジナルのカードや
グラフィック関係のお仕事をしていた星合美和さんオリジナルの
マトリョーシカカードが配られていました。
どっちも普通に売れるくらいのクオリティの高さっす。。。
そして、もちろん
Tears of the Earth上田聡の写真にも
この関心の高さ。
私が写真集「ツナミの涙」を元に作ったムービーの方も
2時から6時まで12分程度のものをローテーションしていたのだけど
常時誰かしら見に来てくれていた。
そしてそして、もちろんロシア人が大好きな。。。
メイドのコスプレ♡
どーですか、お客さん!このクオリティの高さ!!
隅から隅までセミプロ&マジプロですよっ!
本当に。。。なんて恵まれたイベントでしょう。。。
日本人は決して多くないモスクワで、仲間内で集まって
広がった輪に、沢山のロシア人が入って来てくれて
一人一人が魂を込めて作り上げたイベントでした。
このメンバーに巡り会えて、イベントの一端を担わせてもらった事に
心から感謝します。
そして、何よりも会場に来て下さった皆さん。
ロシア人もなんと多かった事か。。。
およそ500人の方に来場頂きました。
集まったのは所謂金持ち層のロシア人ではなく
ごく普通のロシア人。
コスプレのエリサちゃん(メイド写真左)が作ってくれたりすりす募金箱っ♪ (((o(*゚▽゚*)o)))
そこに入った募金は。。。
もちろん、ルーブル紙幣は額が小さいモノもあるんだけど(最低150円位)
入ってるのは、ほとんどがお札。
1000ルーブル札(約3千円)も沢山入ってた。
胸が熱くなりました。
集まった額は、
116,488.1ルーブルと2千円。
36万円以上です。
このお金は、今回の震災で最も被害が大きかった町の一つ
岩手県陸前高田に全額送ります。
詳細についてはまだ決まっていませんが、
現地の人の、その手に渡るその時まで、責任をもってこのブログと
Tears of the Earth モスクワ支部のページでもお伝えします。
そして、本イベントに多大なるご尽力を頂きました
国際交流基金 モスクワ事務所の皆様
スポンサーになって支えて下さった、キヤノン様に
心より御礼申し上げます。
また、昨日の様子は
NHKさんの「おはよう日本」他
時事通信さん、共同通信さん等でも報道して頂きました。
特に、産経新聞の佐々木記者は岩手県一関出身と言う事もあって
色々なお話をさせて頂きました。
津波の事は(辛くて)取材する事が出来なかった、と。。。
改めて、今回の震災は、被災された当事者の方達だけではなく
その周辺にも、波紋のように広い範囲の人々の心に
深い傷を残したんだと感じました。
佐々木さんは、岩手の人を「あまり自分から物を言わない人達だ」と分析していました。
「でも、忘れて欲しくないと思っている。」
それは、私が何度も東北に足を運んで、肌で感じた事と同じでした。
佐々木さんにはブログでもご紹介頂きました:Cool Cool Japan !!!
これで終わった訳ではありません。
復興までには、長い長い道のりが続いています。
どうか、今回このイベントに、どんな形でも携わってくれた一人一人が
この先の陸前高田と東北、そして日本を
時折でもいいので、関心を持って、見守ってくれればと、心から願います。
さて、ワタシはどれでしょう?www
本当に、本当に、ありがとう、モスクワ!( ´ ▽ ` )ノ
Tears of the Earth〜ありがとう、モスクワ〜(1)
先日告知させて頂いたチャリティーイベント
「Tears of the Earth 〜ツナミの涙〜」が、昨日無事に終わりました。
ご来場頂いた皆様、日本から応援して下さった皆様、
本当に、本当に、ありがとうございました。
少し長いですが、昨日のご報告をさせて頂きたいと思います。
当日は、朝からみんなオオワラワでした。
特に壮観。。。^^;。。。いや、大変そうだったのは、
出演者のロシア人、総勢30名程(!)の浴衣の着付け。
控え室はまさにカオス。。。
着付けの出来る日本人とロシア人が、たった一つの控え室にぎゅうぎゅう詰めで戦闘状態w
着付けとは無縁のワタクシは
「が。。。頑張って下せぃ。。。」と、小声で言うのが精一杯。。。
ココに居ても邪魔なだけなので、スゴスゴと退散。。。
一人別室にて、ショートムービーの準備。。。(ー∀ー;)
着付けの終わったロシア人達は、ロビーに集まって
記念撮影をしたり、歌の練習をしたり。
みんな、なかなか似合ってた♪
この人達が本日最初のプログラムなので、きっとドキドキしてた筈w
まぁ、ドキドキしてたのは、私達も同じ。。。
果たしてどれだけの来場者が来てくれるのだろう。。。と。。。(ーー;)
しかししかし。。。蓋を開けてみると
超満員!立ち見も沢山!!( ;∀;)
そして、始まった最初のプログラムは
元ボリショイオペラの歌手曽又ひとみさんが教える「日本の歌講座」の
ロシア人生徒さん達のコーラス。
これが、先ほどの浴衣ロシア人30名!
