食品輸入禁止
2014年08月15日

食品禁輸措置が暴いた“外国ブランド”の実態

依然として食料品の不足は感じられないモスクワ。

モスクワのスーパーが輸入品で溢れているというのは、前回の記事に書いた通り。
これは、もちろん国内で不足している食品を補っているというのもあるけど
“輸入品の方が売れる”という側面もある。

私のような外人が、ロシア製品より輸入品を好むというのは
何となく理解してもらえると思うが、
実は、ロシア人のロシア製品に対する信頼度も低い。

国内産のお茶と海外ブランドのお茶が売ってて、
値段の差が経済状況の許容範囲内だったら、海外ブランドの物を買う人が多い。
そんなロシア人の心理を利用して作られたブランドの実態が
食品禁輸措置の施行により明らかになってきた事を
地元フリーペーパーのThe Moscow Timesが伝えている。

それらの“海外ブランド”は、どんなに輸入が厳しく禁止されても
ロシアのスーパーからなくなることはないかもしれないwww


例えば「Laimon」という清涼飲料水。

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3年前から売り出されているらしいが、ロシアでトップ5に入る人気なのだとか。
1993年に設立されたスイスのGreem Meという会社のライセンスの元に
ロシアのTver地域で製造されている。。。
。。。が、
スイスにはこのような飲み物はなく、この会社はロシア人によって作られたものw


そして、おそらく沢山のオフィスでも常備されている「Greenfield」。
“イギリスの”お茶ブランド。

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2003年にサンクト・ペテルブルクのお茶製造会社によって登録されている。
ここのウェブサイトは、ご丁寧にco.ukのドメインに作られているが
西ヨーロッパでこのブランドを見かける事はない。
ロシア人により、ロシア人の為に作られた“UKブランド”だ。


Jardin Coffee

Jardin

これもGreenfieldと同じロシアの会社によってスイスで登録されている。
もちろん、スイスでこの商品は売られていないし
そのウェブサイトはロシア語では完璧に見られるけど英語バージョンは機能していない。


「Unagrande Cheese」

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イタリアン・メイドに見える完璧なパッケージングだが
オーチン・ロシアンなブランドのUmalatによって製造されている。
UmalatのCEOによると
「ウォッカ以外の“メイド・イン・ロシア”は、
世界のどこよりもロシアで人気がない」のだとかw

(´-`).。oO(それはロシア人がロシア品質を世界のどこの人よりもわかっているからでぃすねぇ〜)


さて。。。
ここで私が長年疑念を抱いていた“あるブランド”に関しても
自信が確信に近づいてきましたよ、と。。。( ̄ー ̄)ニヤリ

2011年にレポートしたこの記事:

日本最良の品質「武士道」

この、“スイス・メイド”の“日本最良の品質”のインスタント・コーヒーは

ロシア人の、

ロシア人による、

ロシア人の為の、コーシーでぃすねっ!!
(; ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \




Import Ban Exposes Russia's Fake 'European' Food Brands(The Moscow Times)


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