日本の歌を日本語で熱唱するロシア人の皆さん(左)と曽又ひとみさん(右)
「もう、全然だめなのよ〜(><;)」
と、直前までテンパってたひとみさん。
しかし、何故か総じて本番に強いロシア人www
「ふるさと」や「もののけ姫」等を熱唱、
その見事なコーラスに大きな拍手が贈られていた。
続いて、モスクワ音楽院の5年生で作曲家の森谷理沙さんのピアノと、
ギチス演劇学校の鈴木佳奈子さんの踊り。
そしてこれは、音楽家のマキ奈尾美さんと
我マブダチで書道家の石嶋かおりちゃんとのコラボ。
ちなみに、かおちゃんはこのイベントのキーパーソンでもある。
この人なしには、実現出来ないイベントでした。かおちゃん、ありがとう!!
これは、震災に関する俳句をロシア人に応募してもらって
その中から選んだ3句に、奈尾美さんとかおちゃんが即興で
音楽と書を作るという企画。
その中の一つの句。
「彼岸花の花が咲いた、震災の記憶が 色あせて行く」
奈尾美さんの演奏も、カオちゃんの書も素晴らしくて
思わず目が熱くなる程。(;v;)
最後に、奈尾美さんが作曲した「いろはにほへと」を
会場の日本人とロシア人全員で合唱。。。
合わせてカオちゃんが書を書く。。。
。。。(TーT)。。。
こ。。。これはヤヴァイ。。。
ところで私は基本、外回り(震災写真&ムービー周辺)だったので
ホールで行われたプログラムはほぼ見れてません。。。orz
これは、当日撮影してもらったビデオを見ながら書いています。
生で見たかった。。。(ーー;)
私がロビーをウロウロしている間に、
こんな素晴らしいコンサートが行われていたなんて。。。
全く時間がない中で、リハさえする事が出来ない中
本当に開けてビックリのクオリティの高さでした。
で、コレ以降はビデオの尺の問題等もありまして。。。
撮影班のユキコさんが撮った写真でしか見る事が出来ないのですが
(今回の写真はほぼユキコさんに撮ってもらったモノを使ってます♪)
>>>>文字数オーバーの為、続きます。。。^^;
Tweet
「Tears of the Earth 〜ツナミの涙〜」が、昨日無事に終わりました。
ご来場頂いた皆様、日本から応援して下さった皆様、
本当に、本当に、ありがとうございました。
少し長いですが、昨日のご報告をさせて頂きたいと思います。
当日は、朝からみんなオオワラワでした。
特に壮観。。。^^;。。。いや、大変そうだったのは、
出演者のロシア人、総勢30名程(!)の浴衣の着付け。
控え室はまさにカオス。。。
着付けの出来る日本人とロシア人が、たった一つの控え室にぎゅうぎゅう詰めで戦闘状態w
着付けとは無縁のワタクシは
「が。。。頑張って下せぃ。。。」と、小声で言うのが精一杯。。。
ココに居ても邪魔なだけなので、スゴスゴと退散。。。
一人別室にて、ショートムービーの準備。。。(ー∀ー;)
着付けの終わったロシア人達は、ロビーに集まって
記念撮影をしたり、歌の練習をしたり。
みんな、なかなか似合ってた♪
この人達が本日最初のプログラムなので、きっとドキドキしてた筈w
まぁ、ドキドキしてたのは、私達も同じ。。。
果たしてどれだけの来場者が来てくれるのだろう。。。と。。。(ーー;)
しかししかし。。。蓋を開けてみると
超満員!立ち見も沢山!!( ;∀;)
そして、始まった最初のプログラムは
元ボリショイオペラの歌手曽又ひとみさんが教える「日本の歌講座」の
ロシア人生徒さん達のコーラス。
これが、先ほどの浴衣ロシア人30名!
日本の歌を日本語で熱唱するロシア人の皆さん(左)と曽又ひとみさん(右)
「もう、全然だめなのよ〜(><;)」
と、直前までテンパってたひとみさん。
しかし、何故か総じて本番に強いロシア人www
「ふるさと」や「もののけ姫」等を熱唱、
その見事なコーラスに大きな拍手が贈られていた。
続いて、モスクワ音楽院の5年生で作曲家の森谷理沙さんのピアノと、
ギチス演劇学校の鈴木佳奈子さんの踊り。
そしてこれは、音楽家のマキ奈尾美さんと
我マブダチで書道家の石嶋かおりちゃんとのコラボ。
ちなみに、かおちゃんはこのイベントのキーパーソンでもある。
この人なしには、実現出来ないイベントでした。かおちゃん、ありがとう!!
これは、震災に関する俳句をロシア人に応募してもらって
その中から選んだ3句に、奈尾美さんとかおちゃんが即興で
音楽と書を作るという企画。
その中の一つの句。
「彼岸花の花が咲いた、震災の記憶が 色あせて行く」
奈尾美さんの演奏も、カオちゃんの書も素晴らしくて
思わず目が熱くなる程。(;v;)
最後に、奈尾美さんが作曲した「いろはにほへと」を
会場の日本人とロシア人全員で合唱。。。
合わせてカオちゃんが書を書く。。。
。。。(TーT)。。。
こ。。。これはヤヴァイ。。。
ところで私は基本、外回り(震災写真&ムービー周辺)だったので
ホールで行われたプログラムはほぼ見れてません。。。orz
これは、当日撮影してもらったビデオを見ながら書いています。
生で見たかった。。。(ーー;)
私がロビーをウロウロしている間に、
こんな素晴らしいコンサートが行われていたなんて。。。
全く時間がない中で、リハさえする事が出来ない中
本当に開けてビックリのクオリティの高さでした。
で、コレ以降はビデオの尺の問題等もありまして。。。
撮影班のユキコさんが撮った写真でしか見る事が出来ないのですが
(今回の写真はほぼユキコさんに撮ってもらったモノを使ってます♪)
>>>>文字数オーバーの為、続きます。。。^^;
2013年03月11日
モスクワは311を忘れない。
東日本大震災から、今日で2年。
もう2年、と考える気持ちの中には
2年という時間と、実際に進んだ物事の少なさが少なからずあると思う。
大切な人を亡くした
家を無くした
仕事を無くした
という多くの人と地域に共通する大きな問題から
地域地域、個人個人によって抱える問題は細分化されて
外からは見えにくくなっている様に見える。
それは誰の目にもつく派手な問題から
見ようとして見ないと見る事の出来ない地味な問題へと変わっていること。
でもそれは、問題が小さくなって行ってると言う事とは違う。
むしろそれは、苦しい事。
誰が見ても助けが必要な、傷口から血を流している人は
手を差し伸ばされ易いし、認識できる。
一見健康そうに見える人でも、堪え難い疼痛を抱えている人たちは
その痛みは他人には理解されにくい。
でも、痛い。
そして、痛みを抱えてる事を誰にも分かってもらえない事は
とても辛い。
いま、東北の人達はそういうステージになっているんだと思う。
目に見えて包帯や絆創膏が必要ではないけど、
助けが必要じゃない訳じゃない。
そういう人達にとって、一番必要なのは
痛みがあるんだと、分かってあげる事だと思う。
忘れている訳じゃない。
あなたが痛いのは、知っています。
何が出来る訳じゃないけど。
あなたが早く良くなる様に、祈ってます。
それを、届けること。
今日、3月11日に行う事は叶わなかったけど
私達は、モスクワで震災を風化させない為のイベントを行います。
声を掛けてくれたのは、昨年も一イベントに参加させてもらった時のメンバー
(私は当日はモスクワに居る事が出来なかったけど)
元、ボリショイのオペラ歌手の曽又ひとみさん、
そして、モスクワでは知る人ぞ知る、書道家でマブダチのKちゃん。
「りりちゃんが中心になってやらない?byひとみ♡」
。。。いやいや、中心だなんて、めっそうもありませんが。。。^^;
実際、かなりの部分をKちゃんに頼っています。。。
ワシ、完全に“ワキ”やがな。。。(ーー;)
とにかく、そうして始まったチャリティー・イベントのタイトルは
今、東京でも写真展開催中で、
私が一昨年から細々と関わっているTears of the Earth の名前と
また、本日発売になったTears の上田聡氏と一緒に作った写真集「ツナミの涙」から取って
Tears of the Earth 「ツナミの涙」と名付けられた。
いつも集まってはバカな話をして盛り上がるモスクワ女子に声を掛けて集まったメンバーは
Tears of the Earth モスクワ支部 として主催する事になった。
メンバーの中には、画家の太田美奈子さんや
いつも私の活動を応援してくれてるK子さん
セネガル訛のフランス語を話す黒人の顔色が分かると言うKよちゃん、
辛口でロシアの政治を切るKazueちゃんには私が作成してるムービーの翻訳を頼んだ
在モス女子若手ホープでコスプレ担当のEちゃん等、
その他、金持ちロシア人やら、学生さんやら集まって
実際の所、私ら何人いるのかわかりません。^^;
でもね、ちょっと声を掛けただけで、こんなに集まる。
時間がない中で、何が出来るのか、みんな真剣そのもの。
震災を改めてロシア人に知ってもらおう
在モスの日本人にも心を寄せてもらおう
私達は311を忘れていない。
集まった気持ちを、少しでも多く被災地に届けたい。
「震災が風化してる?なんのこと?」
モスクワでは、それを看過しない。
昨年イベントに参加なさってた、元ボリショイバレエのソリスト
岩田守弘さんからも『頑張って!』と、応援のメッセージを頂いた。
3月17日(日)午後2時から、
会場は、プーシキン美術館付属情操教育施設《ムセイオン》。
詳細はFacebookのイベントページでご確認下さい。
http://www.facebook.com/events/555872167779245/
日々の進捗状況などはファンページで。
http://www.facebook.com/pages/Tears-of-the-Earth-モスクワ支部/594865147208598
また、Tears of the Earth の活動はこちらでご確認頂けます。
http://www.facebook.com/pages/Tears-of-the-Earth/115329245262383
現在、東京銀座では写真展開催中です。
本日は14時から追悼セレモニーが行われます。
モスクワで流す為に作っていたムービーを急遽セレモニーでも流すと言われ
東京仕様のモノを現在まだ作成中です。。。@午前6時。。。(間に合うのか。。。(ーー;))
東京にお住まいの方、お時間が許せばぜひ足を運んで下さい。
でも、とりあえず、今日11日は
体はモスクワだけど、気持ちは東北へ。
私も一緒に黙祷を捧げたいと思います。
そして17日は、心も体もモスクワで
出来るだけ多くの人の心を、東北に届けるべく
東北に思いを寄せるモスクワの仲間と一緒に
頑張る所存です。
在モスの皆様、どうか足を運んでやって下さい。
大切な事だから、もう一度いいます。。。w
モスクワは、311を忘れない。
2年目の、3月11日によせて。
りり拝
Tweet
もう2年、と考える気持ちの中には
2年という時間と、実際に進んだ物事の少なさが少なからずあると思う。
大切な人を亡くした
家を無くした
仕事を無くした
という多くの人と地域に共通する大きな問題から
地域地域、個人個人によって抱える問題は細分化されて
外からは見えにくくなっている様に見える。
それは誰の目にもつく派手な問題から
見ようとして見ないと見る事の出来ない地味な問題へと変わっていること。
でもそれは、問題が小さくなって行ってると言う事とは違う。
むしろそれは、苦しい事。
誰が見ても助けが必要な、傷口から血を流している人は
手を差し伸ばされ易いし、認識できる。
一見健康そうに見える人でも、堪え難い疼痛を抱えている人たちは
その痛みは他人には理解されにくい。
でも、痛い。
そして、痛みを抱えてる事を誰にも分かってもらえない事は
とても辛い。
いま、東北の人達はそういうステージになっているんだと思う。
目に見えて包帯や絆創膏が必要ではないけど、
助けが必要じゃない訳じゃない。
そういう人達にとって、一番必要なのは
痛みがあるんだと、分かってあげる事だと思う。
忘れている訳じゃない。
あなたが痛いのは、知っています。
何が出来る訳じゃないけど。
あなたが早く良くなる様に、祈ってます。
それを、届けること。
今日、3月11日に行う事は叶わなかったけど
私達は、モスクワで震災を風化させない為のイベントを行います。
声を掛けてくれたのは、昨年も一イベントに参加させてもらった時のメンバー
(私は当日はモスクワに居る事が出来なかったけど)
元、ボリショイのオペラ歌手の曽又ひとみさん、
そして、モスクワでは知る人ぞ知る、書道家でマブダチのKちゃん。
「りりちゃんが中心になってやらない?byひとみ♡」
。。。いやいや、中心だなんて、めっそうもありませんが。。。^^;
実際、かなりの部分をKちゃんに頼っています。。。
ワシ、完全に“ワキ”やがな。。。(ーー;)
とにかく、そうして始まったチャリティー・イベントのタイトルは
今、東京でも写真展開催中で、
私が一昨年から細々と関わっているTears of the Earth の名前と
また、本日発売になったTears の上田聡氏と一緒に作った写真集「ツナミの涙」から取って
Tears of the Earth 「ツナミの涙」と名付けられた。
いつも集まってはバカな話をして盛り上がるモスクワ女子に声を掛けて集まったメンバーは
Tears of the Earth モスクワ支部 として主催する事になった。
メンバーの中には、画家の太田美奈子さんや
いつも私の活動を応援してくれてるK子さん
セネガル訛のフランス語を話す黒人の顔色が分かると言うKよちゃん、
辛口でロシアの政治を切るKazueちゃんには私が作成してるムービーの翻訳を頼んだ
在モス女子若手ホープでコスプレ担当のEちゃん等、
その他、金持ちロシア人やら、学生さんやら集まって
実際の所、私ら何人いるのかわかりません。^^;
でもね、ちょっと声を掛けただけで、こんなに集まる。
時間がない中で、何が出来るのか、みんな真剣そのもの。
震災を改めてロシア人に知ってもらおう
在モスの日本人にも心を寄せてもらおう
私達は311を忘れていない。
集まった気持ちを、少しでも多く被災地に届けたい。
「震災が風化してる?なんのこと?」
モスクワでは、それを看過しない。
昨年イベントに参加なさってた、元ボリショイバレエのソリスト
岩田守弘さんからも『頑張って!』と、応援のメッセージを頂いた。
3月17日(日)午後2時から、
会場は、プーシキン美術館付属情操教育施設《ムセイオン》。
詳細はFacebookのイベントページでご確認下さい。
http://www.facebook.com/events/555872167779245/
日々の進捗状況などはファンページで。
http://www.facebook.com/pages/Tears-of-the-Earth-モスクワ支部/594865147208598
また、Tears of the Earth の活動はこちらでご確認頂けます。
http://www.facebook.com/pages/Tears-of-the-Earth/115329245262383
現在、東京銀座では写真展開催中です。
本日は14時から追悼セレモニーが行われます。
モスクワで流す為に作っていたムービーを急遽セレモニーでも流すと言われ
東京仕様のモノを現在まだ作成中です。。。@午前6時。。。(間に合うのか。。。(ーー;))
東京にお住まいの方、お時間が許せばぜひ足を運んで下さい。
でも、とりあえず、今日11日は
体はモスクワだけど、気持ちは東北へ。
私も一緒に黙祷を捧げたいと思います。
そして17日は、心も体もモスクワで
出来るだけ多くの人の心を、東北に届けるべく
東北に思いを寄せるモスクワの仲間と一緒に
頑張る所存です。
在モスの皆様、どうか足を運んでやって下さい。
大切な事だから、もう一度いいます。。。w
モスクワは、311を忘れない。
2年目の、3月11日によせて。
りり拝